第二章 レリーズ、タッチパネル、タイマーの活用
さて、下の写真をご覧下さい。
ゆめ牧場で、手持ちの限界を感じた私は、到頭キャンプに三脚を持ち込みました。
これが、三脚を使用しての1枚ですが・・・
ブレてる。
理由は簡単、シャッターボタンを押す瞬間に、カメラが少し動いていたのでしょう。
これは残念ですね〜。
せっかく三脚で固定しても、シャッターを念力で押すしか、
このブレを回避することはできないのですから・・・
ということで、三脚固定&シャッター念力で撮影したのがこの1枚。
カメラは新しいミラーレスに変わってますが、そこは本質ではありません。
この写真は、念力代わりに「レリーズ」で撮影したものになります。
ブレが無く、シャープでキレイですね。
「レリーズ」とは、よく昔、集合写真を撮る時に、カメラマンの人が握っていた
あのカメラからコードみたいなのが伸びて、手元でカチッと押せるシャッターボタンのことです。
最近はリモコンタイプですら、amazonで2,000円くらいのが売っています。
これは便利です。自分撮りにも使えます。(爆)
レリーズが無くても、タッチパネルでシャッターが切れるカメラなら、
簡単に同様の効果が得られます。
画面で自分のテントを軽くタッチします。
一般に夜間はオートフォーカスのピントが合うのに時間がかかります。
タッチしてから0.5秒後くらいにピントが合って「カシャ」となります。
その時にはもうカメラから手は離れているので、シャッターを直接押すよりは
圧倒的に手ぶれしなくなります。
これは意外に使える技です。
しかし、オートフォーカスのピントはある程度明るいものにしか合いません。
星に自動でピントが合うことはありません。
テント内にLEDランタンを入れて、そこにオートフォーカスでピントを合わせるのが
一番お手軽な方法です。
タッチパネルで撮影する機能がないカメラでは、
セルフタイマー撮影を使えば同等以上の手ぶれ抑え効果が得られます。
セルフタイマーも2秒とか、短い時間の設定があると思います。
それを使いましょう。
要はシャッターを切る瞬間にカメラに触っていては、
せっかく三脚を使っても手ぶれしやすくなるものです。。。
・・・実は、このことに気付くのには随分時間を要してしまいました。
前出のとおり、三脚使用でイマイチだったために、その後あまり三脚を携行することはなく、
地面にカメラを置いたりして、普通にシャッターボタンを押して冴えない写真を撮っていましたね〜。
たまにまぐれでキレイに撮れてました。
もっと、早くレリーズなり、タイマーなりを使っていれば良かったです。
自戒の念を込めて、当時の写真を貼っておきたいと思います。
以下の写真は、全部古い一眼レフによるものです。
たぶんカメラの実力は出し切れていないでしょう。。。
・・・ぶれてますね〜。
ぶっれぶれ。 手持ちだったかな?
これは地面に置いたので、結構クリアに写っていますね。めっちゃ斜めってますが。
これも地面置きかな? そこそこですが、タイマーは使っていないので、少しはブレてると思います。
これもそこそこキレイですね。
これは焚き火テーブルの上に置いて、撮りました。
焚き火テーブル+タイマー、三脚+手押しより断然いいと思います。
■■■ 今日のひとこと ■■■
★ 面倒でもタイマーを使ってシャッターを切ろう ★
(レリーズもかなりお勧めです。)
(つづく)
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