富士オートキャンプ場ふもと村 〜 ふもとっぱらの奥座敷・2016夏(1)

しく

2016年08月17日 19:14

2016年8月11日(木)〜3泊  富士オートキャンプ場 ふもと村


富士山絶景キャンプ場として、もはやその知名度は全国区の「ふもとっぱら」

そこから、わずか5分ほどのところに、うっそうとした林間サイトの

正統派キャンプ場があるのをご存知でしょうか?



その名も・・・「ふもと村」



え?パクリじゃないかって?!

とんでもない!

「ふもと村」は、1993年開業。

「ふもとっぱら」は、それから12年後の2005年開業なのです。



静岡県富士宮市麓(ふもと)

富士の麓に位置する正統派林間サイト、その実力をご覧下さい。。。







どメジャー「ふもとっぱら」

その広大なサイトを尻目に、さらに奥へと進みます。











そして現れるコチラの看板。

「富士オートキャンプ場 ふもと村」

この堂々とした看板が、このキャンプ場の実力を物語ります。











2014年9月以来、約2年ぶりの訪問となりました。

2014/09/17


到着時刻は、朝の9:30

この日は、山の日(祝日)で中央道大渋滞を恐れて、4時半に自宅を出発しました。

途中SAで1時間小休止&河口湖のスーパーで買い物してからの到着です。



正規のチェックイン時刻は13:00ですが、空いていたのですんなりチェックイン。

ここは良心的なキャンプ場、アーリー料金もありません。

料金は1泊目5,000円、2泊目以降はお盆でも関係無しに4,000円というのが、うれしいところ。

さらにオートキャンプ場ガイドのクーポンで500円引いてもらいましたが、

これは8月11日までとのことでした。

いずれにしても、全て価格は税込みですし、非常に良心的なキャンプ場です。









管理棟で、薪も1束500円(税込)で購入しました。

1束ですが、道志の300円の束より多いです。

そして、昨今薪の値上がりが著しいご時世に、2年前からの据え置き価格ということで、

このあたりにも、このキャンプ場の良心が伺えます。










さて、本日のサイトは12番。

場内中央の炊事場・トイレに近い、利便性の高い区画です。



2年前のレポで、この地図の▲マークに古いバンガロー↓があり、ちょっと不気味

と書いていたのですが、2年の間にすっかり撤去されていました。

ということで、場内雰囲気はさらに良くなりましたね〜。


(↑以前あったバンガロー)









強豪ひしめく西富士エリアですが、区画サイトでここより広いキャンプ場は無いでしょう。

平均150m2という余裕の区画で、テント+タープ、もしくは大型2ルームも余裕で設営可能です。

放浪親子キャンパー(子)は、テント設営場所の指示をしているようです。。。











予約時に指定していた12番サイト、

炊事場から近いので落ち着かないかな?と若干の不安もありましたが、

適度な距離と植栽のおかげで、まったく気にならず。

これは良い3泊4日になりそうです。



(↑自サイトから見た炊事場方面)








そんなこんなで設営完了〜♪

本日は、REVOタープLREVOメッシュの中に、アルマディ4を強引にINしてみました。

前回、別々に張ったのだが、テント→タープ間の行き来が面倒だったのと、

万が一の雨撤収時に両方濡れてると凹むから。










アルマディの前方は、クルクルと丸めて、本来ペグを打つ部分が使えないので、

張り綱でテントの形を保っています。

アルマディを熟知した放浪親子キャンパーならではの、変則張りでしょう。(爆)



ちなみに、REVOメッシュにはインナーテントだけ吊るせるように改造済ですが、

3泊4日の長丁場、雨天時には一抹の不安もありますので、こんなまどろっこしいことをしています。

2016/07/06

2016/07/09









自サイトの奥には、針葉樹主体の場内とは異なり、広葉樹の森が広がります。

そして、新導入のナチュラムオリジナル「Hilander」の激安GIコットをセットして、準備万端。

これまで積載を気にして手を出しませんでしたが、コットでゴロ寝は堪りませんな〜♪



Hilander(ハイランダー) アルミGIコット2 単体 ブラウン(GIコット2) HCA0145












設営を終えても、まだお昼前。

前日は平日ですので、場内はまだまだガラガラです。











サイトは、砂利が主体で、水はけ良好。

林間のため、強風の心配も少なく、全天候に安心して対応できるキャンプ場でしょう。



そして、全く居ないわけではありませんが、かなり虫が少ない。

3泊4日で、ヤブ蚊、ブヨ、スズメ蜂は一度も見かけませんでした。









空いているうちに、設備のチェックをしておきましょう。

こちらは場内中央の炊事棟。










炊事場の数は、十二分。

お湯は出ませんが、清掃は完璧にされています。










このキャンプ場の特筆すべき点は、炊事場で全てのゴミを捨てれること。

カン、ビンのみならず、可燃ゴミ、生ゴミも、据え置かれたゴミ箱に捨てることが出来ます。

そして夜22時になると、管理人のおじさんが軽トラで回収に来るのです。

実に明快で、ありがたいシステムです。











炊事棟の裏には、男女別のトイレ・シャワー・洗面棟があります。










中には、十分な数の洗面台が並び、ここで歯磨きをすることができます。

洗面台の横にはコンセントも設置されており、ドライヤーも持参すれば使えるようです。










トイレは、小1、和式1、洋式1

・・・う〜ん、場内奥にも同じ設備があるとはいえ、

正直トイレはちょっと数が少ないですな。

せめて小があと2つくらいあればいいのですが。。。




シャワーは、3分100円のコイン式ですが、お湯を止めても時間が止まらないタイプでした。

そして、コイン投入口がシャワー室の外にあるので、

全裸のおっさんによるセクシーなコイン追加投入ショーを開催せざるを得ませんでした。(爆)

(と言っても、中から腕を伸ばせば届きますが。。。)











カップ麺で簡単に昼食を済ませ、場内の探索を続けます。

今度は、場内最奥に流れる小川を確認しに行きましょう。

前回訪問時は9月で涼し過ぎたので、川遊びを出来ませんでしたが、

8月の今回はかなり楽しめそうです。










小川の対岸は、オリエンテーリングのコースにもなっているようです。

さて、肝心の川の方は・・・?










あれっ?

まさかの水枯れ・・・(;゚□゚)ガーン!!











2年前の9月には、透き通るような清流が存在しただけに、これは大きな誤算です。

季節的なものなのでしょうかね?










気を取り直して、前回訪問時に探検出来なかった、オリエンテーリングコース(鷹の巣山)を

少しだけ見てみることにしました。










本来は管理棟で地図をもらってやらなければなりません。

コースは山の中になりますので、勝手に入るのは安全面から言ってもNGでしょう。

と、言いつつ、最初の方だけ、ちょろっと進んでみます。










コースには目印に黄色いペンキが塗ってあります。

最近塗り直したばかりでしょうか?

鮮明な黄色が、森の中の道しるべとなります。










結構な山道を5分ほど進んだでしょうか。

?!私はある異変に気付きました。

↓・・・何か変?










?!なんじゃこりゃ〜 (ノ゚ω゚)ノ*.オオォォォォォォォー










コース脇の針葉樹の樹皮が、ことごとく剝がされています。

子供のいたずらにしては、執拗過ぎるし、数が多過ぎます。



「コ、コレは、クマハギか?!」

クマかどうか定かではありませんが、ハッキリしていることはただひとつ!

弱腰放浪親子キャンパーが、これ以上進む理由は何一つありません!(爆)









というわけで、180度Uターン。



コース脇には、こんな巨石もあったりします。

色々な側面で、本当に自然豊かなキャンプ場です。









・・・サイトが見えるところまで、戻ってきました。

このあたりの木は、樹皮が全く剥がされていませんから、やはり動物も人間を警戒しているようですね。





さて、家に帰ってから調べてみましたが、こんなサイト↓がありました。


樹皮剝ぎの見分け方(岐阜県森林研究所)


キャンパーならば、一度確認しておいた方が、無駄に怖がらずに済みそうです。



今回見たのはシカハギなのでしょうかね?

ふもとっぱらにはシカの糞がたくさん落ちていますからね。



ちなみに受付時に管理人のおじさんに「このあたりにクマは出ますか?」

と聞いたところ、「出ないですよ〜」と答えてくれました。





さてさて、ちょっと初日からビビり過ぎましたが、

3泊4日の放浪親子キャンパー珍道中は、まだまだ続きます。。。





(つづく)



↓続編upしました
2016/08/19







関連記事