・・・道志最高ロケーションへのアプローチは楽ではない。
あの看板の先に待ち構えているのは、恐怖のグネグネ道。
高低差で50m〜100mくらいあるでしょうか?
ようやく辿り着いた管理棟。
中には、おじいちゃんが一人だけ居ました。
管理棟内で、サイトマップらしきものを発見。
絵の位置関係は適当ですが、区画割はこうなっているようです。
ポストイットが貼ってあるのは、予約が入っているところ。
日付と名前が書いてありました。(今日の予約ではありません。)
こちらのキャンプ場、あまりブログでも見かけないんですよね〜。
人気が無い理由のひとつは、料金が高いことでしょう。
この看板の「車1台(1日)」というのがくせ者で、1泊すると2日分つまり2,000円かかります。
今回の料金を参考にメモしておきましょう。
・大人3人 1,000円×3=3,000円
・車3台 1,000円×2日×3=6,000円
・テント3張 1,000円×3=3,000円
・管理費 500円(1グループあたりかな? まとめて清算した方がお得かも)
・合計 12,500円
ガラガラだったせいか、小学2年生×2人は、無料でした。
(繁忙期はきっちり取られるかもしれません。)
普段のチェックアウトは11:00、繁忙期は10:00ですが、
この日はガラガラで、「16時くらいまでには帰ってね」と言われました。
空いてる時は、結構アバウトでいい感じ♪
管理棟で購入した薪は、400円。
道志としては少し高い。
だが、不人気ゆえか? めちゃめちゃ乾燥した薪でした。(爆)
到着時、場内には一組だけ常連のお客さんが居たようです。
「どこでも好きなところ、好きなように張っていいよ。」
とのことですので、メインサイトと思われる、中州っぽいサイトへ荷物を搬入。
あまり荷物が乗らない一輪車を借りれます。
今日も珍しくのグルキャンです。
同行予定のNamihei氏、ジュウシン氏、ともに15時頃到着とのことで、
(私の気まぐれ出撃に合わせて、各自予定があるところを強行してくださいました。)
ひとまずタープだけ張り、ランチタイム。
いや〜、それにしても、素晴らしいロケーションですな〜♪
昼食を終えると、あまりの暑さのため、水遊びをすることに。
中州サイトの向こう側は、道志川本流の激流ですが、
手前側はチョロチョロ流れ。
水深も浅く、絶好の水遊びポイントでしょう。
このキャンプ場でとにかく印象的なのは、巨石がゴロゴロしていること。
新緑+巨石+清流・・・なんとも言えぬ、いい雰囲気。
ハヤでしょうか?
小魚も泳いでいます。
生け簀を作って1匹キープ・・・
(すぐに逃がしましたが。)
チョロチョロとはいえ、流れはあるので、水は結構冷たいです。
足を浸けただけですが、心地よい涼をとることが出来ました。
ひととおり遊んだら、トイレに行きたくなりました。
・・・大渡キャンプ場のトイレ、なかなか情報がありません。
一抹の不安を抱えながら、場内で1箇所のみのトイレ&炊事場へ向かいます。
まずは、炊事場から。
・・・?
もちろん、お湯は出ませんが、結構キレイ&清掃もしっかりされています。
さて、肝心のトイレは・・・?
・・・?
あれ?しっかり水栓だし、けっこうキレイ。
まあキレイと言うか、普通なのですが、
あれですよ、先入観がマイナスから入ってますので!(爆)
ちなみに、男女別になっており、
男子は、小×1、和式×2、洋式×1でした。
トイレの横を抜けて、場内の下流側へ。
冒頭のマップでいう「Cサイト」の方面です。
サイト横には、こんな重機も放置されていたりして・・・
が、サイトのロケーションは・・・雰囲気抜群♪
巨石ゴロゴロの道志川本流沿いに、Cサイトが展開します。
思わぬロケーションの良さにテンションが上がったのか?
何やら落ちていたものを振り回す、放浪親子キャンパー(子)。
ちなみに、このあたりは、オートサイトと思われます。
次回はここらへんにしよう。(・・・荷物運びが大変だった(汗))
それにしても、場内の至るところ、ロケーションは抜群♪
新緑、巨石、清流の3点セットを、どこでも楽しめます。
山伏峠を起点とする道志川本流。
そこから、「道の駅どうし」の横や、「新田代橋」の下を通ってここまで流れ着くわけですが、
数えきれないほど沢山ある、支流のおかげでしょうか?
それらの下流にあるとは思えないほどの澄んだ水が、激流となって目の前を通過します。
大渡キャンプ場、実は結構全長が長く、最上流から最下流までは全長200mくらい。
こちらは最上流部で、右岸にある平らな場所が、A-9,10でしょうかね?
ここも強烈なロケーションですな。。。
さて、場内探索も終え、あとはNamihei氏、ジュウシン氏の到着を待つのみ。
本日貸切かと思われた中州っぽいサイトに、他のグループが来られたので、
場所取りアピールのため、慌ててテントも設営。
と、同時にどこからかノリノリのmusicスタート♪
・・・?
実はこちらのキャンプ場、周囲に民家が全く無い絶好のロケーションゆえ、
野外音楽イベントキャンプ場として、独自の進化を遂げていたのです。
というわけで、その筋の人には結構有名なのかもしれません。
が、キャンプ場での音楽には、全く寛容でない放浪親子キャンパー。
丁重に2度ほどクレームを申し入れたら、以降はピタリと音楽が聞こえなくなりました。
よかったよかった。。。
(これは後から合流した、巨大ロボ・獣神(ジュウシン)様の御威光のおかげでしょう。)
この日は我々含めて4組のお客さんのうち、
2組が音楽ガンガン系のグループでした。(うち1組は、ボリュームを下げてくれたグループ)
川の轟音で、音楽が届きにくい環境ではありますが、
キャンプ場も完全放置というわけではなく、
設営場所を遠くにするなど、留意はしてくれているようでした。
おかげで、就寝時テントに入った後に、かすかに音楽が彼方上流から聞こえた以外は、
全く音楽が聞こえずに過ごすことが出来ました。
・・・15時頃、ようやく両氏が到着し、念願の初対面を果たしました。
2年近く、ブログでやりあってる仲ですので、初対面感はゼロです。(爆)
手前のメガホーンがNamihei氏、左のランブリがジュウシン氏。
私のアルマディも少し移動しました。
今回、Namiheiさんは、父子での参加。
ジュウシンさんはソロでした。
Namiheiさんのお子さんとは、同じ学年ということで、意気投合して遊ぶかな?
と思っていたのですが、初対面ですのでお互い牽制し合いながらのスタート(汗)
それにしても、遊んでいる場所のロケーションが・・・スゴイ。
そうこうしているうちに完成した、我らがテント村。
小川・スノピ・洋幕と、メーカはそれぞれ違いますが、
期せずしてのアースカラー揃い踏み。
・・・恐るべき趣味趣向の同一性。(爆)
さて、ここまでの写真で、このキャンプ場のロケーションの良さは、
ある程度伝わったかと思いますが、ここらでトドメを刺しておきましょう。
・・・これが、道志最高ロケーションの全容です。
・・・自然の脅威すら感じるほどの巨石群。
轟々と流れる、清流・道志川。
そして、山の斜面は見事な新緑に覆い尽くされ、、、
・・・これが、「道志最高ロケーション」です。
さて、ランタンが灯り、お待ちかねの夕食の時間。
Namiheiさんが、激旨唐揚げを作って下さいました。(左)
私は、鶏肉の適当炭火焼(右)が、大失敗(泣)・・・美味しくなかったなぁ。。。
あとは、お刺身を少々・・・これは絶対失敗しないからいいですね♪
ごはんも
ライスクッカーミニで炊きました。
(ジュウシンさんは、スタートで出遅れて、持参した食材を余らせてしまったようです・・・ごめんね。)
夕飯を食べ終わった頃には、すっかり暗くなりました。
最高のロケーションに、ランタンの灯りが浮かび上がります。
・・・単独ファミリーでの出撃を好み、キャンプ場開拓に熱を入れ、
お互いのブログを楽しみにしている、、、
そんな3人で迎える初めての夜。
焚き火トークが盛り上がったことは、言うまでもありません。
焚き火でお湯を沸かし続け、顔色一つ変えずに焼酎のお湯割りを永遠に飲み続ける、
そんなジュウシンさんの姿が、印象深かった夜でした。
そして翌朝、、、
昨夜は、清流の轟音と、かすかに聞こえた上流からの音楽(ほんとにごく僅かでしたが)
が気になり、中華製3Mの耳栓装着でぐっすり就寝。
爽やかな朝は、
ライスクッカーの白ご飯から始まります。
この日のおかずは、赤魚の西京漬と味付け海苔。
Namiheiさんが、マフィンのハンバーガーを娘に作って下さったので(ありがとうございます!)
ご飯と魚は、ジュウシンさんとシェアしました。(こうしてジュウシンさんの食材は余っていった(爆))
・・・そして、朝食後は、やっぱりこの場所へ。。。
いや〜、何回見ても素晴らしいロケーションですな〜♪
さて、この日も天気は快晴。
ある程度撤収を済ませたら、キャンプ場の名物である「大渡三段の滝」を目指します。
Nami-しく-ジュウ探検隊+ちびっこ2人、山間の遊歩道へと分け入ります。
程よく視界の広がる山道。
周りに広がるのは、圧倒的な自然。
新緑が美しい。。。
深呼吸をしながら、歩を進めます。
・・・これは、巨石と巨木の融合体か?
とにかく、野趣溢れる山道を、探検隊は行きます。
放浪親子キャンパー(子)は、カメラで何を撮っているのでしょうか・・・?
そうしておよそ10分後、三段の滝へ到着〜♪
結構近いですが、雨上がりは止めた方がいいでしょう。
多分、道が滑ります。
目的地へ到着したら、ここからは「テレビ朝日」と書いてあるヘリコプターで帰ります。(嘘爆)
いや〜、それにしても圧倒的な自然の中の散策は、最高に気持ちよかったです♪
サイトへ戻り、最後にサイトからの眺めをパシャリ。
どうですか?この圧倒的なロケーション。
・・・だから、「道志最高」だって、言ったでしょう?
ちなみに、道志キャンプに付き物の、バイクの音も全く聞こえませんでした。
さすが、道志最高ロケーション!
昼少し前に、ジュウシンさん、次いでNamiheiさんが、一足お先に帰られました。
・・・12時過ぎ、放浪親子キャンパーも大満足で帰路に就く。。。
・・・両氏から、お土産まで頂いてしまいました。
ありがとうございました!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さてさて、道志最高ロケーション「大渡キャンプ場」の実力、
おわかり頂けたでしょうか?
これであなたも、あの看板の先にあるものを知ってしまいましたね。
・・・それでも、あなたはスルーし続けることが出来ますか?
(おしまい)
最後に恐縮ながら採点です。
料金 :★★☆☆☆ 道志としては、高いです。
詳細は文中の通り。
風呂別料金も痛い。
写真映え:★★★★★+ 道志最高のロケーション!
日常では有り得ない絵が撮れます。
遊具 :★★☆☆☆ 水遊び可能なエリアあり。
ただし、このキャンプ場で子供から目を離すのは
非常に危険です。十分注意して下さい。
炊事場 :★★★☆☆ 普通にキレイです。掃除もよくされている。
トイレ :★★★☆☆ 全く問題無し。
薪 :★★★☆☆ 400円と少し高め。乾燥は十分。
ゴミ :★★☆☆☆ 全部持ち帰りだが、消し炭は捨てれる。
安心感 :★★☆☆☆ あまりのロケーションの良さゆえに、
何が起きても不思議は無い。
特に子供の水難事故には、くれぐれもご注意を。
風呂 :————— 別料金なので入らなかったが、
他の方は入っていたようなので、普通にきれいなのかもしれない。
総合 :★★★★★ 圧倒的な自然感。
バイクの音も全く聞こえず。
音楽キャンパー率が高いのは気になるが、
それを補って余りある「道志最高ロケーション」
行くか行かないかは、あなた次第!
↓風呂レポ付きをupしました
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