R413道志みち 台風24号による土砂崩れ影響(キャンプ目線)

しく

2018年10月07日 22:38



先日の台風24号による土砂崩れで、我らが「R413道志みち」が通行止めになっているようですね。

道志みちが通行止めとなると、これからの秋キャンプ、紅葉キャンプ本番への影響も計り知れません。

・・・というわけで、キャンパー目線でどんな影響がありそうか?

を、少し調べてみました。。。









既にyoutubeには迂回路の動画など、いくつかupされていましたが、

土砂崩れの現場が最もよくわかるのは、こちらの新聞社のヘリ映像でしょう。

これが、R413の脇にある細い道ではなく、R413そのものだというところに、

個人的にはかなりショックを受けました。











土砂崩れの場所については、相模原市のHPで詳しく述べられています。

(土砂崩れ現場は、両国橋より手前の神奈川県側になります。)

相模原市HP









・・・その情報を元に、google mapのキャプチャ絵に場所を書き込んでみました。

赤の×で示した2箇所が、土砂崩れ現場になります。

青は、青根の「いやしの湯」へ行く際に、R413から入って行く道です。

先ほどのヘリ映像では確認出来ませんでしたが、土砂崩れはR413を横切って、

更にその下の「いやしの湯」への道まで到達したようです。



もし、「いやしの湯」への道が無事であったなら、

後から出てくる迂回路は、この地図の青いルートで済んだだけに、非常に惜しいです。









ちょうど1年前に道志みちのキャンプ場看板・完全制覇の目的で、

ドラレコ映像を撮っていましたので、それで検証してみましょう。

2017/11/14


まずは、上の地図で、青のルートの起点あたり。

神奈川側からの「いやしの湯」方面への右折ポイントになります。










ここを右下に降りて行くと、「いやしの湯」方面へ行きますが、

現在は土砂崩れで通行止め。

そして、youtubeで最新の状況を見てみると、

「R413道志みち」もここで通行止めとなっていました。











その先には「平丸トンネル」という短いトンネルがあります。











・・・で、トンネルを抜けると「幅員減少」の標識。。。

これを見るとイヤな気分になるドライバーも多いでしょう。










ここで、正面に岩肌が見えて来ましたが、先ほどのヘリ映像を見ると、

この岩肌も工事で削っているようですね(白く見える)

・・・トンネルでも作るのかな?










その岩肌を通り過ぎると・・・










このように工事中の区間が見えてきます。

先ほどのヘリ映像でも、このエリアがはっきりと映っていました。










その工事区間を通り過ぎ、突き当たりの急な右カーブ・・・










この矢印の先、










この岩の切れ目辺りが土砂崩れポイントでしょうか?

まあ、土砂崩れなので、もっと大きな範囲に及んでいるのでしょうが。。。



う〜ん、怖い。。。

たまたま近くで工事しているのも関係しているのでしょうか。

ここは沢こそ流れていませんが、ちょっとした谷のような地形で、

大雨で土砂ごと流れてしまったのでしょう。









そういえば、1年前、オワタに行った時に、対岸の斜面が大きく土砂崩れしているのを

写真に撮っていました。

ここは道も無く、人も居ないようなところなので、何もニュースになっていないと思いますが、

これと同じようなことがR413直上で起きてしまったのでしょう。











さて、地図の方に戻ります。

現状「いやしの湯」方面への道も土砂崩れ中ということで、

ここを迂回路にすることは出来ません。










・・・で、現状設定されている迂回路が、で示したルート。

その道のりは約6kmくらいです。(適当に測った)

左下の赤い四角枠が、上の地図範囲ですから、迂回路が随分大回りなことがわかります。

それもそのはず・・・迂回路の起点は、青野原のセブンイレブン近くまで戻ることになるのです。



しかも you tube の動画を確認したところ、本家R413より完全に道幅は狭く、

例えて言うなら下村キャンプ場へ向かう道を、延々6km進む感じ?

(例えがマニアック過ぎてわからない・・・)

とにかく、普通車のすれ違いが困難な道で、

動画を見た限りでは、軽自動車以外ではあまり行きたくない感じでした。

※10/8追記:迂回路の後半は、中央道相模湖ICから道志方面へ向かう県道76号になるので、

道が特に狭いのは前半3km程度と思われます。









・・・となると、キャンパー目線では、どこのキャンプ場なら影響なくアクセス可能か?

ということが気になると思います。



通行止め区間より手前側・・・新戸、青野原は、全く問題ないでしょう。

(いつもより混んでいる問題はありそうですが・・・)

そして、今回注目を浴びた「迂回路」沿いに、あのバカンス村があることも見逃せません。

(ただ、こちらはいつもより対向車が10倍増しの可能性・・・)











逆に通行止め区間より向こう側(山梨県側)は、これまで道志みち沿いの中では、

比較的アクセス良好な地域でしたが、

一転、最も辿り着きにくいエリアとなってしまいました。

青根、このまさわ、音久和、両国橋、そして人気の道志渓谷、

その先、神之川、月夜野、大渡、久保など、、、

(道志の上(かみ)エリアは、山中湖側からのルート一択でしょう。)

※10/8追記:中央道相模湖ICからアクセスする場合は、これまで通りアクセス可能です。







・・・道志のキャンプシーズンは、あと1ヶ月程でしょうか。

せめて、「いやしの湯」への道だけでも復活してくれれば、

この影響は激減するので、なんとか早い復旧を願いたいものです。





(おしまい)





※何か間違ってることが書いてあったら教えて下さい。




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