こちらが、富士山から程よく離れた箱根外輪山の麓、
山の斜面にポッカリと現れる、総サイト数わずか13の特別席になります。
早速、立派な管理棟で受付を。。。
シーズン中は相当気合いを入れないと、予約出来ないと思われますが、
まだまだ3月中旬のファミキャンオフシーズン。
当日の朝8:30過ぎ、自宅からの予約電話で、富士山側のサイトを取れましたわい。
さて、本日のサイト2番へ〜♪
、、、どんより曇り空。
というか1時間ほど前から御殿場に到着していましたが、
ず〜っと雨が降ってます。
なんということでしょう。
万全を期して、当日朝の天気予報を見て、行き先決めたのに〜。
サイトの水はけが、異常に良好なのがせめてもの救いです。
放浪親子キャンパー、初の雨設営。
富士山、当然見えず。。。
さて、気を取り直して設備の紹介、、、
こちらのキャンプ場、宿泊料金は5,140円ですが、
AC電源込みの値段となっております。
各サイトにこんなポールが立っていて〜
パカッと開けると、コンセントが!
今日みたいな雨でも安心して利用出来るカバー付き♪
そして、サイトシンクも付いています!
ただし、ここで洗い物は禁止とのことで、
コーヒーを飲む時に利用しました。(飲用だったのかな?)
ついでに、ゴミのご案内も。
残念、持ち帰り。。。
生ゴミ&消し炭だけは捨てることが出来ます。
キャンプサイトから1段上がったところに、トイレ&炊事棟とコテージが数棟あります。
ちなみにこちらのコテージ、お風呂、トイレ、台所まで付いてます。
ということで、炊事棟でコテージ泊のお客さんと顔を合わすことはありません。
、、、ん?
テントサイトの宿泊客は、坂を一生懸命登ってトイレ&炊事に来るわけですが、
横にあるコテージのお客さんは、ココを全く利用しない!
、、、ん?
と、思いましたが、ここまで上がると富士山の見え方もより良くなります。
だから、ここに炊事棟作ったのかな〜?
乙女森林よ、設計ミスを疑ってゴメン。
16時過ぎだったでしょうか。
ようやく天気予報通り、雨も上がり、絶好の焚き火日和ということで、
管理棟にて薪を購入しました。
500円で、この量です。 量、質ともに平均的。
さて、そうこうするうちに17時過ぎ。
遂に、巨大な富士山がその姿を現し始めました。
富士山シアターの開幕です。。。
富士山の勇姿は、想像を遥かに超えた大きさです。
この小さなキャンプ場のサイト前面全てを、覆い尽くさんばかりの大迫力。。。
徐々に陽は沈み、富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がる。
御殿場の市街地が、夜景へと変わります。
これぞまさしく想い描いていた「乙女森林」のイメージ♪
ここから見る裾野の形は、なだらかで左右均等。
非の打ち所のない素晴らしい富士山を拝めます。
サイト前面の生け垣は、1.3mくらいかな?
ちと高いのが難点ですが、、、
富士と対峙するアルマディ。。。
絵になります。
立ち上がると、サイトからの景色もこんな感じに。
手前に見えてるのが、管理棟です。
しかし、御殿場市民って、凄い場所に住んでますね〜。
こんな壮大な場所に住んでたら、人生観変わりそう。。。
冬ファミキャン、世間の主流はスクリーンタープ閉じ篭りのようですが、
やっぱり前室大開放が好きだな〜♪
四季の移ろいを肌で感じる。。。さ、寒い
こちらは例の炊事棟内部。
お湯は出そうで、出ません。
窓からは、夜景も見えるし、昼間はもちろん富士山が見えます。
さて、時刻はまだ20時ですが、、、
とある異変に気付きました。
車の屋根の水滴が、、、全部凍ってます!
この夜〜翌朝の最低気温は、-2℃ほどだったようですが、
気温が低い時間が長かったようです。。。
とはいえ、新兵器「電気毛布」のおかげで、暖かく眠れましたわ。
(当日購入、あぶないあぶない。。。)
22時前には就寝したのですが、なんかザワザワと音が聞こえます。
御殿場市街の車の騒音でしょうか?
抜群の眺望と引き換えに、市街地の騒音がここまで聞こえてしまうのか???
気になる方は、耳栓お忘れなく〜。
そして、翌朝。。。
はて?シベリアでキャンプしてた覚えはないのだが、、、
テント 全・面・凍・結!
でも、ここで朝を迎えたお客様には、
絶景富士山シアターのご褒美がお待ちしております。
早朝の富士は、より神々しく。。。
さて、昨夜の御殿場、3月中旬とはいえ、ずいぶんと冷え込みました〜。
ヤカンの水は、凍り、
テントの上は、雪でも降ったのか?というくらい。
(雨しずくが凍ったんですかね?)
凍てつく朝でも、カセットガスが大活躍。
カセットフーとカセットガスヒーター。
どちらも難なく使えますぜ〜♪
早朝、勇姿を見せてくれた富士山も、
その後は雲の間からのチラ見えが続き、なかなか全容を現してくれません。
富士山を横目で見ながらの撤収作業、、、
ようやく捉えた一瞬の勇姿がこちら。
This is the Mount Fuji !
帽子みたいな雲が山頂にかかってますね。
(笠雲と呼ぶらしいです。)
手前に見えてるのが、立派な管理棟ですね。
ちょっと立派過ぎないか? 必ず写真に入ってくる。(爆)
でも、これが写ってるから乙女森林での写真だとわかるんですね。
This is the 乙女森林!
最後に恐縮ながら採点です。
料金 :★★★★☆ 5,140円で電源込。
ロケーション考えると安いでしょう。
写真映え:★★★★★ 圧巻の富士山ビュー。
まさに富士山シアター特別席。
遊具 :☆☆☆☆☆ ありません。ひとつくらい欲しいな〜。
炊事場 :★★★★☆ キレイです。数も多い。洗剤備え付け。
お湯は出ません。
トイレ :★★★★★ キレイです。暖房便座。文句なし。
薪 :★★★★☆ 500円。量もそこそこ。
乾燥具合も問題無し。少しは爆ぜます。
ゴミ :★☆☆☆☆ 基本、持ち帰り。
生ゴミ&消し炭は捨てれる。
う〜ん、公営なのにこれは解せませんね〜。
安心感 :ーーーーー
管理員さんは夜間不在。
↑週末は宿直の管理員さんがいるかも?
という情報を頂きましたので、訂正させて頂きます。
当日は17時で売店が閉まるということで、
勝手にその後は無人と勘違いしておりました。
キャンプ場ガイドにも24H管理となってますし、
宿直担当者がいるのかな?
未確認のため本項目は無評価で。。。
総合 :★★★★☆ まさに富士山を見るために生まれたキャンプ場。
これだけの富士山ビューは、高級旅館でもなかなか無いでしょう。
が、もっと良くできる要素もちらほら。
(サイト前面の生け垣の高さ、ほんの少しでも遊具を、
ゴミ捨て可能に、などなど。。。)
これ以上望むのは、贅沢かな?
※2016年3月1日、写真サイズを大きくしました。