ネイチャーランドオム 〜 道志村の隠れ里・2017春

しく

2017年05月01日 20:17

2017年4月29日(土)〜1泊 ネイチャーランドオム


キャンプをしていなければ、出会えない風景があります。

キャンプをしていなければ、知らない場所があります。

・・・そう、ここは、道志村の隠れ里。。。



2017年4月末、道志みちから山奥へと分け入った先にある、こちらの隠れ里でも

ようやく樹々の新芽が息吹き始めたようです。


まだ、まばらな新緑の中、小さなキャンパーが場内の散策へと向かいます。。。








2017GW前哨戦?

放浪親子キャンパー、1ヶ月ぶりの出撃は、

今年の道志初めに相応しく、道志村の中〜下流域に位置するオムへ。


前回訪問は、2015年8月ということで、気付けば1年半以上ぶりですね。。。

2015/08/19




到着時刻は11時少し前。

混雑していたら他へ行こうと思い、予約はせずに飛び込みで行きましたが、

お風呂の予約も空いていたので、オムに宿泊決定です。


■参考までに宿泊料金詳細メモ(価格は全て税込)■

 入場料:大人700円×2、小学生500円×1
 駐車代:1,100円
 テント:1,000円
 タープ:500円
 風 呂:大人400円×2、小学生200円
 オートキャンプ場ガイド割引クーポン:マイナス150円(テントとタープから10%引き)
 合 計:5,350円









場内は半分ほどの入りでしたが、

白樺広場の一角が空いていたので、そちらに設営することにしました。

(地図の★印)


(地図はオム公式HPより引用)









初夏を感じさせる日差しのなか、ひとまずREVOタープだけ設営完了。

この日は、天気予報で「大気の状態が不安定・・・」と何度も言うので、

雷雨警戒で、放浪親子キャンパーとしては珍しく、タープ+テントの組み合わせでいきます。












さて、本日の昼食は人数も多いので、ソバを茹でることにしました。

・・・人数が多い?!



そうなんです・・・「GW、暇だ」と仰る奥様を誘ってみたところ、意表を突いてのキャンプ同伴(爆)

本当は、GW後半連休でグリンヴィラに連れて行こうと思ってたのですがね〜。。。

予約の電話が全く通じなかったので、早々に諦めた経緯があったのです。



というわけで、急遽開催2回目リアルファミキャン(汗)

ちなみに、記念すべき1回目のリアルファミキャンは、

昨年夏の「ふもと村」ですから、放浪親子キャンパーの奥さんが

如何に本格派キャンパーであるかが、よくわかりますね。


・・・本人は全くわからずに来てますが!(爆)

2016/08/22











道志村のキャンプ場は、大抵、山から天然水を引いていますので、蛇口から出る水が冷え冷え!

というわけで、あっという間に冷え冷えのざるそばが完成〜♪


お鍋は、先日購入したスモーカーを流用しましたが、取っ手が無いのでお湯を捨てに行くのに焦りました。

2017/04/11












昼食&テントの設営を終えたら、早速、場内の散策へ。。。



いくつかの沢が生み出した地形が印象的なオムの場内

3年前に初めて訪れた時は、その自然観に圧倒されました。

2014/07/09












今年の3月あたりからだったでしょうか。

また、あの新緑のオムを訪れたい・・・3年前のイメージが鮮明に蘇り

私の脳内は、そのイメージに支配されていました。



こうして至った、3年前より2週間早かった今回の訪問。

ここでの2週間の差は明白で、場内の新緑は私の脳内イメージよりもやや控えめな状態でしたが、

それでも、本格的なシーズン到来を告げる「黄緑色」が、オムの場内を彩ります。











白樺広場すぐ横の「マス池」も、新緑と陽光の相乗効果で、

春らしく穏やかな表情を魅せてくれます。











こちらは3年前に張った、思い出の「唐松広場」

ここの高台から場内を見下ろす感じは、何とも言えないオムらしい風景で

私の道志キャンプの原点でもあります。











訪れる季節によって、様々な表情を見せてくれるネイチャーランドオム。

その広大な場内は、3度目の訪問ながら、時折「こんな場所があったのか」

と放浪親子キャンパーを驚かせてくれました。


まだ見ぬ、晩秋のオムにも期待が高まります。。。











散策を終えて自サイトに。。。



さて、今回初めてだった、REVOタープとローベンス・ミッドナイトドリーマーとの組み合わせ。

サイズ的にも色的にも、なかなかマッチング良好でしたね。











タープの下で、コットにゴロ寝・・・

冬キャンプでは味わえない、キャンプの醍醐味を堪能します。


自分で言っておいてなんですが、

「タープを張るとキャンプ気分150%増し」

とは、上手く言ったものですね〜(爆)

2016/05/24











家族揃って、まったりと過ごす午後のひととき・・・

テンション高めなのは、私だけという噂もありますが。。。(汗)











お風呂の時間まで特にやることもありませんので、

もう少し場内を徘徊したり・・・

(こちらは最下段、究極のプライベートサイト「滝見平」へ向かう道)











娘のトイレに付き合ったり・・・

と、カメラ片手に新緑のオムを堪能します。











さて、今回張った「白樺広場」ですが、オムのメインサイトとも呼べるポジショニングながら

トイレが若干遠いです。

下流側へ少し下った場所にあるコチラが最寄り。



小×1、和式×1、洋式×1の構成ですが、洋式は暖房便座というのは意外な高規格。











一方炊事場は、白樺広場に隣接しているので、とても近くて便利です。

(もちろん、お湯は出ません)











娘は、久しぶりのブランコが楽しかったらしく、

ず〜っと遊んでいました。


このブランコも、オムらしい遊具ですよね。。。











到着時から、晴れたり、曇ったり、風が吹いたり、と

かなり怪しい天気でしたが、いつしか快方へと向かったようです。


同じキャンプ場でも、そのときの天気次第で印象は大きく変わりますから、

慣れない奥さん連れの身としては、今回の晴天に大変助けられました。。。











・・・予約していた家族風呂の時間になったので、

車で風呂へと向かいます。

歩いて行くには、ちと遠い。











こちらが、貸切「岩風呂」へのアプローチ。

ちょっとした旅館の貸切風呂を想像させます。











中はかなり広く、4〜5人でも十分使用可能ですが・・・

我が家の場合は、女性チームから入浴です。(汗)


肝心の奥さんの感想ですが、

「キャンプ場で入れるお風呂としては十分」

と、何故か上から目線のコメントを頂きました。(爆)











お風呂でさっぱりしたら、サイトに戻り夕飯の準備に取り掛かります。


・・・ちなみに今回のリアルファミリーキャンプ

設営から撤収までの全ての作業(食事の準備も)を私1人でやっています。(爆)











まずは、前回家の中で作って不評だった薫製から始めます。

ももハムとチェダーチーズというのを買いました。











前回レポで、zero21keiさんからいただいたコメント

「密閉式スモーカーでは、チップは少なめ、指三本でつまめるくらい」

を、思い出して、(まさか本人が隣のニュー田代に居るとは知らずに(爆))

少なめチップで挑戦したところ・・・



これが大成功〜♪

全員ペロリと平らげ、リクエストに応えて2回戦目も作りました。

・・・5分で出来るから、超簡単です。











後は、ファミキャン王道の焼き肉を堪能します。

焼き肉のタレも自身の前回記事が幸いして、忘れずに家から持ってきました。

・・・って、コレ自体、昔のキャンプで忘れた時に買ったものですが。。。

2017/04/25












先ほど申した通り、肉を焼くのも、もちろん私の役割です。(爆)

あ〜、ファミキャンって楽しい〜・・・(ドMか?)











今回から、ユニフレームのヘビーロストルを焼き網代わりに初投入。

カルビはいいが、タンが隙間から2度ほど落ちました。











・・・食後は家族揃って花火をします。

非キャンプを含めても、少人数ファミリー史上初かも?











そして、翌朝。。。

昨夜は結構冷えましたし、バイクの音も遠くで響いていました。

自サイトからは、かなり遠かったですが、夜中まで騒いでいるグループもあったようで、

毎度お馴染み、睡眠不足の朝を迎えます。。。











まだ5時過ぎでしたので、家族が起きる前に未踏の「ふじみだい」まで散策してみたのですが、

ちょっとレポが長くなり過ぎたので、今度別記事でupします。

(近日公開予定・ネイチャーランドオム外伝!(爆))











朝の散策を終え、コーヒを淹れます。

今回張った白樺広場からの景色もなかなか good です。











朝食は、少しでもキャンプの醍醐味を奥さんに伝えようと、

頑張ってご飯を炊き、サバの味醂漬けをフライパンで焼きます。











白米とみそ汁に焼き魚・・・こんな朝食がキャンプで食べれるんだよ

と、ドヤ顔をしてみましたが、さほど奥さんの心には響かなかったようでした。。。











朝食が終わる頃には、山の谷間に遅れて来た朝陽が、ようやく場内を照らし出します。

今日の天気は、予報通り快晴のようです。











まばゆいばかりの黄緑色の葉が、陽光を受けてキラキラと輝きます。

キャンプをしていなければ知らない風景がここにはあります。











オムのチェックアウトは12時と、かなりゆっくり出来るシステムですが、

朝食後早々に撤収作業を始めました。

奥さんと放浪親子キャンパー(子)は、池のほとりでゆっくりとキャンプ場の朝を満喫しているようです。。。











陽光を浴びた新緑のオム・・・

その魅力を存分に感じることの出来た、爽やかな朝でした。

生命の息吹きを感じるこの季節・・・キャンプ場で迎える朝は実に清々しい。。。











・・・さて、一人撤収作業も異常にはかどり、(汗)

9時半頃には撤収完了。

10時前にはオムを出発しました。

快晴ですので、道志みちを遡り山中湖方面へと向かいます。



まずは、定番の長池親水公園へ。

道志キャンパーなら、見慣れたコチラの風景ですが

非キャンパーの奥さんは初めてですので・・・


富士山を間近で見たことも生まれて初めてだったようで、喜んでおりました。











この後は、特に観光の当てもありませんでしたが、

まっぷる愛読者・娘チョイスのコチラへ立ち寄ることに。

「河口湖・オルゴールの森美術館」・・・観光地の定番ですね。











いや〜、しかしキレイな庭園と彼方には富士山も望めて、実に気持ちのいい場所ですな〜。

この景色を眺めながらですから、割高価格のランチも、ちっとも惜しくありません!

・・・と強がってみる(爆)











食後のデザートは・・・う〜ん、いよいよコレに手を出すか。


国内ソフトクリーム大手メーカ「日世」が手がけるプレミアム生クリームソフト「クレミア」

これまで、各地で見かけていましたが、高額なことと生クリーム系ということで敬遠していました。

だが、今日は何故だかプレミアムな気分だ・・・(爆)










おや?なんだか見本よりもソフト部分が短い気もするが、まあいいだろう。(汗)


・・・肝心のお味は、生クリーム系・濃厚ソフトということで、想像通りコクがあり美味。

牛乳ミルク感全面推しの正統派ソフトとは一線を画すが、これはこれで美味しいね。



特筆すべきは、最大の特徴であるコーン部分の「ラングドシャ」で、

ヨックモックのあれ↓を思い出さずにはいられない、プレミアムの名に羞じない仕上がり

・・・って、これキャンプブログでしたね。











・・・と、珍しく家族揃っての旅行気分を味わって、GW新緑オムキャンプも無事終了。



お天気にも恵まれて、個人的には大変楽しめた第2回リアルファミキャンでしたが、

奥さん的にはどうだったのでしょうか〜?

特に夜の過ごし方がよくわからず、娘といっしょに寝てしまったのがアレでしたが・・・

まあ、夫婦で語ることもありませんのでね・・・(残念)





さあ、GWもいよいよ本番。

これで心置き無く定例父子キャンプに出発できるかな〜?





(おしまい)





※いつもの評価はコチラのレポ文末をご確認下さい。

2014/07/09






関連記事