オートキャンパーたるもの、ワゴンの類いは不要なはずだが、
やはりある程度キャンプを重ねると、いつかは・・・という思いが強くなってきます。
写真は、ワイルドフィールズおじかでの1枚ですが、私がリアカー搬入を経験したのはこのときだけ。
素晴らしいロケーションに心惹かれる、田貫湖、菖蒲ヶ浜にこれまで行けなかったのも、
やはりマイワゴンが無いことからの躊躇が原因でした。
これだけの荷物がマイワゴンに載るとは思えませんが、
やはり、リアカーの返却や時間帯による混雑は考えるだけで面倒です。
荷物を減らしてでも、マイワゴンでの非オートキャンプを楽しみたいと考える今日この頃。。。
さて、そんなアウトドア用のキャリーワゴンですが、
大きく分けると2種類のタイプが存在するようです。
左:王道コールマンに代表される「完全収束タイプ」
右:長手方向にだけ収束する「D型タイプ」
(前後のフレームがDの字に見えるから・・・どちらも勝手に命名(爆))
ちなみに「D型タイプ」をイスに例えると、こちらの逸品になるかもしれません。
(座り心地は良好ですが、あまり小さく折り畳めません。)
「完全収束タイプ」と「D型タイプ」
その最も大きな差異は、やはり収納サイズの違いにあると考えて間違いないでしょう。
左:「完全収束タイプ」
右:「D型タイプ」
各々の代表作について、カタログスペックを見てみましょう。
■「完全収束タイプ」コールマン アウトドアワゴン
サイズ:使用時/約106×53×100(h)cm、収納時/約18×40×77(h)cm、荷台/約88×42×31(h)cm
重量:約11kg
耐荷重:約100kg
■「D型タイプ」FIELDOOR ワイルドマルチキャリー 耐荷重120kg
・本体 : (約)幅97cm×奥行62cm×高さ73.5~98cm
・かごの寸法 : (約)幅78.5cm×奥行47cm×高さ28cm
・折りたたみ時 : (約)幅33.5cm×奥行62cm×高さ74~98.5cm
本体重量 (約)11kg
耐荷重 120kg
・・・う〜ん、よくわかりませんね。
荷台の寸法と、収納時の寸法だけを抜き出してみます。
■コールマン(完全収束タイプ)
荷台:88×42×31(h)cm
収納時:18×40×77(h)cm
■FIELDOOR(D型タイプ)
荷台:78.5×47×28(h)cm
収納時:33.5×62cm×74(h)cm
多少省略しましたが、こんな感じでしょうか。
荷台サイズは、長手でコールマンが10cm長く、幅は5cm狭い。
収納時は、なんと!3方向全てでコールマンが小さくなっています。
更にわかりやすくするために容積で比較してみましょう。
■コールマン(完全収束タイプ)
荷台:88×42×31(h)cm = 114,576cm3 =
114L
収納時:18×40×77(h)cm = 55,440cm3 =
55L
■FIELDOOR(D型タイプ)
荷台:78.5×47×28(h)cm = 103,306cm3 =
103L
収納時:33.5×62cm×74(h)cm = 153,698cm3 =
153L
・・・?!
これはビックリ!
荷台容積では若干大きいコールマンが、収納時サイズでは
実に「D型タイプ」の1/3になっているではありませんか?!
なんとなく、D型は大きいと思っていましたが、ここまで違うとは・・・驚きです。
・・・という計算まではしていなかったのですが、
おじさんの直感で、ターゲットは「完全収束型」に絞られていました。
そこから夜な夜な、amazonを徘徊・・・
夜な夜なといえば、キャンプ時に飲もうと思って買っていたビールを
あまりにキャンプに行かないので家で飲んでしまいました。
(・・・で、頭痛くなる。)
そして・・・
夜な夜な、amazonを徘徊中、こんなワゴンを見つけてしまいました。
・
・
・
・
・
・
・・・長っ!(爆)
気になるスペックはこちら・・・
■キャンパーズコレクション エブリデイキャリー
本体サイズ:幅94×奥行50.5×高さ71(ハンドル含95)cm
本体重量:9kg
折りたたみサイズ:幅20×奥行39×高さ71cm
荷台有効サイズ:幅39×奥行75×高さ47cm
耐荷重:80kg
わかりにくいので、また先ほどの容積計算で比較してみましょう。
■コールマン(完全収束タイプ)
荷台:88×42×31(h)cm = 114,576cm3 =
114L
収納時:18×40×77(h)cm = 55,440cm3 =
55L
■キャンコレ(完全収束タイプ)
荷台:75×39×47(h)cm = 137,475cm3 =
137L
収納時:20×39×71(h)cm = 55,380cm3 =
55L
?!
なんと?!
荷台容積はコールマンより大きいのに、収納容積は全く同一・・・これはミラクル!
・・・ということで、キャンプに行かずに浮いたお金(推定1万5千円)でお買い上げ(爆)
(購入価格は7,600円)
・・・でも、不思議だよね。
不思議だね〜・・・不思議だよ。
どうして、こんなに高さが違う2台が、同じ大きさに収納出来るのかな?
・・・こんな素朴な疑問を抱いたのは私だけでは無いでしょう。。。
でも!
ご安心下さい。
この素朴な疑問を次回レポで完全解明!
続きは寝て待て!・・・
coming soon
一言、言えるのは・・・キャンコレ(キャンパーズコレクション)には、
天才設計者が(少なくとも)一人居る!
(注:これがパクリでなければ)
(つづく)
後編UPしました
↑キャンコレは、黒もあります