五光牧場オートキャンプ場 〜 雪中鹿肉寄生野営(前編)

しく

2020年02月07日 08:14

2020年2月1日(土)〜1泊  五光牧場オートキャンプ場


さあ、出でよ

雪中寄生キャンパーよ!(爆)



2020年真冬の2月

八ヶ岳を望む雪原サイトに集った5人の一家の主人

家族を忘れ、仕事を忘れ、ただひたすらに眼前のキャンプに集中し続ける1泊2日の珍奇行

おっさん雪中キャンプ2020開幕です









2月1日(土)8時14分

ナチュログ写真部最年長であるE氏が操る至高のキャンプカーは、

全く雪の無い、真冬の清里付近を順調に航行中。

その助手席にちゃっかり着座するのは、

放浪親子キャンパー改め、雪中寄生キャンパー(爆)のワタクシ。。。










2月の五光で雪中キャンプを・・・

その思惑で日程が決まっていたものの、雪は絶望的な状況のまま、

五光牧場オートキャンプ場(標高1,300m)へ到着。










しかし、キャンプ場へ到着すると意外や意外、

ここだけ気温が低いのでしょうか?

結構雪が残っています・・・というか、場所によっては、まさに一面の銀世界。










チェックイン時刻の9:00を待って、管理人さんを電話で呼び出しました。

(この建物が管理棟)










受付を済ませ、普通自動車ではかなりの高確率で腹を擦りそうな超凸凹道を

スバルの4WDで、ぐいんぐいんと登っていきます。










場内のめぼしい場所=雪の残っている場所(笑)を物色し、

なんとか今回キャンプのメインイベント=「雪中キャンプ」設営地を確保です。











こちらが、今晩お世話になります Egnathさんヘルスポート・バルホール

全長7m超えのトンネルテントは、設営も結構大変で、特にポールを通すのが一苦労でした(汗)











バルホールの中には、OUTADのグランドシートを敷き、

今夜の寝床をスタンバイです。










taku-cさんから借りたクオルツのキャンパーズベッドⅡの上には、

イノアックのベリー暖ケット(笑)と、ドッペルのコンパクトなインフレータブルマット、

そしてナンガの600DXを使用。



しかし、このマット

2016年に3,387円で購入し、ほとんど使っていなかったが、

今見たら6,500円って、、、どういうこと???












この頃には、5人のメンバー全員が揃い、

設営もほぼ完了。










例年に無い雪不足で、「雪中」野営は絶望的な状況かと思われましたが、

なんとか、それらしいサイトが出来上がりました。

5人のおっさんs は、全員テンション上がりまくりで、

よくよく見ると、あちこちで写真を撮りまくっています(爆)











こちらは、季節感を度外視した、のんびり taku-c氏の個性派サイト(笑)

特に黒いチェアが傑作で、雪山に全面メッシュを持ち込んだ挙句、

夜には、背中が寒い寒いと訴えていました・・・って、ダチョウ倶楽部かっ!(爆)











さて、設営もようやくひと段落したので、カメラ片手にトイレ休憩。。。

なんだかロシア国営っぽい(笑)コンテナトイレ










中は、純国産で(笑)便器も新しく、暖房も入っていて、とても快適です。










暖房便座も完備ですから、ロシアとは比べ物になりませんね。

唯一残念なのは、手を洗う水が「冷水」なことです(苦笑)










トイレからの帰り道に、サイト遠景をパシャリ。

・・・ご察しのとおり、わざと雪のあるところに設営しています(笑)










さて、9時にチェックインしたはずなのに、気付けば時刻は12時前。

急いで昼食の準備に取り掛かります。

今回のキャンプ、メインテーマは「雪中」でしたが、サブテーマとして

プジョーのkeiさん発案で「鹿肉ジビエキャンプ」を掲げていました。

というわけで、事前に楽天でegnathさんが買ってくれていた「鹿肉」を捌いていきます。

これは、普通なら業者で取り去られるらしい?

硬くて食べられない部位を取り除いているところ。

(つまり、これでグラム数をかせぐ、セコイ業者から購入(爆))











egnathさんが、ワイルドに素手とオピネルでここまで捌いてくださいました。

ありがたや〜・・・










捌いた鹿肉は、焚火熱源の熱々鉄板でジューッと、、、










でも、火加減が難しそうなので、保険でkeiさんが準備してくれた、

カセットフー+ジンギスカン鍋の2本立てで(笑)










これに合わせるのは、もちろん白米でしょ〜♪

5人で3合炊きましたが、ちょうどよい量でしたな。

鹿肉 on the ライス・・・は、辛めのタレと合間って、抜群の美味さです。

でも、鉄板で焼いた方が焼き過ぎで硬くなったのは、ジビエ初心者あるある(爆)











こうして、雪中ロケーションで、お腹も心も満たされた、おっさん5人衆。。。










厳寒ながら、清々しい林間の空気に誘われて、、、










場内端にある展望台まで、食後の散策をすることにしました。











いや〜、これ以上ない晴天で、実に気持ちが良いですな〜♪










雪の上には、動物の足跡が何種類もありましたが、

中には、人間の足跡の半分ほどもある大きな足跡も

コレ、、、クマじゃないよね?(汗)











サイトから展望台までは、5〜10分程度。

今年は雪が少なくて、歩くのが簡単だったそうです(前年比)











そして、いよいよ人の足跡一つ無い展望台に到着・・・





















目の前に壁のようにそびえるのは、かの有名な八ヶ岳。

手前に見える大きなパラボナアンテナは、野辺山の電波望遠鏡(直径45m)でしょうか。

空も青く、最高に爽やかな景色を目の当たりにし、中年男性のボルテージも最高潮です(爆)











テンションが上がりすぎて、帰路はソリで爆走する最年少の6さん

このメンバー唯一の三十代?

四十路おっさんと共に過ごした1泊2日で、若い彼は何を思ったのでしょうか?(笑)










気持ちの良い散策を終え、サイト付近まで戻ってきました。

こちらは、絶対にお湯が出なさそうな炊事場。











五光牧場ACは、車1台(4名まで)5,500円という、結構な高規格料金ですが、

設備はそれほど高規格ではありません(苦笑)

でも、それが抑止力となって?空いていたのは very good










サイトに戻って、この日のために新調したミニテーブルを駆使し、

家で挽いてきた豆で、皆さんにコーヒーをお淹れしました。

(今回、極小荷物でパラサイト参戦ですので、せめてもの罪滅ぼし(笑))













さあ、冬の日暮れは早いです。

コーヒーで一服したら、各人思い思いに夜の準備へ移行します。










昼に続いて夜のディナーも鹿肉縛り?

今度は鹿のネック(首)肉を使って、鹿シチューを調理します。










たっぷりの鹿肉入りシチューを仕込み中・・・

うひょ〜、これは間違いなく美味しくなりそう♪










私も、負けずに夕食の準備・・・

近所のスーパーマルエツで、ずっと気になりながらも、

1缶500円オーバーという高額ゆえに手が出せずにいた「牡蠣の燻製オイル漬け」缶詰。

清水の舞台から飛び降りるつもりで(←大げさか)

10年越しの夢を遂に実現(爆)










egnathさんの薪ストーブにも火が入り、いよいよ、雪中キャンプは夜の部へ・・・







(後編へつづく)




↓後編upしました
2020/02/09






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