ヘリノックス、パチノックス・・・
世の中には色々ありますが、やはりこの収納サイズが最大の魅力でしょう。
置いてあるペグは、エリステ28。
このチェアの収納時全長は40cmと、一般的な収束型チェアとは比べ物になりません。
本家ヘリノックスは、ファミキャンデビューを控え、キャンプ用品を買い漁っている時に
店頭で座ったことはありましたが、そのときは「収納サイズ」の重要性など微塵も気付かず。
なぜ、こんなに高価で、普通の座り心地のイスがそれほど人気なのか全く理解出来ませんでした。
・・・しかし、荷物が異常に増えた今では、
喉から手が出るほどに欲しくなってしまった。(爆)
収納袋の中には、脚部と座布が別々になって入っています。
本家ヘリノックスとアルパインデザイン版の大きな違いは、
このフレームが、アルミか鉄かという点です。
重量では、1kg弱 vs 1.4kgということで、スポオソ版が鉄のため、若干重くなっております。
ただし、組み立てが非常に容易であることは変わらない・・・と言いたいところですが
本家の方を組み立てたことがないので確証はありません。
ただ、スポオソ版も組み立ては、いわゆる「半自動」で、全く苦にはなりません。
重量は見た目が似ているコチラ↓と比較
■ヘリノックス・タクティカルチェア
総重量:975g
耐荷重:145kg
■アルパインデザイン・コンパクトチェア
重量:約1.4kg
耐荷重:約80kg
フレームを組み立て、座布を取り付ければ完成〜♪
所要時間は2分くらい。
パチノックス、ものによっては、ココが突き抜けることで有名ですが、
アルパインデザインのは、なかなか丈夫そうです。
そして、スポオソならば突き抜けてもすぐに交換してくれるであろう安心感も購入の決め手。
4出撃くらい使いましたが、今のところ全く問題無し。
ちなみに私の体重は、70kgより重く、80kgより軽い。
こっちは、下側のポールが取り付く部分です。
脚がクロスしている部分の樹脂部品を上下逆さまで見ています。
この部品は、本家の写真を
へりさんの記事で確認した時にあまりの質の違いに衝撃を受けました。
が、まあ機能的に問題ないし、安いのでOK牧場
逆に安いのに、便利な部分もあります。
それは、脚を束ねるベルクロテープが初めから付いているところ。
ヘリノックスには、輪ゴムしか付いていないのだったかな?以前くまこさんに教えてもらいました。
↓束ねた状態
接地部分は、こんな感じです。
特に可もなく、不可もなく。。。
このコンパクトチェア、その収納サイズとは裏腹に、
座面の幅が広い点が、非常にポイント高いです。
愛用のデカイ椅子と比べてみても、あまり見劣りしません。
そして、背もたれが短い分、特に狭い幕内では、
何かとこのサイズ感が重宝するロケーションが多々あります。
裏を返せば、ハイバックのデカイ椅子は、よく幕内での取り回しに苦労する。。。
意外に便利なのが、背もたれに装着出来る「収納袋」
これがあるおかげでいつも乱雑なテーブルの上が少しだけ片付きました。
コーヒー豆とハンドミルなんかを入れています。
思えば最初に買ったイスもアルパインデザインの1,000円のもの(ピンクの方)
コールマンの2,000円のイスとの組み合わせは、
収納サイズはともかく、実用面で大きな不満はありませんでしたが、
やはり見た目のイマイチ感は否めませんな。
これでようやく少人数ファミリーのイス問題も終息へと向かうのか・・・?
最近ショップでキャンプ用品を見ても、あまり買うものが無いので
昔ほどのトキメキは感じないのが残念なところではありますが。。。
とにもかくにも、省収納スペースのこちらのイス。
座り心地も上々で、お値段も5,400円程度と本家の半分以下。
スポオソセール時に2脚買えば、20%オフで4,300円程度/1脚。
積載に悩むオートキャンパーの救世主になるのではないでしょうか?
(おしまい)
↑後継モデルになります