どメジャー「ふもとっぱら」
その広大なサイトを尻目に、さらに奥へと進みます。
そして現れるコチラの看板。
「富士オートキャンプ場 ふもと村」
この堂々とした看板が、このキャンプ場の実力を物語ります。
2014年9月以来、約2年ぶりの訪問となりました。
到着時刻は、朝の9:30
この日は、山の日(祝日)で中央道大渋滞を恐れて、4時半に自宅を出発しました。
途中SAで1時間小休止&河口湖のスーパーで買い物してからの到着です。
正規のチェックイン時刻は13:00ですが、空いていたのですんなりチェックイン。
ここは良心的なキャンプ場、アーリー料金もありません。
料金は1泊目5,000円、2泊目以降はお盆でも関係無しに4,000円というのが、うれしいところ。
さらにオートキャンプ場ガイドのクーポンで500円引いてもらいましたが、
これは8月11日までとのことでした。
いずれにしても、全て価格は税込みですし、非常に良心的なキャンプ場です。
管理棟で、薪も1束500円(税込)で購入しました。
1束ですが、道志の300円の束より多いです。
そして、昨今薪の値上がりが著しいご時世に、2年前からの据え置き価格ということで、
このあたりにも、このキャンプ場の良心が伺えます。
さて、本日のサイトは12番。
場内中央の炊事場・トイレに近い、利便性の高い区画です。
2年前のレポで、この地図の▲マークに古いバンガロー↓があり、ちょっと不気味
と書いていたのですが、2年の間にすっかり撤去されていました。
ということで、場内雰囲気はさらに良くなりましたね〜。
(↑以前あったバンガロー)
強豪ひしめく西富士エリアですが、区画サイトでここより広いキャンプ場は無いでしょう。
平均150m2という余裕の区画で、テント+タープ、もしくは大型2ルームも余裕で設営可能です。
放浪親子キャンパー(子)は、テント設営場所の指示をしているようです。。。
予約時に指定していた12番サイト、
炊事場から近いので落ち着かないかな?と若干の不安もありましたが、
適度な距離と植栽のおかげで、まったく気にならず。
これは良い3泊4日になりそうです。
(↑自サイトから見た炊事場方面)
そんなこんなで設営完了〜♪
本日は、
REVOタープLと
REVOメッシュの中に、アルマディ4を強引にINしてみました。
前回、別々に張ったのだが、テント→タープ間の行き来が面倒だったのと、
万が一の雨撤収時に両方濡れてると凹むから。
アルマディの前方は、クルクルと丸めて、本来ペグを打つ部分が使えないので、
張り綱でテントの形を保っています。
アルマディを熟知した放浪親子キャンパーならではの、変則張りでしょう。(爆)
ちなみに、REVOメッシュにはインナーテントだけ吊るせるように改造済ですが、
3泊4日の長丁場、雨天時には一抹の不安もありますので、こんなまどろっこしいことをしています。
自サイトの奥には、針葉樹主体の場内とは異なり、広葉樹の森が広がります。
そして、新導入のナチュラムオリジナル「Hilander」の
激安GIコットをセットして、準備万端。
これまで積載を気にして手を出しませんでしたが、コットでゴロ寝は堪りませんな〜♪
設営を終えても、まだお昼前。
前日は平日ですので、場内はまだまだガラガラです。
サイトは、砂利が主体で、水はけ良好。
林間のため、強風の心配も少なく、全天候に安心して対応できるキャンプ場でしょう。
そして、全く居ないわけではありませんが、かなり虫が少ない。
3泊4日で、ヤブ蚊、ブヨ、スズメ蜂は一度も見かけませんでした。
空いているうちに、設備のチェックをしておきましょう。
こちらは場内中央の炊事棟。
炊事場の数は、十二分。
お湯は出ませんが、清掃は完璧にされています。
このキャンプ場の特筆すべき点は、炊事場で全てのゴミを捨てれること。
カン、ビンのみならず、可燃ゴミ、生ゴミも、据え置かれたゴミ箱に捨てることが出来ます。
そして夜22時になると、管理人のおじさんが軽トラで回収に来るのです。
実に明快で、ありがたいシステムです。
炊事棟の裏には、男女別のトイレ・シャワー・洗面棟があります。
中には、十分な数の洗面台が並び、ここで歯磨きをすることができます。
洗面台の横にはコンセントも設置されており、ドライヤーも持参すれば使えるようです。
トイレは、小1、和式1、洋式1
・・・う〜ん、場内奥にも同じ設備があるとはいえ、
正直トイレはちょっと数が少ないですな。
せめて小があと2つくらいあればいいのですが。。。
シャワーは、3分100円のコイン式ですが、お湯を止めても時間が止まらないタイプでした。
そして、コイン投入口がシャワー室の外にあるので、
全裸のおっさんによるセクシーなコイン追加投入ショーを開催せざるを得ませんでした。(爆)
(と言っても、中から腕を伸ばせば届きますが。。。)
カップ麺で簡単に昼食を済ませ、場内の探索を続けます。
今度は、場内最奥に流れる小川を確認しに行きましょう。
前回訪問時は9月で涼し過ぎたので、川遊びを出来ませんでしたが、
8月の今回はかなり楽しめそうです。
小川の対岸は、オリエンテーリングのコースにもなっているようです。
さて、肝心の川の方は・・・?
あれっ?
まさかの水枯れ・・・(;゚□゚)ガーン!!
2年前の9月には、透き通るような清流が存在しただけに、これは大きな誤算です。
季節的なものなのでしょうかね?
気を取り直して、前回訪問時に探検出来なかった、オリエンテーリングコース(鷹の巣山)を
少しだけ見てみることにしました。
本来は管理棟で地図をもらってやらなければなりません。
コースは山の中になりますので、勝手に入るのは安全面から言ってもNGでしょう。
と、言いつつ、最初の方だけ、ちょろっと進んでみます。
コースには目印に黄色いペンキが塗ってあります。
最近塗り直したばかりでしょうか?
鮮明な黄色が、森の中の道しるべとなります。
結構な山道を5分ほど進んだでしょうか。
?!私はある異変に気付きました。
↓・・・何か変?
?!なんじゃこりゃ〜 (ノ゚ω゚)ノ*.オオォォォォォォォー
コース脇の針葉樹の樹皮が、ことごとく剝がされています。
子供のいたずらにしては、執拗過ぎるし、数が多過ぎます。
「コ、コレは、クマハギか?!」
クマかどうか定かではありませんが、ハッキリしていることはただひとつ!
弱腰放浪親子キャンパーが、これ以上進む理由は何一つありません!(爆)
というわけで、180度Uターン。
コース脇には、こんな巨石もあったりします。
色々な側面で、本当に自然豊かなキャンプ場です。
・・・サイトが見えるところまで、戻ってきました。
このあたりの木は、樹皮が全く剥がされていませんから、やはり動物も人間を警戒しているようですね。
さて、家に帰ってから調べてみましたが、こんなサイト↓がありました。
樹皮剝ぎの見分け方(岐阜県森林研究所)
キャンパーならば、一度確認しておいた方が、無駄に怖がらずに済みそうです。
今回見たのはシカハギなのでしょうかね?
ふもとっぱらにはシカの糞がたくさん落ちていますからね。
ちなみに受付時に管理人のおじさんに「このあたりにクマは出ますか?」
と聞いたところ、「出ないですよ〜」と答えてくれました。
さてさて、ちょっと初日からビビり過ぎましたが、
3泊4日の放浪親子キャンパー珍道中は、まだまだ続きます。。。
(つづく)
↓続編upしました