2017年10月7日（土）〜2泊　　無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場


上信越道・碓氷軽井沢ICからの距離・・・実に46km

途中、有料道路を使用しても、たっぷり1時間はかかる「僻地」に

そのキャンプ場はあります。



しかし、その苦労に見合う対価があるから、キャンパーはこの地を目指すのでしょう。



無印良品 カンパーニャ嬬恋



唯一無二の草原サイトを擁する、この大型キャンプ場に現れたのは、

少人数ファミリー・フルメンバー。


放浪親子キャンパーの2017秋キャンプは、まさかのリアル・ファミキャンで開幕です。。。

8月お盆休み以来、およそ2ヶ月ぶりのキャンプとなった10月の3連休。

どういう風の吹き回しか、珍しく家族3人揃っての出撃となりました。

3回目にして、初の！

連泊リアルファミキャンです。



3連休初日ながら、悪天候が幸いして、目立った渋滞も無く

到着したのは14時少し前。

今年のGWにも来たばかりですが、初の10月カンパーニャです。











今回のサイトは、草原サイトのほぼ中央に位置する F16


カンパーニャには草原サイトと林間サイトが存在しますが、

やはり、「らしさ」を求めると、草原サイトを選びたくなります。



草原サイトの区画数は、全部で140ほど。


カンパーニャの大きな特徴として、その数多いサイトのほとんどで

このキャンプ場のロケーションの良さを享受出来、

更にはサニタリーもそこそこ近い、ということが挙げられます。


特にサニタリーが多いことによる利便性は、同じ無印の津南と大きく異なり

カンパーニャが有利な点です。










・・・14時の到着から、ゴニョゴニョと、、、

連泊なので装備もガッツリ、タープも含めて設営完了は、2時間後。

久々のロングドライブも相まって、かなりお疲れの放浪親子キャンパー。



でも、でもですよ。

ほんと、カンパーニャはオートサイトで助かります。

このロケーションの草原サイトで、広めの区画サイト、さらにはオートキャンプって、、、

パッと考えても、なかなか思い浮かばない。。。



やはり、ここは唯一無二の草原サイトを誇るキャンプ場ですね〜。










今回はローベンス・ミッドナイトドリーマーに付いていたタープ連結用？のリングを用いて

REVOタープLを、テントに無理矢理連結してみました。



前面フラップが、超巨大になった感じで、なかなか使い勝手良好でした〜。











さて、この日は天気予報通り、雨のち曇りの冴えないお天気。

設営も終えたので、草原側に新設されたサイトの偵察へと出かけます。











こちらはEサイトとFサイト間の通路ですが、、、

Fサイト前面の植栽は、この時期かなり茂っています。

Eサイトの方が、下段ながら前面の植栽が少なく、見晴らしは良さそうでした。











EとFの間の通路を草原側へと進むと、従来は一番端だったF27が見えてきました。

ここは、平らで広くて、見晴らしも良好。

かなりいいサイトですな〜。



ちなみに、初日は雨天影響か？3割くらいは空いていましたね〜。

クマ騒動でキャンセル料もかからないので、結構キャンセルが出たようですな。。。










そして辿り着いたのは、草原新設サイトのひとつ、E32

自サイトより遥かにいいサイトが空いていると、ちょっぴり複雑な気持ちになりますね。











多少の傾斜はあるのでしょうが、それを補って余りある開放感。

草原サイトのボール遊び被弾の恐怖感は多少ありますが。。。（汗）











場内の偵察も終え、初日のメインイベントである夕食の準備を始めます。


今回は、初めてキャンプで串揚げをやってみようと、出発前日仕事の後、

帰宅途中にスーパー2軒を廻り、大量の食材を買い込んで来ました。



食材は、食べ放題チェーン店の「串家物語」からヒントを得ています。（爆）

・・・あれ、思ったのだけど、食材費用、かなり安そうだよね。。。










準備した食材は・・・

・マッシュルーム
・ハムチーズ
・ちくわチーズ
・シウマイ
・オクラ
・ホタテ貝柱
・うずら卵

これら、串揚げの仕込みを、家族全員でやるのは、なかなか楽しかったです。

この楽しみは、ファミキャンならでは♪











・・・と、夕食の仕込みを終えた頃だったでしょうか。

何やらゴロゴロ遠くで音がすると思っていたら、まさかの雷雨襲来。

結構な土砂降り＆雷鳴で、慌てて車に避難しました。


30分ほどは、車内に居たかな〜・・・ここの天気は変わりやすいですね。











管理棟で購入した薪も、タープ下に避難です。

ちなみに一束600円・・・結構高い。











その後、雨は降ったりやんだりでしたが、ひとまず雷は鳴り止みました。

辺りは一気に暗くなり、いよいよ串揚げタイムに突入です♪












今回準備したソースは2種類。

オーソドックスな中濃ソースと

「串家物語」のチーズソースをイメージした「チーズドレッシング」です。（爆）












揚げ油は、600g丸ごと1本を使用します。


揚げ物自体、生まれて初めてのチャレンジですが、これだけあれば大丈夫でしょう。











10インチのダッチオーブンは、カセットフーにセットしましたが、

やはり、輻射熱によるボンベの爆発には十分留意する必要があります。


他には、バッター液と細かいパン粉をたっぷり準備しました。

バッター液は、卵１個＋小麦粉（おにぎり1個くらいの量）＋水を加えながら「緩さ」を調整しました。



さあ、カセットフーに着火し、数分経過。

何やら奥様が割り箸を油に突っ込んで、「もう大丈夫」と言うので、

いよいよ仕込んだ串を投入です！















さあ、出でよ！
マイ・ファースト・キャンプ・串家物語〜っ！（爆）









・・・
















浅い！

浅いわ〜！

絶対的に浅いっ！（爆）


10インチダッチオーブンに600gの揚げ油・・・少な過ぎ！

倍の量は欲しかったね〜。

マッシュルームもシウマイも半分しか浸かってないし。。。









途方に暮れる放浪親子キャンパーを尻目に、

何故か、串揚げに最も似つかわしくない調理器具・・・トングを取り出す奥様。















（動揺して、ウルトラ手ぶれ）












ポチャ〜ン・・・って（爆）


まさかの、串揚げ・最大の特徴である「串を手で掴める」という特徴を完全排除し、

串揚げ界のタブー、禁じ手である「秘技・串倒し」で、この難局を乗り越えるつもりか〜っ！


・・・さすが、奥様（爆）









・・・で、数分後。



もぐもぐもぐ・・・って、、、

結構普通に美味しく食べれました〜♪


キャンプで串揚げ、サイコ〜

（・・・単純です（爆））








少ない油でしたが、まあなんとかなるものですな〜。

加熱不要な食材が、半分くらいあったのも助かったかな。


そして、3人家族にはオーバースペックだった、天ぷら鍋としての10インチダッチオーブンですが、

揚げ物素人の適当な温度管理にも関わらず、何故か全く周囲に油はねしないという

「魔法の鍋」の実力？を、3年越しで遂に発揮。（爆）

これには奥様も驚いておりました。

（ただ、油が少なかったからか？（謎））



せっかくですので、各食材の串揚げ結果を一言インプレ・・・

・マッシュルーム：なぜか水っぽかった。イマイチ。（水で洗ってません。拭いただけ。）
・ハムチーズ：簡単、うまい。Aクラス。
・ちくわチーズ：割いてから、ハム同様クルクル巻きにした。ハムよりボリューミー。当然うまい。
・シウマイ：ジャンクフード感が最高。ボリュウムもある。
・オクラ：長いからやや揚げにくい。味は普通。
・ホタテ貝柱：文句なしにうまいが、1パックの量が多い。
・うずら卵：衣がツルッと取れやすい。一工夫必要か？









・・・食後は、管理棟で購入した400円オーバーの高級マシュマロを使って、

ぴのこさん旦那様直伝の「本当の」焼きマシュマロを楽しみました。



「本当の」焼きマシュマロが焼き上がる所要時間は、5分以上。

焚き火の炎に近づけ過ぎず、遠過ぎない位置をキープし

ひたすらクルクルと回し続けます。



徐々に大きくなるマシュマロは、ある瞬間、竹串に刺した状態がぐらぐらと

不安定になるのですが、どうやらそれが出来上がりの合図。



口に入れようとした時に、あなたはまず、その有り得ない大きさに驚くことでしょう。



外は薄皮1枚がカリカリに、中は全部が完全に溶けて超クリーミーに♪

カニクリームコロッケのマシュマロ版と考えれば、イメージと合致するかもしれません。

皆様も是非お試し下さい♪









・・・こうして、3回目のリアルファミキャン

第一夜「カンパーニャ嬬恋・串家物語（爆）」は、多少のハプニングを乗り越えつつ

楽しく更けていきました。












月明かりと、草原サイトの彼方に光るランタンの灯が、印象的な夜でした。。。








（後編へつづく）



↓後編UPしました








↑いよいよ覚醒？魔法の鍋