いきなりボケボケの写真で恐縮だが、赤いスレッドの右側がファインテールエリア
左がプレッソSTである。
これは根元のガイドだが、大きさはほぼ同じ。
ただし、ファインテールエリアはSiCリングなのに対し、プレッソは安いリングだ。
金属部分も光沢とブラスト?と思うくらいに違いがあり、当然光沢の方が高いわけだが、
メジャークラフトはこういうところにお金を掛けるのが素晴らしい点だ。
トップガイドの大きさも大差は無い。
上、赤いスレッドがファインテールエリアだ。
よく見ると下のプレッソの方がスレッドを上の方まで巻いてあり、丈夫そうに見える。
ここに限らず、全体の仕上がり具合としては(何となくのフィーリングではあるが)
プレッソの方が丁寧に作られている印象で、
このあたりは流石業界を代表する大手メーカーであると云える。
さて、両者で大きく異なるのは、これは購入前からわかっていたが、
リールシート の構造が違う。
ファインテールエリアでは、同じダウンロック方式ながら、
回すリングと、リールフットに当たる部分が別体になっているが、
プレッソは別体にはなっていない。
・・・で、ここが結構
斜める。正直、イマイチな出来だし、何か気持ち悪い。
隙間も出来ちゃうし、ダイワのロッドにダイワのリール(21カルディア2000SH)付けてこれかよ〜
って、文句のひとつも百回くらい言われてそうだ(爆)
確かamazonの口コミにも書いてあったかな。なので、知ってて買った。確信犯だw
でも、これを気にし過ぎてガンガン締め込んで、この部品が割れたらゲームオーバーなので、
あまり気にするのはヤメた。
(取扱説明書にも斜めるのはデフォルトだから気にするなと書いてある←意訳(爆))
と、ここまでは予め知っていたのだが、ここが盲点だった。
いや、盲点というか、良い方に転んだのだけど。
下の写真を見ていただくと解る通り、リールから下の長さがエライ違うのだ。
私のファインテールは63(6'3'')の長さなのだが、63のうちの1は間違いなくココで使ってる(爆)
(1インチ≒2.5cm)
プレッソの方は61Lで、この状態で先端位置を比較すると、
流石に63の方が僅かに長くはあったが、その差はせいぜい1インチ程度。
つまりファインテールエリアは、プレッソ基準で言うと、マイナス1インチで長さを考えた方がいい。
しかし、エリアでグリップエンドを握ってキャストする人は少数派だろうし、
ここを使うのは大物を掛けたときに、二の腕に当てる時くらいである。
プレッソのグリップエンドの長さでも十分に事足りるので、
正直ファインテールエリアのグリップエンドの長さは、不要じゃないかと思ってしまう。
(後継のバンシーエリアのメーカー動画では、ちょっと短くしたと言ってたし(爆))
・・・ということで、やはりロッドも別メーカの別物を使って初めて知ることもあるわけで、
まあ、2万円もするのでおいそれとは買えないが、
たまに違うものを買ってみるのもいいものである、、、という感想であった(爆)
肝心のキャストフィーリングや魚を掛けた時の感触としては、
そもそも適正荷重が違うので比較にはならないが、
L ながら、思っていたほど硬くない、というのが第一印象である。
しかし3.8gのスプーンを、竿のパワーが負けずにしっかりとキャスト出来る点が、
ファインテールのSULと大きく異なる点であり、この2本で上手く棲み分けは出来そうだ。
(おしまい)
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