コンパクトスモーカーに限った話ではありませんが、薫製の作り方は非常に簡単です。
まず、アルミホイルでお皿を作り、そこにスモークチップを少量投与します。
特にこのスモーカーのような「密閉式」の場合、チップはほんとにひとつまみ、
極少量でOKです。
(この情報を教えてくれた、「プジョーでキャンプ」のkeiさんの表現をお借りすると、
指3本でつまめるくらい)
初回、自宅でやった時には、多過ぎて完全に失敗しました(爆)
スモークチップは、なんでもいいと思いますが、sotoが定番でしょうか。
「さくら」を使い切って、気分転換に「ヒッコリー」です。
本格的な薫製は、「ソミュール液」なるものを作っておいて、浸けておいたりするようですが、
私は面倒なので、基本、食材そのままです。
モノによっては塩こしょうをしたり、水気のあるものはキッチンペーパーで拭いたり
乾かしたり(いわゆる風乾)くらいはします。
このときの食材は、定番の6Pチーズ、ももハム、
あと、見えていませんが、下段に牛タンを仕込んでみました。
このスモーカーのいいところは、カセットコンロの使用が
禁止されていない点です。
「禁止されていない」なんて、まどろっこしいことを書きましたが、
推奨もされていません。
ただ、コールマンの公式HPに、ガスコンロで使用している写真が載っているなど、
使用可能なニュアンスは漂わせています。(爆)
・・・で、10分ほどであっという間に完成〜♪
チップの煙が出始めるまでは、フタを開けておき、
煙が出だしたら、フタをする・・・という使い方になります。
こちらは下段の牛タンです。(付属の網を上下2段にセット出来ます)
こちらは生肉でしたので、10分とは言わず、結構長い時間、火にかけていました。
・・・で、案の定やりすぎて、若干ビーフジャーキー的な食感でしたが、
まあ、そういう食べ物だと思えば、美味しかったです。
放浪親子キャンパーの薫製定番と言えば、「ベビーホタテ」も忘れてはならない存在です。
これもキッチンペーパーで水気を拭き取り、風乾させれば、下処理としては充分でしょう。
というわけで完成した、お手軽薫製3点セット。
ベビーホタテ、ももハム、6Pチーズ(チェダーチーズがお勧め)は、
誰がやっても失敗しない、鉄板の3品です。
コツは・・・やり過ぎない(チップを入れ過ぎない&火にかけ過ぎない)こと。
ただそれだけ。
鉄板の3品を改めて見ていると、薫製を成功させる食材のキーワードが思い浮かびます。
1.加熱しないでも、そのまま食べれる。
2.味付けしないでも、美味しい。
つまり・・・1+2=そのまま食べても、美味しい。
・・・?!
なにっ?!そのまま食べても美味しい?!
・・・それって、わざわざ薫製にしなくても・・・(汗)
そうなんです。
こういったお手軽薫製って、そもそも薫製の存在意義を問いたくなるような、、、
薫製にする必然性があるのか、無いのか、と言ったら、「無い」ような、、、
あえて、ここに意味を見出すなら
「キャンプでしか、屋外でしか、調理出来ない、味わえない料理だから」
・・・ですかね?
ということで、うっかり幻滅させるようなことを書いてしまいましたが(爆)
お気になさらずに。。。
そのうち、本格薫製を作って「薫製最高〜♪」となる日が、来るかもしれませんしね。。。
(おしまい)
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↑今回の登場人物です