山伏オートキャンプ場 〜 The YAMABUSHI world

しく

2015年09月16日 20:03

2015年9月12日(土)〜1泊  山伏オートキャンプ場


人気のキャンプ場には、人気の理由があります。

子供たちを飽きさせないイベントの数々、

安心してキャンプを楽しめる高規格の設備、

そこでしか見れない絶景、、、



道志屈指の人気を誇る「The 山伏」

こちらの人気の理由は、、、「場内の雰囲気」でしょうか。


自然の地形を巧みに残した、センス溢れる場内の雰囲気に、

多くのキャンパーが魅了される、道志のカリスマキャンプ場。



道志キャンプ数え歌・第四十八番「山伏オートキャンプ場」

今宵は、The YAMABUSHI worldを ご堪能下さい。








キャンプ「山伏」・・・山伏峠の地名に由来するシンプルで力強いネーミングは、

このキャンプ場の特徴のひとつと言ってもいいでしょう。


統一感のある 場内のシンボルは、どれをとっても " The YAMABUSHI world "

ぶれないスタイルが、現代の感性とうまくマッチしたようです。












場内は、道志川最上流部とその支流に挟まれた地形。

清流沿いには、雰囲気抜群のサイトが点在します。











奥へ奥へと長い場内。

清流にかかる橋も、キャンプ気分を盛り上げてくれる要素のひとつ。

橋を渡った先のサイトはどうなっているのだろうか?

自然と好奇心が湧いてきます。











季節は9月中旬。

新緑でも紅葉でもない季節は、森キャンプには中途半端なタイミングでしょう。

しかし、陽が射したときの緑の美しさは、未だ健在。











広葉樹の森と透き通るような清流、そしてセンスあるサイト配置、

全てが調和し、極上の雰囲気を醸し出します。

これが、「山伏最強説」とも謳われる、キャンプ「山伏」の底力です。












さて、お得意の当日予約で、人気キャンプ場に潜り込んだ放浪親子キャンパー。

空いていたサイトは13番か、奥の方(A以降?)ということで、

利便性を優先して13番をチョイス。











場内中央のサイト群を見渡す、一段上がった場所のサイトです。

チェックインしたのは、12時前だったので、ひとまず昼食を頂きます。


到着後、なかなか設営をしないのが、放浪親子キャンパーの特徴です。(爆)

昼食を食べながら、人・車の通行具合、他サイトの設営ポジションなどをチェックして、

ベストな自サイト内配置を頭の中でシミュレーションしていきます。











こうして、マイ・スーパーコンピューターが 導き出した答えがコチラ。

・・・ん?

通路からも丸見えで、ちょっとコンピューターが 壊れ気味だったか。



いやいや、こういう目立つ場所のサイトは、タープで目隠しも限界がありますので、

潔く、フルオープン!

自然と皆さんが視線を逸らしてくれます。(爆)









さあ、気を取り直して、場内の紹介をしておきましょう。

こちらは、入ってすぐの管理棟&管理棟前の広場。

管理棟の右横には、無料の釜風呂と有料のシャワー室があります。



釜風呂は、釜としては大きいが(当たり前か )

この規模のキャンプ場の風呂としては、やや狭め。

大人3人でいっぱいです。

洗い場も2〜3しかないので、風呂に行くタイミングが重要。

また、薪で焚いているため、湯加減が難しいらしく、

私が入ったときは、常連さんがシャワーで大量注水して適温にしてくれました。


(↑公式HPより転載)









管理棟前の広場には、名物のピザ釜(有料)もあります。

皆さん、有効活用されていましたね。











場内中央の炊事場です。

一番端だけお湯が出るようですが、コイン式のようです。

洗剤が備え付けられているので、それを使うことになりますが、、、

この洗剤が、とっても泡立ちよくて、よく洗える。

ということで、今回は珍しく頻繁に食器を洗いました。

もちろん、洗う前にはキッチンペーパーで汚れを拭き取るのが、キャンプ場のマナー?ですよね。










トイレは全て洋式・暖房便座で、このあたりに人気キャンプ場の余裕が感じられます。











薪は、道志相場の300円で、この量になります。

季節によっても変わりそうですが、この日は製材の節あり端材のようでした。











さあ、風呂も浴びたので、夕飯の準備に とりかかりましょうか。











まずは、ダイエー津久井店の大根売り場で売っていた「おろし金」で大根をおろします。(爆)










こちらも、初登場の「炉端大将・炙家W」

記念すべき、一発目は、非常に難易度の高い「サンマの塩焼き」











案の定、大炎上&皮が網にこびりつく、という予想通りの失敗ぶりですが、

この手の失敗も季節の風物詩ということで。。。



他にも肉を焼いてみましたが、う〜ん、どうでしょうね「炉端大将」

まだ実力発揮できていない気がするので、もう少し使い込んでみましょう。。。









夕食の後は、お決まりの花火です。

花火は、自サイトでは不可。

管理棟前の広場ですることになります。











コスパ抜群のスマイルランタンも、今夜で8夜目くらいでしょうか。

ようやく電池の減りを感じるような暗さになってきました。

あらゆる種類のランタンの中で、

価格・明るさ・手軽さ・ランニングコストの総合力で評価すると、

第1位に輝くと思われます。











思いの外、冷え込んだので、子供が寝るまでの間はテント内で初めてUNOをしてみましたが、、、

思わぬ問題が発覚

暖色系LEDランタンの灯りでは、水色と黄緑、ピンクと黄色の色が、極めて判別困難。

この4枚のカード、4色なのですが・・・2色にしか見えない。(汗)











・・・ようやく焚き火の季節がやってきました。

道志のキャンプ場でよく見かける「U字溝」

実は、今まで一度も使ったことがなかったのですが、

ここで焚き火は、結構難易度高。

幸い、最凶着火剤「文化たきつけ」を持ち合わせていたので、着火出来ましたが、

「ファイアブロック」では、着火出来る自信がないな〜。



(ちなみにYAHOOで「文化たきつけ」を検索すると、トップに出て来るのが自分のブログで焦りました。)









今回気付いた、U字溝で焚き火をするときの留意点。

それは、風向き。

風向きと並行にU字溝を置いてやると、

特に風上側がよく燃えます。

薪の積み方は・・・難しいので、また今度考えましょう。











こうして、薪の釜風呂&焚き火でMAX焚き火臭となり、早めの就寝。。。











2日目の朝。。。


うっ、なんだ、この10台超の車の数は?

ショッピングモールの屋上駐車場でキャンプしていた覚えは無いが。。。



実は、昨日設営後に、徐々に眼前のサイト群にグループの方々が到着されて、

宴会場がマイサイトと反対側にまとめて設営されたため、目の前のサイトが全部駐車スペースに。。。

これは雰囲気重視の山伏では、致命的なミステイク(泣)


↓なにせ、昨年11月のイメージがあったので、まさかここが全部1グループ独占とは想定できませんでした。


(昨年11月の同じ場所。。。)



しかし、誰かを責めるつもりは ありません。

己の無計画出撃と不運を嘆くのみ。。。

山伏のサイト構成、よく見ると5〜10組程度のグルキャン可能なエリアが、

6箇所くらいありますね。

これを回避するには・・・8〜0を予約すれば万全か?な?

(あくまで単独ファミリー向けの話です。)









撤収作業を進めながら、もう一度場内の散策へ。。。

管理棟裏ですら、このクオリティ。

この先にあるのは、道志川の起点のみ。











8〜0番方面もチェックしておきましょう。

トイレは遠くなりますが、「山伏」唯一にして、最大の弱点

・・・バイクの騒音からも遠くなるのはメリット極大。

このあたりなら、静かな夜が過ごせそうです。




今回は、特に土曜日の降水確率が低かったために、

バイクの交通量が多く感じました。

山伏は、降水確率50%くらいのときがお勧めなキャンプ場のような気がします。









まだ9月中旬ですので、樹々は緑の葉を付け、

どんぐりも青々としていました。











しかし、ここからの季節の変化は早いでしょう。

標高の高い、この場所では尚更です。


今は緑の葉が生い茂るこの場所も、1〜2ヶ月後には、、、







山伏最強説・・・その真価が発揮されるのは、これからの季節です。

そして、その最も美しい季節は、非常に短い間でしょう。



皆さま、秋キャンプのご予定は、もうお決まりですか?

・・・今年の秋は、お互い 忙しくなりそうですね。。。



(おしまい)




(いつもの評価は、前回と同じなので割愛します。)
2014/11/05






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