冷や飯だけではキャンプは出来ぬ・・・そうだ!火器を買おうw
キャンプの醍醐味といえば、やはり屋外で調理したキャンプ飯でしょう。
キャンプの充実度は、キャンプ飯の美味しさで決まる
と言っても過言ではありません。
となると、やはり必要になってくるのが火器です。
私もご覧の通り、あれやこれやと色々火器を買い漁ってしまいましたが、
最初の1個、最低限の1個としては、やはりこれをお勧めしておきましょう。
PRIMUS(プリムス) IP-2243PA
まず、何よりコンパクトなボディながら、固定式のゴトクがもたらす安定感。
そして低温時の火力も申し分なく、更には炊飯時の弱火調整も得意。
ということで、何かと万能なシングルガスバーナーです。
忘れてはいけないのは、キャンプにはヤカン(ケトル)も必要ですので、
こちらも定評のあるコールマンのケトルをお勧めしておきます。
(なんかコールマン率が高いなw)
PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ノーマルガス Gガス 春・夏用
↑春夏用とありますが、私の記憶では通年使用出来ました。
コールマン パッカウェイケトル/0.6L
安定感だけでいえば、カセットコンロタイプ(写真右)の方が圧倒的に優れていますが、
ここで問題になってくるのは、キャンプテーブル上の占有面積。
キャンプテーブルの上は、銀座の一等地
というキャンプ格言があるようにw テーブル上を無駄に占拠されると、
テーブルがいくつあっても足りないのです。
まあ、私クラスになると、テーブルなど無くても、
そこらへんの薪の切れ端でテーブル代わりにしてしまいますけどねw
ただし、あまりこういうことをやっていると、
キャンプなのか? ○ームレスなのか?
区別が付かなくなってきますので、注意が必要ですw
究極の調理器具は、テフロンフライパン(爆)
さて、火器が揃うと、次は調理器具類(クッカー)が欲しくなるところですが、
これが意外に高く、私は買ったことがありません。
では、貴様は何で調理をしているのだ!
と、問い詰めたくなるでしょうが、まあ、落ち着いてください(爆)
答えは簡単・・・
家庭用の安いテフロンフライパンですw
シングルバーナーで使うことを考えると、小さいサイズが良いでしょう。
フタがあれば更に汎用性は高まります。
キャンプ道具には「パンを焼く」専用の道具も売られていますが、
実はテフロンフライパンを使えば、かなり上手にパンを焼く(温める)ことが出来ます。
つまり、フライパン一つでホットドッグを作ることも、文字通り
朝飯前 なわけです(爆)
私がテフロンフライパンをお勧めする理由のひとつに、
キャンプ場特有の洗い物事情があります。
古くからあるキャンプ格言のひとつに、
キャンプ場で洗い物をしたら負け
というものがあります(←ありませんw )
最近はお湯が出るキャンプ場も増えてはいますが、
冷水で、しかも環境にやさしそうな洗剤を使った日には、
鍋や食器に付いた油汚れが完全に落ちるわけはありません。
いくら洗ったって
ぬるぬる です。
そこで、登場するのが、ごく少量のお湯とキッチンペーパーで、
食器の汚れを拭き取るという
スーパーテクニック です。
これなら他人の生ゴミ等々を気にすることもなく、自サイトで悠々自適に食器清掃をできるわけです。
これに使うキッチンペーパーはロールタイプはNGで(切り離すのがめんどい)
箱ティッシュ形状のものが適しています。
具体的に圧倒的お勧め銘柄は、スコッティのコレ。
これは
キング of キャンプ用キッチンペーパー として、
私ひとりに崇められていますw
特筆すべきは、鼻をかむのにも流用できることです(爆)
【まとめ買い】 スコッティ ペーパーふきん サッとサッと 400枚(200組) ×4個セット
話は逸れましたが、要はテフロンフライパンなら使用後の清掃も簡単ですし、
何より安くて、どこでも売ってます。
ポイントは小型軽量のテフロンフライパンは、
中身が乗っていないと取っ手が重くて倒れるものが多いので
実店舗でバランス(重心)を確認してから購入するとよいです。
価格帯は、1,000円程度のもので十分です。
キャンプの食器は、昔ながらの・・・
ここ数年のキャンプブームで、キャンプ用品の価格は2極化したように思います。
■ 名前の知れた日本ブランドは、こぞって値上げ
■ amazonで大量発生した中華謎ブランドは、あり得ない安値から、こぞって値上げ
って、結局どっちも値上げしてるやんw
まあどちらにしても、キャンプ用品は日用生活品に比べると圧倒的に高いです。
それは生産数量が少ないからでしょう。
しかし、そんななか、
昭和の時代から変わらぬ内容と価格でご提供しております
的な良心的な商品も存在します。
その代表格がこれでしょう。
マトリョーシカ式のアルミ・キャンプ食器セットです
私の使っているものは、それこそ30年近く前に購入したものなので、
流石に価格も500円くらいは高くなったような気もしますが、
他のキャンプ用品や登山用品に比べたら格安の部類でしょう。
直接火にかけることが出来るこれらの食器は実用性も十分で、キャンプ気分も盛り上がりますので
ソロキャンパーの最初の食器としてお勧めしておきます。
逆に最も一般的なシェラカップの類を、私は買ったことがありません。
あれは1個1,000円くらいと割高な気がしますよね。
EPI(イーピーアイ) アルミ6点食器セット C-5307
焚き火臭というキャンプの洗礼w
キャンプの醍醐味は
焚き火
と答えるキャンパーが多いように、誰しもキャンプを始めたら
焚き火はマストと考えているでしょう。
かくいう私は、実はそれほど焚き火必須体質ではないため、別にやらなくとも差し障りはないのですがw
いちおう世の風潮に流されて、焚火台は所持しております。
(炭火調理にも使えるしね)
しかし、焚火台ほど、この数年で選択肢が増えたものはありません。
なぜそこまで選択肢が増えたかというと、
原価率が低過ぎる(ボッタクリ)商品が多かったということでしょう。
特に画期的な携帯性を実現したピコグリルに至っては、
そのアイデアは素晴らしかったものの、
どう見てももっと安く作れるやろ〜
という素人目にもわかる原価率の低さが災いして、今では中華謎ブランドの完全なる餌食となっています。
私は管釣りルアーに関しては模倣品、特にセニョールの模倣品に関しては
非常に厳しい目を向けていますが(世の中には何の影響も無いけどw)
キャンプ用品の模倣品はどうでしょうかね〜・・・
というわけで、本家とパチモノと両方リンクを貼っておきます。
パチモノにおまけで付いている難燃性のシートですが、
砂利のキャンプ場ならまず不要ですが、芝生のキャンプ場は今では必須になっていると思います。
ですので、セットで買えるのはお買い得かとw
ピコグリル 398 Picogrill 超軽量焚き火台
焚火台 軽量 コンパクト 60*50cm焚き火シート 火吹き棒と収納袋付き
焚き火といえば、忘れてはいけないのが着火剤で、
各種ある中で、一番安くて強力なのは・・・下の写真では肝心の商品名が見えませんが
文化たきつけ です。
ただし、これ、
思いっきり石油臭がするので、開封したら洗濯バサミを3つくらい使って
このように封をしないとヤバイです(爆)
安全性という観点では、キャプスタのこのタイプの方が圧倒的に優れていますので、
よくよく考えたら、こっちの方がお勧めでしたw
これは匂いも無臭で、取り扱いも簡単ですが、火力は文化たきつけよりマイルドです。
キャプテンスタッグ ファイアブロック着火剤30片入 M-6710
焚き火といえば、火バサミも必要になってきます。
私はスノーピークの火バサミに似ている安物を使っていますが、
皆様にはせっかくですので高級品の方をお勧めしておきます。
(スノーピークの火バサミは、圧倒的に使いやすいですw)
スノーピーク(snow peak) 火ばさみ N-020
無くてもいいけど・・・ナイフ&まな板
キャンプの刃物といえば、ワイルドなナイフをイメージする方も多いと思いますが、
一番実用的なのは、文房具のハサミです(爆)
とはいえ、ナイフのひとつくらいキャンプ気分を盛り上げるために
所持 するのも悪くありません。
しかしながら、不必要な時に
所持 すると逮捕されるので気をつけてくださいw
このナイフは、私も随分長い間(主に管釣りで)使用しているので耐久性は折り紙付きです。
そして安い。
これは手放しでお勧めしておきましょう。
MOSSY OAK ナイフ 折りたたみナイフ ステンレスブレード
そして、ナイフがあるとまな板も欲しくなりますがw
まあ、まな板としては少し役不足ですが、あると何かと写真映えのする
本来の用途はスキレットの鍋敷である、竹製プレートもご紹介しておきます。
何より安いのがいいですね(←そればっかり気にしてますw)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 竹製プレートUG-3018
最後の大物・・・クーラーボックス
さあ、おおよそ全部のキャンプ道具を揃えたつもりでいましたが、
まだまだ抜けはありそうです(爆)
思いついたところで書き出すと、、、
・カトラリーと箸・・・家から持っていってw
・マッチ or チャッカマン・・・ひとつくらいは持っておこう。焚き火やるなら絶対必要
・ペグ &ハンマー・・・初めはテント付属の物でも、ドームテントならなんとかなるはず。
心配ならソリステ20を6本買えばOK(下記)
スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク20【6点セット】 R-102
さて、ここまで書いてきましたが、重要な大物の存在をすっかり忘れていました。
それは
クーラーボックス です。
クーラーボックスの選択は非常に難しく、またなかなか満足する結果が得られません。
キャンパーはクーラーボックスを3度買う
という格言があるように(←ありません(爆))
ベテランキャンパーでさえ、永久に正解を見つけられない代物・・・
それがクーラーボックスなのですw
何故、クーラーボックスのチョイスが難しいのか?
冷静に考えると、それは
パラメータが多過ぎることが原因でしょう。
■ 材質 ハードか?ソフトか?
■ 容量 10L? 20L? 30L? 40L? 50L?
■ 保冷性能 数時間? 1日? 2日? 3日?
■ 色 ベージュ? 白? シルバー?
などなど・・・
ここに書き出しただけでも、2x5x4x3 =
120通り ものパターンが考えられ
そりゃあ2回も3回も買い直す羽目になるわけですよ(爆)
ましてや、
クーラーボックスの保冷性能に満足する人間は1%以下
という統計データもあるくらいで(←ありません)
あなたが何を買おうと、恐らく不満を持つことでしょうw
というわけで、このような負け戦確定の状況で(爆)
あまり責任も負いたくないのですが(←今更かいw)
敢えてひとつを選ぶとすれば、やはり価格と品質のバランスが取れたコールマンが無難でしょう。
このコールマンの「エクストリーム」シリーズは、コールマンの中でも保冷力が最も優れたタイプで、
容量28QT(26L)も1泊ソロキャンプにちょうど良い容量です。
値段も5,883円(本日時点)と高過ぎませんし、なかなか良い選択ではないでしょうか。
コールマン(Coleman) エクストリームクーラー28QT
クーラーボックスに限った話ではありませんが、
インスタ等、SNS全盛の現代、
人に見せるためのキャンプ
が、どうしても目立っているのが実情です。
そうなると驚くほど高額なキャンプ用品、
特にクーラーボックスに至ってはYETIクラスの4〜5万円が当たり前ですがw
900円の輸入牛のステーキを入れるには、あまりにもバランスが悪過ぎます(爆)
最後に気になる総額発表・・・みんなの夢馬券(爆)
というわけで(ハァハァ)
ここまでようやく辿り着きましたが、キャンプを始めるのは大変ですなぁ。
ここまでお金使ったら、普通に温泉旅館、複数回行けるよ(爆)
まあ、せっかくですので、これまで挙げた最低限?必要なソロキャンプ装備を改めて書き出して
気になる総額を計算してみましょう。
(タイトルは、フジテレビの「みんなの夢馬券」が何通りも買い過ぎなのに掛けていますw)
コールマン ツーリングドーム ST ¥12,992
コールマン(Coleman) スチールキャノピーポールセット 145 ¥1,870
ヴァストランド VASTLAND グランドシート 200cm×110cm 耐水圧5,000mm ¥2,180
コールマン(Coleman) エアーマット キャンパーインフレーターマット シングル ¥6,189
コールマン コンパクトインフレーターピロー II ¥2,557
[JOYOUS] ランタン LED キャンプランタン リモコン付き ¥2,499(×2個)
コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII C10 使用可能温度10度 封筒型 ¥3,635
コールマン アウトドアチェア コンパクトフォールディングチェア 2000033562 Coleman ¥6,070
BUNDOK(バンドック) IR テーブル BD-164 ¥3,255
PRIMUS(プリムス) IP-2243PA ¥6,800
PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ノーマルガス Gガス 春・夏用 ¥984
コールマン パッカウェイケトル/0.6L ¥2,398
EPI(イーピーアイ) アルミ6点食器セット C-5307 ¥1,729
焚き火台 バーベキューコンロ 60*50cm焚き火シート 火吹き棒と収納袋付き ¥2,544
キャプテンスタッグ ファイアブロック着火剤30片入 M-6710 ¥392
スノーピーク(snow peak) 火ばさみ N-020 ¥2,640
MOSSY OAK ナイフ 折りたたみナイフ ステンレスブレード ¥1,180
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 竹製プレートUG-3018 ¥469
スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク20【6点セット】 R-102 ¥2,864
コールマン(Coleman) エクストリームクーラー28QT ¥5,883
(価格は結構変動します。記事作成時点の価格です。)
・・・なんと総額 71,629円! ※
※ナンガ(NANGA) ×3ten シュラフ オーロラテックス 600DX カーキ 特注カラー¥40,800 は含まずw
あ〜、惜しいw
スノーピークの火バサミを入れなかったら6万円台でしたね。
でも、意外と安い!
絶対10万円くらい行くと思っていた(ナンガ入れたら行くけどw)
やっぱりテントを安いので済ませたのが大きいのかな?
いや〜、我ながら良いチョイスだと思う(爆)
ちょっとコールマン比率が高いけど、
やはり価格と品質のバランスが良いよね(他のブランドに比べて)
・・・というわけで、暇に任せて全3話でお送りした、謎の長編スペクタクル(爆)
少しは、お楽しみいただけたでしょうか?
いつの日か、この記事を読んだ方々が、本当にソロキャンデビューする日を願って
本稿を締めたいと思います。
それでは、皆さま長らくお付き合いありがとうございました。
新生ソロキャンパーに、幸あれ〜w
(おしまい)