私はキャンプ場のロケーションにこだわるキャンパーである。
例え、自宅から1時間圏内にキャンプ場があろうと、
そのロケーションが心の琴線に触れなければ、スルーすることが常であった。
・・・しかし、この週末は違っていた。
各地でクマ出没ニュースが相次ぎ、放浪親子キャンパーはすっかり怖じ気づいていた。
キャンプ場に求めるものは、「ロケーション」から「安心感」へと変わっていたのであった。。。
そんな「安心感」重視でチョイスしたキャンプ場のはずだったが・・・
到着すると意外な印象を受けたのだ。
「おや?・・・結構いい雰囲気♪」
早速おしゃれな管理棟で、受付をします。
超人気キャンプ場ではありませんので、前日予約で空いていました。
管理棟の中も、薪が沢山積んであり、それらしい雰囲気です。
「思っていたより、キャンプ場っぽい」・・・正直、そんな印象を受けました。
管理棟の横には、日帰りのBBQスペースがあり、
そこそこの盛況ぶりでした。
ここの雰囲気も、なかなかgood♪
管理棟の向かいには、おしゃれなカフェもあるようです。
「フォンテーヌの森」・・・名前に恥じないお洒落な雰囲気ですな。。。
さて、本日のサイトは、A-27
オートキャンプのサイトです。
早速、指定されたサイトへと向かいます。
管理棟付近もそうですが、場内は樹々が多く、近隣の市街地より明らかに涼しい。
サイトの方は・・・「うっ、狭い。」
なにやら、丸太で囲ってあるエリアが、テント設営スペースのようですが、
REVOタープを広げたら、いっぱいいっぱい。
貼り綱考えると、完全にはみ出しますが、
「今日は周りのサイトに誰もいないので、好きにしていいです。」
とのことで、はみ出しを気にせず設営開始します。
(参考にREVOタープのサイズも貼っておきましょう。)
この後は、REVOメッシュの初設営でごにょごにょしていたわけですが、
既に別記事↓で書いたので、そこは省略します。。。
設営を終え、場内を見回してみます。
週末の天気予報ではキャンプ日和のはずでしたが、埋まっているサイトは4割程度。
特定日を除けば、サイトは広く使えそうです。
サイトのサイズは、マチマチで、放浪親子キャンパーのサイトは狭い方でした。
丸太で区切られてない場所もあり、画一的ではありません。
地面は、土メインで砂と砂利が少々です。
こちらは、オートサイトの中央にある炊事場。
なかなか新しく、普通にキレイでした。
ここはお湯が出ませんが、どこかに出る場所もあるようです。
こちらは、オートサイトのトイレです。
まあ、可もなく不可もなく、といった感じですが、
若干狭いのが気になりましたね。
今回は、REVOメッシュの初張りでしたので、虫はほとんど見かけませんが、
メッシュ内に籠っての「ねるねるタイム」(爆)
おやつを食べたら、遊び場へ向かってダッシュ!
管理棟付近には、バンガローが9棟ありますが・・・
このあたりの雰囲気は、オートサイトよりも上
・・・ここは、バンガローが優先される「キャンピカ つくば」か?(爆)
そんな素敵な雰囲気を進んで行くと・・・
小さい遊び場(森のトリデ)がありました。
まあ、内容的には幼児向きですが、遊具はあるだけでも、うれしいです。
遊び場の横には、「ウォークインテントサイト」があります。
ここは、車の横付けが出来ないサイト。
このキャンプ場は、近隣が住宅街だとばかり、思い込んでいましたが、
「ウォークインテントサイト」の先は、湿地帯のような風景が広がっていました。
なかなか雰囲気がありますね。
キャンプ場の系列企業(ルーラル吉瀬)で、
ブルーベリー農園なども経営されているようです。
管理棟でオリジナルのブルーベリージェラートを見つけたので購入〜♪
・・・ただし、ワタクシ、ブルーベリー、好き嫌いで食べれないので、
味の方は???ワカリマセン。
放浪親子キャンパー(子)曰く、美味しかったそうです。
さて、夕方になったので、チェックイン時に予約していた家族風呂へ入りました。
(30分で1,080円)
この家族風呂が、脱衣所も洗い場も広く、なかなかの好設備。
シャワーも2つあり、ボディソープとシャンプーまで備え付けられています。
お湯が循環濾過式ということで、気になる方は、早めの時間帯が吉でしょう。
私は、2番目の16:30の回を選択しました。
それにしても、キャンプ場でこのレベルの風呂に入れるのは、実にありがたい。
サイトに戻り、夕食の準備ですが・・・
遂に、メッシュ内が暑くて外に出てしまいました。(爆)
メッシュ内に籠るのは、もう少し涼しいキャンプ場がいいねぇ〜。
今夜のメニューは、土浦のイオンで買った養殖鮎の串打を塩焼きで。
あとは、仙台牛タンと書いてあった米国産牛タン(爆)と豚バラを炭火焼で。。。
この牛タンは、なかなかの美味でした。
GWから続いていたグルキャンの予定も一段落。
グルキャンもいいですが、
久しぶりの通常営業(父子キャン)は、やっぱり落ち着きますな〜。
夕食後は、放浪親子キャンパー(子)が、「何か夜の遊びはないのか?」
と、人任せなことを言うので、LEDランタンとカメラの設定で遊んでみました。
露出時間を2〜3秒にして、LEDランタンで絵を描いてみます。
まずは、娘が挑戦。
I ♡ CAMP・・・?
たぶん本人的には違うと思いますが、親の願望で文字を追加。(爆)
私の方は、
大人なのでハイレベルに行きましょう。
・・・蚊取り線香(汗)
さて、カメラで遊んでいるうちに、広場サイトには花火を持ったファミリーが集まってきました。
どうやら、ここは指定の花火可能エリアだったようです。
放浪親子キャンパーも、去年買って残っていた花火を引っ張り出して、少し楽しみました。
娘が寝た後は、前回山伏で買って残っていた薪を使って、焚き火を少々。
・・・って、出てくるもの、全部残り物じゃないか!(爆)
7月の茨城県の平地ということで、暑さで寝苦しい夜も想定していましたが、
意外に朝方には結構冷えて、テントはほぼフルクローズ、
念のため持って来ていた寝袋を掛けないと、若干寒いくらいまでになりました。
しかし、ここは土地柄か?暴走族が非常に多いですな。
道志の走り屋もうるさいが、あっちは1台。
暴走族は、結構な台数ですのでね〜。。。
こういう時は、耳栓があるといいですね。
・・・バイクの騒音の問題はありましたが、
今回のキャンプの主眼は「安心感」
そういう意味では、読み通りの安定した「安心感」を発揮した昨夜ではありました。
今朝の朝食は、ライスクッカーで炊いたごはんと、、、
さんまの缶詰と、鮭のほぐし身、味付け海苔。
ライスクッカーで炊くごはん、1合だと多いので、0.7合にしてみましたが、
変わらず、うまく炊けました。
オートサイトは、隣地の境界に接しているため、
このような柵に覆われています。
野良犬の侵入もシャットアウトですが、
場所によっては、柵の向こうにお墓がちらほら見えてます。(汗)
朝食を終え、朝の散策へ。。。
チェックアウトは12:00ですので、ゆっくり出来ていいですね。
こちらは一段下に下がっている48あたりですかね。
こっちの方がロケーションは良いかな〜?
結局この週末は、半分ほどの入りで、そこそこ落ち着いて過ごせました。
GWとか、お盆休みはどんな感じでしょうかね〜?
サイトが狭くても張れる幕が、適していそうな感じです。
子供が遊びたがったので、朝から遊び場まで来てみましたが・・・
やっぱり管理棟付近の雰囲気はなかなかいいよね〜。
サイト数も少なく、こぢんまりとしたキャンプ場ではありますが、、、
市街地からも近く、ロケーションが抜群というわけではありませんが、、、
この立地条件で、これだけの雰囲気を作り上げたのは、お見事ですね。
クマを恐れて、行き先を急遽決めたお手軽キャンプではありましたが、
やっぱりキャンプ場は行ってみないとわからないものだな〜と、
つくづく感じた出撃となりました。
(おしまい)
最後に恐縮ながら採点です。
料金 :★★★☆☆ オートキャンプ場ガイドの割引クーポンを使って、
父子二人で総額5,346円でした。(風呂は別料金)
wild-1カードなどがあると、更に割引があるようです。
安くはないが、立地を考えると妥当ですかね。
写真映え:★★★☆☆ バンガローの並ぶ、入口付近は結構いい感じ。
オートサイトの端は、どうしても柵が目につきますね。
遊具 :★★★☆☆ 幼児向けのしっかりした遊具があります。
炊事場 :★★★☆☆ 数は十分でしょう。
オートサイトの炊事場は、水しか出ません。
トイレ :★★★☆☆ 男子の小が狭く感じましたが、まあ標準レベルかな。
薪 :ーーーーー 購入していませんが、広葉樹の薪を
500円くらいで販売しているようです。
ゴミ :★★☆☆☆ 原則持ち帰りだが、300円で一袋(45L)引き取ってくれる。
あと、連泊の場合は、最終日以外は無料引き取り、
バイクや電車の場合は、無料引き取りと、細やかな気遣いあり。
安心感 :★★★★☆ クマの心配はゼロでしょう。
オートサイトの端は、
お墓がちらほら見えるのが若干あれですな。
風呂 :★★★★☆ 有料ですが、なかなか優良な家族風呂でした。
4人家族でも同時に入れそう。(湯舟に全員は無理ですが)
総合 :★★★☆☆ 埼玉南部や東京東部からのアクセスの良さは、
トップクラスではないでしょうか。
手軽にそこそこの雰囲気の中、キャンプを楽しめるのは貴重な存在。
たまにはこんなキャンプもいいですな。
↑最近、個人的に復活気味の2243。使用時にコンパクトなのがいいですね。
テーブルの上は銀座の一等地です(爆)