うらたんざわ渓流釣り場 〜 秘境の管釣り桃源郷

しく

2021年04月01日 21:21

2021年2月 うらたんざわ渓流釣り場(神奈川県相模原市(の超山奥))


R413道志みち・・・

「道志渓谷キャンプ場まであと800m」の有名な看板を過ぎて間も無く、

左側道へ入ると、そこには延々と続く未知の山道が続いている。

秘境・・・という言葉を安易に使うつもりは無いが、

ここにはぴったりの表現だろう。

その道志(手前)の秘境にあったのは、、、まさしく「管釣り桃源郷」

ここに慣れたら、他の管釣りは地獄かも(笑)









R413道志みちは、キャンパーなら何度も通っているお馴染みの道ですが、

管釣り専門の人には、あまり馴染みが無いかもしれませんね。

例えて言うなら、発光路に行く道より細くて面倒です(笑)



今回初訪問の「うらたんざわ渓流釣り場」は、

「道志渓谷キャンプ場まで800m」の黄色い看板を通り過ぎてから、割とすぐ。








ココを左に入ります。

「神之川キャンプ場」へ向かう道と、全く同じ道です。



R413 道志みちの全容を知りたい方は、コチラの過去レポも併せてどうぞ↓

2017/11/14










さて、R413から側道に入り、何だか砂利と段差が多めのアスファルト道路を15分くらい?

ひたすら走った先に、その管釣り桃源郷はありました。










ここ「神之川」は、上流には何もありませんし、釣り場は川を大きめの石で区切ってあるだけ。

というわけで、水質は恐らく関東一の透明度と言っても過言では無いでしょう。










7:05

魚影の濃さもピカイチで、水質も、どクリアですから、

ボウズの気配は皆無です。

・・・と、言いつつ、いきなりセニョールで、とりあえず1匹(笑)










これは、ヤマメでしたかね?

え〜と、今回の釣行の結論を先に申しますと、釣れ過ぎるので写真もあまり撮ってませんし、

釣った数も、数えられませんでした。

たぶん40〜50匹くらいは釣ったんじゃないかと?











7:39

普通に栃木の上手い人が釣ると、軽く3桁に到達しそうな釣り場です。

セニョールでセコく釣る必要が無いことに気付き、

ルアーをミノー(リュウキ50S)に代えて、トゥイッチ♪ トゥイッチ♪・・・





ブルブルッ

???・・・ブラウンでしょうか? 初めて釣りました。

正直、リュウキのトゥイッチで釣れる管釣りって、ほとんど無いよ(笑)

かなり設定が甘い管釣り・・・それが「うらたんざわ渓流釣り場」です。

たぶん、ここで慣れると他の管釣りでボウズ喰らいます(爆)




デュオ スピアヘッド リュウキ 50S ANA4010 アユ(amazon)









8:59

グイグイグイ〜ン(爆)

初ブラウンに続いては、自己最高の 53cm ドナルドソン?

いや〜、めちゃめちゃ引きましたし、ネットインもスリリングでした。

この後、ネットを握っていた左手が筋肉痛になったくらい(笑)











それにしても今日は大物を1匹は釣りたいと思っていたので、無事釣れて良かったです。

取り込みは、新導入のプロックス15型ネットでも結構ギリギリで、

一度ネットからこぼれて焦りましたが、何とかゲット出来ました。










30cmほどのズックビク以外に、スカリは持っていませんので(邪魔になりそうでなかなか買えない)

ストリンガーで下顎を貫通してキープしておきますが、

これがキープ中にも結構暴れるから、下顎が切れないか冷や冷やものなんですよね〜。

いい加減、スカリ買おうかな・・・




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その後も、レギュラーサイズのニジマスなら、いくらでも釣れます。

・・・いくら(イクラ)で思い出しました(笑)

HPには記載はありませんが、

何と フェザーは禁止 とのことです。

管理人さんに直接聞いたので間違いありません(2021年2月時点)

(スレた大型マス対策に アラベスク を使おうと思っていたのだが、当てが外れた(笑))










もう何をやっても釣れる感じでしたので、これまで釣れたことの無いルアーで実績を作ります(笑)

この ダートマジック も、そのひとつで、

まるで宣伝の動画のようにマスが反応するので面白かったです。











大きな石で区切られた区画は、全部で12箇所くらいでしょうか。

大物はどこの区画にも居る(管理人さん情報)とのことで、

確かに、しばらく見ていると、どこの区画でも50cmクラスが泳いでいる姿がありました。










しかし、やる気の無い、というか完全にルアーを見切っている賢い大型マスは、

まず釣れそうもなく、放流当日や放流翌日の大型マスが日々釣られているような気がします。










この日は平日でしたが、全部の区画に1人や2人は入っていますので、

そこまで自由に場所を選べませんでしたが、釣り座の移動は可能でした。

(1区画に1人しか入れないわけでもありませんので)











栃木管釣り仕込みのスローな釣りもいいですが、

ずっとやっていると飽きるので、ミノーも交えて釣っていきます。

・・・何だか、写真がやたら鮮明に撮れましたが(笑)

これは高級ミノーの Dコンタクト50

リッチなので、惜しげもなく投入です(嘘・・・リュウキ失くした(爆))











10:23

トゥイッチ♪トゥイッチ♪で、無邪気に飛び出してきたのは、

尺くらいの厳ついイワナ?

このあたりの魚の反応は、とても管釣りとは思えないほど素直で、

自然渓流で釣っている感覚に近いものがありました。

これはキープするか迷いましたが、既に大物を1匹仕留めているのでリリースしました。










こちらも良型 25cmくらいのぷりぷりヤマメ。

ヒレの先端が白くなってるのは、放流魚がしばらく自然の流れで成長することで、

ヒレが再生した証だと思います。

これもなかなか美味しそうでしたが、最近家族がお刺身しか食べないのでリリースです(笑)











13:34

この日の放流は、午後に1回。

トラックから大きな網ですくったマスを、各区画に放していきます。

その中には50cmクラスも混ざっていますので、すぐにオレ金を投げますが、

全く反応しませんでした。

ルアーを追い始めるまでに、少し時間がかかるのかもしれません。










14:30

えっ?!

アルビノマスを初めて釣りましたが、結構デカイし(30cmくらい)

何だか思っていたより「神々しい」です。

これはとてもじゃありませんが、塩焼きにする気分にはなれません(笑)










15:47

この日は、ほんとに何を投げても釣れる感じでしたが、特に調子が良かったのが

ガメクラの派手色(#GC-14 レモンローズ



1投1ヒット状態で、あまりに釣れるので、

久しぶりに激安アクションカメラを装着して、動画も撮ってみました。

(↓これは動画からのキャプチャ画像ですが、全部違う魚です(笑))














たぶん、ガメクラだけで10匹以上は釣りましたが、

そのうちの2投連続で釣れたのを、下の動画内で紹介しています。

そのあと、まさかの大物が・・・

(動画時間2分38秒 動画の編集は鬼面倒ですが、少し頑張りましたので、お時間あれば見てください。)











16:47

上記動画内の諸事情により(汗)ガメクラをロストしたので(これは金額的にも痛い)

代替えで、スミスの カルモ を投入。

薄暗くなってくる時間帯に、この派手カラーの効果は絶大で、

こちらも数投で1ヒット状態。

でも欲を言うとガメクラの方がブルブル感が強くて、この釣り場には、より合っている気がしました。










ほとんど写真は撮っていませんでしたが、最後に少しだけ証拠写真(笑)











釣れるのは大抵レギュラーサイズですので、

ここでは如何に大型を狙って釣るかがポイントになりますね。



営業時間は18:00まででしたが、17:30頃には日没でしたので、

その頃にストップフィッシング。

正直、これまでの管釣り釣行史上でズバ抜けて釣れた上に、

狙いの大物も1匹ですが獲れたので、大満足の釣行でした。

ここの入漁料は高いですが、それに見合った価値は十分あるでしょう。









53cmのドナルドソン?は、家で捌いてみると、

目の覚めるような赤身ではなく、うっすらの赤身(笑)

流石にこのサイズだと3人家族の1食では食べきれませんので、

翌日と翌々日に、イクラと合わせて海鮮丼にして頂きました。











翌々日は「りゅうきゅう」(大分の郷土料理)っぽい「漬け」にしましたが、

スーパーで売っているサーモンほどの味は無かったので「漬け」の方が美味しかったです。

(白ごまと青じそが絶妙に合います)



栃木の赤身神(笑)こと タカさん からは、

「大型のマスは水っぽいので、3日くらい熟成した方が美味しい」と教えてもらいましたが、

2日で食べ切ってしまいました(汗)

保冷はチルドルームで、キッチンペーパーで包んでからラップにぴっちり包んで、

キッチンペーパーは毎日交換、という教えてもらった方式で2日目も余裕で新鮮でした♪





・・・ということで、この世に 管釣り桃源郷が実在した!

という川口浩探検隊シリーズばりのお話はここまで(笑)

ただ、私の記憶が正しければ、神之川は降雨後にめちゃくちゃ濁りやすいので、

雨天後は公式フェイスブックのページをチェックした方がいいですよ。

毎日更新してくれていますので。





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(おしまい)






ディスプラウト(Daysprout) ガメクラ #GC-14 レモンローズ(amazon)
↑ガメクラ、釣れまっせ〜(笑)





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