2015年7月19日（日）〜1泊　　オートキャンプ in むじな


1990年代前半のオートキャンプブーム。

当時の小学生が、両親に連れられて来たオートキャンプ場は、

こんな感じだったのだろうか。。。



2015年夏・・・25年前の夏休みへ想いを馳せる。。。

「オートキャンプ in むじな」

・・・1990年8月オープン（オートキャンプ場ガイド調べ）ということで、

もうすぐ目出たく25周年ですか！



道志の中〜上流エリアのキャンプ場の歴史は意外と浅く、

長又（93年）、とやの沢（95年）、山伏に至っては（99年）と、

道志の森（65年）を除いては、まさにオートキャンプブームと共に産声を上げたようです。









道の駅「どうし」から、ほど近く、

「道志ファミキャン・ノスタルジア」は、ここだけ時間が止まったかのような姿を現しました。

早速、年季の入った管理棟で受付を。。。



料金も25年前から据え置きか？と思うような良心的設定です。

大人700円、子供500円、オートキャンプ2,000円。

合計3,200円からオートキャンプ場ガイドの10%引きクーポンで300円割り引いてもらいました。









郷愁を誘う、場内案内図。。。

このキャンプ場では、サイト案内図などの配布はありませんでした。

案内されたのは★印、B-17かな？

スクーターに乗ったおっちゃんに誘導されるスタイルです。



ちなみに、「花の森オートキャンピア」（93年）と隣接しています。（地図に追記しました。）

道志随一と謳われる「高規格・ジャグジー＆プール付きキャンプ場」です。

対照的なキャンプ場が並んでいますね。。。









さて、案内されたサイトはコチラ。

7月・海の日3連休、周囲の強豪が軒並み満員のなか、前日予約で空いていた「むじな」

過度の期待はしていませんでしたが、、、



「お〜、なかなかいいサイトじゃないですか〜！」

これも圏央道の火災通行止めで、大渋滞に巻き込まれて到着が遅れたおかげかな？（14:30到着）



早速、自宅待機の妻へ到着の電話報告を、小学1年生の娘から。。。

「あのねぇ、とってもいいサイトだよ。」

・・・小学1年ながら、25箇所ものキャンプ場を訪問してるだけあって、

サイトの善し悪しも瞬時に判断出来るようです。（爆）









いつものREVOタープLとアルマディ4で、設営完了。

サイトのサイズは、テントとタープを余裕で張れる大きさ。

広くていいですね〜♪











サイト横の通路から、マイサイトをパシャリ。











そして、サイトのすぐ下には、キャンプ場の名前の由来？・・・「むじな沢」が流れます。

なかなか見事なロケーション。











「むじな沢」・・・事前に調べたところ、枯れてたり、水質がイマイチ、といった前評判でしたが、

流石に台風影響の大雨直後、豊富な水量で心地よい流れとなっておりました。











設営も済んだことですし、どこか川遊びの出来る場所でも探しましょうか。。。

橋を渡った向こう側が、Dサイトになります。










Dサイトの炊事場・・・お湯は出ませんが、清潔に清掃されています。

ただ、気のせいか、排水が「むじな沢」に流れているような・・・

（真相は未確認）

ここに限らず、食器洗い前には、キッチンペーパーで良く拭き取るのは基本ですね。

（最近は１泊くらいなら、キッチンペーパー＆お湯で拭くだけで済ませてます。（汗））











こちらはDサイトのトイレ

左側は、もう使われていないトイレで、

右側のスダレが掛かっている方になります。











スダレの向こう側は・・・

洋式ですが、暖房便座は無し。

仮設っぽい感じで、まあ、老朽化は否めませんな。。。

ただし、清掃は普通にされています。



実は、このトイレ、

マイサイトの左斜め前方、むじな沢を挟んだ対岸に見えているので、

スダレで目隠しされてたんですね〜。

距離がある程度離れていたので、さほど気にはなりませんでしたが。。。









橋を渡り、Dサイトまで上がってきました。

２段くらいの広場サイトになっているようです。



なかなかいい雰囲気ですが、川へ降りれそうな場所も見当たらないので、

管理棟に戻って聞いてみる事にします。









管理棟の親切なおばちゃんに「足だけ水に浸かるくらいの場所ないですか〜？」と聞いたところ、

道志川本流を勧められたので、道の駅付近まで、降りてみることに。

道の駅は、キャンプ場入り口にある「トレーラーサイト」付近からこんな感じに見えてます。











トレーラーサイトから結構な急勾配を降りて行きます。

（一般道を挟んでいますが、まだ、ここも場内です。）











え〜！ココ車で降りられるの？！

うちのランボルギーニだと無理かな〜（嘘爆）











見えてきたのは、再下段のEサイト。

高さ的には、道の駅とほとんど同じでしょうね。

道の駅の対岸になります。



この日は、何かの団体さんがほぼ貸し切り？状態だったようです。









そして、このEサイトで驚くべきものを目にしました。

・・・最新型トイレ棟！



これはちょっとにわかには「むじな」のトイレとは信じがたいのと、

場所的には、Eサイトの端っこ〜道志川（敷地外）への通路らしきあたりにあったので、

ひょっとしたら、違うかもしれません・・・真相は未確認（スイマセン）

（でも、場内案内図の位置とは一致してるんだよな〜。。。）









Eサイトを抜けると・・・あれっ？！

あの緑色の構造物は！











道の駅から見える、お馴染みの吊り橋でした〜。

Eサイトは、本当に道の駅の対岸ですね。



道志川本流は、大雨影響で恐ろしい流れとなっておりましたが、

流れのほとんど無い、浅い水たまりに足を浸けて、涼を取る。。。

冷たくて気持ちいいですが、遊べるような場所ではありませんね。









さあ、サイトに戻り、グダグダしてるうちに夕食の時間となりました。

今日のメニューも安定の輸入牛カルビ焼き肉。

野菜不足対策として、サンチュも買ってきました。

サンチュがあると、一気に牛角っぽくなったな〜。



牛角っぽいのは・・・タレのせいか！（爆）









食べ過ぎたので、食後の腹ごなしに場内散策を。。。



娘が手にしているのは、新導入のスマイルランタン。

なかなかどうして、コスパ抜群の実力派ですね〜。









むじな沢のせせらぎの音だけを残して、夜は静かに更けていきました。

皆さん、22時就寝をきっちり守られてる印象でした。　素晴らしい♪



夜中は相変わらず、バイクの騒音が遠くで聞こえていましたが・・・

道志みちからは、結構離れているので問題無し。

久々の耳栓無し睡眠と相成りました・・・ヨカッタヨカッタ。









翌朝・・・管理棟横にある「むじなの名水」を汲みに行くため、場内散策を。。。

こちらはメインのAサイトですが、段々状に作られたプライベート感あるサイトが多いです。

サイトの広さも結構広いですし、満サイトではないため２サイト利用など、かなり融通は効きそうですね。












こちらは、場内唯一のコインシャワー。

男女各１室しかありません。。。

他の強豪と比較すると、お風呂も無いし、ここらへんが弱点ですかね〜。











これは管理棟横にあるトイレです。

Dサイトのより、こっちの方がキレイでしたね。　なかなか good♪











場内入り口付近にある「じゃぶじゃぶ池」です。

子供の膝くらいの水深で、安心して遊べます。

水は・・・「むじなの名水」なのでしょうか？

めちゃめちゃ冷たいです。











さて、こちらが噂の「むじなの名水」

地下水が湧き出ているとのことで、水質検査もばっちりされています。

角が無い、まろやかな水で、確かに美味しいです。

ちょろちょろ出ていますが、せっかちな人には横に蛇口が付いています。（爆）










マイサイトに戻り、早速「むじなの名水」で至福の一杯を頂きますか。。。



キャンプ場で飲むモーニングコーヒー、

特に、朝食前・空腹状態で飲むコーヒーが、本当に美味しいと感じる今日この頃。

皆さんは、どんなシチュエーションが一番美味しく感じますか？









そうこうするうちに、樹々の隙間から朝陽が顔を出し始めました。



この日は快晴で、下界では35℃を軽く超える猛暑日でしたが、

そこは森の中にあるキャンプ場・・・木陰は快適な気温に保たれていました。









遊び施設は「じゃぶじゃぶ池」だけですので、すぐに飽きないか心配したのですが、

小学1年の我が娘、パジャマから、いきなり水着に着替えて１時間くらい？

幼稚園児に紛れて随分エンジョイされたようで、よかったですわ。











チェックアウトは遅めの12時 ＆ 前日に13時くらいでもOKと確認済でしたので、

ダラダラと撤収に取りかかります。

REVOタープLを6本のポールで全開にしてますから、

サイト面積、かなり広いのがわかるでしょうか？











撤収をほぼ終えて、昼食を頂きます。

カップ焼きそばと前日のカルビの余りです。。。

（このカップ焼きそば・・・意外に旨かったです。おたふくソースって書いてあるやつ。）











12時前には8割ほどのお客さんが帰られたので、最後に、空になったサイトを少し偵察に。











Aサイトの奥には柵があり、向こう側は「花の森オートキャンピア」みたいですね。











これもAサイトですが、段差があり、プライベート感もばっちり。

なかなかどうして、いいサイトが多いです。











段差と石垣が印象的なキャンプ場です。

25年前に、結構大規模な造成が行われたのでしょう。。。



早めの昼食を終えた放浪親子キャンパー。

12時15分・・・口の周りにソースを付けて、帰路に就く。。。









キャンプ場銀座「道志」

中でも、絶対王者「道志の森」を背後に控えた立地条件は、不利と言わざるを得ないでしょう。

しかし、そんな条件下でも、日本のオートキャンプ文化と共に歩んで来た「むじな」の25年。

これからも我々キャンパーの一選択肢として、元気に営業を続けていて欲しいと思います。



「オートキャンプ in むじな」・・・道志ファミキャン25年前の姿がそこにはあります。

皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。。。








最後に恐縮ながら採点です。

料金　　：★★★★☆　　親子２人で3,200円。オートキャンプ場ガイドのクーポンで300円引き。
写真映え：★★★★☆　　雑木林に囲まれた、なかなかのロケーション。
遊具　　：★★☆☆☆　　じゃぶじゃぶ池くらいですかね。
　　　　　　　　　　　　夏期以外用に、何か遊具があればいいのですが。。。
炊事場　：★★★☆☆　　お湯は出ないが、清潔です。
トイレ　：★★★☆☆　　Dサイトのトイレは、ちょっと古かったですね。
　　　　　　　　　　　　管理棟の横は、なかなか良かったです。
風呂　　：ーーーーー　　シャワーが男女各１室と少なめ。
　　　　　　　　　　　　ただし、行列が出来るわけではなく、
　　　　　　　　　　　　皆さん道志の湯でも行ってたのかな？
薪　　　：ーーーーー　　今回はスルー。道志標準だと思います。
　　　　　　　　　　　　もう暑いので、しばらく焚き火はいいですね。。。
ゴミ　　：★★☆☆☆　　炊事場に生ゴミ捨てあり。
　　　　　　　　　　　　道志３連チャンで、もうゴミの持ち帰りは、慣れました。（爆）
安心感　：★★★★☆　　道の駅の近く、隣もキャンプ場ということで、
　　　　　　　　　　　　特に不安はありません。
総合　　：★★★☆☆　　A,Bサイト利用なら、サイト構成は文句なしでしょう。
　　　　　　　　　　　　設備は全般的に古めです。
　　　　　　　　　　　　まさに、「道志ファミキャン・ノスタルジア」
　　　　　　　　　　　　25年前にタイムスリップしたかのような場内設備は、
　　　　　　　　　　　　そのままがいいのか？　更新された方がいいのか？
　　　　　　　　　　　　お風呂と遊具が新設されたら、大人気キャンプ場になりそうですが。。。
　　　　　　　　　　　　次の25年に期待しましょう♪