ああ、道志リバー 〜 ひっさびさの県またぎ

しく

2020年06月25日 22:22



ああ、道志リバー

母なる清流よ



どうか私に、

自粛期間中まじめに県内に留まっていた、哀れな私に、

ヤマメ・・・いや、ニジマスの1匹でいいので、恵んでください(爆)









早朝6時・・・

実に3ヶ月ぶりとなった、母なる清流に足を踏み入れる










しばらく来ない間に、随分と川の流れも変わってしまったようだ。

昨年の台風の影響で地形が変わったとは聞いていたが、確かにかなり変わった・・・気がする(笑)











しかし、今年の年券は不完全燃焼だった。



元来、3月〜5月GWの放流で実質終了となる、道志ヤマメの年券(5,000円)だったが、

3月2回の放流を最後に、この地へ越境して訪れるのは、はばかられる状況になってしまった。



にもかかわらず、その間も放流は淡々と進行していき、

最終の5月8日は、なんと漁協の無料駐車場を閉鎖しつつも放流は敢行という

ウルトラC(苦笑)で幕を閉じたのである。

諸事情でそうせざるを得なかったのだろうが、完全にしわ寄せが「釣り人」に来てしまった感は否めない。



とは言っても、別に漁協に抗議するわけでも無いし、来年はもう買わない!と言うわけでも無い。

今できることは、わずかな残りの放流魚に淡い期待を抱いて、川にルアーを投げることだけである(爆)








・・・さて、そんな川へのルアーキャスティング大会(通称エアフィッシング)に励みながらも、

(記憶力の弱い私ですら)かなりの違和感を覚えた場所があった。

それは、キャンパーにはお馴染みの「音久和C」と「道志渓谷C」の間である。



・・・ここ、こんなに川原広かったっけ?



逆に言うと、川幅がめちゃくちゃ狭まっている。

極端な話、半分くらいになっちゃったのではないのだろうか?

(別に減水していたわけではない)



元々、道志渓谷Cの前での川遊び(入水)は、そんなに安全ではないと思っていたが、

今年はより気を付けるというか、やめた方がいいかもしれない。

あれだけの川幅がギュッと濃縮されたのだから、その流れの力は計り知れない。









音久和Cの裏手へ周ってみたが、こちらは逆に川幅が広くなったように感じた。

が、キャンプ場側は深く速い流れで、真ん中あたりが浅くなっていたので、

これまた注意が必要だ。











・・・気付けば、その地形が変わった両キャンプ場の間には、

竿の長さ分のソーシャルディスタンスをキープした釣り人たちがズラッと並んでいた。

もうすっかり鮎釣りシーズン到来である。

しかし、見ている限り、ほとんど釣れていなかったようだ。










そんなわけで、魚釣り的には絶望的な状況だったが、

3ヶ月ぶりに越境して、自然の中で釣りが出来ることは何よりうれしかった。



おまけに、小さな生命反応を楽しむことまで出来た・・・15cmほどの小鮎だ。

鮎カラーのルアーにガッツリと噛み付いてきた。(鮎NGの年券なのですぐにリリース)










そして、驚いたのは、超ちっさいヤマメまで釣れたこと。

ヒレの綺麗さから見ても、この川で卵から孵ったか、幼魚で放流された個体に違いない。

立派に育って欲しいものである。(15cm以下のヤマメは採取禁止のため、すぐにリリース)










ああ、道志リバー・・・母なる清流よ

私に、

この哀れな私に、

小さな生命反応を与えてくださり、ありがとうございました。










そういえば、今回は新しく買ったダブルハンドルのスピニングリールを使ってみた。

正直、シングルハンドルの同型番との違いはほとんど感じないが、

キャスト後にハンドルを握れる確率が2倍になったはずだ(笑)

(この型番は廃盤&新モデルでは2004H-DHのラインナップが無いので在庫限り)




ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 2004H-DH





・・・というわけで、復帰第一弾のエアフィッシング大会は、無事終了〜♪

となるはずだったが、ついつい本気?を出してしまい、

ほとんど居ないはずの魚を釣ってしまった。。。











ニジマスだ!

これぞ、ヤマメ放流が終わった後の貴重なタンパク源(爆)

キャンプ場やら管理釣り場から流れてきた魚と思われるが、このニジマスに何度救われたことか。

サイズは25cmほどで、鮎を沢山食しているのだろうか?

太っていて美味しそうである(笑)












更に、この日の私はかなりツイテいた。

その後に釣れたのは、まさかのヤマメ(成魚)である。










23cmの立派な個体だ。

まさか、まだヤマメが残っているとは思わなかった。

まあ、ちょっとルアーのフックが口じゃ無いところにかかっていたが(苦笑)

そういう次元の話では無いのである(←なぜか開き直り(爆))










次に釣れたのは、、、イワナだ。

久々の釣行は、驚きの連続だ。

やはり、道志リバーの神様はいらっしゃったのか・・・










長さは21cmほどあったが、岩魚特有のスリム体型だ。



正直、放流から1ヶ月以上も経った道志リバーで、3匹も釣れれば出来過ぎである。

なので、これを読んだ人が鵜呑みにして出かけることは、あまりお勧めできない(笑)

今回はたまたま運が良かっただけなのだ。









しかし、運が良いのは、まだ続いた。








ヤマメだ!

さっきのよりもデカイ、太ってる。

尺ヤマメのような風貌であったが、計測したら24cmだった(←目測誤り過ぎ(爆))










最後にもう1匹・・・イワナだ!

これで、道志リバーで生涯釣ったイワナは3匹めになった。

つまりこれまで1匹しか釣ったことがなかった魚が、今日だけで2匹も釣れたのである。

これにはほんとびっくりだし、出来過ぎである。



ただし、これだけ見ると爆釣のように感じるかもしれないが、

実際には全くそんなことはなく、

ただの一度も同じポイントから2匹めが釣れなかったことから、

如何に残り少ない魚を拾い上げるように釣ったのかが、おわかりいただけると思う。








・・・というわけで、令和何回目かのミラクルでまさかのキープサイズ5匹達成♪

まさに3ヶ月間の自粛生活を帳消しにしてくれるかのような、出来過ぎの釣果であった。










キープサイズの5匹は自宅に帰って内臓処理・・・

冷凍したので、後日唐揚げにでもして食べたいと思います。

(イワナの唐揚げは爆発するとジュウシン君が言っていたような・・・?)







そんなこんなの、コロナ自粛解禁一発目のエアフィッシング大会は、無事?終了

次回は釣りからのキャンプにもチャレンジしたいですね〜・・・





(おしまい)





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