2017年5月3日（水）〜2泊　　無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場


GWキャンプ、2日目の午後

ビビリの放浪親子キャンパー・・・遂にこの看板の先へ初潜入します。。。




↓前編はコチラです

平地よりも一月遅く迎えた春の気配を感じながら、

美しい湖畔の遊歩道を進みます。


一見のどかな風景ですが、放浪親子キャンパーの脳裏には、

あの貼り紙が思い浮かびました。











昨年6月、バラギ湖北岸遊歩道でのクマ目撃情報・・・まさにここです。


過去数年を遡ると、クマの目撃は一度や二度ではありません。

毎年決まって「えさ釣り池」付近に出没していますが、昨年8月には入浴施設「湖畔の湯」付近でも

出没したようです。→そのときのお知らせ


昨年からすっかりクマ恐怖症の放浪親子キャンパーは、クマについて色々な文献を読み漁り、

これらの出没に関して、ある仮説を立てていました。。。











・・・ということで、ひとりMAX警戒モードで、えさ釣り池方面へと向かいます。

放浪親子キャンパーの心象とは裏腹に、

湖面へ陽光がキラキラと反射し、実に美しい風景です。











しかし、景色に見とれてばかりも居られません。

何時、茂みから黒いアイツが出て来ないとも限りません。

しかも、おあつらえ向きに、遊歩道の横は熊笹？の群生地帯。












白樺にくくり付けられた「熊出没注意」の札は、新しく刺激的で、

それが決して風化した警告でないことが、ひと目で認識出来ます。


・・・が、さらに先へと視線を移すと、

何やら、のんきそうにたくさんの人が居ますが・・・











ほうほうほう、これが有名なえさ釣り池ですか。

池の周りにはGWらしく大勢の人が居て、あまりクマ警戒モードではないようですね。。。











池へは、この沢が注ぎ込んでいるようです。

そして、この沢はバラギ湖の水源でもありそうです。

流石に、ここから更に上流へ行くのはヤバそうですね。












池は浅く、水深50cmほどでしょうか？

魚影も濃く、死んだ魚の姿も見えます。


私は自身の仮説を思い出しました・・・この池は、クマの漁場になっているのでは？











現代のクマの生態を見事に捉えた、名作写真集「となりのツキノワグマ」

この写真集を見ると、如何にクマがエサの収集にどん欲で、

簡単においしいエサが手に入るならば、人里への出没も躊躇しないかがよくわかります。


このなかで、ニジマスの養魚場から、北海道の木彫りのクマのように

見事にマスをかっさらう姿が鮮明に撮影されていますが、

このえさ釣り池も条件的には近いものがあるのではないでしょうか？





・・・あくまでこれは、私の勝手な妄想ですので、事実はどうなのかわかりません。

しかし、毎年クマ出没情報があることは事実ですし、無印キャンプ場では子供の一人歩きは禁止されているので、

それは当然守らなければなりませんね。









このえさ釣り池ですが、テントサイトとは、かなり離れた位置にあります。

池の向こうにバラギ湖が広がり、その遥か彼方、向こう岸に見えている斜面が、

カンパーニャのテントサイトになります。

これだけ離れていますので、怖がり放浪親子キャンパーでも、安心してテント泊出来るのです。。。











えさ釣り池への探索から無事生還した放浪親子キャンパー（大袈裟です）

お次は、草原で展示されているキャンパルジャパンのテント群を少し見てみました。












やはり気になるのは今年の新作・・・トレスです。

bergansのwigloからヒントを得たような形状ですが、そこは痒いところに手が届く日本メーカー

３つの入口全てにメッシュ付きで、あらゆるシーンで重宝しそうです。











別売りですが、ハーフサイズのインナーテントというのが、またいいね〜♪

内部は通常のワンポールより遥かに広く居住性は抜群。

若干幅が広いことと、純粋なワンポールではないので耐風性能が？（ハテナ）なところが難点ですが、

かなり汎用性の高い幕であることは間違いないでしょう。。。












さて、そんなこんなしているうちに、娘がアウトドア教室から戻って来ました・・・

というか、迎えに行きました。（子供の一人歩きは禁止です）

午後の部は、「石釜で作るベイクドチーズケーキ」

・・・完全に美味しそうです。











早速おやつにチーズケーキを食したら、またまた本日もぴのこ家カーで温泉へ。

この日は放浪親子キャンパーが、まごまごしているうちに、

わざわざマイサイトまで車で迎えに来て頂いてしまいました・・・本当に恐縮です。



さて、こちらの秘湯の効果かわからないのですが、

どうもキャンプから帰って来てから、いまだに手の感覚が少し違うんです。


なんだかちょっぴり指紋が薄くなったような、手がすべすべになったような。。。

おっさんながら、ほっぺたもスベスベする気がしますし、

温泉効果でそんなことあるのでしょうかね？？？










ということで、温泉でホカホカスベスベになった放浪親子キャンパーは、

桃井さんの口調を真似して


「ゆ　あ　が　り　タ　マ　ゴ　は　だ」


と呟きつつ、（爆）

マイサイトでスペアリブを焼きます。（←またかい！）



実は前回カンパーニャの自身のレポで、スペアリブを焼いているのを見て

無性に食べたくなったから、2日分仕込んで来たのです〜（2日目分は冷凍で持参）


だが、しかし！


やっぱり2日連続は飽きますね・・・









この日は、前日炉端大将で焼くのに苦戦したので、

炭火大将（ただの炭）で焼きました。


・・・焼き上がる直前に、例の口調で「エスケートゥ」と呟いたとか、呟かなかったとか。。。












スペアリブを焼き上げたところで、ぴのこさんのサイトへお邪魔〜♪


スペアリブの他に、アボガド＆トマトの適当サラダと、前日薫製にしなかった残りのハムも持参

・・・って、薫製にしない方が美味しかったりして！（爆）












ぴのこさんちの本日のメニューは、しゃぶしゃぶでした。

（左：まだ作る前の写真しかなくて、スイマセン・・・）

〆の、おうどんまで、大変美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。












食事が終わり、焚き火にまつぼっくりを入れて観察する子供たち。

ぴのこさんの娘さん、うちの子と４歳差あるので、小さくってとってもかわいい。

両膝に添える手とか・・・何気ない素の動作がかわいいです。












そのあとは、みんなで焚き火を囲んで焼きマシュマロタイムへ。。。

ここでぴのこさんの旦那様が、焼きマシュマロの名人で、なんと約2倍の大きさに膨らませてしまう技に

放浪親子キャンパー親子共々大興奮♪


ぴのこさんの旦那様、かなりの焚き火ニストで、

なんでも少年時代からベランダにかまどを作って焚き火をしていたとか？

・・・危ないので真似しないように！（爆）



ぴのこさんファミリー、とっても素敵で優しいご夫婦と可愛い盛りの娘さん

こんな爽やかなファミリーのキャンプに、怪しい放浪親子キャンパーを快く迎え入れて頂き

本当にありがたい限りです。

と、同時にブログをやっていた良かったな〜と思える夜でもありました。。。



こうして2日目の夜は更けていきました。



お互い子連れですので21時には解散し、自サイトへと戻ります。

前日寝不足だったせいか、すぐに眠れた夜でした。。。









・・・最終日


早朝、トイレに行きたい娘に起こされ、眠い目を擦りながらトイレに付き合いますが、

草原の向こうの朝焼けと、赤く染まる四阿山に、私は今回のキャンプの成功を確信しました。














過去に、GWのカンパーニャで強風に遭遇したことのあるキャンパーなら、

今回のGWの天気、にわかには信じがたい気持ちだったと思います。

それほどに穏やかでキャンプ日和の3日間となりました。











青い空と印象的な形の白い雲、雪が残る四阿山に、バラギ湖

そしてテントで埋まったカンパーニャの草原サイト。

これら全てが揃ったとき、GWキャンプは完成形を迎えます。


GWキャンプは数あれど、間違いなくトップレベルの満足感がここにはありました。












朝の景色に満足し、この2泊3日を振り返りながら

最後の朝食に炉端大将で魚を焼きます。











残っていたハムと白身魚の粕漬けを、白ご飯と共に頂きましょう。











最高のロケーションで頂く、朝食後のデザート。

今回のキャンプで、この子の記憶には何が残ったのでしょうね。。。











たぶん、あれだな・・・


ヒィ〜！（爆）


（ぴのこさん、写真お借りしました）









2017GW・・・素晴らしい天気とロケーション、そしてキャンプ仲間に恵まれて

最高のGWキャンプを過ごすことができました。


また来年も来ようかな〜・・・？（謎）



ぴのこさん、ご家族の皆様、大変ありがとうございました。。。




★怒濤の源泉ブロガーぴのこさんのレポはコチラです・・・①　②　③





（おしまい）