2月1日(土)8時14分
ナチュログ写真部最年長であるE氏が操る至高のキャンプカーは、
全く雪の無い、真冬の清里付近を順調に航行中。
その助手席にちゃっかり着座するのは、
放浪親子キャンパー改め、雪中寄生キャンパー(爆)のワタクシ。。。
2月の五光で雪中キャンプを・・・
その思惑で日程が決まっていたものの、雪は絶望的な状況のまま、
五光牧場オートキャンプ場(標高1,300m)へ到着。
しかし、キャンプ場へ到着すると意外や意外、
ここだけ気温が低いのでしょうか?
結構雪が残っています・・・というか、場所によっては、まさに一面の銀世界。
チェックイン時刻の9:00を待って、管理人さんを電話で呼び出しました。
(この建物が管理棟)
受付を済ませ、普通自動車ではかなりの高確率で腹を擦りそうな超凸凹道を
スバルの4WDで、ぐいんぐいんと登っていきます。
場内のめぼしい場所=雪の残っている場所(笑)を物色し、
なんとか今回キャンプのメインイベント=「雪中キャンプ」設営地を確保です。
こちらが、今晩お世話になります
Egnathさん の
ヘルスポート・バルホール
全長7m超えのトンネルテントは、設営も結構大変で、特にポールを通すのが一苦労でした(汗)
バルホールの中には、
OUTADのグランドシートを敷き、
今夜の寝床をスタンバイです。
taku-cさんから借りた
クオルツのキャンパーズベッドⅡの上には、
イノアックのベリー暖ケット(笑)と、ドッペルのコンパクトなインフレータブルマット、
そしてナンガの600DXを使用。
しかし、このマット
2016年に3,387円で購入し、ほとんど使っていなかったが、
今見たら6,500円って、、、どういうこと???
この頃には、5人のメンバー全員が揃い、
設営もほぼ完了。
例年に無い雪不足で、「雪中」野営は絶望的な状況かと思われましたが、
なんとか、それらしいサイトが出来上がりました。
5人のおっさんs は、全員テンション上がりまくりで、
よくよく見ると、あちこちで写真を撮りまくっています(爆)
こちらは、季節感を度外視した、のんびり
taku-c氏の個性派サイト(笑)
特に黒いチェアが傑作で、雪山に全面メッシュを持ち込んだ挙句、
夜には、背中が寒い寒いと訴えていました・・・って、ダチョウ倶楽部かっ!(爆)
さて、設営もようやくひと段落したので、カメラ片手にトイレ休憩。。。
なんだかロシア国営っぽい(笑)コンテナトイレ
中は、純国産で(笑)便器も新しく、暖房も入っていて、とても快適です。
暖房便座も完備ですから、ロシアとは比べ物になりませんね。
唯一残念なのは、手を洗う水が「冷水」なことです(苦笑)
トイレからの帰り道に、サイト遠景をパシャリ。
・・・ご察しのとおり、わざと雪のあるところに設営しています(笑)
さて、9時にチェックインしたはずなのに、気付けば時刻は12時前。
急いで昼食の準備に取り掛かります。
今回のキャンプ、メインテーマは「雪中」でしたが、サブテーマとして
プジョーのkeiさん発案で「鹿肉ジビエキャンプ」を掲げていました。
というわけで、事前に楽天でegnathさんが買ってくれていた「鹿肉」を捌いていきます。
これは、普通なら業者で取り去られるらしい?
硬くて食べられない部位を取り除いているところ。
(つまり、これでグラム数をかせぐ、セコイ業者から購入(爆))
egnathさんが、ワイルドに素手とオピネルでここまで捌いてくださいました。
ありがたや〜・・・
捌いた鹿肉は、焚火熱源の熱々鉄板でジューッと、、、
でも、火加減が難しそうなので、保険でkeiさんが準備してくれた、
カセットフー+ジンギスカン鍋の2本立てで(笑)
これに合わせるのは、もちろん白米でしょ〜♪
5人で3合炊きましたが、ちょうどよい量でしたな。
鹿肉 on the ライス・・・は、辛めのタレと合間って、抜群の美味さです。
でも、鉄板で焼いた方が焼き過ぎで硬くなったのは、ジビエ初心者あるある(爆)
こうして、雪中ロケーションで、お腹も心も満たされた、おっさん5人衆。。。
厳寒ながら、清々しい林間の空気に誘われて、、、
場内端にある展望台まで、食後の散策をすることにしました。
いや〜、これ以上ない晴天で、実に気持ちが良いですな〜♪
雪の上には、動物の足跡が何種類もありましたが、
中には、人間の足跡の半分ほどもある大きな足跡も
コレ、、、クマじゃないよね?(汗)
サイトから展望台までは、5〜10分程度。
今年は雪が少なくて、歩くのが簡単だったそうです(前年比)
そして、いよいよ人の足跡一つ無い展望台に到着・・・
目の前に壁のようにそびえるのは、かの有名な八ヶ岳。
手前に見える大きなパラボナアンテナは、野辺山の電波望遠鏡(直径45m)でしょうか。
空も青く、最高に爽やかな景色を目の当たりにし、中年男性のボルテージも最高潮です(爆)
テンションが上がりすぎて、帰路はソリで爆走する最年少の
6さん。
このメンバー唯一の三十代?
四十路おっさんと共に過ごした1泊2日で、若い彼は何を思ったのでしょうか?(笑)
気持ちの良い散策を終え、サイト付近まで戻ってきました。
こちらは、絶対にお湯が出なさそうな炊事場。
五光牧場ACは、車1台(4名まで)5,500円という、結構な高規格料金ですが、
設備はそれほど高規格ではありません(苦笑)
でも、それが抑止力となって?空いていたのは very good
サイトに戻って、この日のために新調したミニテーブルを駆使し、
家で挽いてきた豆で、皆さんにコーヒーをお淹れしました。
(今回、極小荷物でパラサイト参戦ですので、せめてもの罪滅ぼし(笑))
さあ、冬の日暮れは早いです。
コーヒーで一服したら、各人思い思いに夜の準備へ移行します。
昼に続いて夜のディナーも鹿肉縛り?
今度は鹿のネック(首)肉を使って、鹿シチューを調理します。
たっぷりの鹿肉入りシチューを仕込み中・・・
うひょ〜、これは間違いなく美味しくなりそう♪
私も、負けずに夕食の準備・・・
近所のスーパーマルエツで、ずっと気になりながらも、
1缶500円オーバーという高額ゆえに手が出せずにいた「牡蠣の燻製オイル漬け」缶詰。
清水の舞台から飛び降りるつもりで(←大げさか)
10年越しの夢を遂に実現(爆)
egnathさんの薪ストーブにも火が入り、いよいよ、雪中キャンプは夜の部へ・・・
(後編へつづく)
↓後編upしました