無印良品 津南キャンプ場 〜 山上のキャンプユートピア(前編)

しく

2018年09月20日 22:47

2018年9月15日(土)〜2泊  無印良品 津南キャンプ場


黄金色に染まる新潟県中魚沼郡津南町・・・

アクセス最悪の山上に姿を現すのは、全く全容を把握出来ない、広大なススキ原野であり

見方を変えれば、プライバシー感抜群の「キャンプユートピア」でもある。



無印良品 津南キャンプ場



3年ぶりの再訪となった放浪親子キャンパー・・・

「日本最大の河岸段丘に抱かれた森のキャンプ場」で

秋の3連休キャンプ、スタートです。。。








絶望的な天気予報に見舞われた、9月3連休の新潟県。

予報通りの雨降る中、津南町へ到着したのはちょうど12時頃。

キャンプ場へ行く前に、昼食も兼ねてこちらの立ち寄り湯へ寄ることにしました。










その名も「竜神の館

・・・とんかつ推しの(笑)本格的な温泉です。










中では地元の野菜をはじめ、結構な品揃えの売店も併設されていました。



料金は、大人600円、小学生300円ですが、なんと本日・土曜日は小学生無料!

しかも半券を持って行けば、1週間くらい? 3ヶ月は、大人も400円で入れるとのことで、
(赤字部訂正しました 9/22)

なかなかリーズナブルな温泉でしたな〜。

源泉温度も54℃ということで・・・なかなか本格的でしょ?









父娘別行動で、ひとっ風呂浴びた後は、

併設の「つなんポーク」直営店の食事処へ。










窓の外に広がる黄金色の風景を見ながら、、、










とんかつ定食1,200円に舌鼓を打ちます。



つなんポーク・・・とってもジューシーで美味しかったです。









温泉の横に広がるのは、まさに「米どころ」といった美しい田園風景。

そして、すごく不思議なのは、

この場所・・・高低差で100mくらい山道を登って来たところなんです。

そんな場所にこんな平坦な土地があるなんて・・・これが河岸(かがん)段丘なんでしょうかね?



・・・で、なぜか、このすぐ近くの小さな神社がポケモンGOのジムになっていて、

流石に誰もポケモンを置いてなかったので、ハピナスを置いて、娘とハイタッチ!(爆)

・・・って、何のことかわかりませんよね。。。(苦笑)









「竜神の館」からキャンプ場までは、車で30分くらい。

到着時刻は14時頃でした。










覚悟していたチェックイン渋滞は、悪天候のためか?

チェックイン定刻13時を過ぎていたためか?

全く渋滞は無く、すんなりとチェックイン出来ました。











今回予約していたサイトはD12

相変わらずのキャンセル空きサイトではありますが・・・

(直前でも結構空いてましたよ)











サニタリーから非常に近くて、さらに奥まっているナイスサイトです。

端っこサイトだけど、向こう側にもサイトがあるので、あんまり怖くないのもポイント(爆)

・・・というのを、吟味してから予約出来るのが、無印キャンプ場のいいところなんだよね〜。。。












そんなこんなで、google earth と、サイトマップをにらめっこして選んだサイトとご対面〜♪



う〜ん・・・ありえない広さと、津南では珍しい?平らなサイト。

そして、予期せぬうれしい誤算で、山伏山も望めるナイスサイトではありませんか〜。

やっほ〜い♪










で、そこから1時間40分もかけて・・・ようやく設営完了です。











連泊ですので、REVOタープLをしっかり設営・・・6本のポールで全開にしています。

また、寒い場合も考慮して、2ルームのRobens/ミッドナイトドリーマーをチョイスしました。












まだまだ場内の入りはまばらですので、ちょっと他のサイトをチェックしてみます。

・・・ご覧の通り、起伏に富んだDサイト










まず初めは、お隣のD11サイト・・・

通路に面しているので、少し目隠しが欲しくはなりますが、

平らで広くてサニタリーも近い、優良サイトと言えるでしょう。










そのお隣のD10サイトは「傾斜小」という、注記付きサイトですが・・・

う〜ん、確かに傾斜がありますな〜(カメラの水準器で水平に撮ってます)

これで「傾斜小」だから、「傾斜」は結構やばいかな?










お次のD9サイトも「傾斜小」物件(笑)

まあ、浩庵の湖畔に比べれば、まだマシかな?

しかし、自然の地形を生かした「無印らしい」サイト作りですね。。。










こちらはDサイトのサニタリー棟

無印津南は、とにかくサニタリーが少ないので、ありえないくらい遠いサイトもあり、

車でトイレに来る人をよく見かけます(苦笑)










炊事場はシンプルながら清潔です。

カンパーニャ嬬恋と津南の大きな違いは、炊事場の使用マナーがとにかく良い!(津南が)

生ゴミ放置は、「全く」と言ってよいほど見かけません。











洗剤は、せっけん洗剤onlyですので、ご注意を。



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トイレ棟の方の洗面台と・・・










トイレも清潔でキレイですね。

簡易水洗ですが、カンパーニャよりも臭いがしないと思います。










さてさて、、、

一段落したので、野趣溢れる場内通路を散策しながら、

管理棟へ薪を買いに行くことにしました。










3分くらい歩くと・・・管理棟が見えて来ました。

右手にあるのは、、、










アウトドア教室で使う石釜ですね。










管理棟の裏には、ルアー・フライ専用の釣り池があります。

それほど大きくはありませんが、なかなか雰囲気良好。










管理棟で購入した薪は、少々高めの600円。

また人気キャンプ場ですので、薪の乾燥具合はあまり期待出来ません。(汗)










・・・そろそろ夕食の仕込みを始めますか。

さて、ここでクイズです!

今日の夕飯メニューは何でしょうか?!(爆)










まずは、父子で仲良く?たまねぎの皮をむきむき・・・(笑)










熱して油を入れたダッチオーブンに、

たまねぎ、牛肉、自宅でカットして来た人参を投入します。



・・・え〜と、実はビーフシチューを作るのは、これが人生初めてで、

ビストロシェフの箱の裏をガン見しながらの作業です。(爆)









なんか娘に混ぜてもらっていたら、キャンプ版「巨人の星」みたいな絵になっちゃいました。(笑)

・・・「お前は料理界の東大(辻料理学校)へ行くのだ!」(爆)










その後、水を1Lほど投入し、










フタをして、15分ほど煮込みます。

15分では短いような気もしますが、

「ビストロシェフ」がそう言うので、間違いないでしょう。(爆)










この時点で、かなりいい香りがしてきて、ほぼ勝利を確信。(笑)

勝利の美酒で乾杯です。










あとは、いよいよ「ビストロシェフ」を投入します。

シチュー初体験ですので、こんなので溶けるのか?と一瞬不安になりましたが、、、










一瞬で溶けて、見た目的には完璧なビーフシチューがあっという間に完成〜♪

え?何コレ?めちゃくちゃ簡単だね〜、ビーフシチューって(市販ルーで作る場合は)










あとは、つなんポーク・・・もとい、ピグレットが見守る中、

fanマルチロースターで、ロールパンを温めて、










はい!本日のディナーの完成で〜す♪



肝心のお味の方は・・・うん!うまい!

最近キャンプに行きたがらない娘も、

ウマ過ぎて、思わず「キャンプ最高♪」と失言したくらい。(笑)



つまり・・・



ビストロシェフ最高〜(爆)












こうして、お腹も満たされた初日の夜は、、、










やはり予報通りの雨が降り、










タープ下で、控えめな焚き火と花火を楽しんで、更けていったのでした。。。











翌朝・・・










まだ9月ですので、昨夜はそれほど冷え込まず、

ナンガ600DXでは、足を出さないと暑い感じでした。










雨は一晩中降り続いたと思いますが、今朝は青空も顔を出してくれました。











広大なキャンプ場で、少し離れたサイトは全く様子を伺うことも出来ません。

素晴らしく気持ちの良い、無印津南の朝。










朝食は昨夜の残りのシチューと、ホットドッグを作りました。










雲の合間から射し込んだ陽光が、サイトのススキを美しく照らし出しました。

・・・これぞ、9月の津南キャンプです。










サイトが広いのでフリスピーで遊んだりして・・・










と、お陽様が顔を出していたのも束の間。










みるみるガスが出て来て、辺り一面真っ白に。。。

連泊キャンプ2日目・・・今日もすっきりしないお天気になりそうです。








(つづく)


↓後編upしました
2018/09/22







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