乙女森林公園第2キャンプ場 〜 富士山シアター 特別席

しく

2015年03月18日 22:14

2015年3月14日〜1泊 乙女森林公園第2キャンプ場


一番星、見〜つけた♪



、、、



最近はどうかわかりませんが、昔は映画館に特別席がありましたよね。

スクリーンから程よく離れた、中段の真ん中あたりがぽっかり空いてる!

と思ったら「特別席」だった、なんて。。。



本日は、富士山シアターの特別席へお客様をご案内いたします。

フルカラー総天然色でお楽しみください。。。








こちらが、富士山から程よく離れた箱根外輪山の麓、

山の斜面にポッカリと現れる、総サイト数わずか13の特別席になります。











早速、立派な管理棟で受付を。。。

シーズン中は相当気合いを入れないと、予約出来ないと思われますが、

まだまだ3月中旬のファミキャンオフシーズン。

当日の朝8:30過ぎ、自宅からの予約電話で、富士山側のサイトを取れましたわい。











さて、本日のサイト2番へ〜♪



、、、どんより曇り空。

というか1時間ほど前から御殿場に到着していましたが、

ず〜っと雨が降ってます。

なんということでしょう。

万全を期して、当日朝の天気予報を見て、行き先決めたのに〜。

サイトの水はけが、異常に良好なのがせめてもの救いです。









放浪親子キャンパー、初の雨設営。

富士山、当然見えず。。。











さて、気を取り直して設備の紹介、、、

こちらのキャンプ場、宿泊料金は5,140円ですが、

AC電源込みの値段となっております。

各サイトにこんなポールが立っていて〜



パカッと開けると、コンセントが!



今日みたいな雨でも安心して利用出来るカバー付き♪








そして、サイトシンクも付いています!

ただし、ここで洗い物は禁止とのことで、

コーヒーを飲む時に利用しました。(飲用だったのかな?)








ついでに、ゴミのご案内も。

残念、持ち帰り。。。

生ゴミ&消し炭だけは捨てることが出来ます。











キャンプサイトから1段上がったところに、トイレ&炊事棟とコテージが数棟あります。

ちなみにこちらのコテージ、お風呂、トイレ、台所まで付いてます。



ということで、炊事棟でコテージ泊のお客さんと顔を合わすことはありません。

、、、ん?

テントサイトの宿泊客は、坂を一生懸命登ってトイレ&炊事に来るわけですが、

横にあるコテージのお客さんは、ココを全く利用しない!

、、、ん?

と、思いましたが、ここまで上がると富士山の見え方もより良くなります。

だから、ここに炊事棟作ったのかな〜?

乙女森林よ、設計ミスを疑ってゴメン。









16時過ぎだったでしょうか。

ようやく天気予報通り、雨も上がり、絶好の焚き火日和ということで、

管理棟にて薪を購入しました。

500円で、この量です。 量、質ともに平均的。











さて、そうこうするうちに17時過ぎ。

遂に、巨大な富士山がその姿を現し始めました。

富士山シアターの開幕です。。。











富士山の勇姿は、想像を遥かに超えた大きさです。

この小さなキャンプ場のサイト前面全てを、覆い尽くさんばかりの大迫力。。。











徐々に陽は沈み、富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がる。











御殿場の市街地が、夜景へと変わります。

これぞまさしく想い描いていた「乙女森林」のイメージ♪

ここから見る裾野の形は、なだらかで左右均等。

非の打ち所のない素晴らしい富士山を拝めます。











サイト前面の生け垣は、1.3mくらいかな?

ちと高いのが難点ですが、、、



富士と対峙するアルマディ。。。

絵になります。









立ち上がると、サイトからの景色もこんな感じに。

手前に見えてるのが、管理棟です。

しかし、御殿場市民って、凄い場所に住んでますね〜。

こんな壮大な場所に住んでたら、人生観変わりそう。。。











冬ファミキャン、世間の主流はスクリーンタープ閉じ篭りのようですが、

やっぱり前室大開放が好きだな〜♪

四季の移ろいを肌で感じる。。。さ、寒い











こちらは例の炊事棟内部。

お湯は出そうで、出ません。

窓からは、夜景も見えるし、昼間はもちろん富士山が見えます。











さて、時刻はまだ20時ですが、、、

とある異変に気付きました。

車の屋根の水滴が、、、全部凍ってます!



この夜〜翌朝の最低気温は、-2℃ほどだったようですが、

気温が低い時間が長かったようです。。。









とはいえ、新兵器「電気毛布」のおかげで、暖かく眠れましたわ。

(当日購入、あぶないあぶない。。。)



22時前には就寝したのですが、なんかザワザワと音が聞こえます。

御殿場市街の車の騒音でしょうか?

抜群の眺望と引き換えに、市街地の騒音がここまで聞こえてしまうのか???

気になる方は、耳栓お忘れなく〜。









そして、翌朝。。。

はて?シベリアでキャンプしてた覚えはないのだが、、、



テント 全・面・凍・結!









でも、ここで朝を迎えたお客様には、

絶景富士山シアターのご褒美がお待ちしております。











早朝の富士は、より神々しく。。。











さて、昨夜の御殿場、3月中旬とはいえ、ずいぶんと冷え込みました〜。

ヤカンの水は、凍り、








テントの上は、雪でも降ったのか?というくらい。

(雨しずくが凍ったんですかね?)












凍てつく朝でも、カセットガスが大活躍。

カセットフーとカセットガスヒーター。

どちらも難なく使えますぜ〜♪











早朝、勇姿を見せてくれた富士山も、

その後は雲の間からのチラ見えが続き、なかなか全容を現してくれません。

富士山を横目で見ながらの撤収作業、、、

ようやく捉えた一瞬の勇姿がこちら。



This is the Mount Fuji !

帽子みたいな雲が山頂にかかってますね。

(笠雲と呼ぶらしいです。)

手前に見えてるのが、立派な管理棟ですね。

ちょっと立派過ぎないか? 必ず写真に入ってくる。(爆)

でも、これが写ってるから乙女森林での写真だとわかるんですね。

This is the 乙女森林!








最後に恐縮ながら採点です。

料金  :★★★★☆  5,140円で電源込。
            ロケーション考えると安いでしょう。
写真映え:★★★★★  圧巻の富士山ビュー。
            まさに富士山シアター特別席。
遊具  :☆☆☆☆☆  ありません。ひとつくらい欲しいな〜。
炊事場 :★★★★☆  キレイです。数も多い。洗剤備え付け。
            お湯は出ません。
トイレ :★★★★★  キレイです。暖房便座。文句なし。
薪   :★★★★☆  500円。量もそこそこ。
            乾燥具合も問題無し。少しは爆ぜます。
ゴミ  :★☆☆☆☆  基本、持ち帰り。
            生ゴミ&消し炭は捨てれる。
            う〜ん、公営なのにこれは解せませんね〜。
安心感 :ーーーーー  管理員さんは夜間不在。
            ↑週末は宿直の管理員さんがいるかも?
            という情報を頂きましたので、訂正させて頂きます。
            当日は17時で売店が閉まるということで、
            勝手にその後は無人と勘違いしておりました。
            キャンプ場ガイドにも24H管理となってますし、
            宿直担当者がいるのかな?
            未確認のため本項目は無評価で。。。
総合  :★★★★☆  まさに富士山を見るために生まれたキャンプ場。
            これだけの富士山ビューは、高級旅館でもなかなか無いでしょう。
            が、もっと良くできる要素もちらほら。
            (サイト前面の生け垣の高さ、ほんの少しでも遊具を、
            ゴミ捨て可能に、などなど。。。)
            これ以上望むのは、贅沢かな?






※2016年3月1日、写真サイズを大きくしました。





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