この日は放浪親子キャンパー(子)の野暮用があり、到着時刻は15:30
すっかり出遅れてしまいましたが、
2年前のイメージを抱きつつ、紅葉キャンプ桃源郷へと向かいます。
↑2014年11月2日の山伏
うっ、これは・・・?
頭の中に思い描いていた、鮮やかな色彩は見当たりません。
ここは「紅葉キャンプ桃源郷」への入口ではなかったのか・・・?
いえいえ、少し歩を進めると、その不安は一掃されました。
ここは間違いなく紅葉キャンプ桃源郷への入口だったようです。
2年前より、1週間くらい早い状態でしょうか。
橋を渡って左側の紅いモミジは、紅葉・山伏の象徴です。
この季節の山伏を訪れたことがあるキャンパーは、
このモミジにより、過去の記憶を呼び覚まされることでしょう。
道志屈指の人気キャンプ場である山伏。
その人気の理由は、野趣溢れる場内の雰囲気にあります。
圧倒的なスケールの「道志の森」とはまた違った、
適度に手入れされ、それでいて自然感を十分に残した場内は、
色とりどりの樹々と相まって、「山伏ワールド」を作り上げるのです。
・・・下流側まで一通りチェックし、自サイトへと戻ります。
まだ、設営をしていませんでした。。。
さて、今回は放浪親子キャンパーとしては珍しく、
さーちゃんママさんファミリーとの突発グルキャン。
旦那様のyoichi.58さん共々、当ブログをご愛読頂いていることをジュウシンさんブログで知り、
うれしくなってお誘いしたまではいいですが、、、
結局、山伏の予約はyoichi.58さんが執念でゲットしてくれたという。。。
↑設営途中、たまたま山伏にいらしていた、お洒落キャンパーの
miyukingさんご夫婦が登場という
うれしいミラクルも発生♪
お洒落キャンパーは数いれど、この方ほどキャンプ場開拓精神をお持ちの方も珍しいでしょう。
キャンプ場マニアの集い@大渡の中州で、Nami-しく-ジュウも話題にしたほどの気になる存在だっただけに、
お会い出来て本当によかった〜。
・・・そうこうするうちに、晩秋の山伏はあっというまに薄暮の時間帯を迎えました。
ご夫婦でキャンプにどっぷりハマってらっしゃる、yoichi.58さん&さーちゃんママさん
仲良く夕食の準備に取り掛かったようです。
父子キャンプの我が家から見ると、うらやましい限りですな〜
あたりはあっという間に暗くなり、山中湖方面の空に月が出ました。
暗闇にほんのりと浮かび上がる橙色の葉が、紅葉キャンプ気分を盛り上げてくれます。
娘は、アルパカでぬくぬくのさーちゃんママさん家カマボコテントへ入り浸り。
にわかソロキャンパーとなった私は、独り、ベビーホタテの薫製を作ったりして。。。
さーちゃんママさん家から、お餅入りの豚汁と焼き鳥を頂きました。
冷え込む晩秋キャンプは、温かい食べ物で身も心もホッとします。
そのあと、ネギ、エノキ、豚肉のカラーレス鍋とラーメンを持参して、
カマボコテントにお邪魔♪
さーちゃんママさん家からは、すりおろしニンニクとの相性が抜群な
馬刺も戴きました・・・ウマかった。(爆)
食後は外で焚き火を楽しみます。
ぬくぬくカマボコテントから出てこない子供達を、焼きカントリーマアムでおびき寄せる・・・の図。
この日は、とても星のキレイな夜でした。
21時過ぎまで焚き火トークを楽しみ、子供達を寝かせるためそのまま解散。
晩秋・山伏の夜は、とてもゆったりとした時間が流れていました。。。
・・・そして、翌朝。
今回のサイトは、程よく色付いた樹々に囲まれた15番〜16番サイトです。
なんと!放浪親子キャンパーは奇しくも2年前と同じ16番サイトでした。
↑サイト案内図(クリックで拡大)
道志川の起点である山伏峠。
その名を冠したキャンプ場が、道志随一の雰囲気を誇るのは、
偶然なのか? はたまた必然なのか・・・?
今回改めて感じたのは、山伏の空気の美味しさ。
道志川本流と支流とに挟まれた場内には、
その清らかな流れが、常に新鮮な空気を運び続けてくれます。
前回キャンプ地が止水域だったために、余計にそう感じたのでしょう。
・・・やはり、私は道志のキャンプ場が好きだ。
昨晩の最低気温は5℃くらいだったのでしょうか。
冷え込みはしましたが、顔がピリピリするほどの気温ではありませんでした。
今朝もカセットガスストーブで暖が取れる程度の気温です。
皆さんのブログに影響されて、温度計とCO警報機を導入してみました。
これで冬キャン耐性が、少しはUPしたかな・・・?
でもやっぱりキャンプで死にたくないので、電源サイトがベストです。
娘は朝から、カマボコテント託児室に預けっぱなしとなってしまいました。
さーちゃんママさん、本当にお世話になりました。
せめてもの罪滅ぼしにと、コーヒーだけでもお淹れします。
・・・ところで、スノピの焚火台型ドリッパー、シェラカップにも対応可能なのです。知ってました?
・・・山に囲まれた地形ですので、朝陽が当たり始める時間は遅いです。
ひっそり0番サイト方面が、ようやく陽光に照らし出されました。
この時、私はこれまでのキャンプ経験から、これから訪れるであろう美しい光景を確信していました。
・・・場内の樹々は、徐々に鮮やかな秋色へと変化していきます。
そして、、、
紅葉キャンプ桃源郷が、黄金色に輝き出しました。
落ち葉の絨毯と、黄色・橙色の彩り豊かな樹々の葉が、
最高の秋キャンプを演出します。
何シーズンかのキャンプを経験すると、
紅葉のベストなタイミングでキャンプをすることが、
如何に難しいかを思い知らされます。
だからこそ、この日に、この地でキャンプが出来たこと、
そのミラクルに、感謝せずにはいられません。。。
今年、何度となく遭遇した雨キャンプを、帳消しにするかのような晴天でした。
グングンと高く昇った太陽は、晩秋の山伏を隅々まで照らし出します。
11月だというのに、満サイトだった理由は、この景色を見れば納得でしょう。
自然を愛するキャンパーが、晩秋キャンプに求める景色がそこにはありました。
まばゆいばかりの陽光に照らし出された山伏の美しさは、
「山伏最強説」というフレーズを思い起こさせます。
2年前に初めてこの地を訪れた時、ふと頭に浮かんだ「紅葉キャンプ桃源郷」というサブタイトル。
そして、2年後のこの日、私は強く確信しました。
この地が間違いなく「紅葉キャンプ桃源郷」であることを。。。
・・・今回のキャンプでは、3つ年下のさーちゃんと終始仲良く遊んでいた放浪親子キャンパー(子)
いつもより、楽しいキャンプになったかな?
さーちゃんママ家の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました
・・・キャンプ 山伏
道志最奥の特別なキャンプ場の紅葉は、訪れた者を魅了し、感動すら呼び起こす。
そう、ここはまさに「紅葉キャンプ桃源郷」
・・・あなたは、その入り口を見つけることが出来ましたか?
(おしまい)
いつもの評価は2年前と同じのため割愛します。
↑廃番特価みたいですね