山伏峠を起点とする道志川・・・
しかし、我々キャンパーにとっての起点はココでしょう。
ココ、どこかわかりますか?
・・・そう、山伏の管理棟裏です(笑)
山伏の管理棟裏を起点とする道志川は(←ちょっと違う)
山伏の場内を、静かに流れます。。。
夏も、、、
秋も、、、
四季折々、水量もマチマチです
道志川最上流部のキャンプ場を、、、
生まれたての道志川は、誰に教えられた訳でもなく、
下流へ、下流へと向かいます。
そして、そのまま奥道志ACまで流れ着きました。
山伏と奥道志の間に、支流がどれほどあるのかはわかりませんが、
水量、透明度、共にあまり変わらないイメージです。
透き通るような清流は、ピカピカのキャンプ場を通過し、
さらに下流を目指します。。。
山伏、奥道志は、いかにも「山道」といったロケーションにありますが、
道の駅が近付くと、ふっと辺りは開け、開放的な雰囲気になります。
ここでは、道志川の透明度も若干落ち、流れも何故か弱々しくなっていました。
(私が見た時が、たまたまそうだったのかもしれません。)
道の駅まで来ると、道志川の川幅は、かなり広くなります。
しかし相変わらず水深は浅いのですが、、、
台風明けに訪れた時は、その姿を一変し、
まるで雪解け水が轟々と流れるかの様は、恐怖すら覚えました。
道の駅を通り過ぎ、谷相郷のあたりでは
護岸によって、ぐっと川幅が狭まります。
この辺りにも、道志川沿いにいくつかキャンプ場はありますが、
ロケーション的にあまり惹かれるものがなく、
個人的には、なかなか開拓出来ていないエリアとなっています。
そんな、のどかな里の風景は一変、
更に下流へ向かうと、一気に山深くなってきます。
こちらは椿キャンプ場前、、、
この辺りまで来ると、途中の支流の影響でしょうか?
水量も増え、川の流れの力強さが増してきます。
更に下流の下村キャンプ場・・・より少し上流
水量が増えた道志川は、この辺りで驚くほどの透明度を回復してきます。
やはり、これはキレイな支流がいくつも道志川に合流した結果なのでしょう。
徐々に谷は深くなり、少し川を遡行すると、全く人の気配の無いエリアとなります。
一般的な感覚では、川は下流へ向かうほど、人の気配が濃くなるものですが、
道志川の場合は、道の駅〜村役場あたりでいったん人の気配が多くなった後、
また椿あたりから秘境の雰囲気が漂い始めます。
・・・そして、下村キャンプ場の前まで来ました。
この辺りは、川幅も広く、水の流れも非常に力強くなっています。
ウェーダーを履いていても、歩けるのは水深が膝の高さくらいまで。
それ以上深いところになると、足をすくわれそうになり非常に怖いです。
そして、いよいよ道志川は最大の秘境ゾーンへと突入します。
こちらはすっかりお馴染みとなった、道志キャンプガラパガス The オワタ
この巨大な岩が再び転がる日は来るのでしょうか・・・?
オワタの川幅は、下村と比較すると少し狭くなっています。
しかしその分、狭いところに集められた水は、激流となっており、
川の側では、会話に支障をきたすほどの轟音が響きます。
・・・一見流れの緩いところもあるように見えますが、
実は、こういったところも水中を歩いてみると、恐ろしいほど水の流れを感じる、
というケースも多々ありますので、全く油断は出来ません。
道志川最強の秘境ゾーンを抜けた後は、いよいよ県境が近付いてきました。
こちらは両国橋キャンプ場の少し上流
一気に開けた両国橋の下を流れる道志川は、
その半分が山梨県で、残り半分が神奈川県、ということになります。
そして、神奈川県側最上流の音久和キャンプ場の横を抜け、
また深い森へと、道志川の流れは吸い込まれていきました。。。
私の道志みちキャンプ場愛は、かなり山梨県側に偏っており、
神奈川県側は全くと言っていいほど、行ったことが無いので、
音久和から先は、一気に新戸までワープしてしまいました。
新戸の道志川は、川幅も広く、水量もそこそこで
いかにも下流に来たな・・・とは感じますが、
よくよく考えると、緑の休暇村青根の上流にダムがありますので、
水量はそこでコントロールされた人為的なものかと思われます。
そのため、両国橋からあれだけ下流に来たにもかかわらず、
両者の水量はほぼ同じ程度に感じました。
・・・と、起点の山伏管理棟裏(笑)からスタートした
道志川の旅(キャンパー目線)は、いよいよゴールへと辿り着きました。。。
今回のレポでは、敢えて星の数ほどある支流の写真を載せませんでしたが
改めて見ると、道志川本流沿いのキャンプ場は意外に少なく感じました。
とやの、センタービレッジ、道志の森、、、
支流沿いのキャンプ場は無数にあり、
それと同時に、道志川は無数の支流に、文字通り支えられているということでしょう。。。
・・・ということで、放浪親子キャンパーの道志愛が暴走してしまった意味不明な(爆)レポはここまで!
皆さんも素敵な道志キャンプライフをお過ごしください~♪
(おしまい)