山伏オートキャンプ場 〜 紅葉キャンプ桃源郷2016

しく

2016年11月10日 23:01

2016年11月5日(土)〜1泊 山伏オートキャンプ場


道志キャンプ数え歌 第四十八番・・・山伏オートキャンプ場


道志最奥のカリスマキャンプ場に、今年も紅葉の季節がやって来たようです。



放浪親子キャンパーにとっては、2014年11月以来の晩秋・山伏。

今年はどんな紅葉を魅せてくれるのでしょうか?








この日は放浪親子キャンパー(子)の野暮用があり、到着時刻は15:30


すっかり出遅れてしまいましたが、

2年前のイメージを抱きつつ、紅葉キャンプ桃源郷へと向かいます。

2014/11/05




↑2014年11月2日の山伏









うっ、これは・・・?

頭の中に思い描いていた、鮮やかな色彩は見当たりません。

ここは「紅葉キャンプ桃源郷」への入口ではなかったのか・・・?











いえいえ、少し歩を進めると、その不安は一掃されました。

ここは間違いなく紅葉キャンプ桃源郷への入口だったようです。

2年前より、1週間くらい早い状態でしょうか。











橋を渡って左側の紅いモミジは、紅葉・山伏の象徴です。

この季節の山伏を訪れたことがあるキャンパーは、

このモミジにより、過去の記憶を呼び覚まされることでしょう。











道志屈指の人気キャンプ場である山伏。

その人気の理由は、野趣溢れる場内の雰囲気にあります。











圧倒的なスケールの「道志の森」とはまた違った、

適度に手入れされ、それでいて自然感を十分に残した場内は、

色とりどりの樹々と相まって、「山伏ワールド」を作り上げるのです。











・・・下流側まで一通りチェックし、自サイトへと戻ります。

まだ、設営をしていませんでした。。。











さて、今回は放浪親子キャンパーとしては珍しく、さーちゃんママさんファミリーとの突発グルキャン。

旦那様のyoichi.58さん共々、当ブログをご愛読頂いていることをジュウシンさんブログで知り、

うれしくなってお誘いしたまではいいですが、、、

結局、山伏の予約はyoichi.58さんが執念でゲットしてくれたという。。。



↑設営途中、たまたま山伏にいらしていた、お洒落キャンパーのmiyukingさんご夫婦が登場という

うれしいミラクルも発生♪

お洒落キャンパーは数いれど、この方ほどキャンプ場開拓精神をお持ちの方も珍しいでしょう。

キャンプ場マニアの集い@大渡の中州で、Nami-しく-ジュウも話題にしたほどの気になる存在だっただけに、

お会い出来て本当によかった〜。









・・・そうこうするうちに、晩秋の山伏はあっというまに薄暮の時間帯を迎えました。

ご夫婦でキャンプにどっぷりハマってらっしゃる、yoichi.58さん&さーちゃんママさん

仲良く夕食の準備に取り掛かったようです。

父子キャンプの我が家から見ると、うらやましい限りですな〜











あたりはあっという間に暗くなり、山中湖方面の空に月が出ました。

暗闇にほんのりと浮かび上がる橙色の葉が、紅葉キャンプ気分を盛り上げてくれます。











娘は、アルパカでぬくぬくのさーちゃんママさん家カマボコテントへ入り浸り。

にわかソロキャンパーとなった私は、独り、ベビーホタテの薫製を作ったりして。。。














さーちゃんママさん家から、お餅入りの豚汁と焼き鳥を頂きました。

冷え込む晩秋キャンプは、温かい食べ物で身も心もホッとします。












そのあと、ネギ、エノキ、豚肉のカラーレス鍋とラーメンを持参して、

カマボコテントにお邪魔♪

さーちゃんママさん家からは、すりおろしニンニクとの相性が抜群な

馬刺も戴きました・・・ウマかった。(爆)











食後は外で焚き火を楽しみます。

ぬくぬくカマボコテントから出てこない子供達を、焼きカントリーマアムでおびき寄せる・・・の図。











この日は、とても星のキレイな夜でした。

21時過ぎまで焚き火トークを楽しみ、子供達を寝かせるためそのまま解散。

晩秋・山伏の夜は、とてもゆったりとした時間が流れていました。。。











・・・そして、翌朝。

今回のサイトは、程よく色付いた樹々に囲まれた15番〜16番サイトです。

なんと!放浪親子キャンパーは奇しくも2年前と同じ16番サイトでした。




↑サイト案内図(クリックで拡大)










道志川の起点である山伏峠。

その名を冠したキャンプ場が、道志随一の雰囲気を誇るのは、

偶然なのか? はたまた必然なのか・・・?











今回改めて感じたのは、山伏の空気の美味しさ。

道志川本流と支流とに挟まれた場内には、

その清らかな流れが、常に新鮮な空気を運び続けてくれます。











前回キャンプ地が止水域だったために、余計にそう感じたのでしょう。

・・・やはり、私は道志のキャンプ場が好きだ。












昨晩の最低気温は5℃くらいだったのでしょうか。

冷え込みはしましたが、顔がピリピリするほどの気温ではありませんでした。

今朝もカセットガスストーブで暖が取れる程度の気温です。











皆さんのブログに影響されて、温度計とCO警報機を導入してみました。

これで冬キャン耐性が、少しはUPしたかな・・・?

でもやっぱりキャンプで死にたくないので、電源サイトがベストです。











娘は朝から、カマボコテント託児室に預けっぱなしとなってしまいました。

さーちゃんママさん、本当にお世話になりました。

せめてもの罪滅ぼしにと、コーヒーだけでもお淹れします。



・・・ところで、スノピの焚火台型ドリッパー、シェラカップにも対応可能なのです。知ってました?









・・・山に囲まれた地形ですので、朝陽が当たり始める時間は遅いです。

ひっそり0番サイト方面が、ようやく陽光に照らし出されました。











この時、私はこれまでのキャンプ経験から、これから訪れるであろう美しい光景を確信していました。

・・・場内の樹々は、徐々に鮮やかな秋色へと変化していきます。













そして、、、











紅葉キャンプ桃源郷が、黄金色に輝き出しました。

落ち葉の絨毯と、黄色・橙色の彩り豊かな樹々の葉が、

最高の秋キャンプを演出します。











何シーズンかのキャンプを経験すると、

紅葉のベストなタイミングでキャンプをすることが、

如何に難しいかを思い知らされます。



だからこそ、この日に、この地でキャンプが出来たこと、

そのミラクルに、感謝せずにはいられません。。。












今年、何度となく遭遇した雨キャンプを、帳消しにするかのような晴天でした。

グングンと高く昇った太陽は、晩秋の山伏を隅々まで照らし出します。











11月だというのに、満サイトだった理由は、この景色を見れば納得でしょう。

自然を愛するキャンパーが、晩秋キャンプに求める景色がそこにはありました。











まばゆいばかりの陽光に照らし出された山伏の美しさは、

「山伏最強説」というフレーズを思い起こさせます。











2年前に初めてこの地を訪れた時、ふと頭に浮かんだ「紅葉キャンプ桃源郷」というサブタイトル。

そして、2年後のこの日、私は強く確信しました。

この地が間違いなく「紅葉キャンプ桃源郷」であることを。。。



















・・・今回のキャンプでは、3つ年下のさーちゃんと終始仲良く遊んでいた放浪親子キャンパー(子)

いつもより、楽しいキャンプになったかな?

さーちゃんママ家の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました












・・・キャンプ 山伏

道志最奥の特別なキャンプ場の紅葉は、訪れた者を魅了し、感動すら呼び起こす。



そう、ここはまさに「紅葉キャンプ桃源郷」

・・・あなたは、その入り口を見つけることが出来ましたか?





(おしまい)





いつもの評価は2年前と同じのため割愛します。
2014/11/05













↑廃番特価みたいですね





関連記事