フォンテーヌの森 つくばキャンプ場 〜 平地の森で無防備キャンプ

しく

2016年07月12日 21:26

2016年7月2日〜1泊 ルーラル吉瀬・フォンテーヌの森 つくばキャンプ場


自宅から、わずか1時間ちょっと

高速IC出口から10分弱

標高20m「平地の森」

野生動物の心配・・・ほぼゼロ



・・・たまには、こんなお気楽で無防備なキャンプもいかがでしょうか?

そんなお手軽キャンプ場が、つくばの市街地近郊にありました。。。







私はキャンプ場のロケーションにこだわるキャンパーである。


例え、自宅から1時間圏内にキャンプ場があろうと、

そのロケーションが心の琴線に触れなければ、スルーすることが常であった。



・・・しかし、この週末は違っていた。

各地でクマ出没ニュースが相次ぎ、放浪親子キャンパーはすっかり怖じ気づいていた。

キャンプ場に求めるものは、「ロケーション」から「安心感」へと変わっていたのであった。。。



そんな「安心感」重視でチョイスしたキャンプ場のはずだったが・・・

到着すると意外な印象を受けたのだ。



「おや?・・・結構いい雰囲気♪」









早速おしゃれな管理棟で、受付をします。

超人気キャンプ場ではありませんので、前日予約で空いていました。











管理棟の中も、薪が沢山積んであり、それらしい雰囲気です。

「思っていたより、キャンプ場っぽい」・・・正直、そんな印象を受けました。










管理棟の横には、日帰りのBBQスペースがあり、

そこそこの盛況ぶりでした。

ここの雰囲気も、なかなかgood♪










管理棟の向かいには、おしゃれなカフェもあるようです。

「フォンテーヌの森」・・・名前に恥じないお洒落な雰囲気ですな。。。










さて、本日のサイトは、A-27

オートキャンプのサイトです。










早速、指定されたサイトへと向かいます。

管理棟付近もそうですが、場内は樹々が多く、近隣の市街地より明らかに涼しい。










サイトの方は・・・「うっ、狭い。」

なにやら、丸太で囲ってあるエリアが、テント設営スペースのようですが、

REVOタープを広げたら、いっぱいいっぱい。

貼り綱考えると、完全にはみ出しますが、

「今日は周りのサイトに誰もいないので、好きにしていいです。」

とのことで、はみ出しを気にせず設営開始します。

(参考にREVOタープのサイズも貼っておきましょう。)






この後は、REVOメッシュの初設営でごにょごにょしていたわけですが、

既に別記事↓で書いたので、そこは省略します。。。

2016/07/09










設営を終え、場内を見回してみます。

週末の天気予報ではキャンプ日和のはずでしたが、埋まっているサイトは4割程度。

特定日を除けば、サイトは広く使えそうです。










サイトのサイズは、マチマチで、放浪親子キャンパーのサイトは狭い方でした。

丸太で区切られてない場所もあり、画一的ではありません。

地面は、土メインで砂と砂利が少々です。











こちらは、オートサイトの中央にある炊事場。










なかなか新しく、普通にキレイでした。

ここはお湯が出ませんが、どこかに出る場所もあるようです。










こちらは、オートサイトのトイレです。










まあ、可もなく不可もなく、といった感じですが、

若干狭いのが気になりましたね。











今回は、REVOメッシュの初張りでしたので、虫はほとんど見かけませんが、

メッシュ内に籠っての「ねるねるタイム」(爆)











おやつを食べたら、遊び場へ向かってダッシュ!










管理棟付近には、バンガローが9棟ありますが・・・

このあたりの雰囲気は、オートサイトよりも上

・・・ここは、バンガローが優先される「キャンピカ つくば」か?(爆)










そんな素敵な雰囲気を進んで行くと・・・










小さい遊び場(森のトリデ)がありました。

まあ、内容的には幼児向きですが、遊具はあるだけでも、うれしいです。










遊び場の横には、「ウォークインテントサイト」があります。

ここは、車の横付けが出来ないサイト。










このキャンプ場は、近隣が住宅街だとばかり、思い込んでいましたが、

「ウォークインテントサイト」の先は、湿地帯のような風景が広がっていました。

なかなか雰囲気がありますね。











キャンプ場の系列企業(ルーラル吉瀬)で、

ブルーベリー農園なども経営されているようです。

管理棟でオリジナルのブルーベリージェラートを見つけたので購入〜♪



・・・ただし、ワタクシ、ブルーベリー、好き嫌いで食べれないので、

味の方は???ワカリマセン。

放浪親子キャンパー(子)曰く、美味しかったそうです。









さて、夕方になったので、チェックイン時に予約していた家族風呂へ入りました。

(30分で1,080円)

この家族風呂が、脱衣所も洗い場も広く、なかなかの好設備。

シャワーも2つあり、ボディソープとシャンプーまで備え付けられています。



お湯が循環濾過式ということで、気になる方は、早めの時間帯が吉でしょう。

私は、2番目の16:30の回を選択しました。

それにしても、キャンプ場でこのレベルの風呂に入れるのは、実にありがたい。









サイトに戻り、夕食の準備ですが・・・

遂に、メッシュ内が暑くて外に出てしまいました。(爆)

メッシュ内に籠るのは、もう少し涼しいキャンプ場がいいねぇ〜。











今夜のメニューは、土浦のイオンで買った養殖鮎の串打を塩焼きで。










あとは、仙台牛タンと書いてあった米国産牛タン(爆)と豚バラを炭火焼で。。。

この牛タンは、なかなかの美味でした。










GWから続いていたグルキャンの予定も一段落。

グルキャンもいいですが、

久しぶりの通常営業(父子キャン)は、やっぱり落ち着きますな〜。










夕食後は、放浪親子キャンパー(子)が、「何か夜の遊びはないのか?」

と、人任せなことを言うので、LEDランタンとカメラの設定で遊んでみました。


露出時間を2〜3秒にして、LEDランタンで絵を描いてみます。

まずは、娘が挑戦。



I ♡ CAMP・・・?

たぶん本人的には違うと思いますが、親の願望で文字を追加。(爆)

私の方は、大人なのでハイレベルに行きましょう。











・・・蚊取り線香(汗)









さて、カメラで遊んでいるうちに、広場サイトには花火を持ったファミリーが集まってきました。

どうやら、ここは指定の花火可能エリアだったようです。

放浪親子キャンパーも、去年買って残っていた花火を引っ張り出して、少し楽しみました。










娘が寝た後は、前回山伏で買って残っていた薪を使って、焚き火を少々。

・・・って、出てくるもの、全部残り物じゃないか!(爆)











7月の茨城県の平地ということで、暑さで寝苦しい夜も想定していましたが、

意外に朝方には結構冷えて、テントはほぼフルクローズ、

念のため持って来ていた寝袋を掛けないと、若干寒いくらいまでになりました。



しかし、ここは土地柄か?暴走族が非常に多いですな。

道志の走り屋もうるさいが、あっちは1台。

暴走族は、結構な台数ですのでね〜。。。

こういう時は、耳栓があるといいですね。









・・・バイクの騒音の問題はありましたが、

今回のキャンプの主眼は「安心感」

そういう意味では、読み通りの安定した「安心感」を発揮した昨夜ではありました。










今朝の朝食は、ライスクッカーで炊いたごはんと、、、










さんまの缶詰と、鮭のほぐし身、味付け海苔。

ライスクッカーで炊くごはん、1合だと多いので、0.7合にしてみましたが、

変わらず、うまく炊けました。










オートサイトは、隣地の境界に接しているため、

このような柵に覆われています。

野良犬の侵入もシャットアウトですが、

場所によっては、柵の向こうにお墓がちらほら見えてます。(汗)











朝食を終え、朝の散策へ。。。

チェックアウトは12:00ですので、ゆっくり出来ていいですね。











こちらは一段下に下がっている48あたりですかね。

こっちの方がロケーションは良いかな〜?










結局この週末は、半分ほどの入りで、そこそこ落ち着いて過ごせました。

GWとか、お盆休みはどんな感じでしょうかね〜?

サイトが狭くても張れる幕が、適していそうな感じです。










子供が遊びたがったので、朝から遊び場まで来てみましたが・・・

やっぱり管理棟付近の雰囲気はなかなかいいよね〜。










サイト数も少なく、こぢんまりとしたキャンプ場ではありますが、、、

市街地からも近く、ロケーションが抜群というわけではありませんが、、、

この立地条件で、これだけの雰囲気を作り上げたのは、お見事ですね。



クマを恐れて、行き先を急遽決めたお手軽キャンプではありましたが、

やっぱりキャンプ場は行ってみないとわからないものだな〜と、

つくづく感じた出撃となりました。





(おしまい)






最後に恐縮ながら採点です。

料金  :★★★☆☆  オートキャンプ場ガイドの割引クーポンを使って、
            父子二人で総額5,346円でした。(風呂は別料金)
            wild-1カードなどがあると、更に割引があるようです。
            安くはないが、立地を考えると妥当ですかね。
写真映え:★★★☆☆  バンガローの並ぶ、入口付近は結構いい感じ。
            オートサイトの端は、どうしても柵が目につきますね。
遊具  :★★★☆☆  幼児向けのしっかりした遊具があります。
炊事場 :★★★☆☆  数は十分でしょう。
            オートサイトの炊事場は、水しか出ません。
トイレ :★★★☆☆  男子の小が狭く感じましたが、まあ標準レベルかな。
薪   :ーーーーー  購入していませんが、広葉樹の薪を
            500円くらいで販売しているようです。
ゴミ  :★★☆☆☆  原則持ち帰りだが、300円で一袋(45L)引き取ってくれる。
            あと、連泊の場合は、最終日以外は無料引き取り、
            バイクや電車の場合は、無料引き取りと、細やかな気遣いあり。
安心感 :★★★★☆  クマの心配はゼロでしょう。
            オートサイトの端は、
            お墓がちらほら見えるのが若干あれですな。
風呂  :★★★★☆  有料ですが、なかなか優良な家族風呂でした。
            4人家族でも同時に入れそう。(湯舟に全員は無理ですが)
総合  :★★★☆☆  埼玉南部や東京東部からのアクセスの良さは、
            トップクラスではないでしょうか。
            手軽にそこそこの雰囲気の中、キャンプを楽しめるのは貴重な存在。
            たまにはこんなキャンプもいいですな。






↑最近、個人的に復活気味の2243。使用時にコンパクトなのがいいですね。
 テーブルの上は銀座の一等地です(爆)





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