早朝6:43・・・
静寂のフィールドに、今朝も大勢のアングラーが集結している。
栃木県内には、日本国内全100箇所の管理釣り場のうち、
30箇所が集中していると王様が言っていたが、
一体この200万県民の中に、どれほどの管釣り愛好家が居るのだろうか?
仮に、管理釣り場1箇所につき、1週間に150人(60〜70万円)の売り上げが必要と考えると、
30箇所の釣り場を存続させるためには、1人が2週に1度釣りに行くとして、
30 x 150 x 2 = 9,000 人の釣り人が必要となる。
2割が県外者としても、残り9,000 × 0.8 =7,200人ほどの釣り人は常時必要なわけで、
釣り人の95%は男性と仮定すると、
7,200 x 0.95 / 99.7万人(男性人口) = 0.68% が「熱心な」管釣りアングラーということになる。
男性99.7万人のうち、釣り可能対象者を人口統計上の15〜64歳(64.4%)だと仮定すると、
0.68% / 0.644 = 1.05%
つまり体力的に釣りが可能な年齢の男性の、実に
100人に1人 が、
”コンスタント”に、2週に1度管釣りに行っていることになる(爆)
ブルブルッ!
7:01
そんな妄想をしているうちに、本日のファーストフィッシュは、体高の立派なノーマルニジマス。
フォレストMIU2.2gのオレ金でした。
ブルブルッ!
7:08(2匹目)
スプーンであまりアタリが無いので、セニョールに変えた瞬間これだからやめられない(爆)
7:43(3匹目)
7:47(4匹目)
3匹目か4匹目か忘れましたが、お土産が1匹も無いのは悲しいので、
大きめの1匹を(お刺身用に)キープして持ち帰りです。
サイズは39cmでした。
8:04(5匹目)
しかし、前回の鬼怒川FA釣行で、どうして坊主に終わったのか、よくわかりました。
理由は、
セニョールが禁止だったから(爆)
もう、それしか無いでしょう。
フェザーや豆スプーンを禁止されても、私には痛くも痒くもありませんが、
セニョールが無いとどうすることも出来ない(苦笑)
この日の”セニョール”パターンは、10秒くらい待って底まで沈めて、
あとはゆっくり巻いてくるだけ。
たぶん、子供でも釣れると思う。
ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g(amazon)
ところで、ここ上永野は、他の人気管理釣り場と違って、
公式HPを見ても、放流日毎の魚種情報は全くありません。
かといって、ノーマルニジマスだけというわけでなく、寧ろ魚種はかなり豊富なようです。
そのため、ここの池は、まさに
闇鍋(やみなべ)状態(爆)
何が釣れるかわからない・・・というのが、上永野の魅力の一つとなっています。
そのため、スプーンだけでなく、たまにミノーを投げてみると、
何か違う魚が釣れるかも・・・ね?
ブルブルッ!
8:40(6匹目)
メガバス往年の名作ミノー(バス用?)X-70(SP)のトゥイッチに堪らず飛び出したのは・・・
ブルックトラウト?ですかね。
よくわかりませんが(汗)初めて釣りました。
35cmくらいあったので、一瞬迷いましたが、これはリリース。
しかし、管理釣り場ではたぶん誰も使ってない(笑) X-70(SP)
そのアクションはまさに魚そのもので、釣れるのは時間の問題だと思ってこれまで時々使ってきましたが、
ようやく日の目を見てうれしいです。
メガバス(Megabass) ルアー X-70 (SP)(amazon)
↑1/5ozと表記されてますが、実物の背中には 4.5g と書いてあります。
8:49(7匹目)
とはいっても、ミノーで連チャンすることは無く、
またまたセニョールで(笑)
9:08(8匹目)
たまにはセニョール以外も交えて(笑)
ニョロ系クランクのスミスのカルモ。
なんだかんだで時々釣れます。
個人的にはガメクラよりこっちの方が釣れてます。
しかし、毎回レギュラーサイズしか釣れない・・・
こういうルアーで大きい魚は釣れないのかな?
スミス(SMITH LTD) ルアー カルモMR-F 01 ハイビスカス(amazon)
さて、、、周囲に目をやると、ポンドの周辺には少し民家がありました。
のどかですね。
この写真には写っていませんが、
川の向こうには武家屋敷みたいなのもあって、すごい気になる(笑)
10:48(9,10,11,12匹目)
午前の部の放流があるも、やはり大きいのは釣れませんでした。
放流には、たぶん数匹は大きいのも混ざっていると思いますが、これは運かな?
全てフォレストMIU2.2gのオレ金で。
しかし、先週の強風曇天の鬼怒川FAと打って変わって、
この日は良いお天気です。
ルアーは、フライより風の影響は受けにくいとはいえ、
飛距離も全然変わってくるし、何より心が折れますね(風があると)
11:14
ちょっと早いけど、お腹が空いたのと釣れなくなったので早めのランチタイムにします。
(よくよく考えたら、放流前1.5時間も釣れてなかった。。。)
どーでもいいけど、このファミマの「テリヤキチキンとたまご」って、
2組入ってる片方の鶏肉が異常に薄い(爆)
店頭に並べてあったのが全部そうだったから、そういう仕様なのか(苦笑)
で、サンドウィッチを食べながら、隣の人が釣ってる魚を見てたら、
何だか、体高が立派でちょっとニジマスではないようです。
気になったので聞いてみたら
「さっきからサクラマスが釣れてるんですよ〜」とのこと。
「なぬ〜?!」と思い、早々にサンドウィッチをお腹に詰め込み、
節操なく、お隣の人の完全真似っこで(爆)クランクをゆっくり巻いてみますと、、、
ムカイ(Mukai) ルアー ZANMU-IDO 定番15 FULLオリオリグロー(amazon)
グイグイグイーン!
ニジマスよりも体側面がなんだか銀色に光る、やや大きめの魚がヒット!
コ、コレは?!
11:24(13匹目)
サクラマスだぁー!
さすが、闇鍋(やみなべ)的上永野。
何の告知も無いのに、惜しげもなくサクラマスを大量?放流していました(爆)
ちなみに人生初のサクラマス!
これまで、何度も(管釣りの)サクラマスの写真を見ていて、
あまりニジマスと見た目が変わらないのに、よくわかるなぁと思ってましたが、
確かにこれは別物ですね。
しかし、違いを写真で表現するのが難しい(苦笑)
デ〜ン(爆)
サイズは 40cm ちょうどでした。
いや〜、しかし網に入れてからもグルングルン回るし、
口にストリンガー掛けようと思って手入れたらメチャクチャ口の力が強いし(噛まれた(笑))
ニジマスとは一味違うパワフルさでした。
調べてみたら、サクラマスというのは不思議な魚で、1歳のヤマメが海に出て大きくなって、
2歳になって川に帰ってくる、みたいな・・・?
要はヤマメを海水で飼って、たらふく餌あげればサクラマスになるのかな?
そういえば、上の写真を見て思い出したのだけど、今年の6月に緊急事態宣言開けの渓流で釣ったヤマメ↓
恐らく3月に成魚放流されて、その後同じく放流されている稚鮎を食べまくって太ったのか、
異様な体高でした(笑)
つまり、このヤマメは海に降りずにサクラマスになろうとしたのでしょうか?(爆)
(リールが上の写真と同じなので、魚のサイズは大分違います(24cm))
11:57(14匹目)
フォレストPAL3.8g のライトペレットカラーで。
この日は、何故かこのカラーが好調で、この後も何匹か釣れました。
フォレスト(FOREST) ルアー パル3.8g 20 ライトペレット(amazon)
12:03(15匹目)
これも同じPALで。
午後は時折風も吹いたので、3.8gくらいの重さの方が扱いやすかったです。
13:14(16匹目)
なんか前回もそうでしたが、午後はガクンと釣れなくなりますね。
とは言ってもそこそこ遠いので、午前中だけで帰るのももったいない(笑)
13:28(17匹目)
セニョールだけを使ってるわけでは無いのですが、
一通りローテーションしてセニョールに戻ってくると釣れる感じ(笑)
今度からセニョール禁止の釣り場には行かないようにしよう(爆)
13:31(18匹目)
14:15(19匹目)
この1匹は放流後にオレ金で。
14:15(20匹目)
この日好調のPAL3.8g ライトペレットで釣り上げたこの1匹が結局最後となりました。
16時まで粘ったんだけどね・・・午後の後半は上手い人しか釣れない感じ(汗)
・・・というわけで、1日粘って20匹。
サクラマスのお土産付きですので、上出来でした(笑)
今回は、縦釣り用のバベルエースとかも試してはみましたが、、、う〜ん、釣れる気がしない。
アタリがわかってないのか、そもそもアタってないのか、、、
まあルアーは個々人で合う合わないがあるから仕方ないかな。
私はセニョール道を突き進もう(爆)
ライン:
DUEL(デュエル) PEライン アーマード F+ Pro トラウト 0.3号 + 0.8号フロロ
サクラマスともう1匹(ノーマルニジマス(白身))は、
現地で血抜き、ウロコ取り、内臓処理までしてから、持ち帰りました。
家で三枚に卸してもらうと(奥さんに)サクラマスは見事な赤身!
翌日に海鮮丼?で食しましたが、
硬派な魚のイメージとは裏腹に、不思議と軽やかで柔らかな身。
食べ慣れたトラウトサーモン系とは完全に別物で、
繊細で上品な「料亭の味」のような高級感があり、大変美味しゅうございました(笑)
ノーマルニジマスの方は「漬け」にしてもらいましたが、
こちらはこちらで、(下に敷いてある)青じそとの相性抜群で激ウマでした。
(大分で食べた「りゅうきゅう」っぽい味。料理した当人(奥さん)は知らないらしいが(笑))
↑刺身は、この量×3人分も取れました!(「漬け」は、まだ残ってます)
・・・というわけで、無事閉幕した2020年の管釣り釣行。
前回ボウズの傷心を癒してくれた「上永野」は、
やはり「神永野」でした(笑)
(おしまい)