<備忘録> 雪中キャンプの装備

しく

2020年02月16日 13:38



先日、生まれて初めて、雪中キャンプっぽいことをしてきましたが、

あれは実に新鮮な感覚で、楽しいキャンプでしたな〜。



2020/02/07

2020/02/09




そこで、本日は自身の備忘録として、

雪中キャンプの装備やらなんやらについて、記録しておきたいと思います。

(書く前に書いておくけど、、、たぶん役に立たない(爆))









雪中キャンプ備忘録 <その1>

車高の低い車は厳しいよ



まず、キャンプ場までは、どんな車だってスタッドレスさえ履いておけば、

まあ、時と場所によっては、オールシーズンタイヤだって、ノーマルタイヤだって、

到着できると思うのですがね。。。



問題は場内通路。

やはり、雪が積もるようなところの通路は、何かと轍(わだち)が掘られやすい。

我々が行った五光牧場では、例えて言うなら、

「ふもとっぱら」の酷いときの1.5倍くらいの轍が至る所にありました。

これ、最低地上高が130mmとかの最近の普通車じゃ、

よほどのテクニックがない限り、腹擦るよ。

最低地上高200mmのEgnathさんOUTBACK、全く擦らなかったのは流石でしたな。。。










ただ、車高の高いSUVでも、こちらはFF+オールシーズンタイヤでしたかね?

雪原では、盛大にホイルスピンしていました(笑)

まあ、運転しているのが、雪道に慣れているkeiさんだったので、余裕で切り抜けていましたが。

一人で来ていて、スタックで動けなくなったら、ゲームオーバー?(汗)



というわけで、雪中キャンプで一番ハードル高いのは、やっぱり車ですかね〜。

そう簡単に買い換えるわけにもいかないし、これはなかなか根深い問題ですな。。。









雪中キャンプ備忘録 <その2>

雪の下は永久凍土か?パイルドライバー刺さらず



今回の設営早々に出鼻をくじかれたのが、このストーブの煙突支えで使用したスノピのパイルドライバー

これが地面に全く入らない!

最終的には、ソリステペグで下穴を空けてから、ようやく刺すことができましたが、

凍った地面は、ほんと脅威的に硬いですな・・・












雪中キャンプ備忘録 <その3>

コットを制するものが、雪中を制する(笑)



雪中キャンプ・・・誰だって、雪の上に直寝するのは、不安を感じるでしょう。

(私は今回、荷物を大量に持っていけなかったので、直寝しようかと思ってましたが(笑))

そこで、登場するのがコットですが、これがなかなか快適でした。

(コットの上にインフレータブルマットも使いました。たぶん無いとめちゃ寒い。)











使用したのは、taku-cさんからお借りしたQUALZのロータイプコットでした。










ロータイプなので、地面からの高さはご覧の通り、低めですが、

コレ+インフレータブルマットで、地面からの冷気を全く感じることはありませんでした。

(厳密に言うと、上記+アルミシートみたいなのも敷いたが、ほとんど関係ないでしょう(笑))










このタイプのコットは、脚を入れるのがめちゃくちゃ大変・・・ということを、

まことしやかに噂されていますが、この商品に関しては何の苦も無く組み立てることが出来ました。

また、主要部に「樹脂部品」を使っていないため、低温による樹脂部品破損の心配もありません。











今回、対照的だったのは、keiさんの高級コット・・・

本物ヘリノックスのコットワンです。











あろうことか、就寝直前に樹脂部品が脆くも折れてしまったそうです。

就寝前の気温は、せいぜいマイナス5℃程度だったと思いますし、

keiさんが多少太っていたとしても(笑)このコットの耐荷重145kgを超えているとも思えませんが、

事実は事実です。

受け入れるしかありません(爆)

しかし、雪中キャンプでコット壊れは致命的ですので、安物?は心配ですな〜。

keiさん、、、次は10万円くらいのコットにしましょうか(笑)











一方。本家ヘリノックスの樹脂部品破損をあざ笑うかのように、

氷点下でも遺憾無くその性能を発揮したコットもありました。

それがこちら・・・その名も Hawk Zing です(←誰?(爆))



この中華製パチノックスとも呼ぶべき、廉価版(劣化版ではないよ)コットは、

何の問題もなく同条件で一夜を過ごし、その圧倒的コスパを我々に知らしめたのでした(笑)



驚くべきは、この晩のkeiさんヘリノックスコット崩壊を1年前に予言していたかのような

Egnathさんの記事タイトル(笑)



ヘリノックスコット危うし!!中華製パチノックスコットワンの実力。
(2019年1月)


まあ、廉価版も1年後に同じ場所が壊れるかもしれませんが(笑)

とにかく雪中キャンプでコットの耐久性は重要です








雪中キャンプ備忘録 <その4>

足が濡れるよ。靴下の替えは多めに!



雪中キャンプということで、足元は当然ながら・・・雪。

雪の上を歩いていると、靴の中の足先あたりが濡れてくるというのは、

誰しも経験あると思います。



今回、私もそれを想定して、史上最強のスノーブーツ・・・の呼び声高い?

超高級HAWKINS(Hawk Zingじゃないよ(爆))で挑みましたが・・・結果は惨敗。

(↓まだ平気だった頃)










さすがに25年もののブーツに、連続雪攻めは荷が重かったのか、

初日の夜あたりには、しっかりと内部まで濡れておりました(泣)

いちおう「WATRE なんちゃら OIL TANNED LEATHER」と誇らしげな刻印がある皮革でしたが、

縫い目だけで無く、革面全体に酷い水染み発生。

帰宅後乾燥させると、すっかりその「染み跡」が残っていました。










ラナパーで復活を試みるも、、、










う〜ん、いまいち(左だけ塗った後)

まあ、どっちにしても1泊2日で替えの靴下1足は完全に失敗でした。

最低でも2足は持っていきましょう。











雪中キャンプ備忘録 <その5>

急速に冷える白米。そう、ココは自然の急速冷凍庫(爆)



今回、氷点下の脅威を感じたのは、まだポカポカ?だった昼食時。

気温はわずかに氷点下だった程度だと思いますが、熱容量が極大の、自然の冷凍庫パワーは強烈。

このおいしそうな熱々白米+鹿肉ジンギスカンも、次の肉を焼いている5分くらいの間に

一気に冷凍ご飯に(爆)

真空ダブルステンレスのお椀とかあるといいかもですね。











雪中キャンプ備忘録 <その6>

水は凍るが、プリンは凍らず。プリンは屈指の耐寒デザート?



氷点下の夜が明け、翌日の朝、、、

当然ながら、水は凍っていましたが、










プリンは凍らず(爆)

若干、プリンプリン感が硬くなったような気もしましたが(笑)










ちなみに、プリンはこんな感じで、テント内の雪の上に置いてました。

この写真のとは違いますが、意外にこうやって置いておいた

2Lのペットボトル(水)も凍っていなかったので、

雪の上においた方が、地面から熱をもらって凍りにくいのかもしれませんね。










お皿を洗う人は、そんなほとんど凍りかけの水で洗うことになりますので、

防水手袋的なもの(これはワークマンで300円くらいで購入)があると、洗い物も少し楽になります。

ただ、水が冷たいので、油汚れは全く落ちた気がしませんでしたけどね(苦笑)












さあ、行こう!みんなでプリン片手に雪中キャンプへ(爆)



・・・ということで、色々思いつくままに書いてきましたが、

要は、プリン持って行ってこいや〜(爆)



まあ、それは冗談で、

皆さん、くれぐれも無理のない範囲でお楽しみください。。。







(おしまい)





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