5:44
冒頭から色々と、とっ散らかってしまったが無理もない。
何せ、この大秘境の管釣りに初訪問。
しかも、開始時刻の早朝5時に間に合うように行こうとすると、初めての山奥で
真っ暗な道を走る
管釣り初訪問あるある に陥ることを恐れて
少し明るくなってから来たものだから、道中の
雄大過ぎる景色 が丸見えだったのだ。
なかでも関越道の沼田の河岸段丘超えからの、高速を降りてからの河岸段丘・段差下りは、
前情報無しだっただけに度肝を抜かれたw
ひとまず初めての場所なので、オーソドックスに一番手前の1号池から入ってみる。
目の前に広がるのは、噂通りのクリアウォーターと
圧倒的に濃い魚影 である。
5:50
ブルブルッ!
幸先良くのファーストヒットは、30cmオーバーのイワナ系だろうか?
とにかくここは魚種が多過ぎてよくわからないのが名物であるから
何の魚かわからないのは、仕方ないw
ヒットルアーは、お気に入りの
ニュードロワー・バンナ(油田カラー) である。
その後も、ニジマスなども釣れてくれたが、魚影が濃いわりに簡単に釣れるわけでもなさそうなので、
1号池は1番スレていると判断し、奥の池へと移動してみることにした。
イワナセンターの構造は、言ってみれば、昔の
竜の形をした水時計 のようなものであり、
要はいくつものポンドが山の斜面上にこしらえてあり、水は順番に落ちていっているようである。
そして、どの池もクリアで魚影が異常に濃いw
これは奥から2番目の8号池。
魚をキープできる池は9個あるが、そのうちある程度の大きさがあるのは
その半分程度だったと思う。
8号池と9号池で釣ってみたが、どちらも非常によく釣れる。
これはコーホーサーモンだろうか?
これは・・・アトラントラウト?
9号池では、
ダブルクラッチ60F1 で無限に釣れるんじゃないか?という雰囲気だったので
ある程度釣ったらルアーをチェンジして、
釣り過ぎない ようにする。
何しろイワナセンターは
「釣り過ぎの人はお断り」という、
まあ、言ってみれば
「栃木県民はお断り」という釣り場だからである(←違うわ(爆))
釣り過ぎの目安としては、
「5時間100匹以上、1日200匹以上釣る方」
と、公式HPに書いてあるので、1時間20匹はNGである・・・(私は心配無用(爆))
8:31
数は釣れども、なかなか狙いの40オーバーが釣れず、50オーバーに至っては姿も形も見えないが、
キープサイズが釣れないなか、30オーバーの紅イワナ?っぽいのが釣れたので
堪らずキープしてしまった。
ちなみに10時間券を購入しているので、キープは30cm以上で3匹まで(うち50オーバーは1匹まで)
8:39
で、キープした途端に40cmジャストの推定赤身ニジマスが釣れるのは、管釣りあるあるw
こちらも迷わずキープする。
ちなみにこの辺りは全部
セニョール での釣果w
いや〜、それにしてもここの自然環境は素晴らしいものがある。
こちらは各ポンドの水源となっている、横を流れる渓流。
地図を見てみると赤城大沼から直接流れ出ているわけではないようだが、
基本そっち方面から流れて来るようだ。
他の方のブログ情報で知った、最奥9号池の更に奥の簡易トイレにも行ってみた。
まあ、普通に小用は足せるが、匂いはあるw
管理棟の裏にも大規模な養殖池があるのだが、9号池の下流にも養殖池らしきものが見えていた。
ここで働いている人は、足腰をめちゃめちゃ鍛えられそうである。
そして、昔に養殖池を作った人もホントに凄い。
釣果の方は、セニョールだけでなく、
ザンム でも釣れたりして、
これなら何でも釣れそうだなぁと、普段使わないルアーも試してみる。
今では、さいたまプールでも使用禁止となって使う場所が無い
アラベスク とか。
これも釣れるけど、油断すると飲み込まれるので要注意。
ひっさしぶりに、
バベコンも投入してみる。
これも釣れるけど、やっぱり魚がルアーを咥える瞬間をしっかり見ていて
瞬時に合わせないと難しい。。。(ラインでアタリがわからない人は)
これはなかなか反射神経の鈍いおじさんには、難易度が高い釣りであるw
そして、こんな派手な魚も釣れた。
イワナセンターのHP情報から推定すると、アークティックリバートラウトだろうか?
もしくは、ただのブルックかもしれんw
そこそこ大きい8号池の一つ上、7号池は、ホントに
幼児の水遊び場 くらいのサイズなのだが、
何故か中型ニジマスを放流しているとのことで、赤身をゲットするべく粘ってみる。
11:51
ブルブルッ!
こういう丸見えサイトフィッシングは全くの苦手で、いつもは釣れないのだが、
鱒玄人ウィーパー を何度も投げていたら、何かの拍子にパクッと咥えてくれた。
これも40cmジャストの推定赤身?
というわけで、上限の30cmオーバー x 3匹が揃ったので、
受付で匹数チェックを受けた後に、捌いてみる・・・
【結果】
■ 40cmのニジマス・・・うっすら赤身。赤身か?白身か?と、問われると赤身w
■ 30cmの紅イワナ?・・・白身
写真を撮り忘れて恐縮だが、まあこんな感じであった。
しかし、(推定)紅イワナの腹から小粒の砂利が10粒ほど出て来たのには大層驚いたが、
翌日に刺身で食したら、思いの外に美味しくてまた驚いたw
ちなみに皮がニジマスとは比較にならないほどヌルヌルで、
我が奥さんながらよく皮剥ぎ出来たものだと感心するw
午後は、リリース専用のゼロ号池エリアへ。
まずは大物専のゼロ2号池。
到着早々・・・なんか、美味しそうなのが釣れたけどキープ出来ないw
他にもゼロ2号池では、ちょいちょいレギュラーサイズも釣れたのだが、
池が狭い上に、人もそこそこ居たので、
なんだか息苦しくなって、誰も居ないゼロ1号池へ。。。
いや〜、ほんとに誰も居ないけど、魚は1,000匹以上居るw
リリース専なので、魚は若干スレ気味だろうか?
この一尾は、確かペレット撒きのどさくさでw
ちょっと見難いが、70cmくらいありそうなイトウが悠々と泳いでいた。
15:18
まだ自身の終了時刻(10時間)までは少し時間があったが、
十二分に満足したので、この一尾で終了とする。
今日の釣果は、10時間弱で40匹ジャスト。
本気出せば、あと5匹は釣れたと思う(←大して変わらない(爆))
・・・というわけで、群馬の山奥で丸一日釣りに没頭したレポはここまで。
やはり養魚場直営のメリットは、特にこのご時世ではありがたく、
少々家から遠いのだが、また再訪したい釣り場となった。
次回は50オーバーの何某かを持ち帰りたいものだw
(おしまい)