11月最後の3連休は、房総半島に決めた。
目指すは房総半島真ん中よりやや下に位置する「聖なる森〜ホウリーウッズ」
昨年から何度も気になって公式HPをチェックしてはいたが、結局訪問までは至らなかった。
しかしながら、寒くなってくると房総半島への想いが強くなる。
公式HPもリニューアルされているし、
おっ!
愛読書「オートキャンプ場ガイド」の10%オフクーポンも使えるようだ。
季節は晩秋、黄色く染まる「聖なる森」。。。
(勝手な想像)
これはもう行くしか無いでしょ〜♪
というわけでやってきました「ホウリーウッズ」
13:00ちょうどに到着〜♪
おしゃれな看板とツリーハウスがお出迎え。
こちらが管理棟となります。
13時のチェックイン時間を待っていたのでしょう。
既に7台くらいの車が停まっていました。
こちらで、キャンプ場オーナーの奥様と思われる方が受付してくれます。
(美人な奥様です。旦那さんらしき方は2日間とも見かけませんでした。)
早速オートキャンプ場ガイドのクーポンを、、、
「10%オフではなくて、指定の洗剤プレゼントになりますがよろしいですか?」
あっ、はい、よろしいです。(汗)
どうやら、そういうサービスだったようです。
(わかりにくいぞ!オートキャンプ場ガイド!)
場内図はこうなっております。
フリーサイトの奥(×されてるところ)は本日貸し切りらしく、
それ以外ならどこでもOKとのこと。
場内をぐるぐる2周した結果、
フリーサイト中央付近に設営することに。
フリーサイトとはいえ、サイトは格子状にロープで区切られていて、
車はぐるりと周囲に停める位置が決まってます。
「フリー」に選ぶ「区画サイト」って感じですかね。
そして、、、設営完了〜♪
いつもの小型2ルームテントだけです。
1区画は10×10mくらいで、駐車スペースは別にありますから、かなり広いです。
そして、素晴らしいことに林間サイトでありながら、各サイト、スーパーフラット。
ここまで平坦な林間サイトは、なかなか お目にかかれないでしょう。
さて、場内に入った瞬間から「あれっ?」と思ってました。
「、、、全然紅葉(黄葉)してない。」
ん〜、勝手に黄色い森を想像していたんですが、緑と枯れた葉だけ?
落ち葉もなんか枯れた感じで、新鮮味がない。。。(ふたつ上の写真)
「魔法の絨毯」という腐葉土の地面も結構固いし、、、
黄色い森のイメージ、どこで勝手にそんな妄想をしていたのか?と調べてみたんですが、
確かに以前の公式HPでは、そんな感じの写真があったんですよね〜。
(画像検索したら、現在でも見れました。写真の日付はH17.11.29となってますね。9年前か!)
でも、新しい公式HPでは、そんな感じの写真はないですね。
9年のうちに気候が変わって、黄色くならなくなったのでしょうか???
それとも、これからが紅葉シーズン本番???
モヤモヤ気分で場内を散策する。。。
モヤモヤポイントは続きます。
こちらのキャンプ場、最大のネックは、「ト・イ・レ」
色んなブログで見かけて、承知の上で行ったのですが、やっぱりツライ。
左が遊具の側にある洋式×3、男子小×2。
右が東屋の側にある男女別で、男子小と和式only。
(女子側は娘にチェックさせました。)
仮設とはいえ簡易水洗だから、それはいいんだけど
和式onlyは未就学の女子には厳しい。
というわけで、仕方なく遠い方のトイレに何度も行くハメに。。。
モヤモヤついでにコチラの話題も。。。
1.こちらのキャンプ場、真上をジェット機が通過します。
せっかくの雰囲気ある森なのに、「ゴォ〜」
これはキャンプ場には何の落ち度もないので気の毒なのですが、一応情報として。。。
ちなみに夜間は23時くらいまでは飛んでいた気がしますが、
それ以降は飛んで来ませんでした。(たぶん)
2.指定の洗剤以外は使用禁止となっています。
小分け瓶を250円で売ってますが、色々な方法で無料でもらえるようです。
それなら、炊事場に備え付けてくれればいいと思うのは私だけでしょうか???
ちなみに「油を分解する」洗剤ということですが、う〜ん。。。
私が普段キャンプ用に使用している「食器洗いせっけん」の方が洗った後のヌルヌルは少ないような気が。
さて、モヤモヤポイントも出しきったところで、場内散策の続きを。。。
こちらは、夏期にじゃぶじゃぶ池になると思われる場所。
流水していると結構面白い遊び場になりそうですね。
こちらのキャンプ場、自然派キャンパー向け「大人のキャンプ場」かと思いきや、
遊具も結構充実しています。(他にジャングルジム、ブランコ、滑り台、鉄棒あり。)
そうこうするうちに、場内を夕陽が照らします。
いよいよ「聖なる森」が実力を発揮するのか?
暗くなる前に薪check!
600円で、この量です。安くはないが、特別高くもないかな?
爆ぜ具合は、、、まあまあ爆ぜます。
そして夜。
場内灯は炊事場とトイレの中のみ。
お客さんが居なければ、完全に真っ暗でしょう。
この日は、フリーサイトで1/4くらいは埋まっていたでしょうか?
みんなのランタンの灯りで助かりました〜♪
22時頃、急に場内が白いモヤに包まれ始める。。。
場内はランタンの灯りに照らされたモヤでなんともいい雰囲気に。。。
そして23時頃でしょうか?
就寝していると、ポツポツポツとテントを叩く雨の音が。
「天気予報、雨降るなんて言ってなかったのに。。。」
と、思いつつ、耳栓装着で浅い眠りにつく。。。
雨は結局、終夜降り続き、
翌朝6:50
ポツポツと雨音を聞きながら、テントの外へ出てみると、、、
あれ?晴れてる。
どうやら昨夜から雨だと思っていたのは、葉っぱからの露(つゆ)だったようです。
完全に雨だと思ってました。
テントのスカートはご覧の通り。
夜の間に、葉っぱと露が降ってきたようです。
さて、キャンプの朝の楽しみ。
場内の散策へ。
こちらはメインの炊事場。
フリーサイト中央の通り。
場内はうっすらと靄(モヤ)がかかり、幻想的な雰囲気に。
いよいよ「聖なる森」が、その実力を発揮する時が来たようだ。。。
朝靄(もや)は、消えるどころかどんどん濃くなり、
立木とモヤだけのモノクロームの世界に。
自サイトも おとぎ話の世界へ吸い込まれてしまったのか。。。
もう自分が今どこに居るのかさえ、忘れてしまうような景色の連続。
モヤの濃い時間は1時間くらい続いただろうか。
徐々に陽が高くなり始め、、、
森は、その色を取り戻し始める。
ぼんやりとした太陽の光が、象徴的な木漏れ陽へとその姿を変えた瞬間だった。
朝靄は完全に消え、しっとりとした「聖なる森」がようやくその全容を現したのは。。。
そして、放浪親子キャンパーは、この後ビショビショのテントを持って、
陽の当たる場所へ移動したのでした。。。
ホウリーウッズ〜「魔法の絨毯と聖なる森」
モヤモヤポイントは数あれど、その実力は底知れず。。。
「聖なる森」の奥深き魅力、行ってみないとわかりませんよ〜。
最後に恐縮ながら採点です。
料金 :★☆☆☆☆ 普段は5,500円。3連休は6,500円。
設備を考えると完全に高いですね。
写真映え:★★★★★ まさにホウリ〜。文句なし。
遊具 :★★★★☆ じゃぶじゃぶ池&小さい公営公園並みの遊具あり。
子供に優しい一面も持つ。
炊事場 :★★★☆☆ キレイですが、満サイト時は数少ないと思います。
トイレ :★☆☆☆☆ 120サイトで洋式3ヶ。暖房便座もなし。
これには何かこだわりがあるのか?謎。
薪 :★★☆☆☆ 600円でそこそこの量。やや爆ぜます。
ゴミ :★☆☆☆☆ 生ゴミだけ捨てれます。
他は全部持ち帰り。う〜ん。。。
安心感 :★★★☆☆ 見通しがよいので、安心感はありますね。
でも誰もいないと真っ暗よ。
総合 :★★★☆☆ 森の雰囲気は唯一無二だが、色んな面でモヤモヤ。
洋式トイレ増やすだけでもだいぶ違うのにな〜。
今回は大丈夫だったが、混雑時はトイレ行列できるらしい。
「ちょっと不便」と「トイレの行列」は違うよね〜。