ふもとっぱら 〜 年忘れ 薪ストキャンプ大会 2019

しく

2019年12月31日 08:37

2019年12月27日(金)〜1泊 ふもとっぱら


年末のふもとっぱら・・・

全国から年越しキャンプのために、大勢のキャンプマニアが訪れる。

この独特の雰囲気は、また今年も1年が終わるんだなぁ、という気持ちにさせてくれるのだ。



そんな富士山キャンプ聖地の片隅で、今年も開催

年忘れ 薪ストキャンプ大会 2019

あ、大会ですが、参加者は私一人です(爆)










午後2時ちょうど・・・

キャンプ界の新宿コマ劇場こと、聖地ふもとっぱらにスタジオイン(爆)

ちょっと薪ストキャンプには遅すぎる到着ですが、

今年で出場3回目ですので、まあ大丈夫でしょう。

↓この日のココまでの行動

2019/12/29












到着時の富士山は、絵に描いたような見事な姿で、

やはり1年の締めに相応しい劇場(キャンプ場)であることは、

疑う余地がありません。











・・・で、そこから、えっちらおっちらと、

たっぷり1時間半はかかって設営完了した頃には、

場内もすっかり陽が陰っているのは想定内(苦笑)










幕内は、こんな感じで、悠々自適なソロキャン仕様。

気になるシュラフは、ロゴス封筒型0℃に、ナンガ600DXをイン。

更に、層間に貼るカイロを数枚仕込めば、マイナス一桁なら余裕でしょう。

(シュラフの体感は個人差がありますが、私は寒がりな方だと思います)











薪ストーブは、ホンマの時計型 ASS-60 を足長改造したもの。

これは自分で一生懸命改造したわけですが、

今年の新商品で、一回り小さく、足長も最初から装備されていて、

更には三面窓まで付いているキャンプ向け改良ver APS-48DX が発売されていますので、

今買うならそっちの方が絶対いいと思う(苦笑)











さて、見事に雪化粧した霊峰富士に見守られながら、

次なるミッションへと取り掛からなければ・・・

(ソロキャンプも午後インだと忙しい)











次なるミッションとは、、、

釣りたてニジマスの内臓処理(汗)

今日食べるのは1匹ですが、持ち帰りの3匹含めて、処理してしまいます。

もちろん、炊事場には水切りネット持参が必須です。




↑キャンパーのマナーです









この後、見事な赤富士を拝めましたが、

ニジマスの内臓と格闘中で写真撮れず(爆)











4匹の下処理が終わった頃には、、、

すっかり「白富士」に、戻ってしまいました(汗汗)










ようやく幕内に戻り、、、










いつものカールスバーグで、

年忘れ 薪ストキャンプ大会 2019 に・・・キャンぱ〜い♪(爆)










幕外は時折突風が吹くものも、薪ストは至って順調。

強風下の薪ストも、これまで色々試行錯誤してきましたからね〜・・・

2018/01/13











さて、今宵のメニューは、ニジマスのムニエル。

魚が釣れた時点で、この日のメニューが決まり、買い物内容も決まりました(笑)










雪印の切れてるバターという、微妙に切れていないバターがありましたが(苦笑)

それを上回るキャンプ用バター(←たぶん違う(笑))を見つけたので、リアクションバイト(爆)

もう絶対「割高」なのはわかるけど、キャンパー真理を巧みに付いてくるんだよな〜・・・

(一番右の8g×8個入りです)













はい!

今宵のメニュー、ニジマスのムニエルとチキンライス(冷凍)、おまけにソーセージ(笑)

洋風のワンプレートに仕上げてみました。










調理はカセットコンロでやりましたが、

こうやって薪ストに置いてやれば、冷めずに食べられます(笑)

肝心のお味は、ニジマスが25cmもあったので肉厚で食べ応えがあり、

濁った池から釣り上げたのでちょっと心配でしたが、全く臭みもなく美味しかったです。











・・・やはり、12月は1月以降と比べると、寒さが少しマイルドですね。

夕方18時で、外気温はまだ氷点下に到達せず。

幕内は、強風での強制換気の影響で、それほど?温度が上がりません(22℃)











時刻は、19時少し前・・・

既に辺りは真っ暗で、新月の夜空に、数え切れないほどの星が輝き始めました。

私はひとり、カメラと三脚を抱えて、漆黒のフィールドを彷徨います。。。










21時頃には、ようやく風も止み、池の水面に完璧な富士が浮かび上がりました。

この時間に、ここで写真を撮っている人など、私以外誰も居ませんが、

全然怖くないのは、ふもとっぱらのいいところ(笑)










先ほどまで、富士山の頂上付近にあったオリオン座は、

みるみるうちに天高くへと昇って行きました。










こちらは、サイトの左後方、方角で言うと北西でしょうか。

毛無山の上方には、うっすらと天の川が見えていた気がしますが、

あぶり出さないと、わからないレベルかな(笑)











今日は朝4時起きで、午前中は釣りをして、

午後は薪ストキャンプで、夜は星空撮影三昧。

これ以上無い、ソロキャンフリーダムを大満喫した1日でした。。。










・・・翌朝4:30(早っ)

外気温は、マイナス3℃ほど。

やはり1月以降と比べると、若干マイルドな冷え込みです。










ブルーアワーを撮りたくて早起きしましたが、4:30では完全に早過ぎました(笑)

5:50で、富士山の背後から、ようやく明るくなり始めます。










早朝の大草原に、ポツンと一軒家風のマイテント(笑)











幕内に戻り、薪ストーブに火を入れ、

漆黒の富士のシルエットを透明窓から窺います。










6:11

ようやくブルーアワー的な時間帯に、、、

しかし、今朝のブルーアワーは、それほど青くないような?



ちなみに、このタイミングでの写真撮影は、経験上、最もノイズが目立つ時間帯です。

フルサイズなどの高級カメラで無い場合は、ISOを400くらいまで下げて、

三脚固定 & 2秒タイマーの使用をお勧めします。

(あと、ピーピーうるさいので、静音シャッターを使いましょう)









徐々に裾野の右側あたりが橙色に染まる光景は、もう何度見たことだろう。。。

牛舎のシルエットも大好きなアングルのひとつ。










今年はもう一つ、面白い形の樹々を見つけました。

吐息が白くなる、静寂のフィールドで、

ファインダー越しに影絵の世界を探索します。。。











日の出の時間には、カメラを構えたキャンパーが何人か居そうですが、

この時間帯は、ほぼ無人の池の前。

年末年始、6:30の逆さ富士・・・必見ですよ(笑)










昨日の爆風が嘘のような、鏡面無風。

後から来た女性キャンパーに軽く挨拶をしてから、

私は静かに池の前から立ち去りました。。。













・・・フィールドの片隅に整然と放置されているキャンピングトレーラーたち。

これらも、すっかりふもとっぱらの顔ですね。

今回は、カメラのHDRという機能を初めて使っていて、

こういった被写体も簡単に撮れるようになりました。(気付くのが遅い(苦笑))











昨夜、漆黒の中で、何度か水たまりのトラップに足を突っ込みましたが、

今朝は全ての水たまりが、マーブル模様の銀盤へとその姿を変えていました。










その厚みは意外と厚く、5mmくらい?











写真撮り過ぎの後に、自幕に戻ると、白煙モウモウ(不完全燃焼)は、

薪ストキャンプあるある(苦笑)










ローベンスのミッドナイトドリーマーから、生えている煙突はφ106mm

なかなかキャンプでこのサイズを使う人は居ませんね。



HONMA ホンマ製作所 ステンレス 半直筒≪ハゼ折り煙突(シングル)/煙突径φ106mm≫ [No.12001]




ローベンス ROBENS ミッドナイトドリーマー 2019モデル 130199 [4人用テント トンネル型]



↑毎年モデルが変わります(私のは2016モデル)









冬キャンプの朝食は、定番のチキンラーメンお湯少なめで、、、

が、ちょっとお湯が少なすぎたので、このあと少し足しました(笑)










昨夜はそこそこ空いていたにも関わらず、

100mくらい先から結構なボリュウムの音楽が終夜鳴り響き、耳栓着用で就寝したわけですが、、、

そんな嫌なこともすっかり忘れさせてくれる、早朝のフィールドの凛とした空気感・・・










この空気感を味わえるからこそ、

ここで寒い中、一晩テントで寝る価値があるのかもしれません。










ふもとっぱらの上空は、徐々に雲が取れ始め、、、











年末らしい、見事な青空が広がりました。










この日は、12月28日(土曜日)

まだ年越しまでは数日ありますが、

今日からチェックインする方が、朝からジャンジャン入ってきました。

(このときは気付きませんでしたが、

 この後お会いした そうへさん のサイトが思いっきり写ってますね(笑))













しかし、このキャンプ場のランクル(旧車)率は異常とも言える高さですが、

この場内通路では、普通FF車ではスタックしかねません(実際、草原で軽くハマった(汗))










ふもとっぱらの面白重機3兄弟を横目で見ながら、、、










14時チェックアウトを目指して、いつもよりずっとのんびりと撤収作業を進めました。










今年のキャンプの〆は、やっぱりコレじゃないとね(笑)

今やすっかりメジャーとなった?そばかつの鍋焼そばで、早めの昼食。










そうそう、まだやり残していたことがありました。

この中央の炊事場の富士山側にアレがあるはずなんですよ。

アングルから推測するに・・・










ほら!あった

新ライブカメラ(爆)











ちなみに先代のポイントスコープカメラは、こんなのでした(笑)







そんなこんなのブログネタも無事仕込み終え(爆)

年忘れ薪ストキャンプ大会2019も無事閉会・・・

13時半頃に、ふもとっぱらを後にしました。





いつもなら、キャンプ後は直帰するのが常ですが、

この日は年末休みが始まったばかりの開放感で、

西湖の温泉(いずみの湯)に寄ってみることに。。。





道中、西湖からの富士山と、

(ふもとっぱらから見える富士山と形が全然違うでしょ?)











湯上りに、河口湖からの富士山を、

完全なる中国人アウェー状態で、カメラに納めて、

ソロキャンフリーダムもいよいよ大団円。。。







こうして、放浪親子キャンパーの2019年キャンプ&ブログ生活は

静かに幕を閉じたのでした。

また、来年よろしくね〜。





(おしまい)





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