午後2時ちょうど・・・
キャンプ界の
新宿コマ劇場こと、聖地ふもとっぱらにスタジオイン(爆)
ちょっと薪ストキャンプには遅すぎる到着ですが、
今年で出場3回目ですので、まあ大丈夫でしょう。
↓この日のココまでの行動
到着時の富士山は、絵に描いたような見事な姿で、
やはり1年の締めに相応しい劇場(キャンプ場)であることは、
疑う余地がありません。
・・・で、そこから、えっちらおっちらと、
たっぷり1時間半はかかって設営完了した頃には、
場内もすっかり陽が陰っているのは想定内(苦笑)
幕内は、こんな感じで、悠々自適なソロキャン仕様。
気になるシュラフは、ロゴス封筒型0℃に、ナンガ600DXをイン。
更に、層間に貼るカイロを数枚仕込めば、マイナス一桁なら余裕でしょう。
(シュラフの体感は個人差がありますが、私は寒がりな方だと思います)
薪ストーブは、ホンマの時計型
ASS-60 を足長改造したもの。
これは自分で一生懸命改造したわけですが、
今年の新商品で、一回り小さく、足長も最初から装備されていて、
更には三面窓まで付いているキャンプ向け改良ver
APS-48DX が発売されていますので、
今買うならそっちの方が絶対いいと思う(苦笑)
さて、見事に雪化粧した霊峰富士に見守られながら、
次なるミッションへと取り掛からなければ・・・
(ソロキャンプも午後インだと忙しい)
次なるミッションとは、、、
釣りたてニジマスの内臓処理(汗)
今日食べるのは1匹ですが、持ち帰りの3匹含めて、処理してしまいます。
もちろん、炊事場には水切りネット持参が必須です。
↑キャンパーのマナーです
この後、見事な赤富士を拝めましたが、
ニジマスの内臓と格闘中で写真撮れず(爆)
4匹の下処理が終わった頃には、、、
すっかり「白富士」に、戻ってしまいました(汗汗)
ようやく幕内に戻り、、、
いつものカールスバーグで、
年忘れ 薪ストキャンプ大会 2019 に・・・
キャンぱ〜い♪(爆)
幕外は時折突風が吹くものも、薪ストは至って順調。
強風下の薪ストも、これまで色々試行錯誤してきましたからね〜・・・
さて、今宵のメニューは、ニジマスのムニエル。
魚が釣れた時点で、この日のメニューが決まり、買い物内容も決まりました(笑)
雪印の切れてるバターという、微妙に切れていないバターがありましたが(苦笑)
それを上回るキャンプ用バター(←たぶん違う(笑))を見つけたので、リアクションバイト(爆)
もう絶対「割高」なのはわかるけど、キャンパー真理を巧みに付いてくるんだよな〜・・・
(一番右の8g×8個入りです)
はい!
今宵のメニュー、ニジマスのムニエルとチキンライス(冷凍)、おまけにソーセージ(笑)
洋風のワンプレートに仕上げてみました。
調理はカセットコンロでやりましたが、
こうやって薪ストに置いてやれば、冷めずに食べられます(笑)
肝心のお味は、ニジマスが25cmもあったので肉厚で食べ応えがあり、
濁った池から釣り上げたのでちょっと心配でしたが、全く臭みもなく美味しかったです。
・・・やはり、12月は1月以降と比べると、寒さが少しマイルドですね。
夕方18時で、外気温はまだ氷点下に到達せず。
幕内は、強風での強制換気の影響で、それほど?温度が上がりません(22℃)
時刻は、19時少し前・・・
既に辺りは真っ暗で、新月の夜空に、数え切れないほどの星が輝き始めました。
私はひとり、カメラと三脚を抱えて、漆黒のフィールドを彷徨います。。。
21時頃には、ようやく風も止み、池の水面に完璧な富士が浮かび上がりました。
この時間に、ここで写真を撮っている人など、私以外誰も居ませんが、
全然怖くないのは、ふもとっぱらのいいところ(笑)
先ほどまで、富士山の頂上付近にあったオリオン座は、
みるみるうちに天高くへと昇って行きました。
こちらは、サイトの左後方、方角で言うと北西でしょうか。
毛無山の上方には、うっすらと天の川が見えていた気がしますが、
あぶり出さないと、わからないレベルかな(笑)
今日は朝4時起きで、午前中は釣りをして、
午後は薪ストキャンプで、夜は星空撮影三昧。
これ以上無い、ソロキャンフリーダムを大満喫した1日でした。。。
・・・翌朝4:30(早っ)
外気温は、マイナス3℃ほど。
やはり1月以降と比べると、若干マイルドな冷え込みです。
ブルーアワーを撮りたくて早起きしましたが、4:30では完全に早過ぎました(笑)
5:50で、富士山の背後から、ようやく明るくなり始めます。
早朝の大草原に、ポツンと一軒家風のマイテント(笑)
幕内に戻り、薪ストーブに火を入れ、
漆黒の富士のシルエットを透明窓から窺います。
6:11
ようやくブルーアワー的な時間帯に、、、
しかし、今朝のブルーアワーは、それほど青くないような?
ちなみに、このタイミングでの写真撮影は、経験上、最もノイズが目立つ時間帯です。
フルサイズなどの高級カメラで無い場合は、ISOを400くらいまで下げて、
三脚固定 & 2秒タイマーの使用をお勧めします。
(あと、ピーピーうるさいので、静音シャッターを使いましょう)
徐々に裾野の右側あたりが橙色に染まる光景は、もう何度見たことだろう。。。
牛舎のシルエットも大好きなアングルのひとつ。
今年はもう一つ、面白い形の樹々を見つけました。
吐息が白くなる、静寂のフィールドで、
ファインダー越しに影絵の世界を探索します。。。
日の出の時間には、カメラを構えたキャンパーが何人か居そうですが、
この時間帯は、ほぼ無人の池の前。
年末年始、6:30の逆さ富士・・・必見ですよ(笑)
昨日の爆風が嘘のような、鏡面無風。
後から来た女性キャンパーに軽く挨拶をしてから、
私は静かに池の前から立ち去りました。。。
・・・フィールドの片隅に整然と放置されているキャンピングトレーラーたち。
これらも、すっかりふもとっぱらの顔ですね。
今回は、カメラのHDRという機能を初めて使っていて、
こういった被写体も簡単に撮れるようになりました。(気付くのが遅い(苦笑))
昨夜、漆黒の中で、何度か水たまりのトラップに足を突っ込みましたが、
今朝は全ての水たまりが、マーブル模様の銀盤へとその姿を変えていました。
その厚みは意外と厚く、5mmくらい?
写真撮り過ぎの後に、自幕に戻ると、白煙モウモウ(不完全燃焼)は、
薪ストキャンプあるある(苦笑)
ローベンスのミッドナイトドリーマーから、生えている煙突は
φ106mm
なかなかキャンプでこのサイズを使う人は居ませんね。
↑毎年モデルが変わります(私のは2016モデル)
冬キャンプの朝食は、定番のチキンラーメンお湯少なめで、、、
が、ちょっとお湯が少なすぎたので、このあと少し足しました(笑)
昨夜はそこそこ空いていたにも関わらず、
100mくらい先から結構なボリュウムの音楽が終夜鳴り響き、耳栓着用で就寝したわけですが、、、
そんな嫌なこともすっかり忘れさせてくれる、早朝のフィールドの凛とした空気感・・・
この空気感を味わえるからこそ、
ここで寒い中、一晩テントで寝る価値があるのかもしれません。
ふもとっぱらの上空は、徐々に雲が取れ始め、、、
年末らしい、見事な青空が広がりました。
この日は、12月28日(土曜日)
まだ年越しまでは数日ありますが、
今日からチェックインする方が、朝からジャンジャン入ってきました。
(このときは気付きませんでしたが、
この後お会いした
そうへさん のサイトが思いっきり写ってますね(笑))
しかし、このキャンプ場のランクル(旧車)率は異常とも言える高さですが、
この場内通路では、普通FF車ではスタックしかねません(実際、草原で軽くハマった(汗))
ふもとっぱらの面白重機3兄弟を横目で見ながら、、、
14時チェックアウトを目指して、いつもよりずっとのんびりと撤収作業を進めました。
今年のキャンプの〆は、やっぱりコレじゃないとね(笑)
今やすっかりメジャーとなった?
そばかつの鍋焼そばで、早めの昼食。
そうそう、まだやり残していたことがありました。
この中央の炊事場の富士山側に
アレがあるはずなんですよ。
アングルから推測するに・・・
ほら!あった
新ライブカメラ(爆)
ちなみに先代のポイントスコープカメラは、こんなのでした(笑)
そんなこんなのブログネタも無事仕込み終え(爆)
年忘れ薪ストキャンプ大会2019も無事閉会・・・
13時半頃に、ふもとっぱらを後にしました。
いつもなら、キャンプ後は直帰するのが常ですが、
この日は年末休みが始まったばかりの開放感で、
西湖の温泉(いずみの湯)に寄ってみることに。。。
道中、西湖からの富士山と、
(ふもとっぱらから見える富士山と形が全然違うでしょ?)
湯上りに、河口湖からの富士山を、
完全なる中国人アウェー状態で、カメラに納めて、
ソロキャンフリーダムもいよいよ大団円。。。
こうして、放浪親子キャンパーの2019年キャンプ&ブログ生活は
静かに幕を閉じたのでした。
また、来年よろしくね〜。
(おしまい)