富士オートキャンプ場ふもと村 〜 ふもとっぱらの奥座敷

しく

2014年09月17日 21:37

2014年9月13日(土)〜1泊 富士オートキャンプ場ふもと村 






「・・・」



なんという静けさ。

すべての雑音を吸い込むかのような、深い森。


ここは、あの開放的な「ふもとっぱら」から、車でわずか2分ほど。


場内に入った途端、世界が一変する。



陽の「ふもとっぱら」

に対し、

陰の「ふもと村」



どちらも未潜入の放浪親子キャンパー。


今日の気分は、、、「ふもと村」







9月3連休初日。

いよいよ、秋キャンプの開幕です。



中央道大渋滞を抜けて、昼過ぎに管理棟へ到着。

受付を済ませ、早速場内へ。









森が深い。。。

うっそうとした林間サイト。

静けさに加えて、外界とは明らかに異なる涼しさが、キャンパーを迎える。










本日のサイトは7番(ピンクのマス)









平均150m2という区画の広さが、このキャンプ場の売り。

う〜ん、確かに広い。

これならREVOタープLも普通に張れそう。









本日は、タープのウィング部を2本のサブポールで持ち上げ、

テント IN スタイルに挑戦。。。









。。。タープ下に突っ込みすぎたが、2人だからまあいいか。

諦めの早い、放浪親子キャンパー(汗)









設営を終え、場内の散策へ。

キャンプ場の奥へと向かう。









サイトの突き当たりで、小さな沢を発見。









水質は、、、

お〜、キレイ。

今日は涼しいので川には入らないが、浅いので子供も遊べるナイススポット。









ふと、左(上流)へ視線を移すと、、、

この沢、深い森の奥から流れてくるようだ。









さて、少しだけ施設の紹介。

こちらは場内中央の炊事棟。

シンクが20個くらいあり、清潔で申し分無し。









その後ろに、トイレ&シャワー&洗面シンク。

トイレは和式2室、洋式1室で、洋式が不足気味。

サイトの最奥にも同じような施設あり。









こちらは管理棟で購入した薪。

1束500円。

長さは、ユニ・ファイアグリルにピッタリだから40cmくらい?









そうこうするうちに、夕暮れを迎える場内。



本日は3連休の初日ということもあり、ほぼ満サイト。(全62サイト)

このキャンプ場、グループではなく、単独ファミリーの利用が多い印象。

まさに、ひっそりまったりの「少人数ファミリー」向けキャンプ場。


さらに、宣伝文句通り、虫が少ない。というか、ほとんど居ない。

これだけ深い森に囲まれてるのに、なんとも不思議だ。

もう、9月中旬だから?

う〜ん、これは来年の真夏に再訪したくなってきた。。。






夕食後、、、

手持ち花火は、自サイト内で可能。

サイトが広いので余裕で楽しめる。









娘の就寝後は、独り楽しむ焚き火タイムへ。

「この時間、誰にも邪魔させない。。。」









と、ここで、焚き火にノリノリのお父さんを悲劇が襲う。


、、、


本日の7番サイト、運悪く街路灯の真下。。。

写真左上、異常に明るいのが、それです。(泣)



この晩、「ふもと村」7番サイトで、

街路灯に煌煌(こうこう)と照らされながらも、

焚き火になんとか集中しようとする、

哀れなおっさんキャンパーの後ろ姿が目撃された。。。(涙)








一夜明けて、翌朝。



「ふもと村」が最高のパフォーマンスを発揮する。。。





まるで、映画のワンシーンのような「木漏れ日」が、サイトを照らす。

幻想的な空気に包まれる場内。









徐々に陽が高くなり、「木漏れ日」は最高潮へ。









キャンプ場の朝の風景、、、

いつも美しい表情を見せてくれるが、

今までで一番印象深かったかも。。。









さてさて、話は変わって、こちらの場内マップ。

よ〜く、見ると色んな秘密が隠されています。



・4つのオレンジ太陽マーク→昨夜、泣かされた「街路灯」

・▲マーク→「使われてないバンガロー」

・「滝まで3分」→あ、そんなに近いなら行ってみよう!






これです。▲マークのバンガロー。

ちょっと不気味。

自サイトの真横にあると、、、ちょっとヤダね〜。(汗)




2016年8月15日追記
バンガロー、キレイさっぱり無くなってました。







さて、最奥66番の横あたりから、森へと続く小道が。。。

「滝まで3分」を目指します。









道中、こんな巨石が。

呆然とする、弱腰・放浪親子キャンパー。









沢を渡る「朽ちた」橋。

立ち入り禁止の黄色テープあり。

さらに橋を渡った先には、例の▲バンガローも見えました。

結構手広くやってたのね。(汗)









2分ほど進んだところで、森が深くなり過ぎ、、、

怖くなって引き返す。



帰り道で出会った、滝まで到達した親子に話を聞いたところ、

結構ワイルドで、川の中を渡らないと行けなかったとか。

(ヤメテヨカッタ。。。)






最後に、入り口の看板をご紹介。。。



SINCE1993

隣は、富士山大絶景「ふもとっぱら」

国道挟んだ向かいには、レジェンド「朝霧ジャンボリー」

さらに、富士山完全無視の林間サイト。

この三重苦をもろともせずに、21年。。。


その歴史は、伊達では無かった!

あなたも「ふもと村」林間サイトの魅力に、どっぷりはまりますよ〜。








最後に恐縮ながら採点です。

料金  :★★★☆☆  5,000円→オートキャンプ場ガイドの割引クーポン使用で4,500円
            区画は広いが、設備考えると若干高いかな?
写真映え:★★★★  林間サイトで、雰囲気満点。
            老朽バンガロー点在でマイナス1点。
            2016年8月追記:老朽バンガローは撤去されていました。
遊具  :☆☆☆☆☆  一切無いという潔さ。でも、川で遊べるし、
            専用オリエンテーリングコースもあるらしい。
炊事場 :★★★★☆  とにかく、シンクの数が多い。
            そして、よく清掃されている。
            温水は出ない。
トイレ :★★★☆☆  トイレの数は、やや少ない。
            特に洋式は男女各1室@各棟かな?
            近頃の子供は、和式で出来ないのか?
            、、、うちの子は、出来ない。
薪   :★★★☆☆  500円で相応の量。質も長さも不満無し。
ゴミ  :★★★★★  炊事棟で全種類のゴミ捨て可能。
            夜10時に一度おじさんが回収。
            朝6時か7時から、また捨てれる。
            このシステム、完璧でしょう。
            道志のキャンプ場は、ここを見習った方がいい。
安心感 :★★★☆☆  管理棟は、夜9時か10時まで営業。
            ここまで遅くまでって、珍しい。
            ただし、森が深いので、閑散期は、、、
総合  :★★★★☆  暑い時期に涼を求めて訪れるには、最高のキャンプ場。
            また来年の夏に来たい!




※2016年3月1日、写真サイズを大きくしました。



※夏のふもと村はコチラ↓の記事をご覧下さい。
2016/08/17

2016/08/19

2016/08/22






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