今買うべきコット 〜 クオルツ キャンパーズ ベッド Ⅱ

しく

2020年06月22日 13:00



さあ、いよいよ首都圏も県またぎの自粛が解除され、

キャンプシーズンも到来でしょうか?

とはいえ、週末の高速道路がそこまで渋滞しなかったのを見ると、

まだまだ世間的には様子見ムード?

・・・ということで、私も様子見しながら、インドアでポチった品物のチェックを敢行です(笑)









キャンプのコット、ベッドの選択肢は実に多いですが、

その用途で分類すると、

・タープ下や土間スタイルに適している ハイタイプ

・インナーテント内での使用に適している ロータイプ


に大きく2分されると思います。





これまで私が所有していたのは「ハイタイプ」のこちらのコット

ナチュラムオリジナル・ハイランダーブランドの激安GIコットでした。

(購入時3,980円)



Hilander(ハイランダー) アルミGIコット2 単体 ブラウン(GIコット2) HCA0145
価格:4980円(税込、送料無料) (2020/6/20時点)







この商品の良いところは、まず安いこと。

そして組み立てが意外に簡単なこと。




悪いところは、重いこと。(5.7kg)

ギシギシ言うこと。



2016/10/05







とはいえ、やはり連泊キャンプでタープ下にコットを展開しておくと、

いつでもゴロ寝出来るので、実に快適♪

これはこれで、ひとつあっても全然損ではないギアだと思います。



Hilander(ハイランダー) アルミGIコット2 単体 ブラウン(GIコット2) HCA0145(楽天)









一方、テントの中では、これまでずっと「床寝」で過ごしてきました。

アメドのインナーマットとコールマンのインフレータブルマットの組み合わせは

氷点下でも底冷え知らず。

冷えという観点では全く問題ありませんでしたが、

よく眠れるか?と聞かれると、それほどでもありません(苦笑)

・・・もちろん、これは個人差によるものが大きいですが。











そんな私が初めてキャンプでコット寝(就寝)したのは、

意外にも借り物のコットで、でした。

恐怖の寄生キャンプと恐れられた(爆)五光牧場でのことです。

2020/02/07











このときにtaku-cさんからお借りした

wild1オリジナルブランドの クオルツ キャンパーズ ベッド Ⅱ

の寝心地が、実に良かった!

そして、組立も簡単!



その2月のキャンプから、ず〜っとこのベッド(コット)をポチろうと思っていたのですが、

赤はあるけど、深緑(オリーブ)が、品切れ中。。。



赤でもいいけど、おじさん的には緑がいいなぁと思っているうちに、

赤の方も品切れになり、諦めてDODあたりのを物色し始めていました。



DODで売れ筋のコットといえば、こちらのDODバッグインベッド。

特徴は、幅が72cmと普通のコットより10cmくらい幅広なこと。

そして、アルミフレームなので軽量2.4kgかつ、お値段も高め(笑)

サイズ:(約)W183×D72×H16mm
収納サイズ:(約)W51×D13×H16cm
重量(付属品含む):(約)2.4kg


DOD(ディーオーディー) バッグインベッド



しかし、この手のコットは、基本横方向の支えは「布の張り」だけに頼っている構造ゆえ、

幅広=沈み込みが大きくなる

という「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」状態であることを認識させてくれたのは、

やっぱり記憶に残るこの方のレポですね。



そうへさんの秀逸レポ→



そんなことが頭の片隅にあり、2月からずっとポチれずにいたロータイプのコット。



しかし、先日

久しぶりにamazonでクオルツキャンパーズベッドを検索してみたら、、、




在庫復活してるやん!




クオルツ キャンパーズ ベッド Ⅱ【オリーブ】(amazon)



・・・というわけで、在庫のあるうちに「今買うべきコット」

即ポチです(爆)









さて、こちらの商品・・・amazon発送ではなく、wild-1発送で、

amazonの表記では、到着まで5日くらいかかるような書き方でしたが、

翌日発送の翌々日着で、最近激遅のamazonより明らかに早く届きました。




■サイズ・使用時(約):190cm×62cm×高さ20cm
 ・収納サイズ゛(約):長さ70cm×20cm×厚み8cm
■重量:3.95kg■耐荷重80kg■付属品:収納ケース
■材質・フレーム/アルミニウム(アルマイト加工)
 ・脚部/鋼(エポキシ樹脂塗装)・シート/ポリエステル(PVCコーティング)



スペックは上記のとおりで、4本の脚が鋼(スチール)のため、

DODより1.5kgほど重くなっているのが残念ポイントですが、

前出、5.7kgのハイランダーGIコットよりは、1.7kgほど軽いです。

幅は、この手のコット標準の60cmほどで、

幅広DODよりは、沈み込みの懸念は小さいでしょう。









・・・一応、組み立て手順。

広げて、4本の脚を挿せば完成

という、極めて単純明快な組み立て手順です。

このクオルツ キャンパーズベッド2の素晴らしいところは、

同タイプのコットでは一般的な手順・・・2本の長いポールを両サイドに通す

という工程が見事に省かれているところです。











さて、ウンチクはこれくらいにして(爆)

実物を出してみました。

気になる長さは70cmですので、収束型のリラックスチェアあたりと比べると完全に短い部類でしょう。











ハイタイプなので同じ土俵で比較するのもかわいそうですが、、、

ハイランダーのGIコット(右、95cm)と並べてみると、その差は歴然











収納袋から取り出してみると、布部と脚4本が出てきました。

脚の先がグルグル巻きなので、ほどいて見てみますと、、、










きっちり面取りされていて、裸で収納しても大丈夫そうです。










布部の方には、マジックテープが付いていて、










こんな風に束ねることが出来ます。

(発送時は、束ねてなかったけど、このシワが付くことを回避してるのかな?)










布部を広げます。

先ほど述べたとおり、両サイドには、既に2本のメインポールが入っているのが大きな特徴です。











ポールのジョイント部は、しっかりとしたブロック構造。










3つ折りになっていた本体を広げると、こんな感じになります。










あとは、4本の脚をメインポールに挿していくだけ。

ジョイント部のブロックの穴と、












ポール部の穴に、それぞれ脚を挿し込みます。





ポール部の穴は、ジョイント(ブロック)部の穴に比べると、

ただポールに穴が空いているだけですので、若干頼りないです。









さて、さらっと書きましたが、この手のコットで最難関

この脚の挿し込みであることは昔から有名な話です。

片方だけに挿した状態から、、、










ここまで、スチールの脚を「エイヤッ」と押し込まなければなりません。

ここが特に女性キャンパーに敬遠される理由でもあります。

確かにこの工程は「力」が要ります。

私は今回「素手」で、太腿の内側も併用して、押し込みましたが、

この類の作業は「手袋」を使えば圧倒的に楽になることが多いです。











ここで間違いなく活躍するのが「作業用手袋」です。

なかなか普段デスクワークの人は、この「手袋」の威力に気付きにくいですが、

つぶつぶの軍手よりも数倍のパワーが容易く得られるのですから、

利用しない手はありません。





2017/12/19




ATOM ファインタッチ(amazon)









さあ、4本の脚を挿したら、ひっくり返して出来上がりです。












座面の高さは20cm弱。

比較に置いているランタンは6cm高さです。




LEDランタン 電球色 200LM高輝度 5200mAh大容量 バッテリー内蔵(amazon)









このランタンをコット下に滑り込ませて、75kgのぽっちゃり系男子(爆)が上に寝てみます。

一番沈み込みそうなお尻のあたりで(巨尻です(爆))床との隙間は、8cmくらいでしょうか?

まだ新品なので、ここからの耐久性も気になりますが、

実績十分のコットですので、それほど心配は無いでしょう。










これは背中のあたりだったかな?










そんな感じで、ややベタ褒めモードでお送りした、今回のレポ(笑)

とにかく2本のメインポールが挿さった状態で収納できるというメリットは素晴らしく、

他の追随を許さない傑作コットですから、モデルチェンジ無しで再販されたのでしょう。

シーズン終盤には品切れ必至の予感ですので、在庫がある今が買い時ですよ〜(笑)







(おしまい)












クオルツ キャンパーズ ベッド Ⅱ【オリーブ】(amazon)
クオルツ キャンパーズ ベッド Ⅱ【レッド】(amazon)





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