NANGA ナンガ・センターZIP 600DX 〜 1st インプレッション

しく

2017年01月10日 21:51



ナンガか、イスカか、モンベルか・・・?

冬用ダウンシュラフを物色し始めたキャンパーなら、

誰しもが迷う選択肢ではないだろうか。



・・・そんななかで、放浪親子キャンパーが選択したのはナンガ。

その決断の最大の理由は・・・やっぱりナンガが一番安いよね〜。







ダウンシュラフが欲しくなったのは、いつ頃からだっただろうか?

調べてみると、現在使用しているコールマンの冬用化繊マミーを購入したのが2014年1月だったから、

それから3年もの間、ダウンシュラフに悶々としていたことになる。

左:ナンガ・センターZIP 600DX  右:コールマン・タスマンコンパクトX-18










収納状態のサイズの違いは、噂通り。

これで小さいダウンの方が暖かい(はず)なのだから、

多少高価でも、ダウンを選んだ方が賢明な選択であることは間違いないのだが・・・

それでもやはり遠回りして両方買ってしまうのが、貧乏性の運命ですな。

左:21,800円(税込)   右:約1万円(税込)










600DX・・・ダウンの方は、ヨーロピアンホワイトダックダウンということで、

よくわかりませんが、なんか高級そうです。










センターZIP 600DXのスペックを貼っておきましょう。

(実はこういうのって、貼っておくと後々自分で見れて便利だったりするのです。)

快適温度は-8℃、限界温度は-20℃

ダウンは、760FPで600g

生地が、ナンガ売りのオーロラでないのが残念ですが、

ナンガの600DXで21,800円(税込)は、購入時点で最安でした。










早速、収納袋を開けてみます。

巾着が二段階になってたりして、やっぱり高い物は違いますね〜。











中身を半分引っ張り出しました。










全部引き出しました。

二つ折りになって、足元からぐるぐる巻きになっていたようです。

こういうのもブログに残しておくと、後で見れて便利です。










広げて見てみましょう。

上半身と・・・










下半身。










NANGA・・・このロゴがうれしかったりするのです。

ダウン御三家で一番安いとはいえ、高嶺の花のナンガですからね〜。

今回、amazonポイントが溜まっていたので、金額不足分は補って一つだけお買い上げ。

なかなかファミリー揃ってダウンシュラフを買うのはハードル高いですよね。

(ファミリー揃ってキャンプに行くのは、もっとハードル高いが(爆))










中も見てみましょう。

The 紫です。(爆)










ふむふむ、なかなかいい感じですね〜。

肌触りもすべすべです。










ダウンシュラフについて色々調べてみると、冬山登山をするようなレベルの人には、

ナンガよりもイスカの方が、評判いいようですね。

ナンガの弱点のひとつは、この足元の形状。

イスカが足形状を考慮した立体裁断なのに対し、特に工夫のない形状です。










コールマンの巨大マミー(タスマンコンパクトX-18(廃盤))と並べてみましょう。

タスマンコンパクトは、かなりゆったりしているのが謳い文句の寝袋でしたので、

当然ながら一回り大きいです。

だが、ナンガも窮屈感は全く無く、封筒型からの移行でも、それほど違和感は無いかと思われます。











さて、こちらの商品、ナチュラムオリジナルのセンターZIPが特徴ですが、

冷えが気になるお腹側ですので、ジッパー部の断熱性能が気になります。











当然一流ブランドですので、そのあたりはきっちり考えられているようですね。

ジッパー裏は、冷気が入りにくいように工夫がされているようです。











商品説明には特に記載はありませんでしたが、ショルダーウォーマーもしっかり装備されていました。

このショルダーウォーマーの位置が、コールマンのものは低過ぎて使えなかったのですが、

ナンガの位置はバッチリでした。











ナンガのイマイチな点として、ドローコードを引っ張った時に、キレイに収縮しない

といった指摘もネット上で見つけました。

ドローコードを引っ張った状態は・・・こんな感じになりました。

う〜ん、正直いびつでイマイチですな。











ちなみに、イスカの一番暖かそうなデナリ1500は、こんな感じになるみたいです。

キレイに収縮しますね。

(シロイルカのようです。)







そんな観点でamazonを徘徊していると、イスカそっくりの激安シュラフを見つけてしまいました。

 

その名も、LMR(ロングマーチロード)というブランドで、

危うく何度もポチリそうになりましたが、なんとか踏みとどまることが出来ました。

どなたか、ポチってレポを書いてみてはいかがでしょうか?(爆)









ちなみにコールマンのドローコードを引っ張ると、こんな感じ。

ドローコードの収縮具合に関しては悪くない。。。











そんなことをして、ニヤニヤしているうちに、

何やら小さな異変が起きていました。










そう、ナンガがどんどん膨らんできたのです。

赤いコールマンは、化繊でくたびれているとはいえ、-18℃(たぶん限界値)対応品です。

ナンガ600DXは、限界温度-20℃ですから、ほぼ同等性能と言ってもいいはずです。

それなのに厚み(かさ高)が、まるで異なります。










どうですか?この厚みの違いは!

600DXのかさ高は、モンベルのライトじゃない方のダウンジャケットくらいありそうです。

私自身の体験として、無電源サイトでの最低気温は、11月末のふもとっぱらでマイナス3℃程度。

そのときは寝袋2枚重ねで全く寒くありませんでしたが、

たぶんその温度くらいなら、これ1枚でいけそうな気がします。

(スペック的には快適温度マイナス8℃なので、当然と言えば当然ですが。。。)











今回予算的に、オーロラ600DXは断念してしまいました。

ということで、シュラフカバーの要否が気になる今日この頃。。。

まあ、いざとなったら、一回り大きいこの寝袋に、、、











インしてしまえば、済む話ですがね。

これで間にカイロをいくつか入れたら、真冬のふもとっぱらもいけるかな?











さて、めちゃめちゃ膨らんだこちらの寝袋。

あの収納袋に入れっ放しは良くないとの噂ですので、

別途、収納袋を準備しました。










不織布の収納袋。

サイズは、50x32x24cm

ホムセンで、700円程度で購入しましたが、

「100円ショップで売ってるよ」と、妻にたしなめられてしまいました。










これにもすんなり入るわけではありませんが、、、

あんまりデカイまま収納することも、狭い家では出来ませんからね〜。










タスマンコンパクトと比べたら、一回り大きいくらいですかね。

(冒頭の写真と同一寝袋です)

まあ、しばらくはこれで様子を見てみましょう。。。












そんなこんなで、「ナンガ・センターZIP 600DX 〜 1st インプレッション」は、ここまで。

1stインプレッションなんてカタカナで書いてみましたが、要は開封レポ(汗)

これで21,800円なら、結構お買い得ではないでしょうか〜?





・・・?





と、記事を書こうと思っていた矢先、

衝撃の事実を発見してしまいました。



















1月3日にポチッたばかりだったのですが・・・なんということでしょう。

1週間足らずで品切れになってしまったようです。

値段設定からして、他より若干安めだったところから推測すると、

この品番は少し古めの商品だったんでしょうね〜。

たぶんもう同じ型番&値段では出ないでしょうね・・・(何のためのレポだ?(汗))



ということで、ナンガ600DX、結構暖かそうですよというレポでした。(ざっくり過ぎ。。。)






ナンガ(NANGA) オーロラセンターZIP 600DX【別注モデル】

こちらは安心のオーロラ生地です。(リンク貼付時・税込27,980円)




ナンガ(NANGA) ナノオールレッドダウンバック 600STD【別注モデル】

ダウンがDXでなくてSTDになりますね。値段はほぼ一緒。(リンク貼付時・税込22,980円)





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