スノーピーク 焚火台M 〜 870日後の姿

しく

2017年08月19日 22:32



現代オートキャンプの象徴・・・スノーピーク 焚火台


「一生ものの焚火台」とも称される、この高級焚火台。

気付けば、初使用から2年半ほどが経過していました。

日数にしておよそ870日。


ピカピカ焚火台の870日後・・・あなたはその姿が想像出来ますか?








2015年1月


私の手元に届いたばかりの「スノーピーク 焚火台M」

1万円以上の高級品に相応しい重厚感と仕上がりの美しさは、

さすがスノピと認めざるを得ませんでした。











MADE IN JAPAN / HEADQUARTERS の刻印は、この焚火台がスノピ製品としては唯一、

新潟の本社で製造されていることの証でしょうか。











以前の開封レポでは「溶接の溶け込みが弱そう」的な指摘もしましたが(汗)

この溶接の肉盛り・・・見た目のインパクトは大ですね。

2015/01/22














そして、ピカピカのまま初使用へ。。。

この後、ユニフレームのファイヤグリルと世代交代を迎えました。















2015年3月 60日後

初使用から2ヶ月後。

後にも先にもスノピ純正オプションで唯一購入した「炭床Pro.S」を導入しました。

これは、今では、焚き火の時は寧ろ無い方がいいような気がしていますが、

炭火を使う場合には無いとちょっと厳しいです。











何やら指紋がべたべたと目立つほどに、

この頃は、まだピカピカの面影を保っていたようです。













2015年7月 180日後

初使用から半年が経過したとき、既に新品ピカピカの面影は無くなっていました。

ちなみに、キャンプ場では焚火台を水で洗っているキャンパーの方も見かけますが、

私は洗うことはありません。

これは明確なポリシーとか、何か理屈があるわけではなく、ただただ面倒なだけです。(汗)













炭床の方は、一番過酷な熱源付近、更には材質が錆びやすい鋳鉄ということで、

あっという間に、どこぞの下水のフタと見紛うばかりの姿になっていました。











それからしばらく・・・当たり前のように私はこの焚火台をキャンプの度に使い続けました。

当初は、ユニフレーム/ファイヤグリルとの2台体勢で、気が向いた方を使っていましたが、


1)ファイヤグリルは、組立時に手が痛い。スノピは痛くない。しかも組立超簡単。

2)収納サイズで明らかにスノピが有利。板のように薄い。


上記2つの利点が決め手となり、現在は完全にスノピだけを使用しています。









・・・焚火台ドリッパーと焚火台の競演。











外に放置したまま寝るため、朝起きたら雨に打たれていることも多々あります。











朝焚き火は、連泊キャンプ中日の楽しみのひとつ。











錆び錆びの火起こし器とのコンビネーションも抜群です。











重い広葉樹の薪をこんなに載せたってビクともしません。

(薪を乾燥している状態。キャンプファイヤーではありません。)











2017年6月 870日後

そうして、いつしか2年半近くが経過していました。

比較のために、新品時の写真と並べてみます。。。













刻印部分は、初めから薄いので、現在ではほぼ判別不可能に。













内部の汚れは、私の横着がたたり、酷い状態ですが、、、

少し清掃すればかなり回復すると思います。













あの印象的な溶接盛りは、随分目立たなくなってしまいました。

溶けた訳ではないと思いますが。。。













下水のフタ・・・などと書いてしまいましたが、

誇り高き * マークが、決してそうでは無いことをアピールします。













特筆すべきは、見た目的に多少の疲れが見える現在でも

新品時と変わらず、少しの歪みも無く、ピタッと平面に折り畳めること。

・・・それは、スノピの狙い通り、焚き火の高温に耐えている証でもあります。





(ただし、熱い状態で水をかけるとダメ(変形する)みたいです)









一生ものの焚火台・・・

果たしていつまでキャンプに行くかの方が、怪しいかとは思いますが、、、

まあ、キャンプの趣味が続く限り、これは壊れずに使えそうな気がした

2017年夏キャンプの夜でした。。。







(おしまい)











↑焚火台M + 炭床Pro.S + ファイヤグリルの網 or へビーロストルで色々使えます。





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