・・・なぜか後ろ半分だけスカートが無い、マイトンネル海外幕
ローベンス/ミッドナイトドリーマー
昨冬シーズン、そのまま後ろ半分スカート無しで使ってみたが、
やはりわずか3cmほどの隙間とはいえ、スカートが無いことによる影響は大きく
前室側で薪ストーブを焚いても、後ろ側は結露するなど、実害が見られました。
そこで、今から遡ること2ヶ月以上前・・・
まだ残暑も残る2017年9月某日
私は既に冬キャンを見据えて、スカートの自作を試みることにしました。
スカートの素材としてチョイスしたのは・・・
萩原工業/ブラックシート
いわゆるブルーシートのブラック版で、
ブラック企業、ブラック部活・・・と巷で囁かれる今日の風潮の中では、
若干不利なネーミングですね(笑)
ホムセンを徘徊しまくって、ブラックシートと共に購入したのがコチラ。
クラレのマジックテープ/粘着材付き
粘着テープで付けるだけ・・という安直な改造の耐久性には不安が残りますが、
着脱式にしたかったことと、裁縫をしたくなかったこと、
そして「内向き」スカートの場合は、この程度で十分ではないか?という判断で
こちらを選びました。
では、早速シートをカットしていきます。
今回はスカート「内向き」にしてグランドシートの下に敷き込もうという魂胆ですので、
やや長めの35cm幅でカットしてみました。
ブラックシートをカットし終えたら、早速フライシートに貼り付けていきます。
ここが運命の分かれ道・・・右側が前室側のスカートあり
左側が後ろ半分側のスカート無しの部分になります。
写真ではわかりにくいですが、このフライシートの「内側」に
スカートを貼り付けていきます。
フライの裾と、スカートとのオーバーラップは5cmほどにしてみました。
特に根拠はありません・・・感覚的に決めています。
今回のマジックテープは、25mm幅の15cm長さでしたが、
これは4等分して使うことにしました。
マジックテープのオス・メス?です。
これをピタッと合わせます。
オスメスを組み合わせたものを、片側だけ粘着テープのはくり紙を剝がして
フライシートの内側、裾あたりに貼り付けていきます。
ポイントは、オスメスどっちか忘れましたが、フライシート側をどちらかと決めて
そのルールを一貫して貼っていくことです。(確か、柔らかい方をフライシート側にしました。)
貼り付ける間隔は狭い方が剥がれにくいでしょうが、経済的な事情もあるので(爆)
25cmくらいにしたと思います。
次に残り片側の剥離紙を剝がして、そのうえにスカートを置きます・・・ハイ終了!(笑)
折り返してみて・・・こっちが外側になります。
まあねえ、25cmほどの間隔でしかマジックテープを貼り付けてないので、
隙間はありますけどね。。。びろ〜ん(爆)
でも、この調子で後ろ半分ぐるっと周って、ひとまず完成です。
スカートは8個くらいだったか、素材のサイズ制約もありましたので
分割して作りました。
どこがどこのスカートか、わからなくなるので、フライシート側とスカート側に
番号を書いた養生テープを貼っておきます。
もちろん、見えない内側にです。
マジックテープによる着脱式スカート。
着脱した瞬間に、マジックテープではなく、粘着テープ側が剥がれたら悲しいですけどね〜・・・
ひとまず最初は大丈夫でした。
環境温度にもよると思いますが、粘着テープの接着力は結構強く感じました。
・・・で、これがフライシート側に残った、マジックテープの片割れ。
作ったスカートは全部でこれだけです。
うちのテントの場合、後ろ半周だけだったのでこの量ですが、
レイサみたいに全周必要だと結構大変かもしれませんね〜。
・・・と、超安易な方法で作ってみた「内向き」用スカート。
(いや、別に「外向き」にしてもいいんだけど、特に自作スカートが外側に出ている姿って・・・
よほどキレイに作らないと見た目がね。。。)
早速こちらを実戦投入・・・のレポは、次回「フィールド実践編」でお送りします。。。
(つづく)
↓続編upしました
萩原工業/ブラックシート
クラレのマジックテープ/粘着材付き
↑使用した材料です(amazonリンク)