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「コールマン・ハズレなし神話」とは・・・
一部キャンパーの間で囁かれる
「迷ったらコールマンを買え」「コールマンは、ハズレなし」
という言い伝えのこと。
日本のファミキャン界を牽引し続けるコールマン。
その品質は、常に消費者を満足させる安定感があり、
まさに、値段と品質のバランスが取れた優等生である。
(昨今の値上げで、少し割高な印象になってしまったが。)
値段と品質のバランスという点では、○ャプテン・スタッグも
ある意味、非常にバランスが取れているが(爆)、こちらは優等生とは言いがたいし、
「ハズレなし」とは、口が裂けても言えない。
さて、話は「4月並みの暖かさ」という天気予報に釣られて
ノコノコとやって来た、1月の赤城山に戻ります。
21:00頃だったでしょうか。
焚き火も燃え尽き、場内も寂しいので、
寝るしかなくなった、おっさんキャンパー。
購入したばかりのコールマン・タスマンコンパクトX/-18に
いつものヒートテック的なタイツ&長袖シャツ姿で潜り込みます。
記憶が曖昧ですが、ニトリ毛布も併用したと思います。
テント内もすっかり冷え込み、恐らく5℃くらいにはなっていたでしょう。
しかし、寝袋に潜り込めば、そこは-18℃でもOKな世界。
オーバースペックとは、まさにこのことです。
寝袋に入った瞬間はひんやりしましたが、
すぐに自分の体温で暖まるだろうと思ってました。
が、、、
5分経過、、、
10分経過、、、
なんか、寒い。
ここに来て、この寝袋の弱点が露に、、、
タスマン・コンパクト、
コンパクトという名前とは裏腹にかなりデカイ。
ゆったりサイズで、寝袋内で寝返りもできちゃうというのが売り。
しかし、このゆったり感が仇となって、
せっかく温めた空気がちょっと動いた瞬間に、首元から
フファ〜って出て行っちゃう。
そして、新しく冷たいフレッシュエアを寝袋内にお迎えするという、皮肉な結果に。。。
しかし、こんな事態を阻止するために、ある機能が備わっています。
さすが、コールマン!
その機能とは、、、「サーマルカラー」
寝袋をペロッとめくると、
首のあたりに、モコモコの帯状の膨らみ、わかるでしょうか?
これ、写真ではわかりにくいですが、背面だけではなくて、前面もぐるっと1周してます。
この内部には紐が通っていて、それを引っ張っていくと、
この部分が巾着の口のようにすぼみます。
それにより、胴体部分と頭部分の間に隔壁が誕生するわけです。
これは各メーカ、冬用マミーだと備わっている機能のようです。
そうとなれば、話は早い。
これは使い方が悪いだけだ、とサーマルカラーをギュウギュウに絞り上げます。
、、、
ん?何か位置が変。
実は、家で試した時もなんかしっくり来なかったんですが、
やっぱりキャンプ場でも同じでした。
サーマルカラーの位置が低すぎる〜。
首元で締めようと思うと、マミー開口部から全然顔が出な〜い。
首長族仕様か、コレ?と思うくらいに、全く顔が開口部まで届かな〜い。
かといって、開口部から顔を出せる位置で、サーマルカラーを締めていくと、
「肩出しドレス」みたいな位置でしか締められない。
↓こんな感じね。
「肩出しドレス」、いいんですよ〜。
実にいいんですけど、1月の赤城山で、
おっさんの「肩出しドレス」は、120%需要ゼロ。
寒いだけやわ〜。
これ、完全にコールマンの設計ミスだろ〜。
使い方が違うだけ?
いや、もうとにかく、コレは気に入らない!
ということで、冬の赤城山、夜のテント内で、
コールマン・ハズレなし神話は、静かに崩壊したのでありました。(泣)
打つべき手のなくなった、おっさんキャンパー危機一髪。
横では、スヤスヤと寝袋2枚重ねで暖かく眠る我が子が居ます。
この寝袋2枚重ね、コールマン・キッズマミー2C4とロゴス封筒0℃。
キッズマミー2侮るなかれ、実はタスマンコンパクトX-18と肉厚はあまり変わりません!
(キッズマミー3は重量軽くなってるから、少し薄くなってるかもですが。。。)
このくらいの装備なら、電源なしで0℃くらいまで難なくいけそうです。
さて、哀れなおっさんキャンパーに残された手は???
、、、
服を着る。(爆)
仕方ないので、トレーナーを着込み、
ニトリ毛布で全身をくるみ、
寒い思いをしながら、なんとか眠りについたのでありました。
そして、翌朝、、、
バケツの水が凍っていなかったことから、氷点下まではいかなかったようです。
さすが、「4月並みの暖かさ」(爆)
さて、それから月日は流れ、今年10月の北軽井沢。
最低気温は7℃くらいだったでしょうか?
テントの中には、ぬくぬくと眠る放浪親子キャンパーの姿がありました。
子供は、キッズマミー2+ロゴス0℃の2枚重ね
ワタクシは、タスマンコンパクトX-18の中に、コールマンC5封筒型をIN
だから、この写真、こんなにモコモコしてるんです。
タスマンコンパクトの中に、人は入ってませんからね〜。
これが、寝袋迷走の末に出した結論。。。
やっぱり最後は、「2枚重ね最強説」(爆)
暑くてチャックをちょっと開放しました。
0℃までは余裕でしょう。
(しかし、5℃封筒型がIN出来るって、どれだけデカイんだ?)
そうすると、タスマンコンパクトX-18の快適温度は何度なのか?
という疑問が湧いてきます。
今年9月中旬の富士ACふもと村。
同じく9月下旬のグリーンビュー丸山。
いずれも、タスマンコンパクトX-18のみで寝ました。
最低気温は10〜15℃くらいだったでしょう。確か。
ということで、タスマンコンパクトX-18単体での快適温度は12℃に決定〜。
プラス12℃ですよ、マイナスじゃないですよ。
パチパチパチ(泣)
(ただし、タイツと長袖シャツという薄着での条件です。)
最後に、シリーズ登場寝袋、全員勢揃いでカーテンコールに。。。
左から、
ニトリ毛布をINしたコールマンコンプレッションバッグ、
コールマンC5封筒型、
タスマンコンパクトX/-18、
キッズマミー2C4、
ロゴス封筒型0℃、、、
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました〜♪