ようこそ
あすなろの里へ
今週末の放浪親子キャンパーは近場へ出没。
自宅から下道で1.5時間+α(買い物&昼食)・・・
レトロなポストがお出迎えの公営施設に到着したのは12:40くらいでした。
一般的に、時間に厳格な公営キャンプ。
13時のチェックイン定刻を考慮すると、絶妙な到着時刻の筈でしたが、、、
場内は車両の通り抜けが出来ないため、受付を済ませてからキャンプ場入口がある裏門まで
一般道経由で向かうシステム・・・このあたりは先駆者様のブログで予習済、助かりました〜♪
場内案内図は、このようになっております。
なにやら色々ありそうですが、、、
実は入園料(大人400円)がかかる、立派な有料公営施設なのです。
でもキャンプ場宿泊者なら、テント1張り3,000円で何人でも?利用出来ます。(別途の入園料は不要)
受付でもらった地図に、主要設備とサイト割を追記しています。
サイトは大きく3つに分かれていました。(各サイト名は勝手に命名。)
■■■各サイトの特徴■■■
Aサイト:唯一の芝生サイトで一番人気のサイト。今シーズンから区画割制になったらしい。
トイレ・炊事場あり。車は路上に縦列駐車で、荷物の搬入は少し面倒そう。
Bサイト:AとCに挟まれた谷の地形。
少し雑草が生えているが、基本は土サイト。
車は横付けできるが、トイレ・炊事場が無い。
たぶん一番不人気サイト。
Cサイト:土サイト&カマドが据え付けられた、ザ・公営キャンプの風貌。
Cの向こうは、菅生沼。
車は横付け可能で、トイレ・炊事場もある。
ちなみにキャンプ場から風呂へ行くにはピンクの点線ルートを歩くことになります。(徒歩5分)
■■■■■■■■■■■■
・・・13時ちょっと前だけど、すんなりチェックインできた時点で「おや?」と思ったのよね〜。
「あちゃ〜、もうみんな来てるじゃ〜ん」
こちらは一番人気のAサイト。
芝生サイトで爽やかな雰囲気から、ここに張りたいと思っていたのですが・・・
完全に埋まっていました。
管理人のおじさんに聞いたところ、早い人は10時に来ているらしいです。
(追加料金は聞くのを忘れました。)
このAサイトは、人気があるため今シーズンから区画を割ったとのこと。
多くの人が利用出来るように、1区画は結構狭めのようですね。
残りのBサイト、Cサイトは、フリーサイトになります。
ちなみに、Aサイトのトイレはこんな感じ。
さて、気を取り直してBサイトへ。
一本伸びる道の両サイド、好きなところへ張るパターンです。
なかなか開放的で悪くはありませんが、ここにはトイレも炊事場も無いのがネック。
Aサイト、Cサイト共、ガケの上に位置しますので、トイレへのショートカット(近道)は不可。
Cサイトから見たBサイトです。
その向こう上方がAサイトになります。
Bサイトは結構空いていましたね。
・・・ということで、消去法で残ったCサイトヘ。。。
って、よく見ると、もう我が愛幕アルマディが張られていますが。
Cサイトは、カマド、固定テーブル、土サイトという、
公営キャンプのマストアイテムをきっちりと抑えています。。。
私が、常総市(「あすなろの里」所在地)の市長になったら、
ここへ砂利を敷くことをお約束しましょう。(爆)
Cサイトも空いてる場所はそれほど潤沢には無く、、、
開き直って設営完了〜♪
サイトが土なのは、あれですが、
テントが張れる場所は限られるので、スペース的には結構ゆったり♪
Cサイトの奥は、結構ひっそりしています。
華やかAサイトとは対照的ですが、こういう端っこが好きな人も多いのでは?
サイトの奥には、菅生沼(すがおぬま)と湿地帯が広がっています。
この感じは、先日訪れた「フォンテーヌの森つくば」にも似ている。。。
茨城は沼キャンプが多いのでしょうかね?
さて、設営完了したので、Cサイトの設備をチェックしておきましょう。
こちらはトイレ。
Cサイトの奥の方にあります。
小×2、和式×1と数は少なめ。
清潔度は普通です。
こちらは炊事場。炊事場はCサイトだけで2箇所ありました。
シンプルながら数も多く、問題無し。
清掃もしっかりされています。
もちろん、お湯は出ません。
灰捨て場もありました。
(Aサイトにもありました。)
さあ、これだけならただの古めかしい公営キャンプで終わってしまいますが、
「オールインワン公営キャンプ」と名乗るからには(←名乗ってない(爆))
まだまだ色々あるはずです。
ということで場内の徘徊へ。。。
・・・爽やかAサイトを抜けると、ロッジ群へ出てきました。
少しだけ黄色くなった葉っぱが、秋らしくていいですね。
ロッジは、かなり年季を感じさせる建物ではありますが、
稼働率もそこそこの模様。
この日も半分くらいはお客さんが居たようでした。
突き当たりまで行くと、望遠鏡が設置してあり、菅生沼が望めます。
こちらの施設、首都圏からもそれほど離れていませんが、なかなか周辺環境が素晴らしい。
さて、、、道を間違えたようなので(爆)
引き返して別の道を行くと、池の方へ出てきました。
池の向こうには、ミニ水族館とふれあい動物園があります。
こちらの池は、釣り堀にもなっているようですね〜。
400円+エサ代100円で利用出来るみたいです。
だが、誰も釣りをしていなかったので、釣果のほどは・・・?(謎)
池の向こう側まで、やってきました。
こちらが、ミニ水族館の入口です。
・・・まあ、ミニですな〜。
飼育されているのは隣の沼で生息している魚ということです。
個人的にはウナギが筒に入っていて、全く見えなかったのが残念でしたが、
個体の状態はどれも良好で、上手に飼育されているようですね。
そのとなりには・・・ふれあい動物園
ゆる〜い感じの小動物園です。
公営小動物園のお約束でしょうか・・・?
この小さなお猿は、よく見かけますよね。
他にはプレーリードッグが1匹?と、鳥類が何種類か居ました。
・・・肝心の「ふれあい」は?
行った時間が悪かったのか、ふれあえませんでしたが、
時間帯によっては、そういう催しがあるようです。
「オールインワン公営キャンプ」・・・最大の見せ場はやはりこれでしょう。
■■■展望風呂■■■
・菅生沼が一望できる幅18mの大きなお風呂で、一度に50人が入浴できます。
・設備 シャワー12(男)、シャワー10(女)、ドライヤー各2、洗面各5、コインロッカー、
リンスインシャンプー、ボディソープ
(↑
公式HPより)
昼間は日帰り入浴施設として稼働していて、
宿泊客は17時〜21時まで入浴可能です。
もちろん男女1時間交代制とかではありませんので、ご安心を!
中へ入ると・・・幅18mの巨大浴槽がお出迎え〜♪
とっても清潔で気持ちいいですな〜。
シャワーの数も十分ですが、水圧は若干弱め。
50人入れるという謳い文句ですが、このあと本当にサッカー少年?30人くらいが来て焦りましたわ。。。
それでも窮屈感は全く感じませんでしたけどね。
とにもかくにも、このレベルのお風呂がサイト代金3,000円に含まれるとは、なんとも太っ腹。
これ5人家族とかだと、相当元取れるんじゃないでしょうか?
お風呂からサイトへの帰り道は、こんな感じの若干寂しい道になります。
明るいうちに予習しておいた方がいいですね。(この写真は予習中の1枚)
しかし!怖がり放浪親子キャンパーのはずが、この週末はひと味違った。
・・・暗くなっても、夜道を全く怖がらない放浪親子キャンパー!
なぜなら、茨城にはクマが居ないから!(爆)
(大子とかの福島県境付近は除く)
風呂から上がると、案の定暗くなっていました。
大して寒くありませんが、今夜のメニューは秋キャンプらしく?鍋で。
切るのと洗うのが面倒な白菜は抜きで、
ネギ、えのき、豚肉、鶏団子、ホタテ、豆腐+ラーメンという
おっさんチョイスの不健康鍋(爆)
いや〜、うまかったな〜。次回もコレにしよう。
人気のAサイトとは違って、ゆとりのCサイト。
ほどほどの距離感と、ほどほどの人の気配、そして静かなお客さんばかりで、
かなりいい感じのキャンプナイトを過ごすことができました。
食後はみなさんの真似をしてカントリーマアム in 焚き火に初トライ♪
クルクル棒は持っていないので、竹串2本でいきます。
これ、微妙にコツがあって、カントリーマアムの側面でも、硬いところと柔らかいところがありました。
柔らかいところに竹串を刺せば、カントリーマアムが崩れません。
・・・確かにこれは焼き立てのクッキーみたいになって、非常に美味しいですな〜♪
娘に食べさせた後、パチノックスに座って自分の分を食べようとしていたら、
更に食べたがる娘に襲われ、イスごと後ろに倒れてしまいました。(汗)
娘が寝た後は、508A+ヒーターアタッチメントでゴーゴー言わせて独り楽しみます。
この日は、まだ寒くなかったので実力は発揮出来ませんでしたが、
次回あたりは活躍してくれるでしょうか・・・ね?
火遊びもほどほどにして、286Aと並べてニヤニヤ(爆)
アホなことをしていたら、野良猫がテントの前までやって来て立ち止まり
不思議な顔をして去って行きました。(汗)
そういえば、レトロな印象の場内ですが、なぜか街灯だけはLED。
明る過ぎる感じもしますが、これはキャンプ場の親切と捉えましょう。
周囲に隣接した幹線道路はまったく無く、昼間から非常に静かだった場内。
夜は、彼方で暴走族のバイク音がかすかに聞こえていましたが、耳栓無しで寝れるレベルでした。
なかなか周辺環境がいいところです。
・・・翌朝。
快晴の朝を迎えました。
雨続きだった2016年中盤戦もようやく潮目が変わったかな?
同じキャンプ場でも、その日の天候によって受ける印象は随分変わることでしょう。
その点では、10月中旬のこの日は、虫も少なく、気温も適温、お天気も快晴ということで、
良い条件が重なりました。
樹々の隙間から見える広大な湿地帯は、まばゆいばかりに輝いています。
湖畔キャンプならぬ沼畔キャンプ・・・というと、あまり爽やかな印象を受けませんが、
この快晴下では気持ちいい〜♪
10時チェックアウトなので、若干慌ただしい朝とはなりましたが、
平地の秋らしく、過ごしやすい気候でのキャンプを満喫できました〜♪
そして「オールインワン公営キャンプ」の締めは、沼の対岸にある
茨城県立自然博物館へ。
↓ちょこっと、博物館について書いています。
水族館→動物園→展望風呂→キャンプ→博物館というゴールデンルートを無事消化し、
帰路では人生初の「山田うどん」で昼食を食べて、帰宅したのでありました。。。
(おしまい)
最後に恐縮ながら採点です。
料金 :★★★★☆ キャンプ場の施設は相応ですが、
風呂付きを考えると安いです。
大家族に有利!(爆)
写真映え:★★☆☆☆ ザ・公営キャンプです。
その筋のマニアには堪らないでしょう。
(↑いるのか?)
遊具 :★★★★★ いわゆる遊具は見当たりませんが、
至れり尽くせりの公営施設。
夏期はプールもありますよ。
炊事場 :★★★☆☆ 数は豊富で、清掃も十分。
トイレ :★★★☆☆ 若干数が少ないが問題無し。
薪 :ーーーーー (買ってないので評価無し)
ゴミ :★☆☆☆☆ 捨てれるのは消し炭だけかな?
公営なのにこれは残念。
安心感 :★★★★★ 色々な側面で、安心感が非常に高いキャンプ場です。
風呂 :★★★★★ 本文で触れたとおり。
この風呂は非常にポイント高いです。
総合 :★★★☆☆ 付帯施設が充実のファミキャン好適キャンプ場。
東京東部や、埼玉東部からの距離は、
数ある関東キャンプ場のなかでも、トップクラスの近さでしょう。
沼特有か?森の匂いか?よくわかりませんが
若干匂いが気になる点はありました。
が、スタッフも親切で料金も安く、応援したくなるキャンプ場です。
ただ、土サイトだけに、雨の日は・・・?