ダッチオーブンは種類が多くて悩みますよね。
◆サイズ:8インチ?10インチ?12インチ?
◆材質:鋳鉄? ステンレス?
◆脚:脚付き?脚無し?
◆付属品:収納袋?底網?スタンド?リフター?
そんななかで、我が家が選んだコールマン10インチ。
まずは、収納袋・・・結構しっかりしたものが付いてます。
裏地は、しっかりとしたコーティングですし、不満は全くないですね。
袋の裏に書いてあるダッチオーブンが、何故か脚付き。
・・・昔は脚付きだったのかな?
付属品は、あとリフターですか。
ほとんどフタと同化して見えませんが、
こちらも特に可もなく不可もなく。。。
こんなのだって、別に買えば1,000円くらいはしますからね。
付いているに越したことはありません。
あと、必要なのは、底網とスタンドになります。
こちらは、よろしければ過去記事を参考になさってください。
気をつけなければいけないのは、ユニフレームの10インチ用底網が、
コールマンの10インチダッチオーブンでは使えないこと。
・・・お気をつけ下さい。
さて、amazonなどで安いダッチオーブンのレビューを見ていると、
「フタの密閉性能」が、ポイントのように思えてきます。
コールマンのフタは、
・・・ご安心下さい。
隙間無くしっかりと密閉することができています。
買う前に、やたらと気になった「フタの密閉性能」。
しかし、実際使い出したら薫製ばっかりで、
ほとんど、フタはわざと隙間を開けて使ってたりして。。。
「フタの密閉性能」が全く必要ない、ダッチオーブンでの薫製。
ダッチオーブンで作る場合は、食材の加熱と同時に薫製をする「熱薫」という手法になります。
「熱薫」は極めて簡単なうえに、連続して色んな食材を薫製に出来ますから、
ダッチオーブンを購入したら是非やってみたいレシピですね。
しかし、「熱薫」ばっかり作っていると、SOTOの「お手軽香房」でも買っておけばよかったのではないか?
と、自責の念に駆られることになります。(爆)
そんななかで、思いついたのが冷凍パイシートでのおやつ作り。
色々、作りましたが、一番うまく出来たのはこれかな?
アップルジャムとシナモンシュガー、チョコチップを
冷凍パイシートに巻いて作った「3種の巻き巻きパイ」
作り方は、極めて簡単で、たぶん下の写真を見れば、すぐに理解出来ると思います。
成否のカギは、やはり炭でしょう。
炭を多めにしっかりと熾せば、20分くらいで焼けるでしょう。
しかし、炭火が元気無いと、いつまで経っても焼き色が付かなかったりと、、、
これから、ダッチオーブンを購入する予定のある方は、
大きめの火起こし器を購入することをお勧めします。
私は、キャプスタのMサイズを使用していますが、
やはり、ダッチオーブンには容量不足。
こんなに山盛りに炭を熾しても、
ダッチオーブンの上と下に並べたら、この程度の量。
これでは、ちょっと寂しいよね〜。。。
実際、火力が弱くて困ったことも多々あります。
気になる、お手入れはどうでしょうか?
やはり、洗った後にしっかり火にかけ乾燥させて、
オリーブオイル等を塗るのは必須になります。
一度オリーブオイルを切らしていたので、そのまま塗らずに仕舞ってみました。
・・・2週間後だったか?
しっかり、錆びてます。
ほんと、錆びやすいのですね〜。
しかし、この程度の軽度な錆びであれば、オリーブオイルを塗れば、
すぐに、わからなくなります。
「最近、ダッチオーブン全然使ってないんじゃないの?」
・・・キャンプに行かない妻から、鋭い指摘が飛んで来ます。
告白しましょう。
・・・やはり、使った後の手入れが面倒です。
鋳鉄製のダッチオーブン、コールマンの取扱説明書によると、
洗剤・たわし・スポンジの硬い方・・・全部使ってはいけないらしいです。
使えるのは、お湯、重曹、スポンジの柔らかい方、くらいでしょうか。
キャンプから帰宅すると、その作業をしなければなりません。
1)水またはお湯を、なみなみと入れる。
2)ガスコンロで沸騰させる。10分くらいグツグツさせる。
3)ぬるくなるまで、放っておく。
4)お湯を捨てつつ、底をスポンジでお湯洗い。
5)お湯を全部捨てて、中をゆすいでから、再度火にかける。
6)水滴が無くなるまで火にかけたら熱いうちに、
オリーブオイルをキッチンペーパに付けて、全面に塗る
※ヤケドしそうだけど、したことは無い。
7)翌朝・・・収納袋にしまう。
どうでしょうか?
これが私のやり方ですが、書いてるだけでも面倒になってきました。(爆)
やはり、普通の土日キャンプで使うにはハードルが高過ぎます。
翌日も休みだったら、別にいいかな?という程度。
・・・これが、鋳鉄製ダッチオーブンの真実です。
世の中には、ステンレス製ダッチオーブンというものがあります。
洗剤も使っていいのかな?
・・・気になったので、SOTOのHPで調べてみました。
「使用後は食器用洗剤を付けてスポンジ等で洗い、・・・」
・・・「食器用洗剤」、取扱説明書で明確に謳っています。
これはスゴイ! うらやましすぎる。。。
あとは、熱の放射率の違いが、どう料理の味の違いに出るか?
鋳鉄(黒):0.8程度?
ステンレス:0.4程度?
薪ストーブが「つや消しの黒色」に塗装されているように、
黒いダッチオーブンの方が、熱は放出しやすいはずです。
・・・が、ステンレスのダッチオーブンでも、
美味しそうにローストチキンとか作ってる写真よく見るし。。。
あんまり関係ないのかな?(謎)
・・・ということで、コールマンの10インチを紹介しながら、
最後にはステンレスを一推しにするという結果になってしまいました。(爆)
まあ、私は今更ステンレスを追加購入する気はありませんが、
まだ購入されていない方のご参考になれば。。。
(おしまい)
↑ステンレスか。。。
↑王道の鋳鉄か。。。