7:15
幾度となく通った発光路の朝
長い冬を終え、気温も上がり始めたので魚の活性も高くなってきたのではないか?
と、期待に胸を膨らませて来たのだが、どうにも水の状態が良くない。
昨夜の雨で濁りが入ったのか?いまいちフレッシュ感に欠ける印象である。
8:39
悪い予感は的中し、やはり放流前に釣れる雰囲気ではなさそうだ。
記憶に新しいところでは昨年10月。
水温がマス達の適正にぴったりとハマったのか、
あの渋い3号池で放流前からバンバン大型が上がるという異常事態もあったのだが、
今日はその日ではなさそうだ。
2024/10/16
2024年10月12日(土) 発光路の森フィッシングエリア(栃木県鹿沼市)ここ発光路では朝の発券時に「魚持ち帰ります?」「はい」「40cm以上は2匹までです」というやりとりを、もうかれこれ25回ほどしているので(爆)そのルールは十分身に染みついているはずなのだが、実際問題としては…
9:54
ブルブルッ!
と、釣れない雰囲気98%ではあったが、
そこは遠路遥々、しかも2ヶ月ぶりに来た発光路であるから、
こちらも手をこまねいてばかりでは居られない。
秘技セニョールを散々っぱら投入してようやくのファーストフィッシュを釣り上げた。
ただしサイズは30cmあるかないか・・・
なんでや(爆)
10:04
この時間はよく晴れていて「メガネの愛眼」ブランドの偏光グラス越しの景色も美しく見えたので、
試しに写真を撮ってみる。
ちょっと周囲に映り込みが入ってしまったが中央付近はなかなかキレイに撮れたw
偏光グラスをしていると、景色がハッキリと見える。
要はカメラのPLフィルターと一緒か・・・
10:23
そうこうするうちにお待ちかねの放流車がいつも通りの時間に到着である。
この日の放流は、見ていてもいまいち魚がどれだけ入ったのかわからなかったが、
この後池全体で15匹くらいは揚がった気がするので、結構な量だったと思う。
10:30
ただ、放流魚というのは放たれてから池全体に均一に広がる努力はしてくれないのでw
何となく対岸側に釣果が偏る傾向になってしまった(被害妄想かw)
そんななかで池の真ん中辺りでアタリらしきものが2度ほど続けてあり、
その2回目で放流魚がヒットである。
長さはそれほどでもないが立派な体高の推定ヤシオだ。
11:06
その後、3号池の空いている場所に移動したところで、
またまたセニョールでヒット。
派手なジャンプを2回ほどしたところから、放流魚ではなく居着きだったようだが、
超激しいファイトの末に無事ランディング。
これはデカいぞ〜と思って、ネットに収まった魚体を見ると何とも微妙なサイズw
40cmあるかないかと言ったところで、ここは一か八かリリースしてみた。
(既に放流魚を1匹キープしていたので)
しかし、ここ発光路で以前にも経験しているのだが、
ヒットしたマスがロケットのようなジャンプをすると
ヒュ〜ン
と音がするのである。
あの音はどこから来るのだろうか?(ラインかな?)
発光路といえば山の最奥で、その道中にシカやサルが出ることはそれほど珍しいことではない。
クマが出ても不思議では無いので、私はいつも3号池の山側で釣りをしている時は
背後からクマに襲われないか心配なのだがw
よくよく見ると山の斜面に電気柵のようなものが設置されていた。
それともただの遊歩道のロープだろうか?
12:10
ペレットタイムは不発に終わったが、もう少し3号池で粘っていたところ
セニョールでブルックらしき魚がヒット。
しかしサイズは小さい。
12:19
昼食前に1号池に移動しようかとも思ったが、
以前に「さとーさん」が発光路は午後の方が釣れやすいと言っていたことを思い出し
また実際にそれで釣れたこともあったので、もう少し3号池で粘ってみる。
12:38
そしてランチ後すぐに、この日の
クライマックス が訪れる。
この時間は、薄曇りで風もやや強く、かなり肌寒い気温であった。
魚も表層にはほとんど見えず、泳いでいるのは1mとかそれよりもっと深そうな感じだった。
そこで秘技セニョールは諦め、以前「さとーさん」が3号池で大当たりしたという
ロデオクラフト モカDRSS を投入してみる。
買うだけ買ってほとんど使っていなかったし、魚も釣れた記憶がないので、
足元で泳がせてみると、手元にブルブルが来ない程度のゆっくり巻きでも
お尻はひょこひょこと左右に振っていることを確認
そのゆっくり速度で水深1mか2mあたりを泳がせたところ
ひったくるようなバイトが!
こちらも居着きだったらしく、放流直後の魚とは一味も二味も違う激しいファイトの末、
無事ランディング出来たのは文句なしのキープサイズ。
モカのフックは吊るし状態の細軸フックだったので、かなり伸びていて危なかった。
ヴァンフックで云えば、SP31Fあたりの細さだろうか。
50サイズになるとSP31Fは伸ばされることは必至で、
SP41F だと安心感がある。
セニョールだとオーナー針の
SBL-35 が吊るしのフックだが、
こちらは発光路の50クラスでも十分な強度だ。
13:16
というわけで、ほとんど「さとーさん」頼みで釣り上げた良型サイズを
捌いておくことにする。
サイズは放流直後に釣り上げた方が40cmジャストで、モカで釣れた方は49cm
思ったほどは大きくなかったが、超激しいファイトだったので満足度は高い。
2匹ともフォアグラのような肝臓が出て来たのでヤシオだと思われる。
13:41
その後は1号池・2号池を回ってみるが、近年記憶に無いほどに混んでいる。
1号池に至っては入る場所もほとんど無いくらいであった。
そして激渋い。
14:48
結局2号池では何も釣れず、1号池でようやくキャッチ出来たのは1時間以上後。
混んでいるとみるみる渋くなってしまうのだろう。
キープしない人も多いからね。
15:15
その後、表層ではなく1mくらい深いところを丁寧にスプーンでトレースすると
釣れることを発見し、この方法で何匹か続いた。
15:26
15:30
この日、意外に活躍したのが ハイバースト1.6g のこのカラー
裏が艶消しの茶色でペレットぽいから?
16:12
かなり渋いので17時まで釣る元気が続かず16時過ぎで終了。
確か3号池で釣れたのが5匹だったから、約半分だw
そして、本日・・・
以前にも一度作った「ヤシオマスの西京漬け」を仕込んでみた。
赤身であるヤシオマスの刺身も最初は嬉しいのだが、何度も食べると飽きて来てしまう。
やはり刺身は大量に食べるものではない(爆)
レシピは、前回もこれで作って美味しかったので、これの通りに。
ニッスイ サーモンの西京白みそ漬け
ただし今回は1尾の大半を使ったので味噌は200g使用した。
ちなみにこのレシピではキッチンペーパーで鮭を包んでいるが
私はそのまま味噌で包んでいる。
まずは水気を取る前の状態・・・
レシピ通りに振り塩をして少し置いてから水気を拭き取った状態・・・
西京味噌、料理酒、みりんを混ぜたものを塗りたくって、
1回分毎に分けてラップで包んだ。
このまま冷凍しても普通に美味しく食べれる。
ヤシオマスの西京漬けが特に旨いと感じたのは弁当に入っていたときで、
この調理法の真骨頂は冷めた状態なのかもしれない。
(そういえば、西京漬けはおせちにも入ってたりする)
しかし、西京漬けも自分で作ってみると意外と大量の味噌を消費することなど、
新たな気付きもあるわけで、スーパーで売ってる西京漬け・切り身一切れ300円?も
あながち高過ぎるわけではないように感じたw
(おしまい)
【発光路戦績】(ヤシオ or 姫神 or 頂鱒の釣れた数)
第1戦 2020年12月 ヤシオ?1
第2戦 2021年 4月 ヤシオ0
第3戦 2021年 4月 ヤシオ0
第4戦 2021年 4月 ヤシオ1
第5戦 2021年 8月 ヤシオ0
第6戦 2021年11月 ヤシオ2
第7戦 2022年 3月 ヤシオ2
第8戦 2022年 3月 ヤシオ1
第9戦 2022年 4月 ヤシオ2
第10戦 2022年5月 ヤシオ1
第11戦 2022年7月 ヤシオ1
第12戦 2022年9月 ヤシオ0
第13戦 2022年9月 ヤシオ2
第14戦 2023年1月 ヤシオ0
第15戦 2023年2月 ヤシオ2
第16戦 2023年4月 ヤシオ0
第17戦 2023年6月 ヤシオ0
第18戦 2023年9月 ヤシオ0
第19戦 2023年9月 ヤシオ1
第20戦 2023年11月 ヤシオ2
第21戦 2023年12月 ヤシオ0
第22戦 2024年4月 ヤシオ2
第23戦 2024年6月 ヤシオ2
第24戦 2024年9月 ヤシオ1
第25戦 2024年10月 ヤシオ4
第26戦 2024年11月 ヤシオ1
第27戦 2025年1月 ヤシオ2
第28戦 2025年4月 ヤシオ3(今回)