前編はコチラ↓
ダッチオーブンの中、スモークチップの残骸を見て、ハッと気がつきました。
「肉の脂でチップが消火してる。。。」
ふと、ある名曲が頭をよぎります。。。
どうして〜昨日は、煙も出してたの〜♪
・・・
消〜え〜る、君を見て〜、失敗が始〜まって♪
オーブンのフタ〜を開け〜、私に出来ること♪
なんだか、わかった〜♪
Can't stop 薫製 mokumoku♪・・・
さて、
神奈川県家族さんお得意の脱線寸劇もパクらせてもらったところで、(爆)
本題に戻りましょう。
既に昨日のコメントで何名かの方に容赦なく(爆)ご指摘いただいたように、
肉の脂がしたたって、スモークチップを湿らせて、煙が出ないという
超初歩的失敗をしていたのでした。
実は、過去に2回、鶏もも肉の熱薫に挑戦していて、1回目は煙モクモクの点ではうまく出来たのですが、
(1回目は、スモークチップの上にアルミホイルをしっかり載せていた。)
2回目は、なんだか煙が出ないな、と思ってたのです。
でも、その時は、スモークチップの上にアルミホイルを敷き忘れたことに、全く気付かず記事を書いておりました。
で、今見てみると、案の定。。。
気付くの、遅!
そんなこんなで、先日のGW。
「熱薫」の注意事項
・・・脂が出る食材のときは、必ずスモークチップの上をアルミホイル(脂受け皿)で覆う。
を厳守して、久々のダッチオーブン料理に取り組みました。
まず、豚バラ肉のブロック(4面とも)に、塩、ブラックペッパーをふりかけました。
私が見ているダッチオーブン教本によると、クレイジーソルトとなってましたが、
なんだか、クレイジーソルトの味にちょっと飽きてしまったので、
塩とブラックペッパーでシンプルにいきました。
(本当は手で摺り込んだ方がいいらしいですが、ヌルヌルになるのがイヤなので省略。)
写真では見えませんが、アルミホイルの下にスモークチップを入れてあります。
(よく売ってるSOTOの「さくら」です。)
使用している底網はユニフレームの8インチ用、ダッチオーブンは10インチです。
↓底網の記事はコチラ
スモークチップの煙が出ないことを一番警戒しているので、
炭は下火を多めに置きました。
フタは少しずらして、煙が出るようにしています。(ピッタリ閉じると、チップが燃えないのかな?)
そして、待つこと35分。
その間、これまでの不調は嘘のように、煙はモクモク出まくってました。
本では35〜40分となってたので、ここでようやく初めてフタを開けました。
、、、
じゃ〜ん♪
ちょっと色が濃いような気もするけど、すっげぇうまそう。
アルミホイルには、たっぷりの油分がしっかり溜まってます。
さあ、しかし中まで火が通ってるか心配です。
たぶん、正統派なら「竹串を刺して、透明の肉汁が出たらOK」というところでしょうが、
どうせ自分が食べる料理なので、 ナイフで切ってみます。
、、、
お〜、ちゃんと火が通ってるうえに、固くはなってな〜い。(脂が多いからかな?)
珍しく成功〜♪
〜〜〜〜〜ここで、何故か今までのダッチオーブン失敗のシーンが頭をよぎりました。。。〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、現実に戻って、 肝心のお味の方は、、、?
、、、
「う、うまい!」
確かな薫製の香り、豚バラ肉らしいたっぷりの肉汁、しっかりとした肉の旨味、
ほどよい塩こしょう味、それと薫製の味(確かに味があるんです。)
それら全てのハーモニーが口いっぱいに広がります♪
この日の夕食は、レトルトカレーだったので、カレーと一緒に食べましたが、
カレーの中でも主張する、薫製の香り♪
作り過ぎたと思ったけど、美味しくて父娘で全部食べてしまいました。
そりゃ、太るよね〜。
こうして、GWキャンプ最後の夕食は、大満足と大満腹で幕を閉じたのであった。。。
「ダッチオーブンは魔法の鍋」とは、よく言ったものです。
しかし、この魔法はなかなか難しい。
炭火のピークを見誤ると、なかなか加熱されず、
逆に、調子が良過ぎると丸焦げ。
でも、なんとなく全てがうまくいったとき、
とっても美味しい料理が出来上がるようです。
皆様も、是非お試しください♪
(おしまい)