(1)でも書きましたが、
マスクと保護メガネが必要です。
このスプレー缶には書いてありませんでしたが、硬化時になんらかのガスも出るような・・・?
って、どれだけ危ないんじゃ。。。
(写真のマスクでは役不足でしょう。ちゃんとした作業用を買った方がいいです。)
購入したのはBD発泡ウレタン。
再廉価ウレタンとして、業界では有名なようです。
ボンド商事 BD 発泡ウレタン 340ml
微妙に聞いたことあるような、無いような・・・
ボンド商事株式会社
たぶん、無いな(汗)
使用方法です。
超要約すると、20回よく振ってから、缶を逆さま状態で注入します。
しかし、この作業は危険がいっぱい!
(1)でも書きましたが、
安易な気持ちではやらない方がいいです。
以下、一度経験してわかったことを中心にポイントを整理しておきます。
■安全面■
・ウレタンが肌に付着すると、なかなか取れません。
目に付着したら・・・考えただけでも恐ろしい。
保護メガネは必須です。
・硬化時に何かしらのガスが発生しますので、
屋外で作業し、マスクをしましょう。
作業用マスクがベストです。
■服装・養生■
・ウレタンは服に付着すると、全くと言っていいほど取れません。(私の服にも付きました。)
汚れてもいい服装でやりましょう。
・あなたが注意していても、ウレタンは、かならず地面に垂れることになります。
作業スペースの下は、大きめのゴミ袋2枚並べて敷いて、テープで固定しましょう。
■テクニック■
・使用前に20回以上、缶をよく振ります。これは成分を混ぜるためです。
・缶は逆さま使用が基本です。
・水分と反応するので、霧吹きで湿らせると硬化が促進されるようです。
ただし、フタの中にどうやって霧吹きすればいいかは謎です。
夏なので湿度が高いと判断し、横着してこれは省略しました。
・ウレタンは、あなたが思ってる以上に膨らみます。
溢れ出る前提で、心構えしておきましょう。(養生など)
はい、以上を踏まえて実践です。
ちなみに、以下は、上記をほとんど無視して作業した、哀れな素人の作業記録になります。(爆)
でも、保護メガネ(といっても水泳ゴーグル)とマスク(風邪用)はきちんと装着してましたけどね。
ウレタンの注入は、フタに空けた6箇所の穴から順番にやりました。
膨らむ、膨らむ、とわかっていても、やはり多めに入れたくなるのが人間の性。
充填直後の状態で、フタ内部に6〜7割ほど注入したと思います。
(↑充填後はあくまでこんな状態でした。写真撮らなかったのでイメージ画像。)
そして、2〜3分経過。
ここからが恐怖の始まりだった。。。
フタ内部に充填されたウレタンは、すぐに膨らみ始めたようでした。
注入した穴から、出るわ、出るわ。。。
みるみる膨らむウレタンは、養生不足の床に溢れ出んばかり。
これは、養生していない床が大ピンチ!(汗)
なんなんでしょうね〜、この発泡ウレタンというやつは。
穴からムクムクと成長を続け・・・
どんどん膨れ上がります。
・・・何か、フタの中でイヤなことでもあったのでしょうか?(爆)
急いで、フタの下に大きめのゴミ袋を敷く放浪親子キャンパー。
どんどん膨らむ発泡ウレタンは、容赦なくベランダの床へボトリ。
ちなみに床に付着して未だに少し残ってます(泣)
この改造をやるにあたり、ネットで事前調査をしていました。
画像検索でよく出てくる画像は、まさにこんな感じ。
それを見て、
「なんで、こんなに沢山注入するのかな?入れ過ぎでしょ〜。」
と、思っていた放浪親子キャンパー。
しかし、実際自分でやってみると、その理由がわかりました。
・・・発泡ウレタンは、思っていた以上に膨らむ!(爆)
作業後のノズルが無言で語ります。
だから言ったでしょう・・・安易な気持ちではやらない方がいいって。。。
溢れ出た発泡ウレタンの表面は、30分ほどで固まりました。
たぶん、内部は固まっていないだろうと、固まった部分をごそっと外してみます。
・・・すると、やっぱり穴から、新しいウレタン君が、、、
ボコボコと出てきました。
どんだけ膨らむ気じゃ〜。。。
8箇所全て、固まった部分を外して、穴の部分を開放します。
ちなみに固まった部分を割ってみると、こんな感じ。
安い発泡ウレタンですが、見事なまでの硬化ぶりです。
焼き立てパンのようにも見えますが、結構硬いです。
(つい「ホカホカ」と書いてしまいましたが、熱くはありません。(爆))
硬化した発泡ウレタン・・・
顔を書くと、ゴマちゃんに見えなくもありません。
外に膨らんだ部分は30分で容易に硬化しましたが、フタ内部はそう簡単にはいきません。
なかなか膨らんだ感触が得られず、失敗したかな?という不安に駆られました。
しかも、こんな汚くなってしまって・・・本当にキレイに清掃出来るのでしょうか?(大汗)
予想以上の無惨な見た目に、やっちまった感120%の放浪親子キャンパー。。。
絶体絶命の放浪親子キャンパー・・・その哀れな運命は如何に?
次回、最終回へと続きます。。。
※本改造は、様々なリスクが伴いますので、使用製品の注意書きをよく確認の上、自己責任でお願いします。
(つづく)
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ボンド商事 BD 発泡ウレタン 340ml