6:04
本日は日曜日である。
前回訪問の8月29日(日)よりも1.5倍くらいの混み具合だが、
ここに初めて訪れた2020年1月の3連休と比べると、まだ0.7倍くらいの入りである。
水はかなり透き通っており、臭みも無い。
ポンドの調子としては、なかなか良いのではないだろうか。
6:17 1匹目
しかし、昨日は土曜日であったため、フィッシングプレッシャーも相当だったのだろう。
予想通りスプーンには反応が無いので、セニョールに切り替えてファーストフィッシュ。
ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g
6:42 2匹目
続いて2匹目を釣り上げたのは25分後だった。
今日も朝の放流までは渋い状況だと予想はしていたが、それを上回る渋さのようだ。
周囲の人も同じく苦戦中である。
7:01 3匹目
あまりの渋さに、苦手な豆スプーンを投入してみる。
バベルエースの1.1gであるが
縦釣りルアー=フォールの釣り
という公式を諦めてから、時々釣れるようになってきた。
いわゆる巻きバベルと呼ばれるメソッドだが、要は半分向こう合わせだから釣れやすいのかもしれない。
(1.1g)バベルエース #22 麒麟 BABEL ACE SPOON 1.1g <ロブルアー>
今日も特徴的な山?を眺めながらの釣行である。
この場所はトイレが近いのがいいところだ(1号池)
しかし、栃木の管釣りの釣り人は、驚くほどトイレに行かない(爆)
特に上永野の奥で釣っている人たちはトイレに行ってるのだろうか?
それとも・・・これは栃木管釣り界のタブーな話題だったかもしれない(笑)
管釣りに野良猫は付き物だが、ここには2匹の子猫が居る。
その2匹が、唐突に私に駆け寄ってきた。。。
どうして?!
これか!(爆)
ピーナツコッペは安定の美味さだが、毎度コンビニの最下段ギリギリに売っているのがウケる。
たぶん上段に置いたら、セブンオリジナルパンが売れなくなるのだろう(笑)
8:21
結局6時からここまで3匹しか釣れずに、ようやく放流タイムである。
放流は、手漕ぎボートを逆向きに漕いでくる従業員A氏による職人芸だ。
そもそもボートの上で立つこと自体、危険な行為なのに、
それに加えて、大量の魚をタモですくってぶちまけるのである。
その回数は10回近くに及ぶ。
8:27 4匹目
加賀FAの放流は、数ある管理釣り場の中でもトップクラスの即効性がある。
だがしかし、この日の私は大きなミステイクを犯してしまい、
この1匹だけでチャンスタイムが終わってしまった。
横の人は連チャンしていただけに、このミステイクは明らかだった。
そのミステイクというのは、、、
池の中央までスプーンが届かなかったことである。
ちょうど、PAL3.8gのオレ金を切らしており、2.2gのMIUを投げていたのだが、
私のキャスト能力では、池中央まで届かないのだ。
これが結構シビアで、あと5m投げれば釣れるのだが、その5mが天と地の差なのである。
フォレスト(FOREST) ルアー パル3.8g 4 オレ金
9:17 5匹目
結局期待の放流を棒に振ってしまい、その後、渋めのPAL3.8gで。
(3.8g) パル限定16年度 #LTD-25(アーミー) PAL LIMITED SPOON 3.8g <フォレスト>
11:19 6匹目
その後、実に2時間の悶絶タイムに突入し、ようやく手にしたこの魚のヒットルアーは、、、
最近購入したばかりの「鱒もろこし」である。
昨シーズンはずっと品薄だったと思うが、先日キャスティングで普通に全色売っていた。
ダイワ(Daiwa) 鱒もろこし 10mm マスタード 07433407
↓眼前の澄んだ水は、偏光グラス越しに見ると、こんな感じである。
↓こっちは偏光グラス無し。
魚の量は申し分ない。
しかし、なかなか釣れないのが・・・そう、
管釣りガラパゴスなのである。
大した準備も無しに、単身ここに挑んで撃沈した過去の記憶を思い起こすと、
まあなるべくしてなった結果だろう。
そんな一見には釣れない管釣りでも、コンスタントに釣り上げる釣り人は必ず居る。
彼らはまさに
「ガラパゴス的な進化」を遂げた怪物釣り師であり、
聖地・栃木県で鍛え上げられた彼らは、全国どこの管理釣り場へ行っても、
必ずやローカル組同等以上の釣果を挙げることだろう(笑)
11:40
釣れないので早めにランチタイムとする。
今日もこのミニークーラーBOXが大活躍である。
バッカンに忍ばせたミニクーラーに、サンドウィッチとカフェオレが入るということは、
私にとってかなりエポックメイキングな出来事だった。
高木金属 ランチバッグ 2段用 NV-BL2
12:17 7匹目
昼食を食べたら、少し調子が出たのか?
午前中の放流残マスを、PAL3.8gで狙い撃ちである。
やはり放流魚は池中央にたむろしている。
フォレスト(FOREST) ルアー パル3.8g 20 ライトペレット
午後の放流ボートが現れたので、MIU 2.2gのオレ金ではなく、
PAL 3.8gの赤金で勝負することにする。
カラーよりも、池中央に届かせることを重視した作戦だ。
12:54
例の従業員氏が、職人芸を披露し、大量放流の始まりだ。
12:58 8匹目
PAL3.8g の遠投はすぐに効果を現した。
やはり、
池中央にスプーンを投げ込むことが絶対条件なのである。
(3.8g) パル スタンダード #01 赤金 PAL SPOON 3.8g <フォレスト>
13:00 9匹目
やはり放流後は、こうでなくっちゃ面白くない。
13:02 10匹目
立て続けに3匹の放流魚がヒットしたが、これはひとえに PAL3.8g のおかげである。
このルアーならば私が適当に投げても、ぶっ飛んでいってくれるのだ。
(3.8g) パル スタンダード #01 赤金 PAL SPOON 3.8g <フォレスト>
13:07 11匹目
赤金もひと段落したところで、これまた大好きなライトペレットカラーで。
(3.8g) パル スタンダード #20 (ライトペレット) PAL SPOON 3.8g <フォレスト>
・・・と、放流直後だけ飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、沈黙が訪れるのは早かった。
仕方ないので、ご自慢のミニクーラーに忍ばせておいたプリンに手を伸ばす(笑)
ちなみに真夏だと流石に冷たさを保つのは難しいと思う。
このときでギリギリの冷たさだった。
高木金属 ランチバッグ 2段用 NV-BL2
14:29 12匹目
流石に朝から釣り続けた場所も反応が無くなってきたので、場所を移動することにした。
で、早速私がどいた場所に入った人が釣り上げているのだから憎らしい(爆)
こちらもセニョールに慣れていない魚をまず1匹。
しかし、今日はやたらと1号池でも巨鯉の姿が目に付いた。
間違えてルアーを喰われたら、ルアー1個のロストが確定するサイズである。
15:01 13匹目
この1匹は、ペレットペレットSSをキャスト後に、
ライントラブルでまごまごしているうちに釣れてしまった(笑)
それにしても、ここの魚たちはいつ餌をもらっているのだろう?
Bassday(バスデイ) ペレットペレット SS #148 オリーブペレット
15:15 14匹目
その後もセニョールをゆっくりと巻いていると、表層の見えマスよりもわずかに下層の魚が
たまに釣れる展開が続く。
やはりセニョールはこういう状況でも強いのだ。
15:30 15匹目
ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g
15:56 16匹目
今日の終了時刻は17時のため、タイムリミットまであと1時間となった。
まだ十分明るいが、当然昼間よりは少し暗くなっていたため、
試しにPAL3.8gのグローカラーを投げてみたら、まさかのフィッシュオンで興奮してしまった(笑)
実はこれは中古の釣具屋で偶然発見し、得意のPAL3.8gなので試しに買ってみたものである。
エリアトラウトのルアーは、XXグローというカラーが非常に多いが
これを使ってみたところ、他のどれよりも強烈に光る印象であった。
フォレスト(FOREST) ルアー パル3.8g 25 グリーンGLOW
ところで、今回もエステルラインで挑んでいたのだが、相変わらずのライントラブルに泣かされた。
ナイロンからPEに移行した時も苦労したが、エステルでの苦労はそれ以上だった。
0.4号(2lb)のエステルでも、ドラグを緩めにしておけば切れないことはわかったが、
どうにも慣れないので、またPEに戻そうと思う。
よつあみ(YGK) エステルライン チェルム アンバーコード SG D-PET 200m
16:34 17匹目
最後にセニョールと、、、
16:56 18匹目
PALのグリーングローで追加したら、タイムアップ。
場所を移動してからの方が釣れたような気もするが、
今日はとにかく厳しい釣りが続いた印象だ。
しかし、初回訪問時には1匹しか釣れなかった場所だけに、
たまに訪れて自らの経験値アップを実感するには格好の釣り場である。
管釣りガラパゴスの達人たちには遠く及ばないが、
やはり上手い人が居てこその栃木の管釣りであり、
彼らの進化のおかげで「金返せ!」とならなくて済んでいる・・・とも言える(笑)
(おしまい)
<時間別釣果>
6時 2匹
7時 1匹
8時 1匹
9時 1匹
10時 ーーー
11時 1匹
12時 2匹
13時 3匹
14時 1匹
15時 4匹
16時 2匹
合計 18匹