2017年5月3日（水）〜2泊　　無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場


例年強風に見舞われるGWのカンパーニャですが、

今年は全く様相が違ったようです。


快晴無風で迎えた3日目の早朝、

カンパーニャの大草原を、優しく暖かい朝陽が照らし出しました。


高原で迎えた、これ以上無い穏やかな朝は、

キャンプの神様からのプレゼントだったのかもしれません。。。

放浪親子キャンパーの2017GWは、紆余曲折の末、

GWとしては2年ぶりのカンパーニャへ。


連休名物の事故渋滞にハマりながら、自宅から6時間かけてようやく到着。。。











管理棟内は、GWの準備万端。

山積みの薪が出迎えてくれます。

価格は強気の600円・・・高いです。











売店の品揃えが豊富なことで有名な無印のキャンプ場。

燃料も各社のOD缶やCB缶、ホワイトガソリンに木炭と、

フルラインナップで忘れ物時も安心です。











さて、今回のサイトは草原サイトの上の方、G14

毎度お馴染みのキャンセル空きを予約したわけですが（爆）

サニタリーも近くてなかなか良いサイトでしたな〜。


・・・が、人気の場所の宿命か？

芝生がハゲハゲ（汗）











連泊ですので、タープも張って設営完了〜♪

サイトは広々の区画サイトですので、張れないテントはまず無いでしょう。











・・・隣の芝は青い。












さて、設営もそこそこに、同日程で滞在予定の「怒濤の源泉ブロガー」ぴのこさんに初めましてのご挨拶。


昨年キャンプを始めたばかりながら、脅威の出撃頻度で、訪れたキャンプ場は早くも20箇所近くでしょうか？

もう、そのキャンプ熱は完全に暴走気味ですが（爆）

放浪親子キャンパーの目の前に現れたのは、その暴走ぶりなど微塵も感じさせない

爽やかセレブなご夫婦でした。











ぴのこさんといえば、キャンプと源泉巡りの融合をテーマにされている方ですから、

どこの温泉へ行かれるのか、非常に気になっていました。


しかし、初対面でいきなり　「いっしょに温泉行きましょう！」

とも言えませんので、シャイな放浪親子キャンパーは、モジモジしていました。（爆）



が、その微妙な空気を察してくれたのか、秘湯巡りにお誘い下さったので迷わず挙手

更には、少人数（父＆娘）であることをいいことに、ぴのこ家カーに同乗させてもらうことに。。。



送迎ガイド付きの秘湯巡り・・・最高です。



初対面ながら、車中ではあんな話題やこんな話題で盛り上がり・・・

20分ほどで到着したのはコチラの秘湯。

やらせのような赤ポストが印象的な「秘湯」の香りがぷんぷんする建物です。











古いながらも綺麗に清掃された脱衣所の先にあった浴室は・・・カオスな雰囲気漂う、源泉かけ流しの浴槽


「”湯の華”の清掃は、30年前に諦めました」


と言わんばかりの床と壁、そして浴槽。

シャワーは無く、天井からパイプが2本・・・1本はお湯で、1本は水が流れ続けています。


初めての秘湯で勝手の分からない放浪親子キャンパーは、

ぴのこさんの旦那さんを見よう見まねで入浴しました。


肝心のお湯の方は、さすが源泉かけ流しの塩素消毒無し、ということで、

癖の無いス〜ッとした化粧水のようなお湯・・・やはり本物は違います。












さて、送迎付きの温泉でさっぱりして自サイトに戻ると、

ひとり夕食の準備に取り掛かります。

娘はぴのこさんサイトにお邪魔中。。。


四方をファミリーに囲まれ、ひとり炉端大将で大量のスペアリブを焼く放浪親子キャンパー

・・・怪し過ぎます（爆）











最近個人的にブームの薫製とスペアリブを焼き上げると、

かなり離れたぴのこさんサイトへと向かいます。












異様な雰囲気漂うマイサイトとは異なり、こちらは一転、楽しくお洒落なファミキャン仕様。

卓上には所狭しと見た目も鮮やかな料理の数々が並びます。

そして、しっかりと一眼レフで写真を撮影中のぴのこさん・・・さすがです。











ぴのこさんが作って下さったメニューは、ビーフシチューをメインディッシュに、サラダやら何やら・・・

非常に品数豊富な夕食となりました。

どれも美味しく頂き、お腹はパンパン・・・ごちそうさまでした。











食後には、ぴのこさん自慢のネルドリップでコーヒーも。。。

ルミエールランタンもいい味出しています。











食後は大人3人で焚き火を囲み、キャンプナイトを楽しみました。


普段、ブログではやり取りしていない、ぴのこさんの旦那様ですが、

とてもフレンドリーな方で、話題もこちらに合わせてくれます。

おかげでさまで、非常に心地よい時間を過ごすことができました。


こうして楽しい1日目の夜は更けていきました。。。











・・・そして迎えた、2日目の朝













炉端大将で鮭の西京漬を焼き、ゆっくりと朝食を頂きます。













朝から気持ちよく晴れているので、7時になるのを見計らい

湖畔のボートハウスへと向かいました。











ここには、1時間756円（人数により異なる）で楽しめる「非日常」があるからです。

そして、朝のバラギ湖は、鏡面のベストコンディションで出迎えてくれました。











ライフジャケットを身に付け、颯爽と湖上へと漕ぎ出します。

べた凪の湖面に、四阿山（あずまやさん）とバラギ高原の青い空が映り込み、

いやがうえにもGW気分が盛り上がります。











四阿山の反対側へと視線を移すと、カンパーニャの草原サイトが視界に飛び込んで来ました。

湖上から眺めるサイト群は、何故だか見る者に優越感を与えます。。。











レンタル時間は1時間ありますが、さほど広くないバラギ湖ですので15分もあれば1周出来ます。

ということで、娘が船酔いしないうちに早々に帰港しました。











快晴の中、湖畔の遊歩道を通ってマイサイトへと帰りましょう。

今日は気温も高くなりそうです。。。












この日の天気は快晴で、なんとなく張っておいたタープが大活躍です。

虫は少ないが、日差しは強いという、まさにオープンタープ日和の中、

連泊キャンプのゆっくりとした午前の時間を過ごします。











五月晴れのカンパーニャは、その実力を如何なく発揮します。

青い空と、残雪が美しい四阿山を望むこのロケーションは、

やはり晴天でこそ、心から楽しむことが出来るのです。











さて、午前中、娘は無印名物のアウトドア教室へ。

これは「羊毛で作るマスコット」でしたかね？

ひよこのくちばしが、ちょっと下過ぎる気もしますが、

かわいいものが大好きな年頃ですので、本人は楽しめたようで。。。











昼食はレトルトカレーも準備していましたが、ごはんを炊くのが面倒になって

結局こうなる。。。


たまには趣向を変えての Cup Star 縛り

懐かしいCMフレーズ通り、「食べたその日から〜♪　味の虜に〜♪」なったかどうかは不明。。。（爆）











午後も娘はアウトドア教室へ出かけたので、暇なお父さんは場内の散策をすることにします。


まず目を惹いたのは、草原最上段に新設されたVサイト。

別料金5,400円が必要ですが、ここからの眺めは格別でしょう。

ただし、サニタリーは遠く、背後にはサッカーグラウンドもあり、昼間は賑やかそうでした。











私が、カンパーニャを前回訪れたのは昨年の7月になります。

その時は霧に包まれて、まるで様相の違う場内でしたので、

そのイメージを思い起こしつつ、快晴5月のカンパーニャを散策します。





まず、場内の通路とサイトの間にある植栽は、5月時点ではまばらですが、

7月にもなると、葉が青々と茂りサイトによってはかなり眺望を遮られます。


5月



7月










林間サイトも、今はまばらな状態が7月には一転、

緑が生い茂り、森の生命力を強く感じます。


5月



7月（場所は上写真と違いますが。。。）











こちらは草原サイト最下段のDサイトあたり。

このあたりは、あまり背の高い植栽が無いので、7月でも眺望は確保されそうです。


5月



7月










今回驚いたのは、お隣の「バラギ高原キャンプ場」の混雑具合。

車乗り入れ不可のフリーサイトですが、かなりの数のテントで埋まっていました。


この場所に限らず、7月は四阿山の姿を見ることは、ほとんど出来なかったと記憶しています。

また見えたとしても、やはり残雪のある5月の方が美しい山並みを楽しめそうです。


5月



7月










さて、この日の気温はぐんぐんと上がり、20℃を超えていたのでしょうか。

初夏の陽気のなか、バラギ湖畔の遊歩道へと歩を進めます。












こちらはバラギ湖をせき止めている堰になります。

バラギ湖は人造のせき止め湖ですので、この位置の反対側から自然河川が流入し、

ここから溢れた分の水が流出しているのです。











湖を半周ほど回ってボートハウスを通り過ぎると、お馴染みの看板の場所まで到着しました。

カンパーニャといえば、忘れてならないのがクマ出没情報。

その出没スポットは、決まってここから先「えさ釣り池」付近となっています。


過去2回の訪問では、この看板より先に進むことは躊躇していましたが、本日は身軽な独り身。

快晴の散歩日和でもありますので、意を決して、クマ出没ゾーンへの初潜入を試みることにします。。。







（つづく）





↓後編upしました







↑ビビリの放浪親子キャンパー愛用鈴