私のキャンプ暖房変遷史 2013 〜 2017

しく

2017年03月29日 22:14



キャンプにおける暖房問題・・・

特に小さい子供を連れたファミリーキャンプにおいては

非常に重要な問題となってきます。



今日は「私のキャンプ暖房変遷史」と題して、

ファミキャン風を装った父子キャン(爆)4年ほどの

暖房あれこれ、紆余曲折ぶりをまとめてみることにしました。


お時間あればお付き合いください。。。




※幕内での火器使用は、自己責任でお願いします。







2013年9月から開始した父子キャンプ

初の暖房器具は、コレでした。

・・・イワタニ・カセットガスジュニアヒーター(廃盤)

■推奨使用気温:10℃〜(個人的な目安です)

■ランニングコスト:200〜300円/1晩(これも目安)


2014/10/21













2013年11月初旬3連休の朝霧ジャンボリー

少し前の10月3連休スウィートグラスにNO暖房で挑み、

こりゃダメだ・・・ということで導入した初の暖房器具。


コンパクトながら正面に居る1名は確実に温めてくれ、

カセットガス使用でランニングコストも安価。

キャンプを初めて2ヶ月ほどでのチョイスながら、これはなかなか良い選択でしたな。。。











このカセットガスストーブひとつで、翌年2014年1月(1月としては暖かかった日)に

赤城山ACにも挑んだのですが、寝ている時に寒かった以外は特に不満もなく・・・

起きている間の気温が10度程度なら、これひとつでも結構いけちゃうものなのです。











そこから月日は流れ、2014年6月に本ブログを開始して、年明けの2015年1月。。。

初めて、電源サイトの電源に手を出しました。











それまでの私は、頑なにNO電源を貫いていたのですが、

ブログを始めて周囲の皆さんに影響されたのでしょうか?


でも、初めて持っていった電気製品は・・・電気ストーブ1個だけ(爆)











いちおうメーカーは、あのアラジンです。(汗)











しかし、このストーブ・・・家ではすごく暖かいのですが、

さすがに幕内が暖まるほどのパワーはありませんでした。











夜、点けっぱなしで寝るわけにもいかず、房総とはいえ氷点下の夜となり、

結局ほぼ電源無しキャンプと同じ夜を凍えて過ごしたのでした。。。











翌朝の朝食風景・・・(爆)

放浪親子キャンパー(子)は、寒がって寝袋から出てきませんでした。。。












さて、、、

私が本当の意味で電源サイトの恩恵を初めて受けるきっかけになったのは、

この秘密兵器のおかげでしょう・・・伝家(電家?)の宝刀・電気毛布!

■推奨使用気温:マイナス5℃〜


2015/04/01



電気毛布を購入したのは2015年3月のこと。

ここまで辿り着くのに、実に1年半かかってしまいました。











この日は御殿場のケーズデンキで電気毛布を購入し、そのまま乙女森林へ。

嫌な予感が見事に的中し、異常に冷え込んだ3月の御殿場。

しかし、電気毛布のおかげで難を逃れた・・・というエピソードは、

このブログで何度も書きましたが、それほど我がキャンプ史で記憶に残る

革命的にヌクヌクな一夜でした。











以来、冬キャン⇒電源サイト⇒電気毛布という、勝利の方程式が私の中で確立したのです。

この組み合わせは、かつて長島ジャイアンツが誇った勝利の方程式(橋本⇒石毛)

の遥か、斜め45度上を行く、盤石の方程式です。(爆)












しかし、いつでも電源サイトを使えるわけではありませんし、

起きている間の暖も確保しなければなりません。

その点では、やはりカセットガスストーブの存在感は大きく、

私のキャンプシーンでは外すことの出来ない存在となっていました。











やはりランニングコストの安さや、CB缶ならでは取り扱いの簡単さが

自身のキャンプスタイルにしっくり来たのだと思います。











しかし、そんなカセットガスストーブ神話も2015年11月末のふもとっぱらで

見事に崩壊してしまいました。


この日は、富士山が24時間丸見えだったのですが、ちょうどこの赤富士を見た頃からでしょうか、、、











小型2ルームテントの前室を閉め切って、とは言っても怖いのでベンチレーションは全開にして

カセットガスストーブを点火したのですが、一向に暖かくなりません。

特に困ったのは、いつもは暑がりの娘が寒がり出したこと。












その後、お風呂のオープン時間に駆け込み、なんとか息を吹き返しましたが、

起きている間の防寒対策不足を痛感したキャンプとなりました。











寝ている間の防寒対策としては、寝袋2枚重ね&層間にカイロで

特に問題はなかったのですがね。。。











その年、2015年の年末キャンプは、グリンヴィラ。

無電源のふもとっぱらで痛い目を見た後だっただけに、

電源付きの高規格キャンプ場に落ち着きました。











高規格とはいえ、季節は真冬。

最低気温はマイナス5℃を下回るような状況ですので、

このときは電気ストーブを2台導入して、万全の体勢で臨みました。

■推奨使用気温:0℃〜 (ただし2台使い&狭い前室)











この2台使いは思いの外、効果が高く

まさにアラジンの魔法のランプのごとく活躍し、真冬でも凍えること無く

キャンプを楽しむことが出来たのです。

(就寝時にはストーブの電源はOFFして、電気毛布でぬくぬくと寝ました。)











・・・それから月日が経ち、翌2016年も晩秋を迎えていました。

私は来るべき冬シーズンの幕内暖房について、あれこれ思案を始めました。

電源サイト限定ならば、ある程度スタイルは確立していましたが、

やはり非電源サイトにも未練があります。



無い知恵絞って、出した結論・・・それは積載に超優しい小型ストーブ

というかシングルバーナーの508Aでした。











508Aはとにかく暖かい、とベテランキャンパーのNYなゆぱぱさんに洗脳されていた私は

ベテランに一歩でも近付こうと、ホワイトガソリンストーブに手を出したのでした。

(そういえば、電気毛布もNYなゆぱぱさんからの洗脳で購入したのでした(爆))











しかし、ホワイトガソリン機器というのは、使用燃料が液体なだけに、

気化しないガソリンがそのまま出てきて炎上してしまう・・・ということが素人には起こりがちです。

この炎上はカセットガスストーブでも稀に起きるのですが(特に着火直後)

ホワイトガソリンでの発生頻度は、カセットガスの比ではありませんでした。

(慣れない私が使うと)



結局、508Aの幕内使用には怖くて踏み切れず、、、

ほとんど使わないまま、最終兵器へと手を出したのです。

(来シーズンは508Aにも再チャレンジしてみます。。。)









そして、最終兵器・・・薪ストーブ

■推奨使用温度:マイナス5℃〜

■ランニングコスト:1,200円〜1,500円/1晩











私の場合、自宅マンションが石油ストーブ使用禁止のため、

石油ストーブには手を出さず、いきなり最終兵器へのワープとなりましたが、

外気温との差を20〜30℃も作り出せるのは、薪ストーブだけのようですので、

寒がりの私には、結果的に良い選択だったと思います。



ただ、薪ストーブも、

・設営面倒
・薪の入手が面倒
・車載に厳しい

とデメリットもかなりありますので、手放しに万人に勧められるものではありませんね。。。



その後の薪ストーブの活躍ぶりについては、

最近、本ブログに書きまくっているので割愛しますが、

やはり幕内で炎を眺めることが出来るのですから

楽しいに決まっていますね。。。

2017/01/03






・・・ということで、2013年晩秋からのキャンプ暖房紆余曲折はここまで。

4年にわたる放浪親子キャンパーの迷走ぶりをご覧頂けたでしょうか?


こんな私の「珍」迷走史が、どなたかのお役に立てれば光栄です。。。





(おしまい)







↑後継機も廃盤のよう
 ですね


↑400Wと省エネなのが
 goodです




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