スノピの新幕
エントリー2ルーム エルフィールド(税込みで86,000円ほど)
コールマンの
トンネル2ルームLDXあたりと、ガチンコ対決でしょうか?
公式HPを拝見すると、かなりの意欲作ですし(少なくともHPは)
何より発表時期がニクいですね(笑)
しかし、相変わらず気になるのは・・・
ヨレヨレのスカート
せっかくカタログ写真を撮るのなら、手間を惜しまずもっとピン張りすればいいのに・・・
と、スノピのテント写真を見るといつも思うのは、私だけではないハズ。
私が具体的にスノピのスカートのヨレヨレが気になり出したのは・・・
ズバリこの幕の最初期版・・・2015年くらいでしたかね?
複雑なフレームワークと相まって、カタログ写真でこの状態では、
キレイに張れないんじゃないか?と強い疑念を抱いた覚えがあります。
(それ以前に高くて買えないけどね)
2015年末のカタログで登場した
ランブリのスカート付きも、ヨレヨレスカートのイメージが強い幕です。
スカート=格好悪いという、図式にまで発展しそうなヨレヨレ具合・・・
更に、公式HPを眺めておりますと、こちらは圧巻・・・
ヨレヨレ幕の連結(汗)
ここまでヨレヨレを徹底されると、何か強い意図があるとしか思えませんね。
一般に、テントのスカートには、ペグループがある場合と、無い場合があります。
(↓これはペグループ付きのもの)
ペグループが無い場合、風が吹くとすぐにスカートがめくれるため、
実運用でスカートピン張り状態をキープすることは難しいです・・・
スノピの写真はその伏線かな?とも思ったのですが、
どうもペグループが付いているように見えるテントも、
スカートヨレヨレで写真撮影されているのですよね。
そこで、
ハッと気付いた訳ですよ
これはもしかして、、、
付属のペグだけでは、スカートを留めるまでの本数が
足りないからじゃないかと・・・
で、早速スペックを見てみますと・・・
ペグ22本
この新作テントの場合、写真に見えているだけでも
・ポールの付け根:8本(ここは私ならペグダウンしないけど)
・幕体前後:4本
・ガイロープ:8本
合計20本が使われていますから、残り2本の用途は不明ながら、
7枚のスカートを留めるには全く足りないことがわかります。
(このテントにペグループがあるかどうかはわかりませんが(汗))
ランブリなんかは、明らかにペグループがあるように見えますが、
やはり同様に付属ペグの本数も20本程度ということから、
スカートを固定するだけの本数は無いように思われます。
あとは、本当に全周のスカートをピッチリ閉じてしまうと、
幕内は呼吸出来なくなりますから、そういった
安全上の意図もあるのかもしれません。
いずれにせよ、過去私が持っていた小川幕の場合・・・
ペグループが無いのに、嘘のようなピン張り
だったカタログ写真(たぶん、針かクギで留めてるのでしょう(苦笑))と比べると、
スカート写真ひとつに、企業の誠実さが垣間見えるのでしょうか・・・ね?
・・・ということで、真相は闇の中ですが(←結局わからんのかい!)
なんとなく、「付属ペグの本数」と「安全上の理由」が関係しているのではないかと思います。
最後にひとつ苦言・・・どのメーカも、スカートのペグループありなしは、
カタログに書いて欲しいですな。。。
(おしまい)