西湖自由キャンプ場 〜 湖畔ソロキャンとヤマメのムニエル

しく

2019年03月27日 20:27

2019年3月22日(金)〜1泊 西湖自由キャンプ場


関東三大湖畔キャンプのひとつ・・・西湖湖畔

(あと二つは、本栖湖と中禅寺湖ね。勝手に決めてますけど(笑))

その西湖を代表する自由キャンプ場で、

ただただフリーダムなおっさんソロキャンを満喫したという

放浪親子キャンパー(親)のよくあるソロキャンレポになります(笑)









この日は道志で釣りを楽しんでからの訪問ということで、到着時刻は15時少し前。

山中湖〜河口湖間が結構渋滞しており、道志からは1.5時間以上かかりました(汗)

2019/03/23











初訪問でしたが、管理人のおばちゃんが親切丁寧に説明して下さるので、

戸惑うことはありませんでした。

ホームページが無いので、料金体系などは下の写真をよ〜く見て下さいね(笑)

チェックインは8時で、チェックアウトは11時

ソロキャンプは破格の1,000円ですが、2019年4月からは1,500円に値上げするとのことでした。

現在取っていない駐車代金500円を追加するとのこと。











この日は金曜日ながら、結構お客さんが多くて一瞬あせりましたが、

湖畔最前線の右端が空いていたので、迷わず直行です。

ちなみに湖畔最前線から、1列目、2列目、3列目とおおよその張るラインが決められています。










・・・ということで、平日ならではの湖畔の特等席に、小一時間で設営完了です。

写真の右端に並んでいる石が、お隣のノームとの境目です。











湖畔で戯れる、仲の良さそうなファミリーのシルエットが絵になりますな〜(笑)

私も娘とお隣のノームに一度だけ来たことがありますが、最近はめっきりですな。

気付けば4年も前ですか。。。

2015/04/08













湖畔の傾斜は、カメラの水平を合わせて、この程度。

浩庵よりは遥かに緩い傾斜で、まあギリギリ支障がない傾斜といったレベルです。










ソロとはいえ、やはり雨風を凌げる前室付きの幕が、何かと安心出来ます。

しかし、ソロ幕に比べると設営がやっぱり面倒で(特に鉄骨の取り扱いがストレス)

何か新しい幕が欲しくもなりますな〜。。。










設営を終えたら、徒歩1分の「いずみの湯」へ。

公式HPを確認したところ、休館日もあるようですのでご注意を。

料金は、キャンプ場で割引券をもらって900円→800円。

とにかく、この距離に立派な入浴施設があるのは、めちゃくちゃ便利ですな。

いざとなったら食事も出来るし(爆)











さっぱりしたら、サイトに戻って、、、今夜は久しぶりに焚き火でも楽しみますか。

実は薪ストキャンプで使い残した広葉樹の薪が4〜5束も車に積みっぱなしで、

少しでも在庫処分したい気持ちでいっぱい(苦笑)










さて、今回の久々キャンプで試したかった物のひとつがコレ。

点灯持続時間が30分未満と、かなりの不調だったコールマンの286Aを

スポオソ経由で修理に出していたのです。

Egnath氏に教えてもらった石鹸水で、チェックバルブの逆流は確認していたのですが、

戻って来た紙に書いてあった修理内容は、「フィードチューブ詰まりの清掃」のみ。

ほんとに治ってるのか、半信半疑なのでした。










で、厳重なエアパッキン梱包を開封してみると、なんと修理に出す時には付いていたマントルが

キレイさっぱり無くなっているではないかっ!

返送時の破損を恐れての処置だとは思いますが、マントルだって高いんだよ〜(泣)












たまたま持ち合わせていたラスト1マントルを、運良くノートラブルで空焼き成功し、

いざ着火

購入当初から、追加ポンピング無しでの連続点灯時間は1〜2時間と短めだった、

今思えばハズレ個体だったわけですが(普通は4〜5時間?)

修理でどこまで復調したのか、長い夜が楽しみです(笑)










さて、そろそろ夕飯の準備でも始めましょうか・・・











今夜の食材は、同日に道志で釣り上げたばかりのヤマメ。

こちらをハサミで捌きます(笑)










肛門からハサミを入れて、ジョキジョキと切腹する要領で。

内蔵をきれいに取り去ると、現れるのは美しい白身。

ヤマメは、本当に美味しい川魚です。











夕陽に照らされた雲を眺めながら、ソロおじさんの調理は続きます。











次に取り出したのは、巨大ニジマスが釣れたときに、

3枚におろしてムニエルにしようという魂胆で購入していた、ボトル入りの小麦粉(笑)










この小麦粉を、キッチンペーパーで水気を取ったヤマメに振りかけまくります。

途中で塩・こしょうを先に振りかけるのを忘れていたのに気付いて、

慌ててかけました(笑)










こちらをバターとオリーブオイルをひいたフライパンで焼いていきます。










いや〜、このロケーションでのフランス料理は最高ですな〜♪

西湖湖畔にヌーベルキュイジーヌの新しい風が吹き抜けました・・・が、











その時、テントの中は・・・こうなっていました。。。

う〜ん、残念。

おフランスの「フ」の字も無いわ〜(爆)











・・・弱火〜中火で片面5分くらいづつ焼いて、出来上がり〜♪

アルミホイルでフタも作って、少し蒸し焼き風にしました。

しかし、恐らく人生で初めてか2回目くらいのムニエル調理でしたが、

意外にそれっぽいのが出来ましたな〜(笑)










美味しそうなビジュアルに堪らず、焼き立てヤマメの背中をガブリッ!

・・・うっひょ〜、カリカリ衣とふっくら白身のハーモニーが最高ですな〜

これは、塩焼きに飽きた、釣れ過ぎおじさんに激しくお勧め(笑)











ムニエルに合う簡単メニューは何だろう?

・・・道志からの道中で、一生懸命無い知恵絞って考えた、冷凍ピラフも炒めて

今夜の晩餐メニューが完成です。

ヤマメを焼いた後のフライパンでそのままピラフを炒めたので、

若干、川魚くさいピラフになったのが、唯一残念でした(爆)










とはいえ、慣れないメニューながら大成功で、ソロキャンのテンションもマックスです(笑)

やはり、食事が美味しいとキャンプ気分も盛り上がりますね。










料理と食事を楽しんでいる間に、すっかり日は暮れていました。

修理上がりのランタンの方は、点火から早1時間が経過。

今のところ、追加ポンピング無しでも順調に輝いています。











順調といえば、最近導入した、こちらの充電式暖色寒色切り替えランタンもすこぶる便利。

気に入ったので、2個目を購入し、この日のテント内照明は、これ2つだけで済ませました。













夜になり、昼間はポカポカだった気温も下がって来たので、

カセットガスストーブを点火します。

イワタニのこれは既に廃盤ですが、ランニングコストも安く、

ソロでの暖房には最適です。










19時時点で、気温は7℃

翌日の雪マークが気になりますが、明日の天気は大丈夫でしょうか?

(明日も道志で釣り予定)










煌煌と灯るランタンの下、広葉樹の薪でくすぶる焚き火を楽しみます(苦笑)










しかし、広葉樹にも色々種類があるのでしょうが、

恐ろしく火持ちの良い薪で、結局5〜6本を燃やすのに2時間以上かかってしまいました。

こりゃ、なかなか薪の在庫が捌けないですな。。。











・・・翌朝

目が覚めると同時に、窓の外の非日常な景色が、目に飛び込んで来ました。

いや〜、ほんとロケーションが素晴らしい。











昨晩の薪は、若干くすぶりながらも、結局ほぼ全部燃え尽きたようです。



そうそう、肝心のランタン286Aですが、2時間半は追加ポンピング無しで

しっかりと点灯していました。

2時間半で消灯したので、その先どれくらい保つかはわかりませんでしたが、

新品時より遥かに持続性能UPしました(ハズレ品だったのか)











・・・平日としては、思っていたより混雑していた場内ですが、

今朝はもちろん昨晩も、非常に静かな湖畔キャンプとなりました。











どんよりとした曇り空の下、、、










場内を少し散策してみます。











管理棟の前まで来て、振り返ると、、、

眼下に広がるのは、場内左側→→→











場内中央→→→










場内右側

お隣ノームがガラガラだったのと対照的に、かなりの入りだった自由キャンプ場。

やはり料金の差が現れているような気がします。











管理棟の裏側には、











場内唯一のトイレと炊事場があります。

どちらもそこそこキレイで、必要十分な設備でしょう。













更にキャンプ場入口側へと進むと、、、











早朝6時で既に入場待ちの車が4台ほど。

チェックイン定刻は8時ですから、ジャスト2時間前です(汗)

この日はかなりの悪天候でこれですから、やはり土日は競争率が高そうです。











キャンプ場入口の県道のところまで来ました。

この県道を挟んで反対側には、ふたつホテルが並んでいますが、

何故か団体客に大人気なホテルです。

前回ノームに来た時は中華系、今回は学生の団体が宿泊していたようでした。













しかし、それらのホテルより抜群にロケーションの良いマイサイトへと戻ります。











タフまるでお湯を沸かしますが、前室へと吹き込む風の影響で、

お湯が沸くまで随分と時間がかかりました。

ヤカンが小さ過ぎるのも一因でしょうか?










朝食は最近こればっかりですが、チキンラーメンお湯少なめ(笑)

ちょうどNHKの朝ドラで話題となった影響で、実売価格が高くなっているようです。

しかし、キャンプの朝食に食べるキチンラーメンは最高にウマいっ!

先日、試しに家で食べてみましたが、それほどでもありませんでした(爆)

たぶん、キャンプで消費する成分が補われるのかな〜???











そうこうするうちに、雨?みぞれ?雪?らしきものが降り始め、、、










湖上も真っ白な霧に覆われました。










幻想的な湖畔の朝を満喫しつつ、ゆっくりと朝のコーヒータイムを楽しみます。











その後も断続的に、感謝感激雨アラレまで降っていた西湖湖畔(笑)

この日は各地で似たような気象状況だったようですね。



私は早々に撤収作業を進め、9時頃にはキャンプ場を後にしました。

(その後、道志で再度釣り(笑))



こうして幕を閉じた、文字通りのフリーダム湖畔ソロキャンプ。

オートサイトで1泊1,000円、隣に温泉施設があり、サイトからの景色は西湖サイコー(爆)

・・・西湖自由は、平日ソロキャンには天国のようなキャンプ場でした。

こりゃ平日休みが取れたら、また来るしか無いね〜。。。







(おしまい)





最後に恐縮ながら採点です。

料金  :★★★★★  ソロ1,000円は価格破壊でしょう。
            (4月からは1,500円です)
写真映え:★★★★☆  富士山はほとんど見えませんが、開放感が気持ちよい。
            右側の方が写真映えします(笑)
遊具  :☆☆☆☆☆  何もありません。
炊事場 :★★★☆☆  標準的な炊事場です。
トイレ :★★★★☆  結構新しくてキレイです。
薪   :ーーーーー  買って無いので無評価。
ゴミ  :★☆☆☆☆  残念ながら、消し炭捨て場のみ。
安心感 :★★★★☆  平日でも結構混んでいますし、ロケーション的にも
            全然怖くありません。強風時は・・・?
風呂  :★★★★☆  もう「いずみの湯」は、キャンプ場の風呂と言っても
            差し支えないでしょう(笑)
総合  :★★★★★  ロケーションが最高なうえに、料金が格安。
            しかもオートサイトで文句無し。
            そりゃあ人気爆発なわけですよね。。。





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