「あ〜、腹減った。」
連休名物の事故渋滞やら、他のキャンプ場徘徊やらで、
すっかり到着が遅くなってしまいましたわ。。。
到着後3分、まさに「道志渓谷」を見渡す景色の良いサイトで、
ダイエー津久井店の高級?寿司を仲良くシェアする放浪親子キャンパー(爆)
(あ、写真を撮ってる隙に、俺の好きな穴子が!・・・)
本日のサイトは、川沿いの(たぶん)人気サイト6番です。
3連休とはいえ11月も下旬。
予約無しの当日飛び込みでも、結構いい場所いけましたね♪
サイトからの眺めは、、、
右手に両国橋を望み、
左手は、道志川が直角に折れ曲がる岩場。
(岩場の下は相当えぐれてそうですね。)
正面には、山間を蛇行する道志川と対岸の音久和キャンプ場が見えています。
道志みち沿いのキャンプ場に泊まるのは、ここで8箇所目ですが、
ここまで開放的な景色は初めてですね〜♪
(ここはギリギリ山梨県だけど、神奈川県側では、これがスタンダードかな?)
が、料金も道志では初めて、という高水準で若干焦りました。
人数制ながら親子2人で、4,500円。(風呂は別料金)
サイトによっては、500円くらい安くなるようですが、
料金も神奈川県側スタンダード?
サイトの前には階段があり、安全のために柵もあります。
(この先はチェーンで封鎖されていましたが、夏期は直接川へ行けるのかな?)
さて、昼食を終えて設営を。。。
うっ、地面が硬い。
ソリステ30が、10cmくらい入ったところから、強烈な何かにぶち当たる事、数カ所。
いやはや、これはなかなか手強いですぞ。
100均ハンマーの限界をも感じさせる、脅威の超硬サイト。
「このキャンプ場、ひょっとしてスノピと提携してるんじゃないか?」と勘ぐったりして(爆)
スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク30(6本セット) (amazon)
しかし、ここであんまり途方に暮れていると、頭上を舞うハゲタカに狙われますのでご用心。。。
いや、ただのトンビですけど、明らかにキャンパーの食べ物を狙ってましたね。
そんなプチ葛藤があり、設営完了〜♪
サイトの広さはテント+タープが張れる大きさです。
地面が硬い事を除けば、スーパーフラットで張りやすいサイトですね。
思えば「道志紅葉前線」を追いかけた2015年・晩秋。
10月下旬の「奥道志」に始まり、11月中旬の「道志の森」ときて、
締めは11月下旬のこちら「道志渓谷キャンプ場」
場内の紅葉というよりも、山の色の変化を楽しめるキャンプ場ですが、
お隣サイトに、丁度きれいな橙色のモミジがありました。
設営を終え、薪を買いに行くついでに、「第2サイト」を偵察してみます。
「第2サイト」は、管理棟の前から、坂道を上っていきます。
位置的には、R413 道志みちの例のヘアピンカーブを曲がらずに
直進した辺りでしょうか?
一番手前の2〜3サイトだけ、常連さんらしきお客さんで埋まっていましたが、
奥の方はご覧の通り。。。
川沿いのメインサイトと打って変わって、かなり寂しげ。
写真には撮りませんでしたが、何かでっかい貯水タンク?みたいなものも並んでいて、
雰囲気的には結構微妙な感じでした。
夏はこちらの方が涼しいのでしょうが、
やはり、このキャンプ場のメインサイトは川沿いですね。
奥に見えているのは、自慢の露天風呂。
別料金(大人300円、子供200円)& 寒そうだったのでやめておきましたが、
これは結構良さそうですね〜♪
人気のキャンプ場ならではの設備です。
管理棟で購入した薪はこちら。
1束400円・・・あれ?道志村スタンダードより100円高いですね。(汗)
ついでに設備の紹介もしておきましょう。
こちらは川沿いメインサイトにあるトイレ棟。
私営キャンプ場としては珍しい、打ちっぱなしコンクリートですね。
中は小ぶりながらも、きれいに清掃されています。
便座も暖房便座で、結構新しいです。
さすが、人気キャンプ場のトイレは安心出来ますね。
こちらはトイレ棟の隣にあったコインシャワー。
さほど新しくはありませんが、広々していて使いやすそうです。
ゴミ捨て場。
燃えるゴミは、持ち帰りですが、
ビン、缶、ペットボトル、消し炭は、こちらで捨てる事が出来ます。
(生ゴミは炊事場で捨てれます。)
川沿いのサイトから、一段上がった場所にあるピザ釜。
予約は必要ですが、使用料は350円と良心的。
350円で何枚焼けるかは・・・管理人さんに聞いてみて下さい。
こちらは炊事場。
ピザ釜同様、一段上がった場所にあります。
数はかなり多いですね〜。ずら〜っと並んでいました。
キレイですが、お湯は出ません。
でも、お湯のサービスがあります・・・それは後ほど。
メインサイトから見上げると、山の斜面が秋らしく色付いていました。
この時期の道志みち沿い至るところで、このような景色に出会えます。
7〜8番サイトの間から、川原に降りる事が出来ました。
柿にふらふらと引き寄せられる、我が娘。
どれだけ食べ物が好きなんだ。。。
川の水質は、、、
う〜ん、石のコケの付き方といい、やはり山伏あたりと比較すると、
明らかに「中流域の川」という感じはしますが、そこそこキレイですね。
キャンプサイトは、ご覧のように護岸の上に並んでいます。
これがサイトからの眺めがいい理由ですね。
さて、昼間はポカポカでしたが、流石に夕方からは冷え込み、
テントの中でゴロゴロしているうちに夕食の時間になりました。
毎度お馴染み、冷凍チャーハンから。。。
2分で出来て、お腹にたまる、ずぼらキャンプ飯の鉄板メニューです。
いちおう炭火も熾して、こちらも定番の「豚肉の味噌漬け」
・・・いつも食べてから思うけど、これは白ご飯と食べたいな。(爆)
秋冬キャンプ、冷たい水で食器を洗うのは、苦行のような苦しみがあります。
しかし、こちらのキャンプ場の真心サービスをご覧下さい。
炊事場の横で、大きな寸胴鍋にお湯をたっぷり沸かしてくれていて、
ここから必要な量を備え付けの金だらいに注いで、各自で使うシステムです。
これは初めての経験ですが、非常にありがたいサービスですね〜。
夜は、暗くなった道志川を眺めながら、一人焚き火を楽しみます。
川のせせらぎのおかげもあるでしょうが、皆さんマナーもよく、非常に静かな夜でした。
いつも通り、22時で就寝。。。
一人焚き火は22時までやれば十分です。
先ほど、「静かな夜」と書きましたが、それはキャンプ場のお客さんのことでした。
この晩は、夜通し爆音バイクが行ったり来たり。
いや〜、ほんとにうるさくて、久々に耳栓装着してしまいました。
こちらのキャンプ場、見晴らしがいい分、音の抜けもよく、
山伏とかに比べて、1台のバイクでも長時間、音が響くんですよね〜。
道志村もキャンプ場は大きな観光の柱だと思うので、
土曜の夜中はスピード違反の取り締まりをしてもらいたいですね。
毎週やれば、爆音バイクも減るんじゃないでしょうか。。。
翌朝。。。
気付けば、メインサイトは、ほぼ満サイト。
中央はパブリックスペースで、日中は子供たちが走り回っています。
まったりしたい人には、ちょっと落ち着かないかもしれませんが、
ここは、ファミリーキャンプ場ですからね。
バンガローも数棟建っています。
こちらの方が、壁があるから夜中も静かかな?
パジャマ姿でトボトボとテントから出てきた娘。。。
父親の趣味に毎度付き合わされて、どう思っているのでしょうか。
今回は、前回のグルキャンがよほど楽しかったらしく、
見ず知らずのお隣区画のファミリーにやたらと絡んでいた、放浪親子キャンパー(子)
ミカンやら煎餅をたくさんもらったり、いっしょに折り紙をしてもらったり、、、
朝の散歩がてら、道志みちまで上がってみました。
メインサイトから道志川を挟んだ対岸は、神奈川県。
そして、対岸の音久和キャンプ場。
なかなか良さそうなサイトですが、対照的にガラガラでしたね。
3組ぐらいだけ、いらっしゃったようです。
昼夜問わず、絶え間なく流れ続ける「道志川」
開放的な景色と、その川面を見ながら、心を無にして朝のコーヒーを飲む・・・至福のひととき。
春はお花見で、夏は川遊び、
秋は・・・ボケボケするには最適ですな。
眺めがいいので。
道志村の玄関口で、今日もお馴染みの看板が、道行くキャンパーを出迎えてくれます。
道志渓谷キャンプ場・・・
管理人さんご家族の暖かさが伝わってくる、人気のファミリーキャンプ場。
まずは、ここから初めて、奥へ奥へと進んでいくのも面白いと思いますよ。
(おしまい)
最後に恐縮ながら採点です。
料金 :★★★☆☆ 道志村としては高いですね。
風呂別料金も惜しい。
写真映え:★★★★☆ 景色の良いサイトが多いです。
遊具 :★☆☆☆☆ 遊具はありませんので、川で遊んだり、
広場で遊んだり。。。
炊事場 :★★★★☆ お湯は出ませんが、うれしいサービス付き。
数も十分で、文句なしでしょう。
トイレ :★★★★☆ キレイです。
ちょっと数が少ないかな?
薪 :★★★☆☆ こちらも、道志村水準で見ると100円高いですね。
・・・高い、高い、言ってすいません。
他の地区では平均〜安い方でしょう。
ゴミ :★★★★☆ 燃えるゴミは持ち帰りですが、
他のゴミは積極的に回収してくれている姿勢を感じました。
ナイスです。
安心感 :★★★★☆ メインサイトは5つ星♪
第2サイトは、、、
総合 :★★★★☆ 管理人さんが、いつもニコニコ、優しい印象のキャンプ場です。
道志村の玄関口で、初心者からベテランまで、
安心してキャンプができる、優良キャンプ場。
サイトからの眺めも良く、立地の優位性を感じます。
ただし、夏場はタープが無いと暑いかな?
3M 耳栓 1100(スリーエム 1100)(amazon)
↑バイク騒音以外にも、深夜の話し声、おやじのイビキ対策に常備することをお勧めします。
11月27日追記:自分でも追加で購入したのですが、中華製に変わってました。(汗)
なんか見た目も違うかも。
高くても日本向けの製品の方がいいかな?