イワタニ 炉ばた大将 炙家W を「天の邪鬼」に斬る!

しく

2015年11月09日 21:21



各方面で大絶賛の「炉ばた大将」で・す・が。。。

本当にそんなにいいの〜?


みんなに良いと言われると、ダメなところを探したくなるのが、

天の邪鬼キャンパーの悲しき性。

へそまがり目線で送る、「炉端大将」レポです。。。





炉端大将のこんなところがイマイチ・・・

1.貴重なテーブル上を占拠



ど〜ん、俺が炉端大将だ〜!

と言わんばかりに、焚き火テーブルを占拠。(汗)











あくまで、ファイアグリル&炭火との比較になりますが、

やっぱり脚が無いのは困るよね〜。

地べたに置くには低過ぎるし。。。











同じくイワタニのカセットフーと比べても、若干大きい。。。











ちなみに、机の占有とは関係ないけど、厚みは倍。











そういえば、イワタニつながりでこんなのも愛用していましたね。

既に廃盤だが、カセットガスJrヒーター。

(さりげなく、イワタニ愛をアピール(爆))



これはとってもコンパクトなのですが、、、



ということで、貴重なテーブルを占有するので、減点1。











2.水の処置に困る



この話の前に、構造をご説明しておきましょう。



カセットガスはここにセットします。

ヒートパネル付きですので、冬場も安定の火力が期待出来ます。(いいところは素直に褒めます。)











カチャッとセット♪










なんか、若干はみ出してますけど。。。

正常です。











完成状態からバラしていきましょう。










網を外します。










枠と火口のカバーはいっしょに外れます。

この小さな穴からガスが出るんですね。

下に見えてるのが、「受け皿」です。

ここに水を張って使います。











「受け皿」は、横に引き出せます。

ここに水を張って使います。

食材からの余分な油は、ここへ落ちる仕組みです。



もう一度言いましょう。

「食材からの余分な油は、ここへ落ちる仕組みです。」

・・・で・す・が、

ここに溜まった「油ギトギトの水」は、どうすればよいのでしょうか?

こぼさないように炊事場まで持って行って流す?




なんか、ちょっと気が引けるな〜。

大体、炊事場までこぼさずに持って行くのも至難の業だし。。。

(あくまでキャンプ場での話です)

仕方ないので、キッチンペーパー大量投入で、燃えるゴミにしちゃってますが、

う〜ん、イマイチ。


ということで、水の処置に困るので減点1











3.洗う物が多い


同じ写真で恐縮ですが、ここから上の部品は全て洗う事になります。










つまり、網、枠、火口カバー。

とくに枠が洗いにくいんだよね〜、なんか断面形状が「コの字」になってるし。。。










あつ、受け皿も洗う事になりますよね。



これは個人差があると思いますが、ファイアグリルでは網だけ洗えばよかったのに、

炉端大将では、網、枠、火口カバー、受け皿、の4点も洗わなければなりません。

これ、どう考えても面倒くさいでしょう?

・・・私だけですかね? そう思うのは。。。

(少なくともNamiheiさんは面倒だとコメントに書いてらっしゃいましたね。。。)




ということで、洗う物が多いので減点1











もちろん、炭火熾しをしなくてよいというメリットはありますよ〜。

これは手間と言うより、時間短縮の効果が大きいと私は考えています。











例えば、キャンプ場への到着&設営が遅くなり、迫る夕闇。

泣き叫ぶ、空腹の子供たち。。。

そんなシチュエーションで炭火熾し30分のタイムロスは痛いですからね〜。



カセットガスで、すぐにお手軽炭火気分。

時間がない時の保険的に持っていても良いかもですね〜。

(既にうちでは、そうなりつつありますが。。。)










イワタニ 炉ばた大将 炙家W



ずぼらキャンパーの登竜門かと思いきや、後片付けが異常に面倒という事実。

真のズボラキャンパーへの道は険しい。。。






以上、天の邪鬼キャンパーによる、炉端大将レビューでした。






(おしまい)





慌てて追記。

祝50万PV到達!

いつもご覧頂きありがとうございます♪






↑モデルチェンジしました






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