テントのスカート自作DIY 〜 スカートのニュートレンドは「内向き」だ!(フィールド実践編)

しく

2017年11月29日 20:02



粘着剤(両面テープ)付きマジックテープで、簡単に取り付けた自作スカート・・・

そのフィールド実践編になります。




製作編はコチラ↓
2017/11/28







自作スカート、その実戦デビューは10月3連休でした。

はい、まずは外側にペロッと出た状態。










・・・から、内側へ折り込んだ状態。


実にスマート!


ただし、このテント、もともとフライと地面の隙間が3cmほどと、

例えばアメドなんかと比較すると結構狭い。

なので、「内向き」スカートにした場合、

ほとんど外から見えなくなるというアドバンテージがあります。










これは後ろ側、フライが濡れているので、雨が降った翌日の写真だと思います。

一見スカートはあるように見えませんが・・・











ペロッとめくると出て来ました。

スカートによって、雨風共にそこそこ防いでくれますし、

粘着剤付きのマジックテープも、いきなり外れたりはしませんでした。











2回目使用は、11月のこれまた3連休(このときは1泊だけ)

こうして見ると、全周スカート無しに見えますが、

前から2本目のポールまでは、純正スカート付き、それより後ろは自作スカート付きになっています。

いずれも内側に折り込んでいます。 ⇒ つまり「内向き」











フライの中に入りまして・・・

こちらが、インナーテントとフライシートの間の自作スカート部分。











幅を広めの35cmとしたことで、しっかりとインナーテントで

スカートを踏み付けることが出来ます。











インナーテントを外してみました。

1枚下の写真、「before」と比較するとわかりますが、

改造前はフライと地面の間に隙間が出来ていたのに比べて、

「after」では、見事にその隙間が無くなっています。

after


before











撮影のために、グランドシートをスカートの下にしましたが、

本来は、スカートの上にグランドシートを敷く想定です。











ポールの部分が、スカートの切れ目となるので、

若干の隙間は出来ますが、全周隙間だらけと比べれば雲泥の差です。











・・・と、上々の使用感を見せていた自作「内向き」スカート。

3回目使用だった前回キャンプでは、初めて薪ストと組み合わせて使いました。


そして、3回目にして1箇所、マジックテープの両面テーブが剥がれていました。

設営撤収時にスカートに無理な力がかかって剥がれたようです。

仕方ないので、また付けておきましたが・・・











今回は、インナーテント無しで、後ろ半分お座敷仕様です。











スカートを折り込んだ上にグランドシートを敷き、

その上にアメドのインナーマットを敷いています。


よく見ると、角部に隙間(外の光)が見えますが、

まあ、それくらいは仕方ありませんね。











・・・スカートのペグダウンも横着出来る「内向き」スカート。

今年の3月にふもとっぱらで遭遇したオフラインさんが採用されていたのを真似したのですが、

オフラインさんも、どなたかの真似をしたと仰ってました。(笑)



雨が降ってもドロドロにならないし、結構いいことづくめなのですが、

この日は強風で、流石に風上側はスカートがバタつき、隙間風が吹き込む格好に。。。



でも、そんなときは、このように薪を置けば、無問題!



(外からの)見た目がスマートな、「内向き」スカート

自作スカートにおいて、見た目の問題がクリアされるメリットは非常に大きく、

これは次世代スカートのニュートレンド確定でしょう。(爆)



・・・ただし、スカートを付けると当然換気性能が著しく損なわれますので、

換気不足で死なないように、それだけはお気を付け下さい。



ということで、2回に分けてお送りしたスカート簡易自作レポ。

耐久性能は未知数ですが、外れたら、また付ければいいよね。

取り返しのつかない失敗が少ないのも、このやり方のメリットだと思います。。。






(おしまい)











萩原 OSブラックシート1.8mX2.7m OS1827B
クラレファスニング 粘着付 エコマジックテープ

↑使用した材料です





関連記事