遂に来た・・・富士山YMCAグローバルエコビレッジ
その抜群のロケーションから、いつかは訪れたいキャンプ場でしたが、
数ヶ月前から、この写真部合宿が決まっていたため、
敢えて今日まで温存していました。(笑)
個性溢れる4つ星クラスの看板×2がお出迎え&初訪問ということで、
「看板好き」放浪親子キャンパーのテンションも上がりますね〜
ということで、もう言わずにはいられない・・・
ヒデキ感激!(爆)
首都高速・山手トンネルが事故で封鎖というアクシデントもありましたが、
到着時刻は10:30
管理棟で幹事のzero21keiさんの名前を告げ、
既に到着しているはずのkeiさんを探しに場内へ潜入します。
噂通りの広大な芝生のフリーサイトの先には、悪天候ながら富士山の裾野がチラ見え。
keiさん求めて、場内を彷徨い続ける、まさに「放浪親子キャンパー」(爆)
・・・が、どこを見回してもkeiさんの白いプジョーが見当たらない。
よくよく考えたら携帯番号も知らなかった。(汗)
初めてのキャンプ場で、勝手もわからず、車で細い砂利道を登っていると、
大岩に乗り上げて、前にも後ろにも進めなくなってしまった。(汗汗)
これは困った・・・と途方に暮れていると、
あ?!前方100mに、ものすごく車トラブル解決能力が高そうで(笑)
しかも見覚えのあるサイトを発見!
なんと、今年3月に浩庵でたまたま横に張ってらしたスロウさんではないですか!
(最近はInstaメインみたいですね⇒
スロウさんのインスタ)
というわけで、スロウさんご夫妻に「こんにちは〜♪」と、馴れ馴れしく声をかけて、事情を説明。
お二人に車を押してもらい、なんとか脱出成功しました。
スロウさんご夫妻、ありがとうございました〜。
もう、これ以上場内を徘徊するのは危険と判断し、
管理棟の前で、次に来る「ナチュログ写真部部員」を待ち伏せする作戦に変更。
・・・約10分後、白いプジョーが颯爽と坂を登って来て、
思わず両手を振ってしまいました。(笑)
keiさん、なんでもバッテリーが上がるトラブルに見舞われたそうで、、、
いやはやお疲れさまでした〜。
ということで、時刻は11時半頃だったか、ようやく設営を開始します。
雨降る中、カッパ着用で設営をするzero21keiさん。
しかし、何か違和感を覚えるワタクシ。。。
そうだ、keiさんといえば、黄色と黒の
ド派手なカッパ着用じゃなかったのか〜?!
(↓ぴのこさんブログから写真拝借)
実はこれまでカッパなど持っていなかった放浪親子キャンパー。
なぜなら、雨が降ったらキャンプには行かないからだ。(爆)
しかし、今回の合宿が決まった時点で、雨キャン大好きなkeiさんのことだから
雨でも決行されるだろうと、仕方なくカッパを購入していたのだ。。。
そう、ド派手なカッパをね!(大爆)
カッパ=keiさんの黄・黒しか思い付かなかったために、
雨の日は危険 → 視認性重視 と、判断し、数色あったカラーラインナップの中で
群を抜いて派手だった、オレンジ・黒をチョイスしてしまった。
しかし、まさかのkeiさんの裏切りに遭い、「ジャビットみたい」と言われる始末。。。
それでも、写真部合宿ということで、きっちり自撮りはしておきました。(爆々)
・・・約2時間後?
ようやく設営完了〜(大汗)
ひっさしぶりに薪ストーブを設営したら、すっかり忘却していて
それだけで1時間はかかってしまいました。
富士山はまだ、雲の中ですね。
そうこうするうちに、初対面のediさん、へりさんも到着されて、
徐々に出来上がる「ナチュログ写真部テント村」
ブログで見覚えのあるサイトがどんどん出来上がって来ましたぞ〜。
既に13:30頃でしたが、昼食はラーメンしか準備していなかったので
ここからこっそり、ひとりで調理開始。
今回は写真部合宿ということで、難易度の高い「ラーメン自撮り」にも挑戦します。(爆)
ふむふむ・・・もう少しISO下げた方が良かったか?(←関係ねぇ〜)
keiさんご夫妻と、ediさん、へりさんは、宴会幕のカヤード内で早速飲み始めているようです。
なんと、ediさんは遠路遥々大阪からの参加・・・すごい機動力です。
・・・って、ゲルググか!(爆)
早速、部活動に精を出すへりさん(部長)
これまでブログにはほとんど姿を見せなかったへりさんですが、
長身でスリムで脚が長い・・・って、モデルか!(爆)
カメラを構える姿も、かなり決まってます。
小雨は降ったり、止んだりと。。。
天気予報通り、あまり良くない天気となりました。
初めてのキャンプ場ですので、少し場内施設の偵察に向かいます。
この頃には、かなり怪しい感じの雲?霧?が、
草原サイトの向こう側に、低く垂れ込めていました。
さて、こちらが場内中央に唯一あるサニタリー棟です。
かなり広大な敷地に、ここだけですので、設営時には留意した方がいいでしょう。
洗い場の蛇口は4箇所で、完璧なお湯が出ます。
お湯が出るのはvery goodですが・・・
今回は、我々以外は2組程度しか居ませんでしたが、混雑時はどうなるのでしょうか・・・ね?
(他にもあるのかな?)
トイレはとてもキレイです。
サニタリー棟の横に、長屋っぽいバンガロー?
宿泊施設がありました。
稼働率はかなり高そうでしたね。
・・・と、場内偵察を済ませて、サイトに戻った頃だったでしょうか。
今思えば、このあたりから、ナチュログ写真部合宿が、、、
少し大袈裟な表現ですが、「神懸かって」来ていました。
なんと、これだけの曇天にも関わらず、霊峰富士の頂上が
富士山YMCAに居る我々に、姿を見せてくれたのです。
「富士山YMCAに居る我々」・・・と書いたのは、こういった天気の時には
例えば、田貫湖で見えていても、本栖湖では全く見えない、といった状況が頻繁にあることを
ヘヴィライブカメラウォッチャーの私は、よく認識していたからです。
どんより曇り空ながら、富士山は丸見え。。。
なんとも不思議な状況ですが、ひとまず YMCA で No 富士山という最悪の状況は免れて、
特に大阪から来たediさんのことを思うと、ホッと胸をなで下ろす気分です。
時刻は16時過ぎとなり、参加者7組全員の設営が完了しました。
広大なフリーサイトの一角に、いよいよ全容を現した我らが「ナチュログ写真部テント村」
各自思い思いに、夕食の準備に取り掛かります。
長身ながら、見た目重視で低く張ったタープの下では、
へりさんが、508Aで調理を開始していました。
508Aは、私も所有していますが着火時の炎上が怖くて、なかなか使えていませんが・・・
さすがキャンプ歴の長い、へりさん。
508Aをご自分の手足のように使いこなしてらっしゃいました。
さて、グルキャンの楽しみといえば、人様の幕やギアを拝見出来ることですが・・・
今回一番ズキュンと来たのは、森本レオ似・Egnathさんのコチラの逸品。
MINERVA BW DX 2596
かなり古い小川の幕と思われますが、状態はほぼ新品。
何より素晴らしいのは、煙突ポートに転用可能な(自己責任で)
天窓が標準装備であること。
・・・でも、この日は奥様に黙って購入した(爆)Fbストーブを設営されてはいませんでした。
「やっぱりガスだね」・・・って、言ったとか、言わなかったとか。。。(←絶対言ってない)
辺りは徐々に暗くなり、zero21keiさんご夫妻が仕込んでくれた「鶏の丸焼き」も
いい感じに焼けてきました。
富士山の右手・・・南側へ視線を移すと、富士市あたりでしょうか?
彼方に、市街地の灯りが浮かび上がります。
そろそろ、私も夕食の準備に取り掛かりましょうか。。。
今回のメニューは、調理するのが面倒だったので(←いつもと同じ)
既製の餃子とシュウマイを購入して来ました。
自分用には、昼の残りのラーメンも食して、なぜか中華縛り(爆)
薪ストの天蓋を取って、ここで餃子を焼き始めます。(この後の写真撮り忘れ。)
シュウマイは、
コールマンのスモーカーが蒸し器として使えるのではないか?
という実験的な試みで蒸してみましたが・・・ほぼ密閉式のフタの効果で、
梅雨時の「道志の森」を凌駕するような湿度?を維持し、完璧に蒸し上がりましたね〜。(笑)
この頃にはすっかり外も暗くなり、皆さんの幕が闇夜に浮かび上がりました。
右手に見えるのは、ひなこさんのNORDISK kara →
ひなこさんレポ
かなり珍しいポリコットン幕で、前面に透明窓があるのが超ポイント高し。
海外幕でも、前面透明窓って、なかなか無いのですよね〜。。。(よくあるのは側面)
さてさて、申し訳程度の餃子とシュウマイを持参して、宴会幕の方へと潜入しましょうか。。。
keiさんとEgnathさんが提供して下さった宴会幕は、スノピ・カヤードのダブル連結。
たくさんのランプと美味しそうな料理が並び、実にいい雰囲気になりましたね♪
料理の方は・・・へりさんの牡蠣入りクラムチャウダー(左)と、Egnathさんのラタトゥユ(右)
どちらもお店で出てくるクオリティでした。
そして、真打ち、keiさんの鶏の丸焼き。
焼き上がりは温度計を内部に差し込んで確認するなど、
安全面もばっちり配慮されているのが素晴らしい。
下味もしっかりついていて、本当に美味しかったです。
さて、そんな感じでダブルカヤードでは楽しい宴が続きましたが、、、
徐々に吹きすさぶ北風が、カヤード内を荒れ狂う・・・と言ったら大袈裟ですが、
そこそこ寒かったことと、焚き火ニストのぴのこさん旦那様に薪ストをお見せしたかったので、
自幕に戻り、薪ストをフル稼働。
外気温プラス20℃の幕内へ、ぴのこさんご夫妻や、ediさん、Egnathさんらをお招きし、
ぺちゃくちゃと薪スト談義を。。。
放浪親子キャンパーの目論見通り、早速真剣に積載の検討を始める・・・ぴのこさん夫妻(爆)
就寝前には、Egnathさんの奥様(美人妻)が、通りがかりに寒そうにされていたので、
暖かい幕内へお誘いして(←怪しい)30分か1時間?
Egnath家・伝説のドイヒー雨キャンプの裏話や、
雨でもキャンプに行きたがる、Kさん、Pさん、Eさんはどうかしてる!など、
雨キャンプ談義で盛り上がったのが、今回一番の楽しい思い出となりました。(笑)
さて、、、
この日は北風吹きすさぶ、寒さ厳しい夜となりましたが・・・
19時過ぎから星空が顔を出し、
21時には雲一つない満天の星空が、我々の頭上を覆いました。
ほぼ360度、視界が開けている完璧なロケーション。
これほど開けた場所で、しかも新月で、
満天の星空をこの目で見たのは、私自身生まれて初めてのことでした。
キャンプに行って星空とテントを撮影する・・・そんなひとつの目標のもと、
富士の麓に集結したナチュログ写真部合宿は、
これ以上無い満天の星空と富士山を撮影する機会に恵まれたのでした。。。
・・・なんというミラクル・・・
こうして楽しい合宿初日は、徐々に強くなる北風と共に更けていきました。。。
強風は時折暴風へと姿を変え、何度となく就寝中のテントを襲いましたが、
耐風性能重視で選んだローベンス/ミッドナイトドリーマー2016(鉄骨ver.)は、
さすがの耐風性能を発揮し、トンネルテントの鬼門・横風をまともに食らっても
まったく変形すること無く、その性能を如何なく発揮してくれた夜でした。。。
翌朝5時半・・・ダウンジャケットを着込み、テントの外へ出た私を待っていたのは、
昨日と変わらぬ、完璧な富士山のシルエットでした。
市街地の灯りと橙色に染まった空が、眼下、遥か彼方に広がります。
鬼軍曹・・・へりさんもテントから起き出し、
早朝の富士と静かに対峙していました。
まだ日の出まで時間があるので、一旦幕内に戻り、薪ストに火を入れます。
明るくなってから気付いたのですが、南の方角、遥か彼方には、
駿河湾そして伊豆半島を望むことが出来ました。
富士山YMCA・・・なるほど、確かに富士山と駿河湾を望むことが出来る、
西富士エリアとしては唯一無二の絶景ロケーションです。
そして6時半過ぎ・・・富士の裾野から顔を出した陽の光が
我々のテント村に射し込みました。
この日は朝からいいお天気で、これ以上無い撤収日和となりました。(笑)
家族を残してのソロ出撃という負い目もあったので、早いうちから徐々に片付けを開始します。
備忘録として残しておきますが、昨夜の最低気温は-1度。
右上31.2度は、外気温が9度のときの薪スト使用時幕内温度で、
私の幕サイズだと、外気温プラス20度が目安となります。
(就寝中は強風が怖かったので、薪ストは稼働しませんでした。)
爽やかな秋晴れの中、かわいらしいテントの前で仲良く朝食中のひなこさんご夫妻。
夫婦で趣味が一致するのは素晴らしいことですね。。。
心なしか昨日よりも冠雪が薄くなった気がする富士山頂。
これからの季節、より白く美しい富士山が楽しめるシーズンではありますが、、、
やはり冬場のキャンプ、特に富士山周辺でのキャンプは、突風をはじめとした様々なリスクが付きまといます。
特にお子様連れのご家族は、無理な出撃は避けた方が無難でしょう。。。
徐々に陽は高くなり、駿河湾の海面がキラキラと輝き出しました。
この合宿の成功を象徴するかのように、
抜けるような青空と富士山の姿が印象的な、日曜日の午前でした。。。
今回のキャンプで、ediさんからは素敵な花の寄せ植えを、keiさんからはフォトフレームを
それぞれいただきました。
素敵なプレゼントをありがとうございました。
(フォトフレームの写真は、放浪親子キャンパー(子)の赤ちゃん時代の「どアップ」(爆))
こうして満天の星空にも恵まれ、大成功裏に幕を閉じた、第一回ナチュログ写真部合宿。
幹事のzero21keiさんご夫妻には、終始お世話になりっぱなしで、
このご夫婦無しで、この企画の成功はありえなかったと思います。
本当にありがとうございました。
最後に、残念ながら参加出来なくなってしまった皆様
次回お会い出来るのを楽しみにしています♪
(おしまい)
ナチュログ写真部・皆様のレポはこちらからどうぞ♪
ぴのこさん→
★
へりさん→
★
zero21keiさん→
★
ediさん→
★
ひなこさん→
★
Egnathさん→
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