ラブレター from ピロさん

しく

2020年03月21日 21:28




おはようございます。湯川屋です。

本日放流がありました。




・・・今シーズン3回目、湯川屋(両国橋)からのラブレター(e-mail)が届いた。

湯川屋で年券(5,000円)を購入した顧客へのサービスだ。

昭和の香りがぷんぷん漂う両国橋湯川屋だが、

道志の中でもIT偏差値はかなり高いレベルにあると言えるだろう(笑)



そして、その週末、

私と素人アングラーE氏は、各々のマイロッドを手に、道志で落ち合った。。。

狙いはもちろん・・・素人アングラーE氏のファーストヤマメ。

魚の中でも警戒心が強いと言われる、渓流の女王ヤマメ

いくら放流魚とはいえ、E氏に勝算はあるのだろうか・・・?








E氏ことEgnath氏が釣りをしたいと言い出したのは去年だっただろうか?

その願望が今年に入り一気に加速し、

とうとう彼は、渓流ルアー釣りに必要な道具をゼロから一式揃えてしまった。










道具の選定にあたっては、私とジュウシン氏で好き勝手なアドバイスをして、

それに忠実に従った形となったが、

どちらかといえば、しくよりのチョイスが多く、

私のクローンアングラーが道志にひとり誕生した、と言っても過言では無いだろう(笑)










その責任を取るため、今日は必ず彼に1匹を釣らせなければならない。

私は自分の釣果より、Egnath氏の釣果を優先し、

彼が釣れるまではキャストをしないつもりだった。

・・・が、先にEgnath氏に投げさせるも、本当に魚が居ないのか?

やっぱり気になり、少しは投げてしまったが、

とにかく有望そうなポイントを次々巡り、Egnath氏になんとか1匹を釣らせようと邁進したのだ。



そして、釣行開始からおよそ30分が経過した頃、、、



私が目を離した隙に、Egnath氏に待望のファーストフィッシュ。

私は素早くマイネットを取り出し、彼のファーストフィッシュを無事取り込むことに成功した。

やった!

うれしい!


これは本当に自分のことのようにうれしかった。



しかも、何だかデカイぞ・・・後で測ったら25cmもあった。

私だってこんなデカイヤマメ・・・釣ったことない(苦笑)









Egnath氏が1匹釣り上げたので、ようやく私も肩の荷が半分降りた。

残り半分は、彼が家族の人数分である4匹を釣り上げることだったが、

釣行開始時から、魚影が思った以上に少なかったので、これは厳しそうだ。



私は、Egnath氏が最初にルアーを通したポイントに戻り、

彼の釣果に追い付くべく、マイ釣行を開始した。



ブルブルッ

1匹バラした後に、ようやく自身の1匹目。

これで何とか面目は保てた。。。










2匹目は、意外なことにニジマスだった。

25cmほどの良型である。

この魚もEgnath氏がルアーを通した後に同じポイントで釣ってしまった(笑)









以降も、ヤマメ(これはビクに入れる時に逃げられた(汗))










ヤマメ










ヤマメ、ヤマメ、ヤマメ、、、







どれも昨日放流された魚だと思うが、

今回の放流魚はサイズが明らかに大きく、

平均で23cmくらいはあったのではないだろうか。









うっかり本気を出してしまい、Egnath氏に2匹目が出ないまま、7匹も釣ってしまった。

すまん、我がクローンよ(爆)











早朝は思った以上に魚影が少なく、どうなることかと思ったが、

午前中だけで立派なキープサイズが6匹。

3匹をEgnath氏に献上しても、まだ自家族分の3匹は残る。

・・・完璧だ(笑)










午後にもプリプリの良型ヤマメを釣り上げ、私の釣果はここまで。

もちろん、Egnath氏に釣らせるために、有望なポイントを見つけては、

彼に先にルアーを投げさせて、その後や空いている2級ポイントにルアーを投げていたのだが、

これが意外に釣れてしまった。










投げているルアーはほとんど一緒。

Egnath氏は、一度先週だったか、道志に単独釣行に来ただけだが、

ポイントに投げるのは想像以上に上手く、

私との違いは、せいぜい以下の点くらいだろう。



・ルアー着水時のサミングをしていない(私は右手で投げて、左手でスプールを抑えている)

・竿のしなりを生かした遠投を使用しない(この日も2度ほど適当な遠投で釣れた)

・ルアーを結ぶのが異常に遅い(ユニノットでいいから、早く結べるようになろう(笑))











そんなEgnath氏だったが、朝一の大物以外に、リリースサイズを1匹釣り上げたが、

その後の3匹目がなかなか出ない。



しかし、彼は諦めることなく、ひたすらキャストを繰り返した。

私は既に必要数を釣り上げていたので、午後の遅い時間はあまり釣りをしなかったが、

Egnath氏は、午前中に一緒に廻ったポイントをひとりで再チャレンジしていた。



そして時刻は16時ちょうど・・・遂に、満面の笑みの彼が対岸に現れた。










1匹目よりデカイ

と、興奮気味に話す彼だったが、

そんなわけはないだろう

と、私は軽くあしらった。

しかし、その魚を彼のクーラーに移そうと掴んだ時に、

私は自身の手に、異常な体高を感じた。



これはデカイ

すぐさま、既に車に仕舞っていたメジャー取り出して当ててみると、

27cm もあるではないか!



・・・こうして、Egnath氏との早春釣行は、

粘った彼の素晴らしい釣果で幕を閉じたのだった。


この日で2回目の釣行だった同氏だが、

この後釣りにハマるのは想像に難くないだろう(笑)




そうそう、忘れていたが、タイトルに書いた「ピロさん」とは、

両国橋湯川屋のおじさんのことだと思う(←推測かい!(爆))





(おしまい)





<おまけ>

懲りずに、つまらない動画を撮ってみました。

お時間あればどうぞ(動画時間50秒)








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