1.スカートへの憧れ
以前にも書いたことがありますが、スカート無しテントをお使いの皆様の
スカート付きテントへの憧れの気持ちは、痛いほどよくわかります。
しかし、
スカート付きテントは、貴方が思っているほど快適ではない!
特に今年は何度もやられました・・・にっくき雨に。
とにかく、雨がやたらに溜まる→乾燥撤収の困難度大幅UPという負のスパイラル(汗)
これが、雨+砂だった日には、さらに酷い目に遭う事になります。。。
乾燥させても残っているこの名残が、再度雨に降られたらどうなるのか・・・?
次回レポをお待ち下さい。
そして、もうひとつ。
寒い季節、風吹き込み対策として、スクリーンタープのスカートは効果絶大のようですが、
テントのスカートで、就寝時にテント内の温度が上がるかというと、実に微妙。
1〜2℃違ったという声もありましたが、やはりその程度。
5℃も10℃も違うわけではありません。
個人的にはスカート付きテントを買うより、電源サイトで電気毛布を使った方が
費用対効果は確実に大きいと思います。
2.キャノピーに溜まる雨水
最近頭を痛めているのが、この問題。
我がテント(小川キャンパル・アルマディ4)固有の問題のような気もしますが、
ほんと雨水は思わぬところに溜まりますね。
せっかくの格好いいキャノピーなんですが・・・
ご覧のとおり・・・池が誕生。(泣)
この問題、昔どなたかに質問されたことがあったのですが、
その頃には大した雨に遭っていなかったので、全く気付かず。
今頃になって、結構な頻度で水たまりが出来るようになってしまった。
左右両方に出来るわけではないが、水たまりとなった方は、
生地がびろんびろんに伸びてきて、余計にたまりやすくなった印象。
内側から見ると、こんな感じで。
いやはや、今見ても非常に残念な気持ちです。
もちろん、ノーマルなドームテントもキャノピーを上げていると
根元に水がたまるのは、皆さんご経験のとおり。
この場合は、仕方ないとしても、
気合いを入れて購入した2ルームでこういうのがあると辛いですな〜。
具体的にどのテントが危険かはわかりませんが、こういう落とし穴もありますよ、ということで。。。
3.吊り下げ式インナーテントは意外に面倒
スカート同様、吊り下げインナーに憧れている方も多いのではないでしょうか?
確かに、ご想像通り、雨天時にフライを残したまま、
インナーを濡らさずに撤収出来るメリットはありますが、、、
吊り下げインナーですから、フックがいっぱい付いています。
これを引っ掛けるのは、非常に簡単ですね。
数はありますが、あまり面倒に感じるようなことではありません。
しか〜し、
吊り下げインナーは、吊り下げフックだけではなかった!
ボトム4隅にバックルが付いていて、これもカチャッとしなければならない。
フライの角の、膝を付かないと手が届きにくいところに、、、
カチャッと・・・この作業が地味に面倒。
外すのも面倒で、1本は購入後間もなく間違えて引っ張って半分ちぎれてしまった。。。
これもメーカによっては違うと思いますが、テント購入時には要チェックポイントでしょう。
特にスカート付きテントの場合は、
インナーとフライの間は結露することが多いので、撤収時に外したくなります。
もうひとつ!
吊り下げ式インナーは、張りがないので、カタログ数値よりも内部が狭く感じます。
そして、冬場は結露したインナーが背中に触れたりして、イヤな気持ちになることも。。。
・・・ということで、「テント3つの功罪」が出揃いました。
まあ、それぞれ当然「功」の方もあるわけで、悪いことばかりではありませんが、
思っているほど良くない、というのが現実のような気がします。。。
そんなこんなで、今欲しくなってるのは、店頭で見かけたコールマンのドームテント。
インナーの広さと張りが堪りません。(爆)
大分安くなってきましたが、もう一声、安くならないかな〜?
(おしまい)
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