大渡キャンプ場 〜 道志最高ロケーション

しく

2016年05月19日 23:03

2016年5月14日(土)〜1泊  大渡キャンプ場


R413 道志みち

両国橋〜久保の道中にあるコチラの看板を、

華麗にスルーしているキャンパーも多いのではないでしょうか?



でも、もし、この看板の先に、あの 「King 道志の森」を超越するようなロケーションの

キャンプ場が存在することを知ってしまったら、、、



それでも、あなたはスルーし続けることが出来ますか?







・・・道志最高ロケーションへのアプローチは楽ではない。


あの看板の先に待ち構えているのは、恐怖のグネグネ道。

高低差で50m〜100mくらいあるでしょうか?


ようやく辿り着いた管理棟。

中には、おじいちゃんが一人だけ居ました。











管理棟内で、サイトマップらしきものを発見。

絵の位置関係は適当ですが、区画割はこうなっているようです。

ポストイットが貼ってあるのは、予約が入っているところ。

日付と名前が書いてありました。(今日の予約ではありません。)











こちらのキャンプ場、あまりブログでも見かけないんですよね〜。

人気が無い理由のひとつは、料金が高いことでしょう。

この看板の「車1台(1日)」というのがくせ者で、1泊すると2日分つまり2,000円かかります。



今回の料金を参考にメモしておきましょう。

・大人3人 1,000円×3=3,000円
・車3台 1,000円×2日×3=6,000円
・テント3張 1,000円×3=3,000円
・管理費 500円(1グループあたりかな? まとめて清算した方がお得かも)
・合計 12,500円

ガラガラだったせいか、小学2年生×2人は、無料でした。
(繁忙期はきっちり取られるかもしれません。)









普段のチェックアウトは11:00、繁忙期は10:00ですが、

この日はガラガラで、「16時くらいまでには帰ってね」と言われました。

空いてる時は、結構アバウトでいい感じ♪










管理棟で購入した薪は、400円。

道志としては少し高い。

だが、不人気ゆえか? めちゃめちゃ乾燥した薪でした。(爆)











到着時、場内には一組だけ常連のお客さんが居たようです。

「どこでも好きなところ、好きなように張っていいよ。」

とのことですので、メインサイトと思われる、中州っぽいサイトへ荷物を搬入。

あまり荷物が乗らない一輪車を借りれます。











今日も珍しくのグルキャンです。

同行予定のNamihei氏、ジュウシン氏、ともに15時頃到着とのことで、

(私の気まぐれ出撃に合わせて、各自予定があるところを強行してくださいました。)

ひとまずタープだけ張り、ランチタイム。




いや〜、それにしても、素晴らしいロケーションですな〜♪











昼食を終えると、あまりの暑さのため、水遊びをすることに。

中州サイトの向こう側は、道志川本流の激流ですが、

手前側はチョロチョロ流れ。

水深も浅く、絶好の水遊びポイントでしょう。











このキャンプ場でとにかく印象的なのは、巨石がゴロゴロしていること。

新緑+巨石+清流・・・なんとも言えぬ、いい雰囲気。










ハヤでしょうか?

小魚も泳いでいます。

生け簀を作って1匹キープ・・・

(すぐに逃がしましたが。)










チョロチョロとはいえ、流れはあるので、水は結構冷たいです。

足を浸けただけですが、心地よい涼をとることが出来ました。











ひととおり遊んだら、トイレに行きたくなりました。

・・・大渡キャンプ場のトイレ、なかなか情報がありません。

一抹の不安を抱えながら、場内で1箇所のみのトイレ&炊事場へ向かいます。










まずは、炊事場から。

・・・?

もちろん、お湯は出ませんが、結構キレイ&清掃もしっかりされています。










さて、肝心のトイレは・・・?










・・・?

あれ?しっかり水栓だし、けっこうキレイ。

まあキレイと言うか、普通なのですが、

あれですよ、先入観がマイナスから入ってますので!(爆)



ちなみに、男女別になっており、

男子は、小×1、和式×2、洋式×1でした。









トイレの横を抜けて、場内の下流側へ。

冒頭のマップでいう「Cサイト」の方面です。










サイト横には、こんな重機も放置されていたりして・・・











が、サイトのロケーションは・・・雰囲気抜群♪

巨石ゴロゴロの道志川本流沿いに、Cサイトが展開します。

思わぬロケーションの良さにテンションが上がったのか?

何やら落ちていたものを振り回す、放浪親子キャンパー(子)。











ちなみに、このあたりは、オートサイトと思われます。

次回はここらへんにしよう。(・・・荷物運びが大変だった(汗))











それにしても、場内の至るところ、ロケーションは抜群♪

新緑、巨石、清流の3点セットを、どこでも楽しめます。










山伏峠を起点とする道志川本流。

そこから、「道の駅どうし」の横や、「新田代橋」の下を通ってここまで流れ着くわけですが、

数えきれないほど沢山ある、支流のおかげでしょうか?

それらの下流にあるとは思えないほどの澄んだ水が、激流となって目の前を通過します。











大渡キャンプ場、実は結構全長が長く、最上流から最下流までは全長200mくらい。

こちらは最上流部で、右岸にある平らな場所が、A-9,10でしょうかね?

ここも強烈なロケーションですな。。。










さて、場内探索も終え、あとはNamihei氏、ジュウシン氏の到着を待つのみ。

本日貸切かと思われた中州っぽいサイトに、他のグループが来られたので、

場所取りアピールのため、慌ててテントも設営。



と、同時にどこからかノリノリのmusicスタート♪

・・・?

実はこちらのキャンプ場、周囲に民家が全く無い絶好のロケーションゆえ、

野外音楽イベントキャンプ場として、独自の進化を遂げていたのです。

というわけで、その筋の人には結構有名なのかもしれません。



が、キャンプ場での音楽には、全く寛容でない放浪親子キャンパー。

丁重に2度ほどクレームを申し入れたら、以降はピタリと音楽が聞こえなくなりました。

よかったよかった。。。

(これは後から合流した、巨大ロボ・獣神(ジュウシン)様の御威光のおかげでしょう。)



この日は我々含めて4組のお客さんのうち、

2組が音楽ガンガン系のグループでした。(うち1組は、ボリュームを下げてくれたグループ)

川の轟音で、音楽が届きにくい環境ではありますが、

キャンプ場も完全放置というわけではなく、

設営場所を遠くにするなど、留意はしてくれているようでした。


おかげで、就寝時テントに入った後に、かすかに音楽が彼方上流から聞こえた以外は、

全く音楽が聞こえずに過ごすことが出来ました。









・・・15時頃、ようやく両氏が到着し、念願の初対面を果たしました。

2年近く、ブログでやりあってる仲ですので、初対面感はゼロです。(爆)

手前のメガホーンがNamihei氏、左のランブリがジュウシン氏。

私のアルマディも少し移動しました。












今回、Namiheiさんは、父子での参加。

ジュウシンさんはソロでした。

Namiheiさんのお子さんとは、同じ学年ということで、意気投合して遊ぶかな?

と思っていたのですが、初対面ですのでお互い牽制し合いながらのスタート(汗)


それにしても、遊んでいる場所のロケーションが・・・スゴイ。











そうこうしているうちに完成した、我らがテント村。

小川・スノピ・洋幕と、メーカはそれぞれ違いますが、

期せずしてのアースカラー揃い踏み。

・・・恐るべき趣味趣向の同一性。(爆)











さて、ここまでの写真で、このキャンプ場のロケーションの良さは、

ある程度伝わったかと思いますが、ここらでトドメを刺しておきましょう。



・・・これが、道志最高ロケーションの全容です。


















・・・自然の脅威すら感じるほどの巨石群。

轟々と流れる、清流・道志川。

そして、山の斜面は見事な新緑に覆い尽くされ、、、


・・・これが、「道志最高ロケーション」です。









さて、ランタンが灯り、お待ちかねの夕食の時間。











Namiheiさんが、激旨唐揚げを作って下さいました。(左)

私は、鶏肉の適当炭火焼(右)が、大失敗(泣)・・・美味しくなかったなぁ。。。

あとは、お刺身を少々・・・これは絶対失敗しないからいいですね♪

ごはんもライスクッカーミニで炊きました。

(ジュウシンさんは、スタートで出遅れて、持参した食材を余らせてしまったようです・・・ごめんね。)











夕飯を食べ終わった頃には、すっかり暗くなりました。

最高のロケーションに、ランタンの灯りが浮かび上がります。











・・・単独ファミリーでの出撃を好み、キャンプ場開拓に熱を入れ、

お互いのブログを楽しみにしている、、、

そんな3人で迎える初めての夜。

焚き火トークが盛り上がったことは、言うまでもありません。











焚き火でお湯を沸かし続け、顔色一つ変えずに焼酎のお湯割りを永遠に飲み続ける、

そんなジュウシンさんの姿が、印象深かった夜でした。












そして翌朝、、、


昨夜は、清流の轟音と、かすかに聞こえた上流からの音楽(ほんとにごく僅かでしたが)

が気になり、中華製3Mの耳栓装着でぐっすり就寝。


爽やかな朝は、ライスクッカーの白ご飯から始まります。











この日のおかずは、赤魚の西京漬と味付け海苔。

Namiheiさんが、マフィンのハンバーガーを娘に作って下さったので(ありがとうございます!)

ご飯と魚は、ジュウシンさんとシェアしました。(こうしてジュウシンさんの食材は余っていった(爆))










・・・そして、朝食後は、やっぱりこの場所へ。。。



いや〜、何回見ても素晴らしいロケーションですな〜♪











さて、この日も天気は快晴。

ある程度撤収を済ませたら、キャンプ場の名物である「大渡三段の滝」を目指します。










Nami-しく-ジュウ探検隊+ちびっこ2人、山間の遊歩道へと分け入ります。











程よく視界の広がる山道。

周りに広がるのは、圧倒的な自然。










新緑が美しい。。。

深呼吸をしながら、歩を進めます。










・・・これは、巨石と巨木の融合体か?

とにかく、野趣溢れる山道を、探検隊は行きます。

放浪親子キャンパー(子)は、カメラで何を撮っているのでしょうか・・・?










そうしておよそ10分後、三段の滝へ到着〜♪

結構近いですが、雨上がりは止めた方がいいでしょう。

多分、道が滑ります。











目的地へ到着したら、ここからは「テレビ朝日」と書いてあるヘリコプターで帰ります。(嘘爆)


いや〜、それにしても圧倒的な自然の中の散策は、最高に気持ちよかったです♪











サイトへ戻り、最後にサイトからの眺めをパシャリ。

どうですか?この圧倒的なロケーション。

・・・だから、「道志最高」だって、言ったでしょう?



ちなみに、道志キャンプに付き物の、バイクの音も全く聞こえませんでした。

さすが、道志最高ロケーション!









昼少し前に、ジュウシンさん、次いでNamiheiさんが、一足お先に帰られました。



・・・12時過ぎ、放浪親子キャンパーも大満足で帰路に就く。。。



・・・両氏から、お土産まで頂いてしまいました。

ありがとうございました!





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





さてさて、道志最高ロケーション「大渡キャンプ場」の実力、

おわかり頂けたでしょうか?


これであなたも、あの看板の先にあるものを知ってしまいましたね。





・・・それでも、あなたはスルーし続けることが出来ますか?





(おしまい)





最後に恐縮ながら採点です。

料金  :★★☆☆☆  道志としては、高いです。
            詳細は文中の通り。
            風呂別料金も痛い。
写真映え:★★★★★+  道志最高のロケーション!
            日常では有り得ない絵が撮れます。
遊具  :★★☆☆☆  水遊び可能なエリアあり。
            ただし、このキャンプ場で子供から目を離すのは
            非常に危険です。十分注意して下さい。
炊事場 :★★★☆☆  普通にキレイです。掃除もよくされている。
トイレ :★★★☆☆  全く問題無し。
薪   :★★★☆☆  400円と少し高め。乾燥は十分。
ゴミ  :★★☆☆☆  全部持ち帰りだが、消し炭は捨てれる。
安心感 :★★☆☆☆  あまりのロケーションの良さゆえに、
            何が起きても不思議は無い。
            特に子供の水難事故には、くれぐれもご注意を。
風呂  :—————  別料金なので入らなかったが、
            他の方は入っていたようなので、普通にきれいなのかもしれない。
総合  :★★★★★  圧倒的な自然感。
            バイクの音も全く聞こえず。
            音楽キャンパー率が高いのは気になるが、
            それを補って余りある「道志最高ロケーション」
            行くか行かないかは、あなた次第!





↓風呂レポ付きをupしました
2017/06/07





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