↓前2話はコチラ
アメドのペグ使用本数は全部で20本。
付属のペグは16本。
、、、で、実際に必要なのは何本か?(謎)
答えは簡単「ケース by ケース」
でもね、それじゃあ あんまりだと思うのですよ。
アメドはコールマンタフワイドドームと双璧を成す、
「ファミキャン入門テント」ですからね〜。
事実、私も去年、初ファミキャンテントとして購入しましたし、
今年キャンプ場で見かけたアメドの数は、明らかに去年より増えてる!
これはもう放っておくわけにはいきません。
ということで、「少人数ファミリーキャンプ入門」なりに答えを出したいと思います。
これから書くことは、あくまで私の個人的な意見ですので、
その点はご了承ください。。。
本記事を参考にされる場合は、すいませんが自己責任でお願いします。。。
さて、必要なペグ本数を数えるには、
ペグ1本1本につき、その役割を精査していくのが一番確実と考えました。
では、いきますよ〜。
まずは、インナーテントのペグ、T1〜T6。
T1、T3、T4、T6は、4隅のペグです。
グランドシートも同時に固定してるから、ここは止めておきたいですよね〜。
残る、T2、T5は、、、
ここは一見要らないかなぁとも思うんですが、ここを止めないと
この位置に来るポールで少し浮き上がってしまうんですよね〜。
というわけで、T1〜T6は全部ペグダウン〜。
次は、フライシートのペグF1〜F4です。
これはズバリ!全部必要です。
いずれのペグもコレ無しではアメドの形にならないという重要なペグになります。
F4はよく省略している方が居ますが、後ろ姿こそアメドの命ですからね〜。
写真撮るなら絶対省略できませんね〜。(そんな目的の人あんまり居ない?)
また、安全面でもF4は重要な役割を果たします。
F4をペグダウンすることによって、インナーテントとフライシートの間に
結構な隙間が出来ます。
もし夜中に野生のイノシシがテントに猪突猛進してきても、
インナーテントまでは到達せずに、寝ているところを踏まれずに済みます。
まあこんなアホなこと想像するのは私だけでしょうが、
インナーとフライの間に隙間があると、なぜか安心出来るものです。
最後に貼り綱のH1〜H10です。
H1、H2、H6、H7は、短〜い張り綱になります。
ここは省略しても良さそうですが、私は使ってます。
その目的は、2つあります。
まず、夜露対策もしくは雨対策。
この張り綱をなるべく外側へ引っ張ってやります。
そうすると、インナーテントのボトム底辺付近の上空がフライシートで覆われます。
これにより、インナーに直接夜露や雨がかかるのを防ぐことが出来るのです。
(ほんの気持ち程度ですが(爆))
もうひとつは、秋冬の寒さ対策。
アメドはスカートが無いため、秋冬は非常に寒いです。
テント内の温度と外の温度は、ほとんどいっしょでしょう。
(あくまで個人的な感覚での話ですよ。)
そこで、寒さ対策として、少しでもフライシートを引っ張って地面に付けるか、
インナーに近づけるかをしたくなります。
そんな悪あがきのために、この貼り綱は欠かせませんでした。
ちなみに以前も記事に書きましたが、ここの貼り綱はキャプスタのコレに変えてます。
キャプテンスタッグ テント・タープ部品 張綱ストレッチコード(amazon)
当たり外れあるメーカですが、これはハズレではありませんでした。
(もうちょっと小さければ、もっといいのですが。。。)
標準の張り綱では長過ぎて、うまく自在金具で調整出来ませんが、
これなら簡単です。
H1、H2、H6、H7で、つい力説してしまいました。
残りの張り綱を見ていきます。
前方のH4、H5。
これは、結構使っている方が多いです。
一瞬コレがないと、前室がキレイに形成されないかと思いがちですが、
F1、F2、F3をペグダウンすれば、前室はキレイに立ち上がります。
H4、H5はF1、F2の補助的な意味合いと考えます。
ですので、ココは省略。(あれっ?初めての省略だったかな。。。)
次に後方のH9、H10。
ここは何でしょうか?、、、(謎)
たぶん、フライシートごとテントを押さえつけて、超強風に耐えるためでしょう。
強風時にT1、T4にかかる力も半分になりそうです。
フィールドではいかなる時も油断してはいけませんからね。。。
ただね、これを付けなければいけないようなシチュエーションになったら、
まず、そのキャンプ場にあるヘキサタープが全部崩壊してますね。
そういった類いの貼り綱だと思います。
というわけで、ここも省略。
最後にH3とH8。
ここもフライごとテントを押さえつけるには最高のパフォーマンスを発揮しそうです。
以前どなたかのブログで読んだのですが、スノピ社員さんの話として、
インナーテントのペグダウンよりも、フライシートの張り綱の方が重要だとか。。。
確かにフライごと「ぐっ」と押さえつければ、相当な強風に耐えられそうですからね〜。
あと、このH3、H8の位置ですと、横風を受けた時に、
フレームがテントごと押されて変形するのを防ぐ効果がありそうですね。
というのも最近メインで使用している小川のアルマディ4ですと、
この位置の張り綱を省略すると、風が吹くたび、フレームがわなわなと、、、(汗)
↑真ん中の貼り綱を省略して、夜間、中程度の風に見舞われた。。。
しか〜し、アメドとアルマディではポールの太さが違い過ぎる〜っ!
アメドの方が断然太くて丈夫!
ですので、H3、H8も省略です。
ここがないと危ないような環境でファミキャンをやってはいけません。
車内に逃げ込んで下さい。
他のサイトから、タープとか飛んで来ますよ。。。
ということで、かなり長くなってしまいましたが、最後にまとめますと、、、
必要なのは、写真で数字を雲みたいなので囲んだところ、
T1〜T6:6本
F1〜F4:4本
H1、H2、H6、H7:4本
合計14本+アップライトポール使うなら、さらに2本追加で。
多過ぎてイヤな方は、H1、H2、H6、H7を省略するのがいいでしょう。
(それでも10本+2本ですか。。。)
また、この張り方ですと、張り綱で子供が足を引っ掛ける心配も激減します。
あ〜、長くなってしまいました。
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こうして、少人数ファミリーキャンプ流のペグダウンで張られたアメド一丁。
う〜ん、格好よし。。。
エリッゼ(ELLISSE) 鍛造ペグ エリッゼステーク 18cm 8本セット(amazon)
↑アメドのペグなら短くてもOKでしょう。